さゆえりレズSEXを不意に目撃してしまったれいな
拒否反応を示して嫌悪感をあらわにするれいなを捕獲するさゆえり
抵抗するれいなを口封じのために２人で気持ちよくさせて一言
さゆえり「れいなはココが感じるの？ｗ」
れいなは抵抗するものの、自然と漏れてしまう甘い吐息
れいな「ハァハァ」
キャラ紹介兼相関図最新ver.
ttp://image02.wiki.livedoor.jp/m/9/mdpg119/4a3d6cffa630dabb.jpg たなえり・かめれな世界相関図
ttp://www.seospy.net/src/up3156.jpg 前スレ
さゆえり「れいなはココが感じるの？ｗ」41
ttp://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1339577975/
まとめサイト
ttp://wiki.livedoor.jp/mdpg119/ 規制で書き込めない方はこちらの避難所へ
ttp://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1305815840/ 从*´ ヮ｀) れいな♀ ﾉd*´ ヮ｀) たなか♂ ﾉc|*´ ヮ｀) 成人たなかクン♂
ﾉﾉ*＾ｰ＾) えりりん♀ ﾉd*＾ｰ＾) かめい♂ ﾉc|*＾ｰ＾) かめい先輩♂
从*・ ｡.・） さゆみん♀ ﾉd*・ ｡.・） みちしげ♂
カプまとめ
基本♀は名前、♂は名字。
【例】
れなえり（♀×♀）
たなえり（♂×♀）
たなしげ（♂×♂）
っ ちびれいな君
n ちびれいな君フルパワー（半角エヌ）
つ 亀さん（かめい君）
∩ 大亀さん
⊃ 弟重君（みちしげ君）
ｎ 新垣てんちょ（全角エヌ）
ノﾉハヽ
＿ノ⌒＼＿ノ ﾉd*;´ ﾛ｀;) ﾆﾞｧﾝﾆﾞｧﾝ
／ ﾋﾟｼｯΣ（=====）
(＼ ノハヽ 彡 ( ⌒)っ)｡'｡ﾟ_・ﾟ ﾋﾟｭﾋﾟｭｯ
< ﾉﾉ+＾ｰ＾) ／￣￣￣'し￣￣／＼
＼ ⊂ ） ￣￣￣￣| |￣￣￣￣
／ ＼ | |
し￣￣￣＼) .／ ＼
保全は小まめにしなさいって言ってるでしょ！
完走するためにスレ立ててるわけではないんでｗ
今日投下する予定だった田中クンの恋愛事情は私情により明日投下という形になりました。
予定では明日の２１時頃です。すみませんーーﾉﾉ;＾ｰ＾;)
てんちょが明日臨時休業にするだけですよｗ
乙＿＿_⌒⊃
从*´ -｀)＜っちゃねー
乙＿＿_⌒⊃
ﾉd*´ｰ´ﾘ＜許してあげる。全部、私が許してあげるよ
ﾉ9|；‘_ゝ‘)｡oO(演劇部にまで顔だしよって……)
さゆが安定した変態だったｗｗ
鞘師君逃げてーｗｗｗ
あれを聞いたさゆは萌すぎて溶けたなｗ
从*☆ ｡.☆）＜愛しのりほりほ全てが可愛いの
ラジオｋｗｓｋ
うまく説明できないけどとりあえずまとめてみた
・「好きだな君が」のフクちゃんは無表情感がセクシー
・フクちゃんはエロい
・生田は最初怖かった
・あたし生田って子苦手だわbyガキさん
・りほりほ大好き！
・顔も可愛いんだけどそれ以外のすべてが可愛い
・なにが可愛いのか分からないけど可愛い
・鈴木は真面目で実は小心者
・11期は若ければ若いほど良い
こんな感じｗ
照れてうずくまるフクちゃんにりほりほが「みずきぃ～っ」ってそっと抱きついたの見てちょっと鞘師君！思ったなw
あれねーｗｗ
みずきって呼ぶの初めてじゃないかな？すっげー萌えたわｗ
さやみずきも良いなと思ってしまったよｗ
どうもｗ
あとで聴こうっとｗ
ﾉ9|+｀_ゝ´)＜みずきだぁ～あ？
生田君との対決も見てみたいなｗ
光井先生とその仲間たちのしょうもないお話ですので苦手な方はスルーお願いします
「ゴミ出しついでにコンビニ行きますけど、なんかいりますか？」
愛佳のその言葉に絵里はタオルで髪を拭く手を止めて振り返る。
彼はジャケットを羽織りいままさに出ていかんとしていた。
「絵里も行こっか？」
「湯冷めしますよ。で、なんかいります？」
「んー……じゃあ明日の朝ごはんのヨーグルトで」
絵里の少しだけ不服そうな声を聞いて、愛佳は「はい」と手を上げた。
そのままゴミ袋を片手に夜の街へと歩きだした。
初夏の夜風は温かく、なんだか心を躍らせた。これだから夏は暑くても嫌いになれない。
愛佳はゴミを捨てると、駐輪場に停めた自転車に跨り、近所のコンビニを目指した。
店長の新垣くんは、絵里と同い年かそれより少し年上だが、実にしっかりした好青年だ。
彼の人望があるからこそ、新垣マートはその営業成績を伸ばせているのだろうなと愛佳は思う。
ただ、ここ1ヶ月は日曜日の営業を縮小しているらしい。
なぜか日曜日は早々に店じまいをしてしまうのだが、理由は聞いていない。
「……でも今日は開いてるんやな…」
いつも日曜は暗い店内に明かりが入っている。
店長の気まぐれなのか、別の理由があるのかは分からないが、それも個人経営のコンビニらしいなと思う。
そんな店長には申し訳ないが、愛佳は新垣マートを通り過ぎた。
走ることさらに数分後、『イレブンPM』という何処かで聞いたことのあるようなないようなコンビニの駐輪場に頭から滑り込んだ。
それは新垣マートのすぐ近くに、新しくできた大手コンビニチェーンだった。
あんな大きな店舗が入ってしまっては、新垣マートの営業は危うくなるかも…と新垣店長は危惧していた。
「まあ、1回くらいは来てみたいですよね」
愛佳は自転車に鍵をかけ、そのコンビニに足を踏み入れた。
「イラッシャイマセー」という声に聞き覚えがあったような気がしたが、愛佳は気にせずブラブラと店内を歩く。
さすが大手ということだけはあり、品揃えは豊富だった。陳列も綺麗だし、照明の明るさも申し分ない。
これは確かに、新垣マートも経営危機だろうかと苦笑した。
店員の明るい声が聞こえてきた。
なぜバナナを推しているのだろう？普通はおでんとかフライドチキンじゃないのかと思うが深くは考えなかった。
愛佳は絵里から頼まれたヨーグルトと、サンドウィッチをカゴに入れた。
あとは……と考えて歩いていると、ふと目についたものは、避妊具、いわゆるコンドームだった。
―そういえば最近は御無沙汰ですよねぇ……
そうして愛佳はパッケージを見る。マジマジと手に取って眺めるものではないことくらい分かってはいるが。
買うか、買わざるべきか……いや、なにを気にしてるんやと、愛佳は苦笑した。
そのまま棚に戻し、レジへと歩こうとする。
が、結局その場に戻り、ひとつカゴに入れた。
結局、こういうところが絵里のいうところの「エロ親父」なんだろうなと思いながら、レジへと向かった。
「イラッシャイマセー」
レジにカゴを乗せ、ふと店員の顔を見た。
「ってぇ？！」
「ア、光井センセー」
その店員に見覚えがあった。
見覚えがあるどころか、彼女は愛佳の高校の生徒だった。
今年の春に中国から留学してきたジュンジュンは、ニコニコ笑いながら愛佳を接客していた。
「な、な、なにしてるんですか、こんなところで！」
「アルバイトダヨー」
「深夜の高校生バイトは違法ですよ！」
「ン、知ラナーイ」
ほっと一息ついたのも束の間、愛佳は再びジュンジュンに向き直る。
「ダメですよこの時間に働いてちゃ……最悪、強制送還ですよ」
「デモ、テンチョサン良イッテ言ッタダヨー」
それは店長が悪いなと愛佳は思う。
人手が足りないとはいえ、この時間帯に、外国人の、しかも高校生の女の子にバイトをさせるのは良くない。
だが、このまま見過ごすわけにはいかない。
たまたま愛佳が客だったから良かったものの、あの頭の固い生徒指導部長などにバレてしまっては話がこじれてしまう。
「とにかく、22時以降のアルバイトはダメです。店長さんには僕から話しますから」
「デモ、ココ辞メタラ、オ金ナイデスカラ」
留学生の資金事情が厳しいことは愛佳も知っている。
いくら奨学金などが充実しているとはいえ、アルバイトをしながら学校に通う生徒も少なくない。
しかも日本という国は「外国人」に対する偏見も多く、なかなか良い職につけることが少ないのが現状だ。
外国人のアルバイトといえば、コンビニか居酒屋と相場は決まっている。
彼女がこのコンビニでのバイトを辞めたあと、次の職場が見つかる可能性は高くない。
「ジュンジューン、終ワッタヨー」
そのとき、店の奥の事務所からもうひとり店員が出てきた。
彼女の声に聞き覚えのあった愛佳はまさかと顔を上げると、そこにいたのはもうひとりの留学生だった。
「アー、光井センセイ、久シブリデスネ」
「リンリンも働いてるんですか！つーか久しぶりじゃないでしょ！今日学校で会ったでしょ！」
「オオ、ソウデスネ、ハイハイ」
愛佳はいよいよ頭を抱えた。
よりによって教え子ふたりが深夜のコンビニでバイトをしているなど、あまりに良くない。
とにかく新しいバイト先を紹介しなくてはと、愛佳は入口に置いてあったアルバイト求人誌を手に取った。
愛佳が「はい？」と疲れ切った顔を上げると、ジュンジュンが手にしていたものは先ほどカゴに入れたコンドームだった。
慌てて愛佳は彼女の手からそれを奪い取る。
「買ワナイデスカ？」
「モウばーこーど通シタダヨ」
リンリンは手際よく商品を袋に詰め、棚に置いた。
愛佳は眉をひくひくと動かしながらもその袋の中にコンドームを入れる。
財布を取り出す手が微かに震えるが気にせずに御札を出す。
「先生彼女イルデスカ？」
「……ノーコメントです」
「サッキノ、使ウデスカ？」
「ノーコメント！」
「サッキノナンデスカ？」
愛佳は黙って1万円札を手に握らせると、ジュンジュンはニコニコ笑いながら会計を済ませた。
お釣りを受け取ると愛佳は袋を手に取り足早にコンビニを出ようとした。
「アリガトゴザイマシター」
「先生マタ明日ー」
明るいその声を背に受け、愛佳はがくりと肩を落とした。
「なんか、疲れてません……？」
部屋へ帰って開口一番、絵里はそう聞いてきた。
そんなにひどい顔をしていたのだろうかと思いながら、ヨーグルトとサンドウィッチを冷蔵庫にしまう。
面倒事はどんどん増えていくんだなと自嘲気味に笑った。
絵里が心配そうな顔を向けてきたので、愛佳は髪をかき上げ、彼女をぎゅうと抱きしめた。
風呂上がりの絵里からは優しくて良い香りがした。
「……シませんか？」
「ふぇ？」
「明日、早いの分かってますけど……」
そうして愛佳は絵里の答えを聞かずにベッドへと押し倒した。
突然のことに絵里はきょとんとするが、なにも言わせずに唇を奪う。
「んっ…ちゅ……ん」
ストレスの捌け口にしてしまうことに抵抗がなかったわけではない。
罪悪感だって心の中には渦巻いていたのだけれど、それでも愛佳は止まらなかった。
どうせ、今夜の1件がなかったからと言って、あの商品を買った時点で、欲求不満だったことに変わりはないのだから。
「あっ……」
愛佳は絵里の胸元に手を滑り込ませ、彼女の柔らかい胸を揉んだ。
日曜の深夜、ふたりだけの秘め事が始まった―――
この数週間後、絵里の職場でジュンジュンとリンリンがアルバイトとして働くことになるのはまた別の話。
光井先生がその様子を時折見に来てみんなで仲良く話をするのもまた別の話。
从*＾ｰ＾)＜仲良いんですねーｗ
＼仲悪いっちゅう～ねん！！！／
∩川#｀･_o･)#｀A´)#｀┴´)∩
というやり取りが書店で交わされるのも、やっぱり別のお話なのです。
光井先生と留学生 保全小ネタおわり
光井先生シリーズ後日談で構想したジュンジュンとリンリンを書いてみただけですｗ
えっちぃ話は現在執筆中なので許して下さいm(__)m
おやさゆみんﾉｼ
まだまだ光井先生シリーズが熱くなりそうで楽しみですｗｗｗ
自分の小ネタは見劣りするし明日にとっておこうっと・・・ｗ
焦らしプレイだなww
川´・_o・) <ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ…
川*^A^）<！！ ジュンジュン！カッテニバナナヲタベタラ、テンチョーノＳトゥサンニオコラレルデスヨ！
川´・_o・) < ダッテジュンジュン、バナナダイスキダモンッ！(ﾊｰﾄ)
川*^A^）<アァ、ゼンゼンリユウニナッテナイデスヨネェ～、ハイ。
川´・_o・) <リンリンノコトモダイスキダヨ！(ﾊｰﾄ)
川*^A^）<……。(ﾀﾞﾒﾀﾞｺﾘｬ)
…なんて事があったとかなかったとか…。
ttp://www.youtube.com/watch?gl=JP&v=eL0JlFfwOps ゛n⊂(＾ｰ＾*从
゛n⊂
ﾉﾉ∩＾ｰ＾∩ 。o（あぁもぉカワイイカワイイ!!!ｗ）
壁｜へ’)
壁｜e∩）
壁｜┴｀)
仲の悪い8期ってネタスレがあった
たぶんぐぐったら雰囲気わかると思うｗ
(ログ倉庫探そうとしたけど見つからなかった…)
その中に「マネージャーさんがスケジュールあんまり把握してなくて愛佳の方がよく知ってる」みたいな話があっての ｗ
ありがとう！ちょっと調べてみるっ
あと８期で作戦会議もｗ
が好きｗ
あと尻文字ｗ
すね毛抜いて爆笑してたガキカメ
GAKIKAMEだね
interFM時代じゃないかな
Ｔ氏のすね毛をガキカメがそれぞれ抜いて長さを競うとかしたんだ。
んで後日Ｔ氏がブースに入ってきた時があってえりりんが↑のを言ったのｗ
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜Ｔ氏Ｔ氏ぃ、すね毛抜かしてくれや～ｗ
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜Ｔ氏すね毛抜かしてくれ～ｗ
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜ねぇＴ氏、すね毛抜かして～？ｗ
(Ｔ;´｀)＜嫌です
みたいな会話だったと思うｗ
ﾉﾉ*＾ｰ＾)つ～ ﾋﾟｯ
ﾉd*;´ ﾛ｀;) ﾋﾞｴ～ﾝ
ttp://www.youtube.com/watch?v=jCuuVLydDsw&t=7m30s 
ttp://eri-kamei.org/tekitou/image/tekitou5622.jpg 今日も仲良く愛しのれーなと恋人繋ぎをして下校中のボク。
「うーん…どうしたものか…」
「絵里どしたと？難しそうな顔して」
「うぅん、なんでもないよ？早くクレープ食べに行こ？」
「…そうやねｗ 今日は何食べよっかな♪」
実はここ最近ボクには一つだけ悩みがあります。
れいなの天使のような笑顔を見れば一瞬だけそのあるコトを忘れられるのですが、
また数秒もすると考えごとモードに逆戻り。
本当にどうしたものかこの悩み。
「おっ、アイツらやんｗ おーい！」
考え事をしながら歩いていたら、気付けばクレープ屋さんの前まで来ていた。
そのクレープ屋から出て来た人の中に、れいなの知り合いがいたようで手を振って呼んでいます。
誰かな？
「アイツら？…んぅ？…う、うわぁー…」
愛ちゃんかガキさん、もしくは生田君達かと思ったら中等部のがくせいブレザーがまだまだ真新しい少年が二人。
その少年たちはれいなの声に気付いて「田中さ～ん！」と騒ぎながら走ってくる。
しかしボクにとっては今一番会いたくなかった二人でして…つまり悩みの元凶ってやつです。
「アンタらもクレープ食べにきてたと？」
「はい！この前田中さんにおいしいって教えてもらったんで！」
ハキハキとそう答えたのは中等部1年の工藤遥くん。
まさに美少年という言葉が相応しいルックスとハスキーな声に中等部ではアイドル的存在らしい。
「まぁーちゃんは何食べたと？」
「ハイッまぁーちゃんはぁ～…えっとぉ～、田中さんに教えてもらったぁ～…あのー果物が入ったぁ…あれ、なんでしたっけぇ？」
「って、答えられないのかよ！」
「ウフフフｗｗｗ」
この甲高いウフフ笑いが特徴的な不思議ちゃんは佐藤雅樹くん。
子供らしく人懐っこい性格で年上の女子連中からペット的人気を得てるらしい。
「あっ亀井さんもいらっしゃったんですか！」
「はははー…ずっといたよー…ｗ」
「そうですか、こんにちは工藤遥です！ホラまぁーちゃんも挨拶！」
「亀井さん初めましてぇ～佐藤雅樹ですぅ～ｗ」
「いやいやいや、何度も会ってるし…ｗ」
「それならそうと言ってよ、どぅーｗ」
「そこまで面倒みきれないから！」
どうやらこの二人はボケとツッコミという関係が完璧に出来上がっているようだ。
「まぁまぁｗ 本当アンタら見てると飽きないっちゃね～ｗ」
そう言いながら二人の頭をヨシヨシしてあげちゃうれいな。
工藤くんは少し照れながら恥ずかしそうにして、佐藤くんは飼い犬のように幸せそうな顔してる。
あっボクもして欲しいな…。
「そうやけど」
「だったらオススメの新メニューが入ったんで教えますよ！」
「あ～！どぅーばっかりズルい～！まぁーちゃんも教えるぅ～」
「はいはいｗ 二人に教えてもらうけん、早速案内すると！ｗ」
「「わーい♪」」
置いてけぼり食らったボクをよそに、すっかりお姉さんモードになっちゃったれいな。
ボクもれいなも一人っ子だから兄弟が欲しくなるのは分かるけどさ。
それにしたって、さり気なくれーなと手繋いでるあの中１コンビは何様だ！
今ではラブラブのボクだって手を繋ぐまで何ヶ月もの間アタックを続けてやっとの事で出来たのに！
大声で「ボクのれーなだぞ！」って叫びたいけど、ココは大人として我慢我慢…相手は子供じゃないか。
でも佐藤くんの方は引っ付きすぎじゃないかね？
あれじゃあれーなの二の腕どころかおっぱいまで触れてるだろ！
れーなのﾓｯﾁﾓﾁの二の腕もﾌﾟﾆｯﾌﾟﾆのれなπもボクのもんだぞ！
なんだったらﾌﾟﾘｯﾌﾟﾘのプリケツも、ﾌﾟﾙｯﾌﾟﾙの唇も、ﾄｩﾙｯﾄｩﾙのマンマンもぜぇ～んぶボクのもんだぞ！
…でも、嫉妬する男ってカッコ悪いよねぇ……ハァ～どうしよボク。
かめい君のプチ嫉妬小ネタ おわり
クレープ屋のトイレにて
ﾉd；´ｰ｀)＜あぁ早く帰ってれーなとラブラブしたいよぉ…うぅ～悩みすぎてオシッコの切れも悪いぞ…
ﾉd* ^_〉^)＜あっ亀井さぁんｗ
ﾉd；＾ｰ＾)＜さ、佐藤くん…（なんだか気まずい…）
ﾉd* ^_〉^)＜お隣失礼しますねぇ～ｗ ボロンッ
Σﾉd；゜ｰ゜)。o（で、デカい…！！！）
中１にしては大き過ぎる佐藤くんのブツを目の当たりにしたかめい君は、より一層警戒を強めるのでした。
今度こそおわり
けどまーちゃんって雅樹だっけ？
辞書登録せねば
× 中等部のがくせいブレザー
↓
○ 中等部のブレザー
タイプミス多くて申し訳
「zzzzzz・・・」
「もぉ・・・」
この光景にも段々と慣れてきつつあった。
れいなとヨリを戻してから今日で何日目になるんだろ。
絵里はれいなが住んでいるマンションに住むことになった。
出勤前にれいなを起こし、一緒にご飯を食べさせ合いっこするのが日課。
