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【社会】 霊、時には癒やしに 男性、被災地で幽霊話取材 [河北新報] [転載禁止]©2ch.net


Twilight Sparkle ★@転載は禁止 [] 2015/01/05(月) 06:58:49.12 ID:???0
2015年01月04日日曜日

 東日本大震災の被災地でジャーナリストの奥野修司さん(66)=東京都在住=が、犠牲者の霊を見た家族や知人から聞き取りを進
めている。ともすれば非科学的と思われがちな面もある取材対象だが、根底には家族愛や死生観、心の癒やしにつながる深遠なテ
ーマが潜む。(聞き手は南三陸支局・中島剛)

 −幽霊の取材を始めたきっかけは。

 「岡部医院(名取市)の看(み)取り医療の取材で『お迎え』の重要性に気付いた。いまわの際に、亡くなった両親や親類を見る人は
死に方が穏やか。その延長線で霊を見た人が被災地に多いと聞いた。『うちの患者は2割くらい見ている』と言う医師もいた。もう特殊
な現象ではないと感じた」

 「幽霊がいるかいないかを議論すると泥沼に入る。その人が見たという事実だけを素直に受け止めようと考えた。犠牲者と残された
人の物語を、幽霊を軸に書きたい」

 −どんな話があったのか。

 「例えば、最愛の夫を亡くした妻の話。自暴自棄に陥り、死にたいと思う毎日。車で自損の重傷事故を起こしたりもした。ある時、夫
の霊に会う。見守られている感覚が芽生え、お父ちゃんと一緒に生きようと思い直した。私はとても感動した。他にも犠牲者の霊の存
在を感じ、生きる勇気をもらう話が多かった」

 −なぜ幽霊を見る遺族がいるのだろう。

 「亡くなった家族への強い思いが霊を見させるのかもしれない。殴られたり怒鳴られたりした、憎悪の対象だった家族の霊を見たと
いう話は聞かない」

 「霊を見ないから亡くなった人との関係が弱いというわけでもない。見てもいいし、見なくてもいい。幽霊を見るのは人に備わった生
理反応で自身を癒やしているのかもしれない。生きる力が弱まった時、助けてくれる存在なのかもしれない」

 −幽霊については語りにくい雰囲気がある。

 「お迎えもそうだが、科学的に証明できない体験はすぐに、せん妄とか幻覚とかで処理され、病気扱いされる。人間には科学で説明
できない領域がたくさんある。幽霊がマイナスの作用をしない限り、分からないけれど、そういうものがあってもいいと受け止めること
が大事ではないか」

 「自由に語れる環境をつくりたい。他人と話し、納得してもらうことが癒やしにつながる。『昨日お父さんが来た』と話す遺族に、『良か
ったね』と言えば、それが精神的なケアになる」

 −なぜ幽霊の取材に力を入れるのか。

 「これまで否定されてきたこと、いかがわしいと切り捨てられてきたものを再評価したい気持ちが、私の仕事の根本にある。新しい価
値観を見つけることで、新しい世界が生まれる。社会の選択肢が多くなる」

 「長年取り組んだ沖縄の取材でも、沖縄戦の直後、たくさんの幽霊話があったと聞いた。今後も何か大きな災いがあった時、霊を見
る人間が増えるかもしれない。それがごく普通のことなんだと、認め会う社会の方が楽に生きられると思う」

 [おくの・しゅうじ] 1948年大阪府生まれ。著書「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞。他に「ねじれた絆 赤
ちゃん取り違え事件の十七年」「看取り先生の遺言」など。東日本大震災の被災児童を沖縄にホームステイさせるティーダキッズプロ
ジェクトに取り組んだ。

(記事の続きや関連情報はリンク先で)

引用元:河北新報オンラインニュース ttp://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150104_15005.html

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