今日もいつもの勤めを遂行しているわけなんだけど、どうもれいなの寝起きがいつもより悪い。
「zzzz・・・」
「本人は全然起きないのにこっちは元気に起きてる」
昨夜あんなにしたのにれいなの精巣はもうハイオク満タンなようで、恋人としてなんだか頼もしく感じちゃうね。
皮から飛び出たピンク色の可愛い亀頭を指で撫でるとピクピクと反応する。
おもしろいので時間を忘れてしばらく続けていると携帯の着信が入った。
「もしもし亀よ？」
「亀井～！おまえ今日早出！忘れてんじゃないよおばか者」
「！ あわわ」
ここしばらく無遅刻だったから完全に油断していた。
早出の出勤時間はもうとうに過ぎちゃってるけどこれ以上B型で短気な先輩を待たせると次からトイレ掃除当番、絵里だけ週三になっちゃうかも。
れいなのおでこにキスをしてからナイトクロウラーも裸足で逃げ出しそうなほどの俊敏さで身支度を整えてから部屋を飛び出した。
＊＊＊＊＊
「・・・んむ？」
今インターフォンが鳴ったような。
寝ぼけ眼をこすりながら渋々ベッドからのそりと起き上がる。その拍子に腰の骨がグキリと不快な音を立てた。
昨夜、絵里がフィーバーしまくったせいで腰が赤ゲージ状態なのだ。
今夜もローリング駅弁を所望されたらと考えるとコルセット着用でのプレイを覚悟せねばこのままじゃヘルニアでまた病院で缶詰だ。
「はいはい、今いきますよっと」
人が腰痛で苦しんでいるというのにピンポンピンポンと、扉の向こうにいるやつには人の心ってもんがないのかね？
かぶっていたシーツをどける。
股間に布地が掠ってむず痒い感覚に襲われた。
それを無視してリビングで白スーツ着たまま死んでいる小春を踏みながら玄関の扉を開く。
「どちらさんですかー？」
**********
「随分上がると思ったら、最上階なんだな。住んでるとこ」
「そうよん。田中っちも私も１１階住み。他は空き室で、みーんな好き勝手やってるわよこの階の連中は」
「へえ。楽しそうでいいな」
心にもない言葉がポンと出た。
ガキさんがその田中っちとやらとワイワイしてるのを想像すると口角が斜め下にひん曲がりそうだ。
実際、今の俺の唇はへの字に曲がっている。
そいつはガキさんの好意に気付いているんだろうか。
気付いているとしたらそれにかこつけてあんなことやそんなことをガキさんに強要していてもおかしくはない。
「いるかなー？いるはずなんだけど」
好きな男が住んでいる部屋だというのに１１０５と書かれた扉のインターフォンをなんのてらいもなく押すガキさん。
なんだ？この細胞のざわめきは・・・何か野生のカンが俺に警告を訴えている。
ダメだ。ここにいては。今すぐそこから離れた方がいい。家に帰ろう。帰って寝よう。そうだ、京都に行こう。
・・・こういうのを、嫌な予感って言うんだ───
「どちらさんですかー？」
まず始めに見えたのは寝起きでボサボサに爆発したメタラーを彷彿とさせる長い茶髪と、
忘れもしない苦い記憶を呼び覚まさせる相変わらず生意気そうな女ヅラ。
「な、な、なん、で」
脳内回路がブツブツと断線し、頭から煙が出そうなほどの眩暈に襲われる。
口内がカラッカラに渇いて舌が焼けそうだ。唾液が足りないせいで呂律が回らない。
目の前にいたのは、かつて俺を屈辱に塗れさせたあの・・・
「なんで田中れいながここｎ、・・・・・・あ、アナコンダ！？」
田中は素っ裸で、寝起きの生理現象にしては立派過ぎる股間が俺に牙を剥いていた・・・じゃなく、向いていた。
なぜ田中れいながここにいるのかについての脳内処理は後回しにされ、そのバケモノに視覚器官がロックオンされる。
俺のより遥かに・・・っていやいや、そうじゃなくて。
「なんでおまえがここにいるのか聞きたいところだがその前に・・・なんで全裸なんだよ！？服着ろよ露出魔！！」
「高橋愛・・・？なんでおまえがガキさんと一緒におると？なんか用？」
「下をしまえよ！！！！！！」
「え？・・・あ」
ようやく自分の格好に気付いたのか慌てて下を両手で隠す田中れいな。
・・・だがサイズが大きすぎるせいで全く隠れていなかった。
今更だが、こんな暴力的なモノをガキさんに見せるのはマズイのではないか。もう遅いかもしれねーが。
「がっガキさん！？」
案の定、顔を真っ赤に紅潮させフラ～っと地球の引力に吸い込まれていくガキさんの体を慌てて支えた。
「ガキさん！ガキさん大丈夫か！？」
「・・・」
「だめだ、完全に気絶してる・・・・・・テメーのせいだぞオサ亀！！」
「（無視）が、ガキさん・・・ベッドで寝かせた方がいいっちゃね。ごめんちゃ・・・ガキさん」
首の後ろに手を回して運び出そうとする田中れいなの足を踏んで牽制した。
「ギャッ！いってぇーな！何するとこのスットコドッコイ！！」
「俺が運ぶからテメーはさっさと服を着ろ」
「いや、服の前にガキさんを部屋の中に運ぶのが先やろ。れいなのせいでガキさんこうなったんやし。ちょっとおまえ邪魔よ」
「ガキさんに触んじゃねー早く服を着ろ」
「服なんかどうでもいいっちゃろ」
「よくねーよ！！服着て、その下のモノ鎮めてこいよ！！」
「なんでおまえの命令に従わなきゃならんと？」
「ああ！？」
喧々囂々。
俺も田中れいなも全く引く気がないせいでガキさんは気を失っているにも関わらず廊下に放置されっ放しである。
たかがちょっと抱き起こして部屋の中に運ぶだけだというのに・・・これではガキの喧嘩だ。
普段は冷静な方の俺もこいつを前にすると頭に血が上ってバカになる。
よくないとわかってはいるが本当に馬が合わないんだろうな、遠慮する気も譲る気も微塵も沸かない。
お互い、汚らしく唾を飛ばしあって悪口大会を開いていた。
「だいたいなあ！普通全裸で客出迎えるか！？おまえはまず常識ってもんがねーんだよ！
軽犯罪もコンビニ行くようなノリでひょいひょいやりやがって、あといい加減服着てその汚いもんしまえよ！」
「素人童貞のくせに生意気言うなっちゃん！」
「ちっ、ちちちちちちちが」
「朝っぱらからやかましい！！」
羞恥心を母親の胎内に置き忘れてきたかのような格好で不機嫌そうな顔を隠しもせず出てきた。
「人が気持ちよくレム睡眠してたってのに外でギャーギャーと・・・喧嘩すんなら余所でやれバカ共」
「吉澤さん！でもこいつが・・・」
「うっさい。・・・て、なんだその寝てるのは。ガキさんじゃん。なんかあったの？
・・・というかなんで全裸なのおまえ」
「・・・」
誰かは知らんが助かった。
あのままやりあっていたら間違いなく乱闘騒ぎになっていたに違いない。
吉澤と呼ばれていた女性がガキさんの頬をピタピタと弱めに叩いた。
「おーい、ガキさん大丈夫？」
「うぅ～ん・・・あと４泊５日・・・」
「大丈夫ぽいね。よかったよかった」
ひょいとガキさんの体を軽々と持ち上げ、男なら誰もが一度はやってみたいと憧れるお姫様抱っこなるものを
涼しい顔でなんの感情の起伏もなく実行する吉澤。
似合いすぎて嫉妬すら起きない。
「こやつはよしざーが連行する」
「えっ」
「なんだ青年。なにか文句でも？」
「あ、いや」
扉の向こう側に颯爽と消える王子様とお姫様。そしてその場に一人取り残される俺・・・と、おまけで田中れいな。
・・・何しに来たんだ俺は。
そもそも、俺は何をしにここに来たんだっけ？
「・・・」
「・・・・・・帰る」
嫌な気分のまま立ち去りかけた時、聞かなくてもいいことを聞かなければならない強迫観念に背中を押された。
自然と口が開き、鈍色の言葉がとろりと漏れ出る。
「おまえ・・・ガキさんからなんて呼ばれてんの・・・？」
「ぁあ？」
田中れいなは訝しげな表情をしばらく見せた後、面倒くさそうな顔と態度のまま、
「"田中っち"」
と、一番聞きたくなかった言葉をさらりと言った。
＊＊＊＊＊
「ただいまれいな～」
「おかえり絵里～」
残業から帰ってきた絵里をキスで迎える。
普通、立場逆じゃないか？と思うだろうが、れいなの方の仕事が休みだったのでこうならざるをえなかったのだ。
ちなみに創立記念日らしい。YHの創立記念日は半年に４回もあるのだ。こいつはすごすぎるぜ。
「風呂沸いてるっちゃよ。飯もキャベツ丼ができとぅ。どっちにする？」
「う～ん・・・お風呂！」
「ん、わかった」
「れいなと」
「へ？」
むんずと後ろ襟首を万力で掴まれ、突然の出来事に受身を取る間もなく盛大にズッコケる。
しこたま腰を打ちつけ、声にならない悲鳴が出たがそんなものはおかまいなしにそのままれいなを風呂場へとずるずる引っ張っていく絵里。
「一緒に洗いっこしよー」
「いだだだだだだだだ尾てい骨削れて傷があだだだだだだだだだ！！！」
「うへへへ。れいなと泡風呂泡風呂～♪」
＊＊＊＊＊
「ただいま絵里～」
「おかえりれいな～」
残業から帰って疲れきった身体を全回復してくれる癒しのキスで迎えられる。
新婚っぽい雰囲気に浮かされ、顔がだらしなく溶けた。
「今日の晩御飯はうなぎと山芋のとろろご飯だよ～。お風呂は登別温泉の素を入れてもう沸いてるよっ」
エプロン姿の絵里がくるんと一回転するとシミ１つないツルっとした剥き卵のような美尻が一瞬視界に入った。
は、裸エプロンだと？
ゴクリと生唾が喉を嚥下する。これはもう完全に誘ってるな。飯をいただいてから望み通り絵里ちゃんも美味しくいただこう。
「先に飯、」
「先に絵里？やだぁれいなったらもぅエロ助なんだから～！しょうがないなぁもぅ～ベッド行こっ」
「いや違」
「早く～！」
グイーッ ズルズルズル
「いだだだだだだだだだだだ傷が開く！！！！！！」
「ローリングは飽きてきちゃったからジャンピング駅弁っていうのどうかな？れいなが１秒に２回ジャンプし続けるんだよ。
絵里オリジナルなんだけど絶対気持ちいいよ！早速実践してみようね」
「え、絵里、れいな今腹減って」
＊＊＊＊＊
「ただいま絵里～」
「おかえりれいな～！ご飯もお風呂も準備万端だよ！」
「じゃあ、」
「絵里にする？絵里にする？それとも・・・絵・里？」
「じゃあ、」
「え？絵里？もぅ～れいなってばほんとにスケベなんだから～うへへへへ」
＊＊＊＊＊
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
＊＊＊＊＊
「田中さん」
「あ？・・・なんよ小春」
陽が落ちて空が闇に染まる刻限、YHにて。
小春が珍しく影を背負いながら今にも泣き出しそうな顔でれいなの施術室にやってきた。
彫りについて何か悩み事でもあるのだろうか？そういえばこいつはあまり才能がないのか全く技術が上達しない。
酷だが若い今の内に才能ないからやめとけと忠告しておいた方がいいかもな。
「・・・？」
しかし小春から出た言葉はれいなの予想とは全く違うものだった。
「れいなと絵里？・・・本人を前にして何よ相談って」
「田中さん・・・・・・小春のこと見えてますかぁ～～～～！？」
「はぁ？」
小春はれいなの服に顔を押し付けわんわんと泣きじゃくる。
・・・汚いので振り払った。
「だって、一日中ずーーーーーーーーーーーっと絵里さんとイチャイチャイチャイチャベタベタベタベタ・・・
バターになるんじゃないかってくらいずっとくっつきっぱなしだし・・・こ、この前なんて、朝から小春が飯食ってる目の前で、
口移しで飯食わせ合いっこしてると思ったら、そ、そのまま・・・おっぱじめようと、っ・・・！」
「・・・」
「小春は観葉植物じゃないんすよ～～～！！あの部屋は小春も住んでるんすよ田中さぁ～～～ん！！ステルス扱いしないでくださいよぉぉ・・・」
「あー・・・」
そういえばこいつも居たんだった。
気分が絵里との同棲モードに切り替わっていたせいで勝手に小春を視界からシャットアウトしていたんだろう。
これは悪いことをした。
「ごめん小春」
「ぅぅぅ～～・・・小春の傷は深いですよぉ～・・・焼肉タダで食えたら治りそうですけど～・・・」
「したたかなやっちゃな」
ま、それぐらいなら安いもんか・・・。
携帯を開き、スケジュール表を確認する。
小春のホストという職業柄、夜に出かけるのは無理なので朝から焼肉ということになるが・・・そういうのもオツなもんだ。
「・・・田中さん」
「プロポーズとか考えてるんですか？」
「ブーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！」
「うわっきったねっすよぉ！」
「ぷ、ぷぷぷぷろ、」
プロポーズ！？
・・・。
それは・・・まだ、早くないか？
「全然早くないですよ～。だって田中さん今２２ですよね？で、絵里さんが２３・・・ちょうどいいくらいじゃないですか？」
「いや、まだれいなは家庭を持てるほどそんな余裕あるわけじゃ・・・」
「家庭っつっても結婚＝子供ってわけじゃないですし。最初は夫婦で共働きが基本っすよぉ。籍入れるぐらいならお金なんてかかりませんし。
かかるとしたら指輪代とかですかね。給料３か月分ってよく聞きますよね」
「し、しかし」
小春がれいなを説得しようと口を開きかけた時、ちょうど奥の部屋からお～い小春～という吉澤さんの間延びした声が聞こえ、この話題は中断された。
はーいと下っ端らしく上司にコキ使われる小春を余所にれいなの頭の容積はプロポーズという言葉でいっぱいになっていた。
「・・・」
プロポーズ・・・プロポーズか・・・。
まだヨリを戻したばかりということもあって深く考えたこともなかった。
もう結婚してもいい年なんだなぁ、そうだよなぁ、一時別れていたけど絵里とはもう随分長い付き合いだし、
もしかしたら絵里の方も期待してるのかも・・・。
「う～む・・・」
＊＊＊＊＊
寄った店はブライダルジュエリーの店。
カルティエ、ティファニー、ヴァンクリーフ＆アーペル 、ハリーウィンストン・・・
男のれいなが見てもサッパリな高級ブランドのギラギラと眩しい宝石の輝きを１つ１つ品定めしていく。
絵里に似合うものはどれかと。
「・・・」
想像する。
れいなが苦労して働いた金で買った指輪。
それを絵里の左手薬指へと通す。
肉が引っ掛かってなかなか嵌らない。気持ちだけが焦る。ほんとにれいなは不器用だ。
そしてようよう水かきの部分まで指輪が通る。
目尻に涙を浮かべながら微笑む絵里。
その姿はとても幸せそうで・・・
「・・・うん」
いいかも。
前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。いつも励みになっています＾＾
久しぶりのエロ無しの話で少々苦労しました・・・
次も本編の予定です。おそらくその次がまた番外編になるかと・・・あくまで予定ですが。
最近中等部や光井先生周辺の小ネタ等が豊富でスレが盛り上がってていいですね。まーちゃんのでかちん設定はアリですw
感想レスくださる方、読んでくださる方、まとめ人さん、いつもありがとうございます。
それではまた来週投下しますね。ではﾉﾉ*＾ｰ＾)/~
今回のくどぅまー出演でプラチナ～現役はみんな出たんだねw
まーちゃんデカチンに不覚にも吹いたww
恋愛事情は高橋君と激突かなぁ
高橋君はメチャクチャ良い奴だから応援したいw
案の定たかーし君とはバトルになっちゃいましたねぇｗ
ガキさんにバケモノ見せちゃったし後が大変そうだｗ
あと復縁後のえりりんの肉食ぶり最高ですｗ
やっぱえりりんはこうでなくちゃ！ｗ
来週が待ちきれません＞＜
つかローリング駅弁ってどうやるんだ？！ｗｗｗ
ナイトクロウラーの能力を超える速さってwwwあの太ももなら頷けるかw
仲良くヨリ戻せました、めでたしめでたし…で終わらず先が気になるわ～w
そして小春生きろwww
伝わって来て笑えるのになんだか感動するｗ
多分これからも紆余曲折あるんだろうけど…とりあえず良かったね、えりりんｗ
今wiki編集中なんですけど今回は２５ですよね？
！？
そうでしたすみません・・・m(--)m
長く連載やってると今何話だっけ？と記憶が曖昧になってしまって＾＾；
今回の話は２５話です。まとめ人さん、御迷惑をおかけしました。そしていつもありがとうございます。
しかし番外編合わせて27回もコンスタントに投稿できるなんて凄いですよ！
ttp://www.up-fc.jp/helloproject/news_Info.php?id=3160 ﾉd*＾ｰ＾)ﾉ 从*｀ ヮ´)ﾉ ﾉd*・e・）ﾉ ﾉd*’ー’)ﾉ
ﾉ9|*‘_ゝ‘)ﾉ ノﾉ∮‘ _l‘）ﾉ ﾉd*´ｰ´ﾘﾉ 从*´◇｀)ﾉ は～い♪
ﾉハ*ﾟ ゥ ﾟ）ﾉ ﾉdo´ ｡｀ﾙﾉ ﾉd* ^_〉^)ﾉ
ﾉd；・ ｡.・）＜この世界もいつの間にか大所帯になっていたの…
かめれな世界楽しすぎるｗｗ
あとは貧乏らしいｗ
かめい君の頭の中は悩みで覆い尽くされていた。
それは、先ほど帰り道に出逢った中等部1年生コンビのことであった。
ハスキーボイスと小さな顔に大きな瞳、彼のために「美少年」という言葉はあるんじゃないかと思わせる工藤遥くん。
甲高い声に天然不思議キャラ、楽しそうに笑い、周囲の空気を一瞬で変えてしまう性格の佐藤優樹くん。
まだたくさん話したことがあるわけではないけれど、ふたりとも性格は良さそうだった。
ルックスは言わずもがなであるが、なによりれいなのことが大好き！というのが伝わってくる。
―いや、良いんですよ別に。良いんですけどさぁ……
かめい君はベッドの上に胡坐をかき一点を見つめながら考え込む。
れーなは確かに僕の彼女だけど、だからって僕のもの！って宣言するのも違うよなぁ。
僕の方が随分大人だし、それに、れーなはれーなであって、ものじゃない。
独占欲が強いのは、あまり良くないよねって分かってるけどさぁ……
「わぁっ！」
れいなの声でふとかめい君は我に返った。
気付けば彼女はかめい君の脚に手をちょこんと置き、こちらを見ていた。
「やっぱなんか悩んどぉやろ？」
「へ？」
「帰り道からずーっと変やん」
そうしてれいなは少しだけ頬をふくらませ、かめい君にさらに近寄る。
ふたりの距離がほぼなくなったかと思うと、れいなはかめい君にそっとキスをする。
「れなじゃ、ダメ？」
そんなことを言われてはかめい君も太刀打ちできない。
アッサリと白状する決意を固め、「嫉妬するカッコ悪い男なんですよ僕」と口を開いた。
れいなは黙ってそれを聞き終えると、困ったように前髪をいじった。
「……れなも、いっぱい、嫉妬するけん」
「ふぇ？」
「絵里、ダンス上手いし、脚も速いし、優しいけん、カッコいいって言われよぅやん」
突然のれいなの告白にかめい君はなんどか瞬きをする。
確かに今年のバレンタインデーでは、靴箱に入りきらないほどのチョコレートをもらっていた。
だけどあれは大半義理チョコだったし、自分がモテるなんて考えたことなかった。
「でも、ちょっと、嬉しいっちゃよ？」
「え、な、なんで？」
「だって……」
れいなは恥ずかしそうに顔を伏せたあと、かめい君の胸元にふわりと飛び込んだ。
軽い衝撃のあと、柔らかい匂いがかめい君を包み込んだ。
「好きな人がみんなに好かれるって、やっぱ、嬉しい」
れいなはそれだけ言うと、かめい君の胸に頬を寄せた。
彼の心音を確かめるように目を閉じ、「嫉妬もするけんさ」と言葉を紡ぐ。
「みんなに嫌われてるより、いーけん」
彼女はもしかしたら、ずっと悩んでいたのかもしれないと思う。
バレンタインのチョコをたくさんもらって知らない内に鼻の下を伸ばしていたかめい君と、それに付随した嫉妬に対して。
「れーなは絵里が好きよ」
まるで独り言のように、彼女は言葉を続ける。
かめい君は言葉を挟む余裕すらない。
「それだけじゃ、ダメ……？」
一瞬の沈黙の後、れいなはふいにかめい君を見上げた。
少しだけ潤んだ瞳にかめい君は心を射抜かれる。
だれだって、嫉妬の気持ちは抱いてしまう。だけど、そこにある想いは変わらない。
れいながだれに好かれていても、れいなはいつだって、真っ直ぐにかめい君だけを見つめている。
それ以上のシアワセなんて、やっぱりないんじゃないかなとボンヤリ感じた。
「れーなぁぁ！」
かめい君はだらしなく笑ったかと思うと、そのままれいなを押し倒す。
「んっ…ちゅっ……」
わざと音を立てるようなキスを交わす。
ごめんね、れーな。不安にさせてごめんね。嫉妬ばかりする僕でごめんね。
「ニシシ。れなも好いとーよ」
そうして微笑みあい、再びキスを交わす。
甘い唇に翻弄され、ふたりは徐々に体に熱を感じていく。
かめい君の手がれいなのブラウスのボタンにかかったとき、れいなの携帯電話が震えた。
「あ、ごめん……」
「いーよ、だいじょうぶ」
かめい君はそっとれいなから離れると、れいなは携帯電話を手に取った。
メールの受信相手を確認すると、一瞬血の気が引いた。
―――見てくださぁ～い、まぁーちゃんのお馬さんです！！ロドリゲスです！！
その本文の下には添付ファイル、工藤君が半ベソをかきながら馬に乗り、それを楽しそうに見る佐藤君の写真があった。
れいなはメールを確認し、ちらりと横目でかめい君を見た。
彼は案の定、口をポカンと開けたあと、ベッドに横になり「どうせ僕は馬なんて持ってないですよ……」と拗ねたのだった。
かめい君のプチ嫉妬はまだまだ続きそうです。
かめい君のプチ嫉妬小ネタ勝手につづき おわり
後日、高等部の教室にて
ﾉd；＾ｰ＾)＜シゲぇ！馬持ってないの？！
ﾉd；・ ｡.・）＜いや、ないことはないけど、どうしたの？
ﾉd+｀ｰ´)＜僕だってやればできるってことを証明するの！
ﾉd；- ｡.-）＜よく分からないの……
从；´ ヮ｀）。oO（嬉しいような違うような……）
ﾉd* ^_〉^)＜たなかさぁ～ん、今度いっしょにお馬さん乗りましょうねぇ～
ﾉd；´ ｡｀ﾙ。oO（馬怖い……）
今度こそおわりｗ
勝手につづき書いちゃったんですが無視してだいじょうぶですｗ
ちなみにロドリゲスって名前は別スレから拝借しましたｗ
ここでゲスい想像した自分が苛々するから寝る
作者乙
つづきありがとうございますo(^-^)o
私の小ネタの落ちてないオチを見事落としてくれて感謝！ｗ
かめれなの蜂蜜のような甘ったるさが大好きですｗ
ttp://pds24.egloos.com/pds/201206/19/44/AEFA.gif 
ttp://pds21.egloos.com/pds/201206/19/44/tktukj.jpg けどちゃんと緑リストバンドしてるとこはかわいいなw
裸エプロンえりりんが変態すぎる
毎日だとれいなも大変やのう....
まぁには似合わん歌詞だなwww
生田君カッコいいしえりりんエロいし朝からニヤニヤしましたｗｗ
絵師さんキター！
生田君がちょっとチャラいのがいいっすね！ｗ
れいなクンの鼻の延び具合も最高っす！ｗ
大変そうに見えてれいなクン自身はは超幸せだと思うよｗ
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜お尻がプリっとして可愛いですよれーな？ｗ
ﾉd*∩ﾛ∩)＜こんな姿褒められても嬉しくなか///
ﾉd*＾ ｡.＾）＜お帰りなさい あ・な・た
股間さえ見なければエロ可愛いシゲ君に戸惑うかめい君
(+■_■)＜我が財閥の当主に失礼ではないかね？
( □_□)＜ああ、これはどうも。相変わらず暑苦しい格好ですね
( ■_■)＜あなたこそ全身白づくめで変態っぽい格好ですね
(#□_□) (■_■#)
白服さんと黒服さん小ネタｗ
当主への想いは皆一緒ですね
外で遊ぶこと大好きな中学一年生！
風邪ひいたって遊んじゃうぜ！
垂れ目と八重歯と中1の割にハスキーな声がお気に入りなんだ！！
そんで俺の隣でフニャフニャ笑ってるこいつは幼なじみのまーちゃんこと、佐藤優樹！
趣味が乗馬とかドラムとかピアノとかバレエだとかいう変な奴！
俺より5ヶ月早く生まれたからって年下扱いしてくるけど、精神年齢は絶対俺の方が上だ！！
今日は憧れである高等部の田中れいな先輩に教えてもらったクレープ屋へ、学校帰りにまーちゃんと立ち寄ったんだ。
それで丁度、店から出たらなんと田中さん本人と遭遇！
俺ってラッキー！
彼氏の亀井さんと一緒にクレープ食べるって言うから、オススメ新メニューを教えるためにもう一度クレープを食べることにしたんだ。
ちょっと財布の中身がピンチだけど…食べ盛りの中学生男子なんだし仕方ないよな！
なんだったらまーちゃんに奢ってもらっちゃうもんねーっ。
って、そーこーしてるうちクレープがきたので4人ともかぶりつく。
目の前で田中さんがクレープ食べてる…かわいいなぁ～！
その隣の亀井さんはカッコいいなぁー！
亀井さんはイケメンで背が高くてダンスも超上手くて、悔しいけどこの二人、お似合いなんだ。
あー俺も早くこんな風に身長伸びないかなー。
「ねぇくどぅー、一口まーちゃんにちょーだい？」
「へーん、やだよーおまえにはあげないよー」
「なんでだよー！いっつもくどぅー、まーちゃんにくれないんだからぁ～！」
口の周りをクリームだらけにしてる奴に誰があげるもんか。
「くどぅー、口の周りにクリーム付けてるくせにさぁ～」
「えっ！？」
まーちゃんの言葉にハッとする。
マジか！田中さんの前でとんだ失態だ！
「うそっ！？」
気づいてなかったのかよ！
ざまーみろ！
「これは…わざとですぅ～」
「嘘つけ！」
「ホントだもん！ねぇ、亀井さんもわざとでしょう？」
なんで亀井さんもなんだよ！と、まーちゃんにツッコミながら亀井さんを見ると、彼の口の周りもクリームだらけだった。
「ふぇ？」
「ちょっと3人とも何なん！？まるっきり子供やん！！」
田中さんに笑われたのが恥ずかしくて顔が熱い。
しかしまさか亀井さんも同じようにしてたとは…。
なんか逆に自信が出てきたかも。
亀井さんは上唇に付いたクレープ生地を一生懸命に舌で取ろうとしてるけど、
上手くいかずにそれが鼻の下までいっちゃってるし…。
流石に俺はここまで酷くない。
「もーっ絵里、なんしよーと？マジウケるっちゃけどー！」
心の中でちょっぴり優越感に浸っていたら、田中さんが亀井さんの鼻の下に付いたクレープを指で取ってあげていた。
その指は口の端のチョコも掬ってあげると、そのまま田中さんの口の中へ…。
「ん、おいしっ」
ニヒヒ、とハニカミながら亀井さんに笑いかける田中さん。
すんごいかわいいんだけど、胸の奥の方でギギギって音がして、なんだか痛い…。
「たなかさーん！まーちゃんのも取ってくださーい！」
「ばっ、失礼なこと言うな！」
「あははっ、ほらこれで拭きぃ？」
まーちゃんの言葉にちょっと期待したけど、やっぱりそれは叶うわけがなくて。
でも田中さんの優しさが嬉しくて、えへへと笑いながら口を拭いた。
田中さん達とさよならすると、またまーちゃんと二人だけになった。
オレンジ色の空の下をくるくる踊るように歩くまーちゃんに、
ちゃんと周りを見てって注意をしながら、田中さんのあの笑顔を思い出す。
「クレープおいしかったねぇ」
「うーん」
「今日の亀井さんはなんだかボーッとしてたねぇ」
「うーん」
「たなさたん、あっ違った。田中さんは今日も優しかったねぇ」
「うーん」
「やっぱまーちゃん、田中さんのことだーーーーいすきっ！！」
「ぅおおいっ！！気安くそーゆーこと言うんじゃねぇ！！」
ちょっと人が黄昏てる時になんてこと言いやがるんだ！
ただじゃおかねー！
「待てこのヤロー！」
「うひひっ、やだよー！」
足元から伸びるそれは随分ノッポで。
こんだけ背が高くなったら、あの人はあの笑顔を俺に向けてくれるだろうか…。
足が止まりかけたところでまーちゃんが笑いながら振り向いた。
「くどぅー！このままうちまで競争しよ！」
ったく、思春期における男子の複雑な心ってやつが、まだこいつはわかんないのかな。
お子ちゃまめ。
俺は静かに歩きたいの。
「ハッ！ぜってー負けねーし！！」
…とか思ったけど、ゴチャゴチャ考えるのは症に合わないし…付き合ってやっか！
名前もわからないキラキラした、でも胸の奥を少し痛くさせるそれを、二つ折りにしてポッケに仕舞い、また俺は走り出した。
「ほーら置いてっちゃうぞー！」
「も～っ待ってよ、くどぅー！」
工藤少年とときどき優樹のお話 おわり
ステーシーズのゴニョッチ聴いて書いたくどまぁのやり取りは書いてて楽しかったーw
いつも素敵な絵をくれる絵師様に感謝です！！
たかーし君の拗ねた顔好きですよｗ
おおう中等部青春！！
上手いこと話をつけてくれて嬉しいですｗ
また思いついたら投下して下さいなﾉｼ
さすがに中等部の前ではやらないかｗ
同じ想像したｗ
でもそれやったらくどぅーが倒れちゃうかもｗ
れいなもかめい君も我慢したってことでw
あっ気付いてくれてありがとうございますw
あのカメちゃんも可愛かったなあｗ
メイド服可愛かったなぁw
ttp://www.youtube.com/watch?v=j0sSh2bxmqE これの8:57あたりから
全体とおしてえりりん可愛いｗ
ﾉc|=´┴｀)¶｡oO(可愛い…)
从*＾ｰ＾)＜なに見てるんですか？動画？
Σﾉc|；´┴｀)＜え、あ、いや……
从*＾ｰ＾)＜あー！エッチなの見てたんでしょ！
ﾉc|；´┴｀)＜ち、違いますって！
まさか泣くとは思わなかった……ｗ
というわけで保全代わりに光井先生途中までですが投下します
苦手な方は全力でスルーを
愛佳は何杯目かの珈琲を片手にデスクトップを睨みつけ、キーボードを叩いた。
全く、公務員と言う生き物は堅物なせいか、やたらと書類の体裁にこだわる。
ハッキリ言って、内容が伝われば本来は外装などどうでも良いはずなのだが、どうもそうはいかないのが公務員と言う厄介な生き物だった。
イチイチフォーマットに合わせて資料をつくるなど、面倒なことこの上ない。
それが内部的なものならまだしも、保護者や教育委員会など、対外的な文書だと余計に、だ。
「うーあー……」
愛佳はグッと伸びをし、かけていたメガネを外した。
別に視力は悪い方ではない愛佳は、普段は裸眼である。しかし、パソコンを長時間しているときは、メガネが必需品になっていた。
まさか老眼じゃないだろうなと苦笑するが、この必須アイテムは手放せない。
終わらない仕事に辟易しながら、愛佳は体を伸ばそうと立ち上がった。
すると玄関の扉が開き、彼女が帰って来た。
「ただいま、せんせっ」
明るいその声は鬱屈した部屋の空気を一瞬で変えてしまう。
愛佳は自然と笑顔を浮かべ、「お帰りなさい」と返した。その言葉すらも優しくしてしまう存在、それが絵里だった。
「お仕事、終わんない？」
絵里は手にしていたスーパーの袋を机に置き、中から食材を取り出した。
今日の夕飯の材料を買いにスーパーに行った帰りの彼女は、心配そうに愛佳を見る。
「今日はハンバーグにするぅ」なんて言って外に出ていったのだが、どう見てもひき肉はない。
代わりに牛肉とジャガイモ、人参があるのだが、これは肉じゃがに変更なのだろうか。
「先生疲れてるから心配ですよ」
絵里はそうして手を洗い、エプロンをかけた。
淡いオレンジ色のそれは絵里によく似合う。ジャガイモを洗い、包丁で皮をむき始めた。
以前は危なっかしい手つきだったのだが、最近は慣れたものでずいぶんと上手くなっている。
「いや、だいじょうぶですよ」
「先生すぐそんなこと言うから」
彼女の言葉に愛佳は苦笑する以外ない。
心配かけまいとしているのだが、どうやらそれも彼女にはお見通しのようだった。
愛佳は椅子に座り直し、再びメガネをかけてパソコンを睨みつけた。
タバコは吸わない主義だが、向かいの席の数学教諭が吸っている気持ちも、いまの愛佳にはなんとなく分かった。
資料を作成すること1時間、貧乏ゆすりが激しくなりそうになり愛佳は頭を振った。
あまり好まれないことはやりたくない。それでもクセというものはなかなか治らないものだと苦笑する。
何杯目かの珈琲は切れ、新しいものを淹れようかと立ち上がりかけたとき、ふわりと優しい香りが鼻をくすぐった。
「どーぞ」
愛佳の横に差し出されたのは、紅茶だった。
甘い香りは先ほどまで飲んでいた珈琲とは随分違う。
「たまには珈琲以外も飲まないとダメですよ」
「…これ、どうしたんですか？」
「店長がオススメしてたからスーパーで買ったんです。先生好きそうだし」
そうして絵里は再び鍋へと向かった。
予想した通り、今夜は肉じゃがのようで、もうほとんど完成している。
愛佳はカップを手に取り、その香りを吸い込んだ。甘い香りはそのまま脳へと響く。
眠気覚ましではなく鎮静効果があるようで、愛佳の目はとろりと重くなった。
一口飲むとその効果はさらにあがり、脳の興奮が鎮まっていく。
俄然やる気が出る！というわけではないが、ただ単純に、落ち着いた気持ちになれる。
優しく甘いその紅茶を片手に、愛佳は料理をする絵里を見た。
彼女は鼻歌交じりに肉じゃがをつくる。あと数分煮込めば完成のようで、絵里は片付けを始めていた。
明るめの髪が肩で揺れる。余計な肉などまったくついていないその体は、それでも少しだけ丸い。
綺麗に伸びた背中、絶妙な腰のライン、時折見えるうなじ。
すべてが絶妙に絡み合い、「亀井絵里」というひとりの女性を形成する。
瞬間、愛佳は想う。
桜の木の下で再び出逢ったあの日のように。
どうしようもなく、彼女は、美しいと―――
「ふぇ……？」
絵里は愛佳から優しく抱きしめられた。
愛佳の甘い香りが広がったかと思うと、絵里の頬に手がかけられ、振り向かされる。
そのまま絵里の唇は愛佳に奪われる。
「んっ……」
甘い甘い、キス。
触れたかと思うと離れ、離れたかと思うとまた触れる。
なんどかそれを繰り返し、愛佳の舌は絵里の中へと入っていった。
「ふっ…ん」
絵里は一瞬だけ驚くも、すぐに愛佳の舌を受け入れた。
絡め取られた絵里の舌は愛佳に転がされ、吸われ、なんども口内で蹂躙される。
行ったり来たりする唾液を互いに飲み込み、もっともっとと催促した。
絵里は愛佳の背中に腕を回し、強く抱きしめる。
両腕を上げ、愛佳の後頭部の髪を掴んだ。指先に髪が流れる。
「はぁっ…」
貪るような、それでも優しい口付け。
欲しくて欲しくて堪らなかったキスに酔っていく。
最後に甘い音を立てて、唇が離れた。
「ごちそうさまでした。元気、出ました」
そうして愛佳は照れたように笑った。
優しく微笑むその姿に、絵里の胸は締め付けられる。
赤く染まる頬を感じながら、「ばかぁ……」と呟き、鍋の火を消した。
その直後、愛佳の腰に手を回し、ぎゅうと抱きしめる。
「エッチなキス、しないでよぉ…」
「そうでした？」
無自覚なのか、それともわざとなのかは定かではなかった。
絵里はむぅと膨れたあと返した。
「シたく、なっちゃうからぁ……」
愛佳の頭の上にひゅーんと戦闘機が飛んできたかと思うと、どかーんとなにかが爆発する。
華麗に過ぎ去った直後、ふわふわとなにかが浮いていた。
―――このままシちゃえば良いじゃないですか！
―――いやいや、仕事もまだ終わってないし、絵里さんご飯つくってくれてるのにダメですよ！
そうして始まったのは、理性光井と欲望光井のくだらない争いだった。
―――なに言ってるんですか、彼女が高校生のときは所構わずしてたくせにｗ
―――だからそれがダメやって言ってるんですよ！
―――台所でエプロンつけながらエッチとか燃えちゃいますねぇｗ ああ、萌えるの間違い？ｗ
―――なっ…！だいたい絵里さんが嫌がるでしょうが！
―――誘ってきたのはえりりんですよ～？
―――あー黙れ黙れ！なにが「えりりん」だ！
見ての通り優勢なのは欲望だった。
確かに此処最近ご無沙汰だったせいか、いまにも愛佳の下腹部の欲望は破裂しそうになっている。
だけど、それでも彼女のパンツを脱がさないのは、ただひとつ残った理性が働いているからだった。
「……当たってますよ？」
「はっ？！」
絵里のその声に愛佳が下を向くと、その唇は彼女に奪われる。
愛佳の舌は絵里に捕らわれ絡まっていく。絵里はその間に、愛佳の下腹部に手を伸ばし、ズボンの上から触り始めた。
「はぁっ……おっきくなってる」
唇が離れ、開口一番に絵里はそう言った。
そんな妖しい笑顔を向けられてしまっては、理性なんてもうなくなってしまう。
理性光井はアッサリと絵里に射抜かれ、そこには欲望だけが残った。
絵里は膝を立てて座ると、愛佳のベルトを外し、ズボンを下ろした。
愛佳がなにもできずにぼんやりと突っ立っているうちに、彼女は愛佳のそれを手で包み込んだ。
「シて、あげるね？」
つづきも早いうちにあげますﾉｼ
ってにーがき君か？ｗ
つづき期待してます
今日は早めにおやさゆみん
れいな君は今夜も、愛しのえりりんからベッドから蹴落とされてしまった。
彼女のこの寝相の悪さはいかんともしがたい。
はぁと溜め息をつき、よいしょとベッドに上がると、窓を風が叩いた。
「た、台風なんて怖くないけんね……」
そう言いつつも声は震えている。
関東の台風は九州・沖縄と比べて比較的勢力は小さい。
しかし、雨風に打たれて音を立てる窓は怖い。特に午前3時のいまは。
「……にゃっ」
れいな君はベッドに上がると絵里の胸元にするりと滑り込む。
絵里の柔らかな胸に顔を埋め、シアワセそうな顔をしながら目を閉じた。
台風であろうと、彼女といっしょの空間にいれば怖くなんかない。
そうしてれいな君は温もりを感じながら夢の世界へと泳いでいった。
「んんー……れーなぁ…」
そんな彼女の寝言を、れいな君は夢の入口で聞いたような気がした。
たなえり保全小ネタ おわり
小ネタでも全員分書いてると夜が明けるので却下ｗ
ちなみに九州出身の作者としては関東の台風は弱くてつまらないです…ｗ
おやさゆみんﾉｼ
､-' `;_' '
(,(~ヽ'~
i`'}
| i'
。/ !
/},-'' ,,ﾉ
,i' _,,...,-‐-､/ i
<,,-＝=､ ,,-,/
{~''~>`v-''`ｰﾞ`'~
ﾚ_ﾉ
, 彡 三 ミ
（ （ ((.*｀ ﾛ´）) ） )
ヾヽﾐ 三彡, ソ
／ ）ﾐ三彡ノ
／ （ﾐ 彡゛
／ ＼ゞ
, ゛ 三 ミ ヽ
（ （ (( ・ゥ・ )) ） ) ﾌﾞｫｫｫｫｫﾝ･･･
ヾヽﾐ 三彡, ソ′
）ﾐ 彡ノ
（ﾐ 彡゛
＼(
)）
（
勢いはこっちの方が強そうだなｗ
れいなって晴れ女のイメージだしｗ
娘。だと愛ちゃんがコンサート初日に台風直撃ってのなら知ってるけどｗ
って光井先生ー！ww
いいなぁれいな君はｗ
ﾉd*´ -｀(´ｰ｀*从
ノ つ⊂ ヽ
川´・_o・) <ラー油ぅ～ ラー油ぅ～
|||9|‘_ゝ‘) <大好き大好き世界一大好きぃ～！
( ;・ e・) <おっ、恐ろしい夢を見たのだ…
かめい君はホントに大事にしなきゃダメだよ
佐藤君と工藤君に嫉妬してる場合じゃないw
∩
つ
∪
遅レスだけど見つけた
良いネタスレだったんだなありがとう！
ttp://ng2.orz.hm/ReinaT/souce/ReinaT_6990.jpg ﾉd*＾ｰ＾) 復活！！
Σ∩
オールキャラ座談会とかカオスすぎるｗｗ
かめれなやたなえりの話を聞いたら中等部は卒倒するぞｗｗ
たなえり かめれな 恋愛事情
まさに肉食キャラ界の猛者たちによる肉食会談
ﾉd*´ -｀)从*｀ ﾛ´)ﾉc|*´ ヮ｀)
を別室で聞かされるドＭキャラ界の猛者たち
（；■_■）＜ひとまずこちらの世界の方々を引っ張り出す作業から始めますが、いかんせん人数が多いもので…
ﾉd；- ｡.-)＜道重財閥の力をもってしても時間はかかるかもしれないの
（ ■_■）＜全力を尽くします…若
ﾉd*｀・ ｡.・)＜そもそも人数が増えすぎなの！愛佳とだーいし以外勢揃いすぎなの！
（ ■_■）＜亀井先生世界や恋愛事情世界、コンビニ世界の方々も含めますとほぼ全員ですからね
ﾉd*｀・ ｡.・)＜こうなったら道重財閥の意地を見せてやるの！
ﾉハ*ﾟ ゥ ﾟ)oO（さゆみさんカッコいい……）
（ □_□）＜お嬢様、準備は整っております
ﾉハ*ﾟ ゥ ﾟ）＜ええ。なにかあったらすぐに手伝いに行きますよ
（ □_□）＜飯窪財閥の名に懸けて……
座談会セッティング中保全ｗ
ﾉd∮‘ _l‘）ﾉc|；´┴｀)
ヘタレボーイズ
ﾉc|；´┴｀)。o（なんで私まで…）
コンビニ 新生
たなえり 高新光譜生石
かめれな 高新譜生鞘鈴飯佐工黒白
恋愛事情 高新久吉
亀道田を除くとこんな感じか
良い意味でですよw
九州男児はともかく聖君と光井先生はヘタレではないようなｗ
聖君は奥手 光井先生は至ってまともなエロ親父ｗ
ﾉc|；´┴｀)＜違う！
亀井先生世界のセーラー服ガキさんとか見て鼻血出しちゃうぞw
ﾉd*･ ｡.･)＜みんな起きて！日の出の時刻はとっくに過ぎてるの！
ﾉd*＾ ｡.＾)＜今日は夏至の日…つまりシゲの日なの～♥
ﾉd*´ｰ｀)ﾈﾑｲﾃﾞｽﾖ…zzz
从*´ -｀)zzz
絶賛巻き添え規制中です…前スレ保全出来なくてスマソ(｀；ω；´)ゞ
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ttp://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1305815840/272 新狼から転載（改変ver）
れならの人おつですｗ
れならの人もおつー
苦手な方はスルーして下さい
（ ■_■）ﾉｼ＜では今日も1日がんばりましょう
ﾉd*｀・ ｡.・)＜仕事サボらない！
（；■_■）＜はっ。失礼しました
でかチン共による夢の共演
光井先生、佐藤君もいれてデカ大人チンチンの会だな
ﾉd*｀ -´)（店´e｀）ﾉd´e｀）ﾉ9|´_ゝ｀)ﾉdc ’∀´)ﾉdo´ ｡｀ﾙ
そしてﾐﾆ子供ﾁｿﾁｿの会の面々（※勝手なイメージ含め）
などはどれもかめい君がNo.1だろうけど
シメジからバケモノに昇華させるれいなクンの膨張率はNo.1ｗ
ﾉc|*´ ﾛ｀) ﾋﾏﾔﾈ
u ｼﾒｼﾞｰ
↓
ﾉc|*｀ ヮ´) ｴﾘｰ!!
∩ ﾊﾞｯｷｰﾝ
それを伸ばして遊ぶ恋愛事情りん
∪
wktk
大好きなアイドルの曲を歌って盛り上がります
「次なんにするとかいな～♪」
サイドの髪を耳にかけて、えりぽんはリモコンをタッチペンでカチカチ操作します
えりぽんの綺麗な首筋に目がいき、聖君はゴクリ、と喉を鳴らします
手を伸ばして近づいて、えりぽんの耳の辺りにキスをしました
「なーん？聖のえっち～」
えりぽんは楽しそうにケラケラ笑います
聖君はえりぽんを抱き寄せて今度は彼女の唇を指で触れ、自分のを重ねようとします
ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜でも、そうはならなかった！妄想乙！
ﾉd∮´_l｀)ﾘﾎﾁｬﾝ…
聖君放課後のカラオケデート妄想小ネタ保全
このメンツの座談会超見たいｗ
遂に中等部キターーー！！と思ったらりほりほ名台詞ｗｗｗ
この台詞の応用力というか適応力すごすぎｗ
たなえりPONPONって告白前で止まってたっけ？
偶然が重なって○○しちゃった、触っちゃった的なｗ
懐かしいなーwいつの間にかHしまくりカップルになっちゃったねw
もしくはたかにぃがｗｗ
自分もアイドルの歌を歌いまくりながらも、聖ちゃんのかわいい歌声に自然に顔がニヤけます
（聖、かわいか～）
カウンターで借りたアフロのヅラをかぶり直し、えりぽんは聖ちゃんの横顔に見とれます
「えりぽんやっぱ似合うよ、アフロ(笑)」
「そう(笑)？」
「うん、かわいい」
かわいいと言ってる聖ちゃんのがずっとかわいいので、えりぽんはドキドキしながら聖ちゃんに顔を近づけてチューしようとします
「あ、ジュースもうないね。聖、注文するよ。えりぽん、何がいい？」
聖ちゃんがスクッと立ち上がって壁際の電話の所に行きました
えりぽんは抱きしめようとしてスカッと空振りになった両手で無意味にボリボリお尻をかいて、聖ちゃんに「もう！女の子の前で何やってんの！」と怒られました
一方、別の部屋では
憧れの道重さんをカラオケに誘う事に成功したダーイシ君が物凄くテンション上がってました
ﾉdc; ’∀´)＜ば、番号入れたら自動的に曲が流れる…これはフランスのメカだ！
从*´ 。.｀)＜…多分違うと思うの
感想あざーっす保全
さゆってあんまカラオケは好きじゃないんでしたっけ
さゆはカラオケどうだったかな？
なんか行きたくないとか言いそうだけどだーいし君に誘われたら行くかもねｗ
从*・ ｡.・）¶ ボエ～♪
ﾉdc; °∀°)
苦手な方は全力スルーお願いします
彼女はそれだけ言うと、愛佳のそれを両手で包み、上下に動かした。
絵里の小さな手には収まりきらないほどに肥大化したそれは太くて厭らしい。
竿の部分を触りつつ、そっと根元の方に指を伸ばし、袋に触れた。
「っ―――！」
たったのそれだけで愛佳の全身に力が入る。
快感の波が駆け巡り、前屈みになった愛佳は絵里の肩に手を置いた。
「ちゅっ…ん……」
絵里はその可愛らしい唇で愛佳のそれにキスを落とす。
甘い音がキッチンに響き、ビクッと反応する。
絵里にされたことはなんどかあるのだが、御無沙汰のせいか、はたまたこういう雰囲気のせいか、愛佳はいつも以上に興奮している。
出来ることならば、焦らさずにもう、口に入れてほしい。その舌で、己の欲望をベロリと舐め上げてほしかった。
「絵里…さん……」
「せんせぇの、おっきくて可愛いね」
愛佳の声だけで言わんとすことが分かったのか、絵里はそこになんどもキスをする。
一定の速度で竿を扱き、落される連続のキスに愛佳は翻弄される。息が荒くなっていくのを感じた。
絵里は右手で愛佳の裏スジを撫でたかと思うと、左手で玉袋を触る。
どこで覚えてしまったんだろうこんなことと思うが、もちろん聞けはしない。
そんなこと言おうものなら、「せんせぇのせいだもん」と答えるに決まっている。
愛佳は息を短く吐きながら、絵里の頭を優しく撫でた。
「うへへぇー。よしよししてくれたぁ」
絵里は嬉しそうに笑いかけた。
愛佳は絵里と体を重ねるのも、キスをするのも好きだ。
だけど、絵里が笑ってくれていることが、いちばん好きだった。絵里の笑顔はどうしようもなく綺麗で、どうしようもなく、愛しく想う。
「せんせぇのも、よしよししてあげるね」
絵里はそう言うと、再び愛佳の亀頭にキスをする。
そのまま舌を伸ばして裏スジを舐め上げると、愛佳は「あっ！」と声を上げた。
絵里は大きく口を開き、それを呑み込んだ。舌を不器用ながらにチロチロと動かしつつも両手で扱くことは忘れない。
「はっ……えり、さん…っ…あ…」
「ふぇん、ふぇの、ほっ、きぃ……んっ…」
絵里はいちど口を離すと、玉袋の方から先端へとベロリと舐めた。
自分のそれをアイスの棒のように舐める姿は可愛らしく、かつ彼女から与えられる刺激が大きくて体が震える。
あまりにも気持ち良すぎて、半永久的にこの空間に浸っていたかった。それはさすがに変態すぎるから言わないでおくが。
「はぅっ…んん……」
「っ…あ……えり…絵里さん……」
玉袋を揉み、指先が全体を優しく、それでいて挑発的になぞっていく。
もう少しですべてを吐き出してしまいそうになったとき、愛佳は絵里の頬に両手をかけた。
「うん？」と舌を出して上を向いた絵里を引き寄せ、軽くキスをする。
「もう……良いですか？」
「……先生はいっつも出さないんですね」
そうして絵里は何処か寂しそうに笑った。
愛佳は絵里に口でしてもらうとき、毎回と言って良いほど射精しなかった。
だが、それは絵里が下手であるからとかそういう理由ではなかった。
「我慢が利かなくなるのが怖いんですよ」
愛佳はそう言って絵里を立たせるとぎゅうと抱きしめた。
彼女の体は柔らかく、これ以上力を入れると折れてしまいそうな雰囲気すら感じた。
「ホラ、僕ってエロ親父ですから」
愛佳はそうして笑った。
ハッキリ言ってしまえば、絵里の口内に出してしまいたい欲求はある。
だが、いちどその味を知ってしまうと、次から次へといかがわしい欲望が溢れてくる。
彼女のその白い肌を、穢れなき胸を、肩まで伸びた明るいその髪を、自分の白い欲望で汚したくなる。
それが悪いとは決して思わないけれど。
「早く、ひとつになりたいんです、あなたと」
しかし結局は、この答えがいちばんしっくりくる。
絵里の温かなその中に、自分の欲望を沈め、ひとつになりたかった。
エプロンを外さずに行為を始めるあたり、やはりエロ親父かと思う。
「ぁっ…」
愛佳は慣れた手つきでブラジャーを取り去り、直接胸に触れた。
柔らかい乳房が愛佳によって形を変えていき、中心の突起が早くも主張を始めている。
「んんっ…ふ……」
突起には触れず、優しく揉むと絵里は切なそうに声を上げた。
彼女の口から漏れる甘い吐息を久しぶりに感じる。
絵里もまた、久しぶりの感覚に震えているのか、膝を折らないように愛佳の腰に手を回す。
ふたりの距離は近く、愛佳の主張したそれが絵里の腹部に当たる。
「あっ…！」
たった少しの刺激ですべてを出してしまいそうになるが愛佳は堪える。
愛佳が硬くなった突起を指で弾くと、突然の刺激に絵里は天を仰いだ。
むき出しになった首に舌を這わせ、ベロリと舐める。ちゅうちゅうと音が出るように吸い上げて痕を残した。
「あっ…はぁ……はっ…んん」
親指と人差し指で突起をコロコロと転がすと絵里は泣きそうな声を出した。
折れてしまいそうな膝を支えるように、愛佳に体を任せる。愛佳は絵里を支えながらも、胸への攻撃はやめない。
オレンジ色のエプロンを着た絵里がよがる姿に興奮していく。
「メチャクチャ可愛いですよ、絵里さん…」
「ふぁ……わ、かんない…あっ……あぁ！」
「脱がせて、良いですか？」
少しもったいない気もするが、構わずにシャツ、ブラジャーと脱がせ、ついでにと言わんばかりにスカートを下ろした。
一瞬にして下着一枚の姿になった絵里は、キッチンという場所には不似合いだった。
「ちょっと、大人になりました？」
「んぇ？」
「ココとか」
そうして愛佳は剥き出しになった胸に噛みついた。
「っああ！」
唐突な刺激に絵里は逃げようとするが、逃げられるはずもなかった。
愛佳はベロリと舌を突き出して絵里の突起を舐め、もう片方の手で乳房を揉む。
充分に肥大化した突起は、汗の味しかしないはずなのになぜか甘い。
「んっ…あ、あぅ…せん、せぇ……ぁっ！」
絵里は愛佳の後頭部をぐしゃり掴むと、自分の胸に押し付ける。
自分の欲望を止めることは叶わず、ただ正直に愛佳に見せつけた。
それに応えるように、愛佳も突起を噛み、転がし、舐める。
「やっぱ、大きくなってますよね」
「だれの…っぁ……せぇだと……」
「ちなみに揉むと大きくなるっていうのは嘘ですからね。科学的な根拠はないです」
そう言いながらもその手の動きを止めることはない。
愛佳は耳元で「僕のせいやないですよ」と囁くと、絵里はカッと顔が熱くなる。
そのままスルスルと下着に手をかけ、一気に下ろす。既に熱を帯びていたそこは、下着にもいくつかのあとをつけていた。
そうして笑うと、右手の人差し指でそこを撫でた。
甘い刺激に絵里の全身が震え、思わず女性らしい声が上がった。
胸を攻めているときとは違うその声に愛佳は嬉しそうに笑い、なんどかそこを擦る。
「やっ！あ、はぁ……あっ…んん、あっ、あっ！」
愛佳の指を濡らし、太股を伝って愛液は落ちる。
膝のあたりで止まっていた下着を最後まで下ろしてやると、彼女は文字通り一糸纏わぬ姿になった。
その膝を折らぬよう愛佳に必死でしがみつき、快感を堪えながらも震える姿は愛しい。
爆発寸前の下腹部は、もはや彼女の姿を見ているだけで欲望を吐き出してしまいそうだった。
愛佳は絵里のそこが充分に濡れていることを確認すると、指を挿入した。
「あぁっ！」
濡れているのに1本の指をぎゅうぎゅうと締め付ける。
丁寧に愛撫しないことには彼女は痛がることを愛佳は知っている。だが申し訳ないことに、愛佳にその余裕はない。
指をなんどか動かすと、絵里は素直に喘ぐ。
「ふぁっ…あっ……せんせ……あっ！」
その声だけで達しそうになった愛佳は絵里から指を抜き、テーブルに手をつかせた。
この体位は好きじゃないと絵里は言うが、もうベッドまで運んでやるわずかな時間さえも惜しかった。
愛佳は絵里の腰を引き寄せたかと思うと、濡れそぼったそこに自分のモノを挿入した。
「っぅあ！」
少しの優しさも見せずに挿入したことに一抹の後悔は浮かんでいた。
久しぶりにコンドームなしで挿入してしまったことにも後悔はあった。
だが、そんなものはアッサリと消えてしまうほどに、絵里は愛佳を締め付けた。
動かさずして達してしまいそうになるが、それを必死に堪え、愛佳は腰を振った。ぐちゅっという音がキッチンに響く。
「ああっ、はっ……あん！や、やだぁっ！お、おっきぃ……ああ！！」
絵里の胸が大きくなったと言ったが、彼女の反応を見る限り、もしかして自分のそれも大きくなったのではないかと思う。
この歳になってそれはないだろうと思うが、いつも以上に肥大化していることは自覚していた。
まだまだ性欲は衰えないんだなと苦笑しながらも、愛佳は絵里の中で暴れる。
「あっ……ん、んん、あっ……はぁ、はっ……ふぁ……！」
「えり…絵里さん…あっ…ヤバ、い……」
絵里は愛佳が見えないことが切なかったのか、体を捻らせて振り返る。
目が合った瞬間、愛佳は絵里の唇にしゃぶりついた。それでもなお、腰の動きを止めることはない。
舌と舌が行き交って唾液が零れ落ち、下腹部からは愛液が零れ落ちた。
「あっ！あ、あ、あっ……えり、えりっ……あっ、ああ！」
絵里をイかせる余裕なんてなかった。
愛佳が絵里の奥深い所を突いたかと思うと、絵里はぎゅうと締め付け、それが合図のように彼は吐きだした。
いままでの溜まっていた欲望を絵里の中にぶちまけ、愛佳は後ろから絵里を抱きしめる。
「はぁ…すみません……余裕、なくて」
絵里は汗のついた前髪を整えて振り向く。
「珍しいね」とだらしなく笑う彼女の頭を愛佳は優しく撫でてやった。
絵里に咥えられていたとはいえ、自分が先に達することなど滅多になかったのにと愛佳は思う。
そんな愛佳に気付いたのか、絵里は「じゃあ…」と微笑んだ。
「今度は、絵里のこと、イかせて……？」
再び愛佳の頭上に戦闘機が飛んできていくつかの焼夷弾を降らせた。
あちこちでどかーんどかーんと大きく爆発し、先ほど飲んだ紅茶も噴き出してしまいそうになる。
天然にしても、計算にしても、こんな笑顔を見せられて黙っていられるほど、愛佳は人間が出来ていない。
誘っていると分かっているのに、その誘いにアッサリ乗ってしまう自分は、やはり変態なのだろうか。
「絵里さん……」
「うん？」
愛佳はいちど自分のを抜き、絵里にありったけのキスを降らせた。
なんどもなんども唇を啄ばみ、その数だけで「愛している」と囁くように。
甘いキスに酔わされた絵里は、愛佳の首に腕を回し、もっととねだる。愛佳はそれに応えなんどもキスを交わした。
彼女を正面から抱きかかえたかと思うと、再び絵里を貫く。そのまま床に座り込むと、一気に奥まで到達した。
「っあああ！」
あの頃より歳を重ねたふたりは、それだけ愛情も重ねてきた気がした。
愛佳は絵里の腰を持ち、ぐんと突き上げた。
「はぅっ！あっ……ああ、あっ！」
ぎゅうと絵里は愛佳を締め付けた。
愛液は下腹部から太股へと伝って垂れ流される。
キッチンに広がる水音と吐息が厭らしい。
「せんっ、せぇ！あっ、あっあっ……はぁ…あっ！」
「絵里さん……えりさっ…」
腰を突き上げると同時に、漏れる吐息を塞ぐようにキスをした。
だらしなく零れた唾液を拭うように舌を突き出す。絡まった舌と唾液が交互に行きかう。
「ちゅっ……んん、しぇんせ……あぅっ」
揺れる胸を鷲掴みにし、時折中心の突起を弾くと絵里はビクッと体を震わせた。
知り尽くした絵里の体を丁寧に愛していくと、彼女も応えるように腰を突き出した。
拙いながらも、愛佳に感じてほしいという想いだけで腰を振る。
「あっ……！やっ…はぁ、あっ！あ、あっ、はぁ……ああ！」
愛佳も同じように応え、激しく自分のを出入りさせる。
ぐちゅっという粘着質のある音と、ふたりの喘ぎ声が浮かんでは消える。
「あぁ…せんせ……もっ、もっとぉ！あっ、あっあぁ……気持ち、イィぃ！」
「絵里さん……えり…えりっ！」
「ふぁっ！んん、っあぁ！はぁ……あぁん！」
絵里は泣きそうな声を上げてなんどもよがる。
愛佳は乳房に噛みつき、硬くなった突起を舌で舐め上げた。
飴のように肥大化したそれを転がすと、絵里は堪らずに声を出して感じる。
「待っ…ん、ふぁ……あっあっ！」
待ってと言いたいのだろうけど、それを聞こうとはせず、愛佳は一心に腰を振った。
もう、待ってやる余裕がない。自分の中の欲望を抑え込むほどの理性はカケラも残っていない。
目をぎゅうとつぶり、快感に震え体を捩らせる彼女を見ていると、そんな理性はどこにも見当たらなくなる。
「ああっ！せん、せぇ！もっ…もぉ、あっ！」
絵里の感じる部分を的確に擦り、突き、舐め上げる。汗と愛液が混じり合って床に垂れ落ちた。
愛佳はラストスパートをかけるように腰を打ちつけた。不規則に蠢く絵里の中は愛佳を締め付ける。
愛佳を、絵里を愛することは、赦されないひとつの罪であり、相応の罰を背負うことになった。
だが、それでもふたりは再び出逢った。桜の木の下で、破滅的な恋を終わらせ、もういちど、此処から始めるように。
「あっ、あ、あっ、あいか……愛佳ぁ！あっ、好き……好きっ、はぁ……愛佳ぁ！」
その選択が正しいかどうかなど分からない。分からないけど、此処にある想いは本物だった。
だとしたら、それに応えるようにキスをして、離れないように抱きしめ合うことはきっと間違いじゃない。
「絵里……愛してる……愛してるよ、絵里っ……！」
「ふぁっ！えりも、えりもぉ！あ、あっ…愛して……愛してるっ……ああああっ！」
ありったけの想いを叫ぶと、ふたりはほぼ同時に果てた。
もう二度と離れたくないと言わんばかり、その呼吸が整うまで強く抱きしめ合っていた。
それからふたりはベッドへ移動し、なんどとなくキスを交わした。
心の隙間を埋めるよう、これから先の未来を生きていくよう、なんども愛を囁いた。
「ねぇ……あ、せん、せぇ……あっ」
「はっ…なんですか？」
「はぁっ……いつか、あっ…ね」
絵里は愛佳の上に跨り腰を振る。
騎乗位は得意じゃないと絵里は言うが、その割に、その腰使いに愛佳は翻弄されている。
「絵里……っ…あぁ…せんせぇの、実家、あっ、行きたい…」
その言葉に愛佳は一瞬目を見開くが、すぐに優しく微笑み、絵里の胸元に手を伸ばした。
きゅっと軽く突起を摘まむと、絵里は「あぁっ！」と天井を仰いだ。
「僕がっ…先に挨拶の方が…あっ…良く、ないですか？」
「んっ…分かん、あっ…ないけど」
愛佳はクスッと笑ったかとおもうと、力を込めて上体を起こし、絵里を強く抱きしめた。
息を整えながら絵里は愛佳の胸に体を寄せる。
その言葉を聞き、絵里は嬉しそうに微笑んだあと、愛佳にキスをした。
きっとこれからも、愛することで傷つくことはたくさんある。胸に刻まれたひとつの罪は消えることはないのかもしれない。
だからこそ、愛佳は絵里を、絵里は愛佳を強く抱きしめた。同じ道をずっと生きていたいと思ったから。
「好きよ……愛佳」
絵里はシアワセそうに笑って、愛佳にもういちど口付けた。
愛佳もそれに応えたあと、思い出したように腰を振ると、絵里は照れたように笑った。
肉じゃがは明日の朝ごはんかなと絵里も同じように、腰を振った。
このふたりが指輪を交わし、結婚式を挙げるのはまだまだ先のこと。
待望の第一子を授かるのももっと先のことだが、そこまで作者が書けるかはまた微妙な話なのです。
光井先生と絵里の休日 おわり
光井先生の本編終了と言いながら更新してすみませんm(__)m
番外編というか後日談というかそういうお話です
ジュンリンのネタとか亀井先生やれいなとの絡みとか書きたいんですがそこはスレの空気を読みながらにしますｗ
ではﾉｼ
どこもかしもこ幸せそうで嬉しい（羨ましい）よ（つД｀;）
そういえば記憶りんは亀井先生やれいなと会ったことないんですよね
どんな会話になるのか想像したら面白そうｗ
やっぱエッチなお話大好きですｗｗｗ
そっか会ったことないのかｗ
女の知り合いが多くて記憶りん嫉妬するだろうなｗ
生徒だって分かってるのにれいなとかに嫉妬しちゃうかもねｗ
あとはジュンリンの面倒よく見てあげてるからそこにも嫉妬ｗ
从+＾ｰ＾)＜せんせぇモテるんだもん！
ﾉc|；´┴｀)＜はぁ？
(31-274)秋の夜の亀井先生とれいな：亀井先生と食事に行き抱き締められる
(34-756)どうかこの恋を：亀井先生と家庭科室でキス
(37-606)雨上がりの空へ：亀井先生を押し倒してキス
ﾉc|；´┴｀)＜見ちゃダメです！！！
しかもれいなの前で亀井先生を犯すとかなんとか言ってたような……ｗ
从+｀ｰ´)ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
ﾉc|；´┴｀)＜誤解ですってば……
川＇ｖ＇)＜でどこまでシちゃったの？キス？エッチ？
ﾉc|；´┴｀)＜勘弁して下さい……
从；｀ ﾛ´)。oＯ（あの2人なん話よぉと？）
こっちのが良かったかな？ｗ
ごめんスレちすぎた、元みきよしヲタ自粛します…
こうかな？
ところで吉澤先生出てたっけ？ｗ
ありっちゃありかもしれないよｗｗ
亀井先生とれいなから遠すぎる
藤本先生はさゆといい感じになるかも？みたいなこと書いてなかったっけ？
違ったらスマン
どうなんだろ？
先輩方はメインよりスパイス程度がちょうど良いかと
同年代のあいガキは別としてね
恋愛事情が初？
ガッツリ出演は恋愛事情が初かも
みんな優しくて泣けるわwww
吉澤先生は名前だけでたなえり小ネタに出したの、自分がw
デレたミキサマには吉澤さんだよなぁってみきよし脳が働いちゃっただけなの！
混乱させてホントごめんなさい！！
言ってたねそういやw
一応6期だしさゆとくっついた方がまだ自然？だよねw
現役組だけでお腹おっぱいｗ
じゃおやさゆみんﾉｼ
ﾉd*＾ｰ＾)＜あふんっ
個人的には最後が1番エロかったかも…w
記憶りんが亀井先生やれいなと出会う話とかジュンリンの話も待ってますよー
ttp://pimg.kei-tai.jp/20120621/4fe30d81d66a3.jpg 察してやってくれ.....
川´・_o・)＜亀井サン今日マダ来テナイダ
川*^A^)＜ドウシタンデショウネー
光井先生自宅にて
从；＾ｰ＾)＜腰立たないなんて久しぶりです……
ﾉc|；´┴｀)＜とりあえずごめんなさい……
燃えた次の日はこうなるよね保全
☆ノハヽ ノﾉハヽ ノﾉハヽ
从*＾ｰ＾) 川´・_o・) 川*^A^)
（| <V>|） （| <V>|） （| <V>|）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ノハヽ
(┴｀；bヽ
決して日本のアニメ見まくったり本場のコミケでコスプレするためじゃないよ！
从*゜ｰ゜)＜り、リンリン何その格好！
|冷やしﾘｻまん| | 『One･Two･Three / The 摩天楼ショー』｜
| ――――― .| ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| (ё).(ё).(ё) |
| (ё).(ё).(ё) | ノハヽ ﾑﾆｬﾑﾆｬ ｽﾋﾟｰ
| (ё).(ё).(ё) |. （´・e・｀） ノハヽ ノハヽo∈
|￣￣￣￣￣￣| （||<V>||） ﾉﾉ*´ｰ｀)(´- ｀*从
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
。 【Ｎｉｉカード会員募集中】
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O
／￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 商店街の端にある書店が新しいバイト雇ってからやたら繁盛してるらしい |
| どーりでウチの雑誌の売れ行きが良くないわけだ…置くの減らそうかなぁ |
ただ日曜に休むてんちょはしょうがなくはないww
ﾉc|*＾ｰ＾)＜いやぁ…それほどでもありますｗ
ﾉd*＾ｰ＾)＜夜の方はお盛んですか？
ﾉc|；＾ｰ＾)＜えっと、あ、はい、ええ。オサカンデスハイハイ
ﾉd*＾ｰ＾)＜あ～やっぱり！ボクの彼女もいやよいやよ言いながらいざ本番となるとノリノリになるんですよ～
週にどれくらいやります？やっぱり毎日ですか？
ﾉc|；＾ｰ＾)＜ハイ。マイニチデスハイハイ
ﾉd*＾ｰ＾)＜やっぱり～！好きな体位はなんですか？
ﾉc|；＾ｰ＾)＜航空自衛隊デス
オールスター座談会っぽいもの小ネタ
かめい先輩は初々しいねぇw
从*´ -｀)｡oO(ちょっと素直に……)
从*∩ ﾛ∩)｡oO(やっぱムリ///)
（店・e・）＜今はまだ……ただ、ぽんがちょっと
（*・e・）＜あー、可愛いですよね、あの中学生
ﾉd；´・e・）＜僕のところの生田も凄すぎなのだ
（*・e・）＜でも生田君はフクちゃんが本命でしょ？にーがき君はたかーし君ダメなの？
ﾉd；・e・）＜いやいや、たかーし君男の子だし！
（*・e・）＜でも私、愛ちゃんと付き合ってるよ。女の子だけど
（店；-e-）＜うちも田中さんと亀井さんがｲﾁｬｲﾁｬしてる…仕事中はちょっと困るけど…
ﾉd*´・e・）＜別にたかーし君が嫌って訳じゃないんだけど…
ﾉd*｀・e・）＜最近さゆみんが気になるのだ
（店・e・）（*・e・）＜………
（店；´・e・）（；・e・）＜………やめとけば？
オールキャスト座談会ガキさん編
上手く書けん…ｗ
多分先輩のとこのれいなは経験者だと嘘ついちゃうから
かめれなのれいなの苦労＆おのろけ話に失神しちゃうかもｗ
从；｀ -´)＜初体験ときはマジで死ぬかと思ったっちゃ…アンタもそうやろ？
从；｀ ヮ´)＜あぁうんそうやったねぇ…ﾊﾊﾊﾊﾊ（え？え？そんなに痛いの？ｶﾞｸﾌﾞﾙ）
マジやめとけにーがき君ｗｗｗ
ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜いーや、ウチのれーなのﾁｿﾁｿは現役で超小さいですよ！
ノﾉ+＾ｰ＾)＜昔は勃ってもシメジサイズだったよ！
ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜こっちはフルパワーでポークビッツですから負けてません！
ﾉd*∩ﾛ∩)ﾉc|*∩ﾛ∩) もうやめて…///
そして結局仲直りしてﾁｿﾁｿ写メの見せ合いっこに発展ｗ
便乗ｗ
ﾉc|*｀ ヮ´)σ＜ニシシシシ！おまえ勃っててもそのサイズってｗれいなの10分の1以下っちゃんｗｗ
しかもツルツルだし剥けとらんし！ニシシシシアハハハハハ！
ﾉd ;´ ﾛ｀;)ﾋﾞｴｴﾝﾋﾞｴｴｴｴｴﾝ！
ﾉc|*｀ ヮ´)ｂ＜こっち来より！れいながブチッと剥いてあげるったい！
(;´ﾛ ｀;三 ;´ ﾛ｀;)ﾋﾞｴｴｴｴﾝﾔﾀﾞｱｱｱｱﾋﾞｴｴｴｴｴﾝ
ノﾉ*＾ｰ＾)O＜どりるみるきぃ亀ぱああああんちっ！（ﾊﾞｷｯ ﾋｭｰﾝ＞ ミ☆ ←れいなクン
ﾉd ;´ ﾛ｀;)ﾋｯｸﾋｯｸ
ノﾉ*＾ｰ＾)＜自分も生えてないくせにおしおきですよ！
ﾉd ;´ ヮ｀;)＜あ、ありがと…
|ｰ＾)｡ｏO（泣いてるれいな可愛かったのにー）ｼｮﾎﾞﾝ
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜あの未開拓皮に溜まったくちゃくちゃな恥垢を舌でお掃除してあげるんですよw
u
ノﾉ*＾､ｰ＾) …ｼﾞｭﾙﾘ
ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜ウチのれーな見てヨダレ垂らさないでくれます？
貧弱なれいな君を見て昔のれいなクンを思い出した事情りんなのでした
ﾉd´-e-)=3＜ついでに包茎も
||c| -ｅ-)|=3＜ついでに処女も
( ・e・)＜ん？恋愛事情さんとこのガキさんはつい先日卒業したじゃないですか
ﾉd；・e・)＜そうなんですか？
_, ,_
||c| ・ｅ・)|＜……？
Σ(；゜e゜)＜ﾊｯ!ｼ､ｼﾏｯﾀｧｰ!あれはif世界の出来事だった！覗きとかではなくボクは決して変態などではないですあるのだｱﾀﾌﾀ
ﾉd -e-)=3｡o（もうこの際さゆみんが相手でもいい気がしてきたのだ）
それにてんちょとにーがき君の座談会という名のガキさん天国を見せてあげたいｗ
ワロタww
おやさゆみん
亀井先生のとこのガキさんかわいいなｗｗ
久々になんか書きたい
ttp://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-11284748046.html れなπ♪れなπ♪大チュキれなπ♪ ｳﾍﾍﾍﾍｰｗ
れなπをムニムニしながらマッタリ過ごすかめい君
ﾉd*´ｰ｀) ｼﾔﾜﾍ
从*´ -｀) ﾝｯ///...zzz
つ)(⊂
今夜保全代わりに光射す投下します
「じゃあ、結果がでるまで暫くお待ちください」
里沙と絵里がその言葉を看護師に言われてからもう2時間が経つ。
絵里が数日前まで苛まれていた吐き気と頭痛は漸くおさまっていた。
今日はそれとは別に、目の検査で大学病院に来ている。
絵里は2ヶ月に1度、自分の目に異常がないかを定期的に診療しに来ていたのだ。
それこそ瞳の表面から裏側、視神経にいたるまで精密に検査するため、結果が出るには数時間かかる。
毎回のことではあるが、この検査結果を待つ時間というのは暇で仕方がない。
「ガキさぁん、飽きたよぉ～」
「はいはい、ちょっと待ってねー」
ふたりのこのやり取りももう慣れたものだ。
絵里は病院の中庭に設置されたベンチで脚をじたばたと動かして暇だと嘆く。
その様子はさながら子どもで、本当に同い年なのだろうかと苦笑してしまうほどだった。
そのとき、里沙の携帯電話が震える。だれだろうと見てみると、盲学校の職員だった。
「ごめん、ちょっと出てくるね」
「はーい。いってらっしゃ～い」
里沙がそうして立ち上がり、電話に出ている間、絵里は再び暇を持て余すことになった。
今日は天気は良好で散歩日和とも言えるが、此処は病院内。
入院患者たちしかいない空間で「わーーー」なんて叫ぶわけにも行かず、絵里はつまらなそうに脚をばたつかせた。
陽のあたる空間でのんびりと時間を過ごすのは嫌いじゃない。
光を体中に浴びて、風に髪をなびかせるこの瞬間は好きなのだけれど、いかんせん、暇なのだ。
夏の匂いが体中に広がって、なんとなく優しくなれる気がした。
そのとき、絵里は鮮やかな“色”を感じた。
夏らしく爽やかで、そして何処となく気品があり、落ち着いたその色を探した途端、シャッターを切る音がした。
「ふぇ？」とそちらに顔を向けると、その人は「あ…」と返す。
「すみません、あまりにも、綺麗だったんで……」
「へ…？え、絵里が？」
「あ、そうです、あなたです」
その人は困ったように笑って髪をかき上げた。
声から察するに女性だろうか、そういった仕草や話し方が、れいなと重なる気がした。
だが、その人の「綺麗」という言葉を漸く理解しだした絵里は恥ずかしそうに顔を背けた。
「そ、そそそ、そんな絵里は……」
照れるその表情を見て、彼女はまた柔らかく笑い、ベンチに座る絵里に視線を合わせようとしゃがみ込んだ。
しかし、絵里を真正面から見て、絵里の抱える不具合に気付いたのか、「あの…」と声を出す。
「もしかして……目が、悪いんですか？」
「あ…はい、ちょっと…」
そう申し訳なさそうに話す絵里に、彼女も同じように申し訳なさそうに「すみません…」と頭を下げる。
急に自分が悪いことをしたみたいになった絵里は慌てて話を逸らすように声を出した。
「え、あ…一応、カメラマンやってるんで」
「そうなんですかぁ。私の知り合いにもいますよ、カメラマン」
明るく話す絵里に彼女は嬉しそうに微笑み、話を切り返した。
「そうなんですか！へー…カメラマンが知り合いなんて、珍しいですね」
「あ、やっぱりそうなんですか？」
「アシスタントとかじゃなかったらかなり珍しいですよ。プロとして成功するのは、一握りですから」
そうして彼女はファインダーを覗きこんだ。
自分に成功できるほどの実力があるかはまだ分からない。
それでも、アシスタントとして地道に力をつけていかなければ成功の道はない。
とにかく自分にできるだけのことをやろうと、彼女は空を切り取った。雲が点在する空は、相変わらず綺麗だった。
「じゃあ、だいじょうぶですよ」
「え？」
「だって、明るいから」
絵里にそう言われ、彼女はきょとんとした。
「明るい」とは、なんのことだろう？性格が？それにしても、カメラマンとなんの関係があるのだろう？
だが、その答えを聞く前に別の質問をされ、彼女は苦笑した。
「いやー、2か月前に撮影中に階段から落ちちゃって…それで足を打撲したんですよ」
「え、だいじょうぶなんですか？」
「あは。もういまは平気です。ギプスも取れてちゃんと歩けますし。今日は最後の検査だったんですよ」
そうして彼女は「いやー、良かったぁ」と嬉しそうに微笑んだ。
いままで、五体満足でいることがどれほどシアワセなことか、怪我をして漸く気付けたのだ。
ただ歩けること、それがどんなに恵まれていることなのかよく分かる。
それはたぶん、目の前にいる彼女も、同じなのだろうなと思った。
彼女の目の状態や症状は全く知らないけれども、光を映すという自然で当たり前のシアワセを、彼女もまた痛感しているのだろうなと思った。
「そっかぁ、じゃあお祝いしなきゃですね」
「え？」
「完治祝い！おめでとぉ～って」
そうして絵里はニコッと笑い拍手した。
それは、バカにしているとかそんな要素は一切なかった。
本当に、彼女の怪我が治ったことを素直に祝福し、おめでとうと心の底から叫んでいる。
彼女はまるで、穢れを知らない純粋無垢な少女のようだと思った。
まあ、一種の「天然」かもしれないが。
そう話す彼女に、絵里は「ふぇ？」と返す。
彼女は優しく笑い、絵里の手に触れる。
急に触れられたことに絵里はドキッとするが、そんなことは構わずに、彼女は絵里をカメラに触らせた。
「1枚、今度は、正式に撮っても良いですか？」
瞬間、絵里は彼女のいままでとは違った“色”、すなわち「本気」を感じた。
彼女が絵里を見つめるその瞳は、ブレることなく真っ直ぐに輝いている。
その瞳も、瞬間に感じた色も、れいなに少しだけ似ていて、この人はやっぱりカメラマンなんだと絵里は思った。
絵里は少しだけ困ったように笑ったあと、頷いた。
撮影されることの怖さがないわけではない。
あの日、知らないベッドの音で過去のフタはあっさりと開いて絵里に襲いかかった。
叔父の色を感じたことで、つい先日まで、吐き気を催すほどの悪夢に魘されていた。
だが絵里は、「ふぅ」とひと息吐いて天を仰いだ。この青空の下には、確かにれいながいる。
いつだって真っ直ぐな瞳を絵里に向け、変わらぬ優しさを降らせてくれるれいながいる限り、絵里はだいじょうぶだと思った。
「あ、だいじょうぶです。そのまま、笑ってくれれば」
絵里から少しだけ距離を置き、彼女は後ろへ下がる。
絵里はベンチに座り直し、髪の毛を整えた。そういう仕草は普通の女の子なんだなと彼女はぼんやり思う。
彼女がファインダーを覗きこんだ瞬間だった。
絵里は柔らかく彼女に微笑みかける。この広い青空の下、太陽の光をめいっぱいに浴び、風に髪を靡かせる絵里に彼女は震えた。
思わず、シャッターを押すことを躊躇ってしまうような破壊力がある。
口の中はカラカラに乾き、指先まで金縛りにあったように動けなくなってしまいそうになる。
「メッチャ…綺麗ですよ……」
ああ、これが、心を奪われることなんやと自覚した彼女は、震えながらもシャッターを切った。
自分で言うのもおこがましいが、これほどに完璧な1枚はなかなか撮れないだろうと、思った。
「撮れました？」
「もうバッチリです。ありがとうございました」
そうして彼女は絵里の前にしゃがみ込み、その手を握った。
再びやってきた温もりに絵里は心臓が高鳴った。
「名前、聞いても良いですか？」
彼女の問いに、絵里は素直に答えた。
「ああ、自分は…」
返そうとしたそのとき、彼女の携帯電話が震えた。
「すいません」と申し話なさそうに謝り、電話に出る。離しながら時計を確認した彼女は「わあ！」と叫んだ。
どうやら遅刻は確定のようだとなんどか電話口で頭を下げ、通話を終了した。
「すいません亀井さん！自分、行かなきゃなんで！」
慌ただしく荷物をまとめる彼女に絵里は「あ、はい」と返す。
ずいぶん急いでいるようだがだいじょうぶだろうかと心配する絵里をよそに彼女は荷物をまとめ、肩に背負った。
「じゃホントありがとうございました！また逢えたら嬉しいです！」
「あ、はい、気をつけて」
そうして彼女は慌てて走り出した。
なんだか不思議な人だなぁと絵里が微笑むと、再びダッダッダと足音が戻ってくる。
あれ？と思っていると、彼女は息を切らせて絵里の前に膝を立てた。
「名前、光井愛佳です。光る井戸に、愛する……うーんと、にんべんに土ふたつです」
それだけ伝えると、愛佳はまた走り去っていった。
その一連の動きがあまりにもおかしくて、絵里は困ったように笑った。
「愛佳ちゃんかぁ……可愛いな」
そうして絵里は嬉しそうにまた脚をブラブラさせた。
長電話を終えた里沙がその場に戻ってくるのと、看護師から検査結果が出たと告げられるのは、その数分後のことだった。
ここ数日間、どうも背後からの視線を感じていた。
その相手が果たして叔父なのかどうかの判別は出来ない。
里沙の話にあった、盲学校の周囲で見かけられる車。車種までは聞いていないが、色は白だった。
よくよく思い返せば、叔父の自宅にも車はあったが、その色は確かグレーだった。
いくらなんでも、グレーと白を見間違えることはないだろう。
そうするならば、目撃された不審車は、叔父のものではないという結論に至るのが普通だった。
「偶然……？もしくは人違い？」
考えられる可能性は、その不審車が叔父ではなく、ただの変質者であること。
もうひとつは、叔父に関係した第三者が盲学校を見張っているということ。
「どっちも、最悪やな」
そうしてれいなはハンドルを切り、事務所の駐車場に頭から突っ込んだ。
考えることは得意ではないけど、この問題はやはり一筋縄ではいかないなと思う。
ただ叔父から絵里を引き離しただけでは問題の根本解決には至らない。
せめて叔父が、もう少し更生してくれればと思うが、それは果てしなく無理なのだろうなとれいなはエンジンを切った。
車から降りようとしたとき、ダッシュボードに目が行った。
れいなは一瞬躊躇したあと、そこを開ける。免許の更新書類の上、折り畳まれた銀色のナイフが光っていた。
「使いたく……なか……」
それはあの日、初めてれいなが叔父に会ったときに持っていたナイフだった。
殺傷力は高くないが、研ぎ澄まされたその刃は護身用にはなる。最も、殺傷力など、始めから必要ないのだが。
れいなはそのナイフをしばらく見つめたあと、ポケットにしまい込んだ。
使いたくないものを、どうして手にしたのだろうと少し後悔しながら車を降り、事務所の階段を駆け上がった。
「お、お帰り田中ぁー」
事務所の部屋にはいつものように、珈琲片手に雑誌を読んでいる寺田がいた。
今日の仕事の報告をしようと書類を手渡すと、「この前の話なんやけどな」と話を振られた。
「なんでしたっけ？」
「ほら、今日からアシスタントが来るって言うてたやん」
ああ、そういえばそんなことを聞いたようなと思うが、れいなは残念ながら記憶力の良い方ではない。
この仕事を始めてからメモを取る癖はつけているが、そのメモを見返す癖がついていないため、あまり意味がない。
これでよく仕事を失敗しないなと自覚はしている。
「で、そのアシスタントの子は？」
「うん、なんか病院に行っとってちょっと遅刻するみたいなんや。もう来るみたいやけど…」
そう寺田が話していると盛大な足音が聞こえた。
これはそのアシスタントだろうかとれいなが振り返ると、勢い良く事務所の扉が開いた。
「遅くなりましたっ！」
「お、待ってたでー」
「今日からお世話になります、光井愛佳です、宜しくお願いします！」
そうして入ってきたアシスタントを、れいなはよく知っていた。
記憶力の悪いれいなでも、高校時代に仲が良かった後輩の顔は忘れていなかった。
「え、田中さんですか？うわー、お久しぶりです！」
愛佳もれいなのことを覚えていたのか、すぐに緊張は解け、笑顔でれいなと話し始めた。
知り合いだったことで話が早くて幸運だと寺田は感じたのか、「じゃあ、早速この撮影よろしくな」とふたりに資料を渡した。
「大型新人を売り出すとかで、田中にご指名でーす」
期待されているのは嬉しいが、それを顔には出さず、れいなは書類をめくった。
まだ少しだけ時間があったれいなは愛佳に向き直り、「最近の写真ある？」と聞いた。
愛佳に見せられた写真を見て、れいなと寺田は思わず唸った。
れいなは高校時代、寺田はアシスタントを雇う時点で愛佳の撮影技術の高さは知っていたが、改めて見ると、やはりその技術は高い。
被写体をただの「物」として見るのではなく、そこにある空間との関係を知り尽くした愛佳の写真は、ひとつの「時間」でもあった。
単純に一瞬を切り取らない写真は、生きている空間そのものだった。
「これはうかうかしてられんなぁ、田中」
そうして寺田がからかうように話すが、れいなも確かに愛想笑いを返すしかなかった。
久しぶりに見る愛佳の写真に、息を呑む以外にない。
本当にこのままでは、彼女に仕事を取られるなと苦笑した。
「今日の写真はないと？」
「今日のは……あるけど、内緒です」
「は？なんでよ」
れいなの問いに愛佳は意味深に笑い、「なんででもですよー」と返した。
生意気な後輩だと思いながらも、れいなは「教えーよー」と追及する。
「ちょっと……可愛い子に逢ったんです」
「可愛い子？」
「その子の写真、ひとり占めしたいんです」
可愛い子ねぇとれいなは肩を竦めた。
愛佳のタイプをれいなは聞いたことがなかったが、彼女はどういう人が好みなのだろう。
愛佳自身が少し口うるさいしっかり者だから、里沙みたいな感じじゃないなと勝手に除外した。
絵里みたいな天然なアホが好きだったらどうしよう、いや、接点ないしだいじょうぶかと、勝手に納得したが、
その「まさか」が当たっていることを、れいなは知る由もなかった。
「ま、とにかく現場行くけん、車出して」
そうしてふたりは、次の仕事現場へと向かうことにした。
「……分かりました」
電話を切ったあと、ふぅと深く息を吐いた。
探偵は頭をガシガシとかきながら狭い車内でぐっと伸びをした。
依頼とはいえ、こういう仕事まではしたくないなとハンドルに顔を乗せる。
向いている・向いていないの問題以前に、人として、此処まではやりたくなかった。
「……」
だが、断れないのもまた事実だった。
それを仕事としている以上、探偵は依頼人の利益を最優先して動くしかない。
たとえそれが、反社会的な行動であったとしても。
「そんなん、意味ないって……」
探偵は、自分が此処まで仕事を躊躇するのはなぜだろうとボンヤリ思った。
頼まれたことは黙って遂行するのが「探偵」という職業なのに、どうして今回に限って思いとどまるのだろうと深く息を吐いた。
探偵は黙って、手元にある2枚の写真―――亀井絵里と田中れいなの写真を見ながらエンジンをかけた。
車はれいなの事務所をゆっくりと離れていった。
よろしければ代理投下をお願いしますm(__)m
エロがなくてホントに申し訳ない……
以上代理投下終了
じっくり読みます
愛佳登場とえりりんモテすぎで少し和んだｗ
ﾉﾉ*´ｰ｀) モテる女はつらいですよ～なんつってぇｗ
写真撮るの上手いしはまり役かもｗ
でも何か起きそうな予感…不安だけど続きが気になります
川=´┴｀)ブログの写真を見直してみたくなったのは自分だけかもしれない
ﾓｯﾄﾒﾝﾊﾞｰﾉｲﾛﾝﾅｼｮｯﾄﾐﾀｶｯﾀﾉﾆ…＿|￣|◯
296 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：12/06/23(土) 23:55:07
さゆはメンバーの何気ない表情
愛佳は風景や自然を撮るのが上手いって印象だなー
自分もブログ見直してくる
れいなより上手くなったりして…ｗ
从；｀ ﾛ´)＜あ、アシスタントには負けんけんね！
午前中に降っていた雨は上がり、いまはちぎれた雲の隙間から眩しい太陽が地上を照らしていた。
いつもは主役のはずの太陽が申し訳なさそうにしている姿は、妙に愛しい。
湿気が多い日は前髪がはねてしまうのだが、こういう空を見ていると、梅雨も嫌いにはなれない。
「おー、発見」
そのとき、屋上の扉が開いた。
低くて耳に馴染むその声の持ち主を鞘師君は知っていた。
できることならば、いまは会いたくない人だったが仕方はない。
「なんで練習サボったん？」
「……お腹痛くて」
「嘘つきぃや。顔色メッチャ良いくせに」
そうして彼―――高等部1年の光井愛佳君は鞘師君の頭をぐしゃりと撫でたかと思うと「はい」となにかを渡してきた。
それが鞘師君の大好きなサイダーだと認めると、彼は一瞬で目を輝かせた。
「正直やなぁ」
苦笑しながら光井君は言うが、鞘師君はもうサイダーしか目が入らない。
「もらって良いんですか？」
「どうぞ。差し入れのつもりやったから」
彼の言葉を聞くや否や、鞘師君はサイダーのフタを開ける。
プシュッという小気味の良い音のあと、微かな炭酸の弾ける音が耳に届き、自然と笑みが零れた。
サイダーは鞘師君の大好物であり、できることならば全国のご当地サイダーを飲み比べたいほどだった。
これを飲んでいるときだけは、どんな悩みも気にならなくなる。
しかし、光井君の質問が飛んできて、鞘師君はサイダー瓶から口を離した。
「……なんで、光井さんが知ってるんですか？」
「さって生徒会室行ったから。高橋さんと新垣さんは練習しとんのに、鞘師だけおらんっておかしいやろ」
そうして彼は手に持っていたカフェオレにストローをさした。なにかを企んだような笑顔のまま、光井君はそれを飲む。
口から離れたとき、ストローの先端は少しだけ歪んでいた。彼もまた、ストローを噛む癖があるらしい。
それを見て、「ストロー噛まんと！」と高等部の田中れいなに叱られていた亀井絵里君のことを鞘師君はぼんやり思い出した。
「……腹痛がしたから」
「だったら炭酸なんて飲まんやろ」
再びの鋭い指摘に鞘師君は押し黙った。
放課後、たかーし君とにーがき君の3人で文化祭で披露するダンスの練習をしていた。
しかし、今日は「ある理由」から、鞘師君はそれをサボった。
自分の用意していた「腹痛」というウソの理由はアッサリと光井君に見破られてしまった。
「………心配せんでも、香音のちゃんことは好きやないよ」
「へ？」
「あれ、違った？」
そうして光井君はクスッと笑った。
彼の表情には幾分かの余裕があって、鞘師君は思わず口を噤んだ。
年齢的には4つしか変わらないのに、随分と彼が大人びて見えて、どうして良いか分からなくなった。
しかも彼の言わんとすことは、まさに自分の悩みの種そのもので、すべてを見破られている気がした。
こういうところで子どもっぽさを露呈してもしょうがないのだけれど。
「…別に、そういうんじゃないですけど」
光井君の言葉に反論すると、彼は大袈裟に肩を竦め、空を見上げた。
「羨ましいわ、そういうの……」
彼は寂しくそう呟いた。
その言葉の真意を鞘師君は量れない。どういうことか聞き直そうかと思ったが、なんとなくやめにしておいた。
彼がどういう考えを持っているのか分からないけれど、少なくとも、いまの彼は、自分よりも「大人」な気がしたから。
「……香音ちゃんは、光井さんのことが好きなんですか？」
「それを僕に聞かんでよ」
カフェオレを飲みながらそう答える光井君に対し、鞘師君は再び押し黙った。
全てのきっかけは、入学式で見かけた先輩がカッコいいと香音が話したことだった。
この学校に入学した直後、香音はたまたま見かけた先輩がカッコ良かったと意気揚々と鞘師君に話した。
鞘師君は彼の存在に別段興味を持っていなかったが、事あるごとに香音はその先輩の話をした。
話を聞くうちに、彼が高等部1年の光井愛佳であるということを鞘師君は知った。
「たぶん違うと思うけど」
「その根拠はあるんですか？」
「怖い顔して聞かんでや」
そうして光井君はまた笑う。何処までも余裕綽綽な彼の態度もまた、鞘師君を焦らせた。
次の4時限目の授業が化学だったため、鞘師君と香音は自分の教室から化学室へと移動していた。
階段を上っているときに事件は起きた。
降り続いた雨の影響で、階段は湿気を帯びて濡れていた。今日は特に廊下を走るなとHRでも教師に言われたほどだ。
香音は特に走っていたわけでもなかったが、階段を濡らした水に脚を取られ、バランスを崩した。
「おおっ！」
「あ、香音ちゃん！」
滑って後方に転倒しかけた香音に鞘師君は思わず手を伸ばした。
しかし、そんな彼女を支えたのは、階下にいた光井君だった。
「だいじょうぶ、香音ちゃん？」
「あ…光井さん……」
彼の存在を認めた鞘師君は思わず眉を顰めた。
しかも香音が慌てて謝り、光井君が困ったように笑っている姿を見たことで、余計に腹が立ってきた。
自分伸ばした手を香音が取れば彼女は倒れずに済んだ。別に光井君がいなくても、彼女は怪我をしなかったのだと彼は思った。
それが勝手な自己解釈であり、八つ当たりだということは充分に分かっていた。
「雨で滑りやすいから気ぃつけぇよ」
そうして光井君は香音の頭を撫でると自分の教室へと歩いて行った。
自然とそういう風に振る舞える彼にもまた、鞘師君は焦りを覚えていた。
その後もずっと香音が、光井先輩がカッコいいと言い続けていたため、余計にだった。
だけど、この心のモヤモヤが晴れないままではダンスレッスンも身に入らず、結果、サボって屋上に来てしまった。
それがなんの解決にもならないことも分かっている。
別に光井君が悪いわけじゃないし、香音がだれを好きになろうが自由のはずなのに、どうしても鞘師君は納得できなかった。
「休むのはええけど、ちゃんと高橋さんや新垣さんに言わんといかんよ」
「……え？」
「ふたりとも心配しよったよ？」
彼はそう言うと再び困ったような顔で笑いかけた。
光井君がどれほど良い先輩であるかくらい、鞘師君は知っている。
かめい君と話しているときも、たかーし君と話しているときも、彼はいつも笑顔であり、それでいて見えないところで気を遣っていた。
表面上の計算なんてしていない、自然とした仕草に鞘師君は魅力を感じていた。
自分がどれだけ望んでも届かないものを、彼は手にしている。
いまだって、彼はたかーし君やにーがき君を気遣いつつ、鞘師君自身を気にかけてくれている。そんなこと、自分にはできない。
彼への想いは羨望であり嫉妬であることを知っているからこそ、鞘師君は光井君に素直にはなれなかった。
「心配せんでもええよ。僕が好きなんは香音ちゃんやないから」
光井君は唐突にそう言うと、飲み干したカフェオレのパックをぐしゃりと潰した。
鞘師君の頭を再びぐしゃっと撫でると、「ほら、練習行くよ」と笑いかける。
彼の言わんとすことが分かりそうで分からなかった鞘師君は、聞き返そうかと思ったが結局は押し黙った。
黙って頷くと、光井君はまた笑い、ふたりは屋上から生徒会室へと歩いた。
「お、鞘師君おつですよー」
生徒会室に戻ると、かめい君がいつのも笑顔で出迎え、その向こう側ではたかーし君とにーがき君が練習をしていた。
彼らは怒ることもなく鞘師君に笑いかけたかと思うと、再び音の世界へと戻って行った。
その姿はとても誠実で、なんだか鞘師君はどうしようもなく申し訳なくなった。
「じゃ、練習しよっか」
かめい君の言葉に素直に頷き、鞘師君は上着を脱いで、部屋の中心と歩いた。
普段はへらへらと笑っているかめい君だが、ひとたびダンスをすると、一気に男性としての色気と憂いを帯びた表情を見せる。
ただ「音に合わせて踊る」ことしか知らなかった鞘師君は、彼の「観る人を惹き込むダンス」を知り、かめい君を尊敬していた。
ああ、僕は高等部の先輩たちのことを、みんな尊敬しているのだなと改めて自覚した。
「あ、愛佳も来とったっちゃねー」
練習を始めて数分後、入口付近で聞こえた明るい声に鞘師君は思わず目を向けた。
そこにはかめい君の彼女、田中れいなが笑顔で立っていた。
その横には光井君がいるのだが、彼はいままで見たことないような嬉しそうな表情を彼女に向けていた。
「愛佳もダンスやればいいとに」
「いやいや、僕には無理ですよ。観てるだけで精一杯です」
「そんなことなかよ。愛佳のダンス、れな好きよ」
「ハハ。そう言ってもらえたら嬉しいですよ」
鞘師君は右手を大きく振り上げて下ろした。風を切る音とシャツがはためく音が小気味良い。
振りを確認しながらも、頭の中ではピースがハマって行くような気がした。
別に自分が出演するわけでもないし、ダンス部に所属していたとも聞いていない。
仮にダンス経験者であったとしても、文化祭に出演する先輩の練習をわざわざ観に来るだろうか。
―――「心配せんでもええよ。僕が好きなんは香音ちゃんやないから」
加えて先ほどの光井君の言葉が頭をよぎった。
彼は何処となく寂しそうにそう呟き、鞘師君を生徒会室に連れ戻した。
―――「羨ましいわ、そういうの……」
あの言葉の真意は未だに掴めない。
彼がどんな意志をもってそう発したのかは分からない。
分からないけれど、鞘師君の瞳は、確かに光井君とれいなの姿を捉えていた。
光井君はいつものように笑っていて、それでいて何処となく寂しい想いを抱えている気がした。
それは気遣いとか、遠慮とか、そんな感情を超越した“なにか”を孕んでいるようにも見えた。
鞘師君はシャツの第2ボタンを外し、頭をぐしゃぐしゃとかいて天井を仰いだ。
生徒会室の白い天井は無機質でお世辞にも気は晴れない。屋上とは大違いだと苦笑する。
鞘師君は再び音を聞きながらステップを踏んだ。
光井君の想いを知ってしまったことに後悔はなかったけど、屋上で練習をサボったことには少しだけ反省した。
光井君と鞘師君 保全小ネタ おわり
中等部は光井君のことをそれぞれの想いで尊敬してそうだったので書きたくなったのです
だーいしも出したかったけど余裕なかったごめんm(__)m
ちなみにこの水面下の攻防を見てシゲがﾉd*☆ ｡.☆)ﾊｧﾊｧ してるのはまた別の話ｗ
話変わりますが「GiRL POP」の企画で
さゆがピンクのメガホンれいなが青とオレンジのメガホン持って応援してたのがメチャクチャ嬉しかったですｗ
実際は6期と関係なかったのかもしれないですけどれいなは事あるごとに「3人で」って言ってたのでｗ
まとめ職人さまの4行目ですが
離しながら時計を確認した→話しながら時計を確認したと訂正をお願いします
いつも支援＆コメントありがとうございます
おやさゆみんﾉｼ
「コラー！メッシュなんて入れたらいけないのだ！」
「自転車の二人乗りは禁止なのだ！」
いつものように校門で、校則違反の生徒を注意する。
最近は、中等部の生徒も注意しなきゃならなくて大変なのだ。
「新垣さんTシャツっちゃ♪」
私にそっくりな顔文字と『新垣命』とかかれたTシャツ。
「恥ずかしいからやめなさい！」
「朝練のある生徒はジャージとTシャツでもいいけん、校則違反じゃないっちゃよ！」
「わかったから早くいきなさい！」
「はーい♪」
生田は中等部の後輩だ。
一回全身ドクロの格好で学校に来た時かなりきつく注意した私をなぜか気に入ったらしい。
それでやたらなつかれてしまったのだ。
…まあ、好かれるのは悪い気はしないけど。
あ、愛ちゃん！
…と田中っち。
二人で登校なんて珍しい。
…ってか腕絡めてるし！
それを見せつけるようにしてくる田中っち。
そこに、さゆみんがやってきた。
「ちょっと、れいな！愛ちゃん先輩はさゆみのなの」
とかとんでもないことをいって、反対の腕を絡めて歩き始めた。
なんか愛ちゃんでれでれしてるし。
むかついたから、横を通っても知らんぷりした。
昼休みも、いつも二人でお弁当を食べるのに、
「高橋サン、一緒ニオリジン弁当食ベマショ」
「ジュンジュンも食ベルダ」
留学生のジュンジュンとリンリンに囲まれていた。
愛ちゃんはまんざらでもなさそうだった。
と思ってたら、さゆみんが愛ちゃんにキスしようとしていた。……なにやってんのよ！
無意識に愛ちゃんの腕を掴む。
「ガキさん！？」
構わずにそのまま走り出す。
それから、トイレの個室へ連れ込んだ。
壁に腕を押しつけて強引にキスする。
「んん、ガキさ…苦しーよ…//」
「ちゃんと答えてよ…」
「…りさぁ…」
「ん？」
「りさが、すき…」
愛ちゃんが息を整える。
「…好きなの、りさだけやよ」「…」
私が黙っていると、不安そうな顔になった。
「…壁に手ついて」
スカートを捲り、下着の中に手を入れた。
「ひゃああっ…」
それからぐっと指を入れる。
「あん…」
「ん、入った」
「…はぁ…」
「…濡れすぎ…だよ？」
「うるさいっ…//」
「りさ…待って…待って…やだ…やだああ…」
「イっちゃいそう？」
「ん…//…イっちゃ…イっちゃうよ…」
「ガキさんが生田とばっかりいるからやよ」
「へ？いくた？」
「最近ガキさんと生田が怪しいって聞いたから、れいなたちに協力してもらったんやよ。ガキさんにやきもちやかせるように」
「生田とはそんなんじゃないよ！」
「でも不安になるやよ。好きだから…」
「私も…あいちゃんすき」
「ん。」
从*・ ｡.｜＜調子に乗るななの
ﾉﾉ*＾ｰ｜＜先生の出番がなかったですよ！
川´･_o･)川*^A^)バッチリデース
|||9|｀_ゝ｜ちくしょー
ノﾉ∮‘ _l｜えりぽーん…
>鞘師君＆光井君
ついに来ましたね光井君ｗ
一歩下がった謙虚な姿勢が光井君らしくて好きです
ってかかめれな世界がイケメンパラダイスすぎて最高ｗ
>亀井先生あいガキ
お互いに嫉妬しちゃうなんて可愛い奴らめｗ
生田はどの世界でもぶっ飛んでいて楽しいですねｗ
愛佳はいい先輩だなぁ～
光×鞘とか新鮮で面白かった
音沙汰なかった愛ガキが相変わらずで嬉しいｗ
何気にこっちもキャラ増えてるしｗｗｗ
れいなと光井君の話とか期待してますｗｗ
そーいえば田中君は積極的な愛佳ちゃんに保健室で襲われてたっけww
中等部PONPONしかり・愛佳しかりｗｗ
おつです！何気にジュンリンが登場してて嬉しかったですｗｗ
生田は相変わらずぶっ飛んでるしラストにフクちゃん登場でまた想像が膨らんで楽しいｗ
たかーし君もテレ東見てました保全
構想5分ですが許してくださいｗ
絵里とジュンジュン、そしてリンリンの働く書店ではちょっとした異変が起きていた。
その異変とは、アルバイトで働くジュンジュンとリンリンのことだった。
「今日ハ新刊ガ発売デス！」
「ダカラ今日ハ気合イレマス！」
書店の奥ですっかり張り切っているふたりを心配そうに見つめていると、リンリンがキラリと目を光らせた。
なんだか嫌な予感がしてさっさと仕事に戻ろうとすると、ジュンジュンが絵里の手を取った。
「亀井サンモ協力シテホシイダカラ！」
「え、なんの……？」
「売上ニ貢献シテクダサイ！」
いや、確かに売上は大事だけど、具体的になにをするのさと絵里は思う。
彼女がなぜそんなものを常備しているのか、あの中になにが入っているのかも絵里はよく知らない。
さながら四次元ポケットのようだと思っていると、リンリンは「コレ着テクダサイ！」とある服を取り出した。
「ムリ、ムリっ！絶対ムリだから！！」
リンリンの手にした服を見た絵里は即座に拒否するがそれをふたりは許さない。
「コレ着レバ売上バッチリンリンです！」
「関係ないから！ムリだから！」
絵里は慌てて逃げようとするが、ジュンジュンはにこぉっと笑いその手を離さない。
「ジュンジュンガ脱ガシテアゲルネ」
「待って！意味分かんないから！！着ないから！！」
「亀井サン似合ウデスヨ、ハイハイ」
「待ってってば～！！！」
悲痛な叫びとは裏腹に、絵里は留学生たちに服を脱がされ着替えさせられてしまった。
仕事を終えた愛佳はいつものように書店に寄った。
ジュンジュンとリンリンが働き始めてもう数週間だが、迷惑をかけていないだろうかと心配になる。
一応、売上成績は伸びているみたいではあるが。
「イラッシャイマセ～」
書店に入ると聞こえてきたのはジュンジュンの声だった。
どうやらまともに働いているのだなと考えてふと顔を上げたときだった。
「なぁぁぁぁ？！！」
「ア、光井センセーコンバンハ」
「な、な、なななな、なんつー格好してるんですか！！」
愛佳が驚愕した理由、それはジュンジュンが見事なメイド服を着ていたからだった。
「リンリンガ貸シテクレタダヨー」
「こ、こ、ここはそういう店じゃないでしょ！！」
「デモ、テンチョサン良イッテ言ッタデスダカラ」
ジュンジュンの言葉を聞いて愛佳は頭を抱えた。
もうこの町の店長は何処の人間もバカなんじゃないかと思ってしまう。
普通の書店でメイド服を店員に着せるか、普通……？
リンリンの声を後方に受け、愛佳は深く溜め息をついた。
どうせ彼女もメイド服なんだろうなと考え振り返ると、愛佳は目を見開いた。
リンリンの隣にいる彼女、亀井絵里は恥ずかしそうな顔をしてメイド服を着ていた。
ピンクのシャツに、黒っぽいエプロン、胸元には大きめのリボンをつけ、頭には申し訳なさそうに猫耳をつけている。
「えへへ…い、いらっしゃいませ……」
恥ずかしげに目を伏せてそう呟く彼女に愛佳は射抜かれる。
思わず心の中で「お持ち帰りで」と呟いたが、その声は聞こえることはなかった。
書店は今日も平和です保全小ネタ おわり
イメージはいつかのドラマですｗ
「ゲ」
「ん？・・・うわ、高橋愛・・・」
「あ～田中っちじゃなーい！すごい偶然！ラッキーねえ！」
とある休日の昼下がり。
購買の電球が切れたと喚くガキさんと、じゃあ日用雑貨も諸々見てくかとホームセンターに買出しに来ていた時のことだった。
ペットコーナーで子猫を不埒な目で視姦してるガラの悪そうな変態がいると思ったら田中れいなで。
せっかくの休日、しかもガキさんと２人きりだというのにこの俺の運の無さはなんなんだ。
「田中っち猫飼うの？」
「いや、ただ見てただけっちゃん。今はペット飼う余裕ないし・・・。ガキさんは何しに？」
「私はバイトの買出しよ。備品が足りなくてね、その補充しに」
「・・・今更っちゃけど、そこにおる男とガキさんはなんか知り合いなん？」
「あら？言ってなかったっけ？私の仕事の手伝いしてくれてる高橋愛さん。会社の部長さんでとっても親切にしてくれるのよ」
言いながら俺の方に微笑みかけてくれるガキさんは邪心もなにもないまっさらな聖女のようで、大袈裟かもしれないが見ていて心が洗われるようだ。
「へえ、そうだったん。なんの因果か知らんっちゃけど・・・ま、変なことされんよう気をつけりよ。
油断してるとパクっといかれるかもしれんけん」
性悪変態露出狂に惚れているという男の趣味最悪な点が少々痛いが。
完全勃起状態のちんこフルオープンさせながら客人を出迎える変質者に言われたくないんだよ。
「田中っちは一人なの？これから愛ちゃんとご飯しに行こうと思うんだけど・・・た、田中っちもよかったら一緒に」
「あ、れいなは」
「れいな～～～～」
懐かしい舌っ足らずな声に思わず視線がそっちに向いた。
「いい感じのダブルベッドあったよ・・・って、高橋さんじゃないですかぁ。それに新垣さんも。こんにちは～」
「・・・どうも、絵里さん。あの時以来ですね」
ニヘラっと、オプションに花びらを散らせてそうな幼く可愛らしい笑顔から、絵里さんが今幸せだということが手に取るようにわかる。
おそらく田中れいなとまた付き合い始めたんだろう。
腕を絡めながら２人で微笑みあう様子は、かつての恋人を完全に奪われてしまった少しの悔しさを塗り潰すほどの羨望を覚えた。
「ごめんちゃ、ガキさん。この通りツレがいるもんで・・・」
「ああ～・・・そっか、うんうん。それはしょうがないわよね。私の方こそごめんね～」
「いや、また誘ってほしいとよ」
「うん・・・」
「・・・・・・。ガキさん、そろそろ出ようぜ。俺、腹減ったわ」
「ん、そうね。じゃあね～田中っちと亀井さん」
バイバイと手を振ってから絵里さんと田中れいなが背を向ける。
その背中に、
「田中っち！」
「・・・ん？なん？」
ガキさんはわりと冷静そうな態度のまま、俺が危惧していた行動を取ろうとした。
おい、よせと止めようとする心と知ってしまえばいいという下種な思いが俺の制止の声を数秒遅らせる。
「田中っちは・・・・・・亀井さんと、付き合ってるの・・・？」
目に見える全ての人間がスロー再生されたかのような錯覚。
田中れいなはまるで病魔に蝕まれた子供の両親に死の宣告を与える無慈悲な医者のように冷静で容赦なく、
「・・・うん」
ガキさんの頭が垂れ、表情に影が落ちた。
・・・頭に血が上った。
騒然とする店内の様子など目に入らない勢いで田中れいなに詰め寄り、掴みかかろうとする。
あっちも俺の喧嘩を買ってくれたようで、空いていた右拳で俺の顔面を殴ろうと振りかぶった。
「だめでしょおおおおおおおおおおお～～～っっ！」
「ぐふっ！」
が、それは今まで黙って静観していただけに留まっていた第三者の加入により阻止された。
「すみません高橋さん。れいなってほんと周り見ずにすぐ暴走するから・・・」
「・・・は、はい」
俺の声は震えていないだろうか。
腹パン１発であっけなく意識を失った田中れいなを、紐で足を縛った兎を肩に担ぐ熊のように軽々と連行していく亀井さん。
鬼の顔が浮かび上がってそうな逞しい背中を見せたままポツリと、
「新垣さん・・・ごめんね」
**********
夕陽が川面にくっきりと映っている。
俺とガキさんはホームセンターを出た後、飯に行かずに２人であてもなく街をぷらぷら歩いた。
足が疲れたのでこうして川べりで２人して高校生カップルのように体育座りで並んで川を見ている。
これといって会話はない。
俺が気を遣って話しかけてやっても「ふぅん」「はぁ」と魂を抜かれた人形のように上の空で返されるのみ。
ガキさんはただ黙って川の中の魚やら夕陽を見ているだけで・・・俺はせっかくの休日にいったい何してるんだろう？
「ガキさん、そろそろ帰ろうぜ。陽も落ちそうだし腹も減ったし車の駐車料金無駄に取られるし」
「・・・」
「・・・」
これじゃただの独り言である。
「ケッ。なーんだってんだよみんなしてよ。そんなにあのバカヤンキーがいいかよ。俺にはわからんね」
「・・・」
「絵里さんはなぁ・・・俺のかつての恋人だったんだ。ま、正確に言うと友達以上恋人未満な関係だったんだが・・・
いつか結婚しようとまで言ってたんだぜ？それがあんなのにかっさらわれてよぉ。
いただきまーすって時に「れいなれいな」って言われた俺の気持ちがわかるか？
フられた挙句、ヤツからは殴られて歯は折れるし・・・ほんとあの時は散々だったぜ。
買った指輪の借金まだ返済してる惨めな俺を笑ってくれよガキさん」
「・・・」
例によってガキさんの反応はないがもうそんなの知るか。
なんか愚痴ってたら本当にムカついてきた。
「聞いてくれよガキさん。これは後から聞いたことなんだが、俺と絵里さんが公園でデートした時の話なんだけどよ？
絵里さんに弁当作ってもらって恋人らしく"あーん"なんてものをやっちゃってたのよ。
したら突然、後頭部にガツーン！って缶が当たったんやって。しかも中身が入ったままのスチール缶が！
偶然じゃなくて故意にやったことさ。犯人誰かわかる？わかるよな。そう。あいつだよあのバカ！あの茶髪ロンゲ！
信じられるか？中身入りやよ中身入り！しかも頭に！下手したら死んでたっての！マジで許せねえあのクソッタレ！」
「・・・」
「あー・・・チクショウ。まだ愚痴は山ほどあるが・・・まぁ、こんなのはまだ、マシな方さ・・・」
「・・・」
ガキさんは全く反応しない。うんともすんとも言わない。
都合がいい。いつものノリだったらこんなこと絶対に言えないからな。
俺はハハっと乾いた笑いを零してから自嘲気味に語り始める。
バカだけど明るくて笑った顔が可愛い子でさ。俺はすぐその子に惚れた。だが、
あろうことかその子は俺の大っ嫌いな田中れいなにホの字だったのさ！これが一番こたえたね」
「・・・」
「フッ・・・。誰かわかるか・・・？」
「・・・」
「おまえだよ・・・」
ようやっとガキさんが反応した。
こげ茶色の水晶のように澄んだ瞳をクリクリさせながら俺の顔を毛穴の中まで覗くように凝視している。
頬に触れ、その小さい頭を胸にかき抱いた。
「好きだ・・・ガキさん」
「あ、愛ちゃ」
「俺じゃ駄目か・・・？」
抱く力を強めた。抵抗は無い。ただ戸惑うように微かに震えているだけ。
「大切にするから・・・ガキさん。あんなやつのことは忘れて俺にしろって・・・」
「・・・」
「ガキさん・・・」
その時、背中に羽毛でも落ちたかのような、ささやかな力が加えられた。
ガキさんの腕が、おそるおそると俺の背中に回っている。
これは・・・
「ガキさんっ！」
陽は落ちて外はすっかり真っ暗闇。
街頭のほのかな灯りだけが俺とガキさんを照らしていた。
「小春～このデザイン案もういらないからシュレッダーかけといて」
「はぁ～い」
吉澤さんから無造作に放り投げられたファイルを床に落とすすんでのところでなんとかキャッチ。
ホントこの人は適当な正確してるな～。小春も他人のこと言えた義理じゃないけど。
「次の予約状況どうなってる？」
「えーっと、この後１７時から足首のトライバルが田中さん指名で１つ・・・その後も田中さん指名の予約が２件入ってます」
「れいな指名の予約増えたねえ。私も暇ができて楽でいいわ」
ショートピースを取り出し、洒落たジッポライターでカチっと火をつけ、フーっと紫煙をくゆらせる吉澤さん。
うーん、様になってる。
「田中さん最近頑張ってますもんねぇ。欲しいものがあるんだとか」
「へえ。車でも買うの？」
「指輪ですよ～。ゆ・び・わ」
「ふん？」
携帯灰皿に灰を落とした吉澤さんが、なんでまた指輪なんか欲しがるのよと目で質問していた。
「絵里さんにプロポーズする気みたいですよ。それで今貯金してるみたいです」
「え？マジ？」
「マジですよ～。愛ですねぇ！」
聞いた話じゃ田中さんと絵里さんは中学の頃からの付き合いらしい。
それならスピード婚てわけでもないしあの様子じゃいつかはデキちゃうんだからそうなる前に結婚しといた方が周りから白い目で見られなくて済む。
本音を言うと結婚してあの部屋から引っ越してくれるのを願っているんだけど。
「・・・そっ、かー・・・」
「？ 吉澤さんは田中さんと絵里さんの結婚に反対なんですか？」
腰に手を当て、面倒くさそうにはぁーと苦い煙の混じった息を吐き出す。
ま、まさか。
「吉澤さんも田中さんのことが好きとか！？」
「そんなわけあるかい。そうじゃなくて・・・はー。ますます言い辛くなっちゃったじゃんかよー面倒だな」
「言い辛い？なんの話ですかぁ？」
吉澤さんは窓の外を眺め、おまえみたいなガキには関係のない話だよと吐き捨てた。
「ビジネスの話さ・・・」
＊＊＊＊＊
「ただいま絵里～」
「おかえりれいな～」
帰宅早々、絵里の情欲を誘うぷるぷるとした紅唇にかぶりつく。
残業をこなして疲労困憊だというのに性欲は人並み以上にあった。飯や風呂の前にまずは絵里だ。
下半身はすでに半勃ち状態で、ズボンがキツイ。
「絵里～絵里～。絵里、食べたかぁ」
「うん、いいよぉ」
お許しを貰えたという事で、絵里をお姫様抱っこでベッドまで運ぶ。
身体を下に組み敷いた弾みでギシッとスプリングの音が鳴った。
首筋に舌を這わせ、ちゅっと痕を付ける。
服の上から胸を回すようにゆっくりと捏ね、真ん中のポッチがある部分に指を沈めた。
舌は首筋から耳、唇へと移動していき、口内へと潜り込む。
頬の内側をゾロリと舐めあげ、絵里の舌と絡まり合った。
「はぁ、れい・・・な、ん、ちゅっ・・・んむ・・・」
手を胸から秘所へと滑らせ、布地を巻き込みながら縦筋に沿って指をスライドさせると、
気持ち少しだけ水気を帯びたものが絵里の奥から───
ピンポーン
「・・・・・・・・・」
無視だ無視。
ピンポーン
「・・・・・・・・・・・・」
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポンピンポンピンポロパンポロ
「ああああああああああ！！うるっさかぁああああああ！！！！！！」
「れいな～・・・出た方がいいよぉ・・・？」
「ドちくしょぉぉおおおおおおおおお！目の前にローストビーフがあるってのによぉ！！」
「誰がローストビーフよバカァ！」
「ぶへっ！」
もういきり勃ったモノを隠すつもりもない。
股間にテントを張ったままの格好で空気の読めない最悪の客人を最悪の対応で出迎えてやった。
勢いよくドアを開けるとそこには、
「よぅ」
本当に最悪の客人がいた。
確認してから１秒も経たず、巻き戻し再生のように即行でドアを閉める。
「おい閉めんな！客だぞ俺は！田中！テメーに用があんだよ出て来い！」
無視。
さて、今度こそ絵里ちゃんマンを頂きに戻るか。
「真剣な話なんやって！田中れいな！おい！！」
ドンドンドン！
うるさいな。
警察に通報しよう。騒音被害でパクられればいい。
「・・・俺に付き合ってくれたら超高級料理奢るぞ」
携帯を開こうとした手が止まる。
高級料理・・・しかも奢りだと・・・？
「・・・・・・神戸牛？黒毛和牛？もしや・・・松坂牛・・・？」
「それよりもっと良いものだ」
ま、まさか・・・！
幻の・・・大田原牛・・・！？
「・・・どうするんだ。田中れいな」
絵里・・・ごめんっ・・・！
扉を開く。
「フン。最初からそうすればよかったんだよ」
見ているだけでストレスが蓄積されていくムカつくツラしたスーツ男を玄関に招きいれた。
言うまでもない、最悪の客人とはれいなの天敵、高橋愛その人だった。
＊＊＊＊＊
話があるという高橋に無理矢理連れて来させられた高級料理店は夜のネオンが煌く繁華街にあった。
"胸牛"という外の看板で気付くべきだった。店内に入り、愕然とする。
「いらっしゃいませ高橋様。ようこそお越しくださいました。２名様ですか？お席はどうしましょう？」
「２人一緒で。女の子はいつもの子と・・・んー、じゃあまぁあと３人くらい適当に見繕って」
「かしこまりました」
慣れた風にボーイに指示する高橋。
「なにおまえ・・・まさか常連なん？」
「常連っつーかＶＩＰ客だよ。仕事の付き合いでよく来る店だ」
「よく来るって・・・ここ、おっパブっちゃろ・・・」
風俗店にしてはなかなか高級そうな作りをした店内にはたくさんのボトルが並んでいた。
酒を好まないれいなには全く縁の無い店である。おっぱいも絵里π以外はつついたことすらない。
初めて来る店の雰囲気に田舎者よろしくオロオロするだけで、早くも?まれそうになっていた。
「つか高級料理ってこれぇ！？おっぱい！？大田原牛は！？」
「れいなは絵里のタオパイパイ以外興味ないっちゃん・・・・・・帰る」
「お、おい」
こんなエロ野朗に付き合って損した。
今から戻ってさぁエッチしようなんて言ってもすっかり拗ねて不貞寝した絵里は聞いてくれないだろう。
帰って土下座か・・・
「・・・ん？」
ネグリジェ姿の女がれいなが店から出るのを妨害するように入り口に突っ立っていた。
真っ白な肌と艶やかな黒髪、なによりも目を惹くその豊満な胸が特徴的ななかなかの美人だ。
この店で働いている女の子なんだろうが・・・そんなところに立ってられると邪魔なんだが。
「ちょっとすいません。そこどいてもら」
「聖を指名しといて帰るなんて許しません」
「はぁ？」
自分のことを"みずき"と呼んだ女の子はそう言うとこちらに詰め寄り、あろうことかれいなの頭を掴み、
そのバスケットボールのような胸を押し付けてきた。
「むぷっ！」
「駄目ですよお客さん。まだなんにも楽しんでいない内から帰るだなんて。そんなこと許しません」
「・・・！・・・！」
２つ並んだ脂肪の塊に圧迫され、息も身動きも取れないまま店の奥へと連行される。
「よぅ。また戻ってきたのか田中。やっぱりおまえもスキモノじゃないか」
「・・・！・・・！」
「その子はこの店ナンバー１の女の子だぞ？名前は"聖"と書いて"みずき"。胸のサイズはなんとＦだ！」
「よろしくお願いします」
いいとこのお嬢さんのような言葉使いと清楚な顔立ちがこの卑猥な胸と淫らな格好とのギャップもあって店にあまり合っていない。
聖が席に座ったところでれいなの頭を押さえる力が緩んだ。すぐさま拘束から抜け出す。
「ぷはっ！・・・はぁっはぁっ！・・・なにするとこの牛乳女！死ぬかと思ったっちゃろ！」
「いい夢見れたでしょ？」
「見れるかっ！お花畑で昔飼ってたレオと再会したわ！おっぱいで圧死なんて世間の笑いものになるとこだったっちゃろーが！」
「あはは。おもしろいこと言いますね～」
と、笑いながられいなの胸をとんっと押し、ソファーに座らせる聖。
そのまま対面座位の格好でれいなの膝の上にまたがってきた。
「な、な、なん、」
「そんな怖がらなくていいんですよ？ほら、リラックスして・・・ん」
「！？」
胸と同じくらい柔らかくて暖かい唇が押し付けられた。
ざらついた舌がれいなのソレを掴む。
そのまま口内で緩やかなダンスをした後、唾液を吸引された。
抵抗しようにも両手でガッチリと側頭部を捕まれていて、れいなはこの女のされるがままだ。
「んちゅ・・・ちゅっ・・・んん・・・じゅっ・・・ちゅる」
「んむむむ・・・」
右腕を振り上げる。
この女の頭を横からガツンと殴ったらこの行為は止まるだろう。
「んっ・・・ん、ちゅく、ちゅっ、ちゅぅ・・・」
「・・・」
だが、そんなことできるはずがない。
女の子なんだ。酷いことはできない。
大切な話があると言った高橋に付き合った結果がこれだ。こんなところ絵里に見られたら・・・。
ごめん絵里・・・。
「・・・ぷは」
「・・・」
「お客さん・・・なんで勃たないんですか？もしかしてインポ？」
「違うし・・・」
「・・・変なお客さん。普通、聖にキスされたらみんなギンギンになっちゃうのに・・・テンション低いし、もしかしてホモ？」
「違うわー！」
手近に置いてあったグラスを掴み、中に入っていた液体を一息に飲み干した。
「マズ・・・」
「本当に変な人・・・。名前はなんですか？」
「金五郎助座衛門太郎花子」
「・・・うそつき」
「・・・田中れいなだよ・・・」
ローテンションのれいなを余所にエロ橋は一人で三人の半裸の女性をはべらし、盛り上がっていた。
おい、真剣な話があるんじゃなかったのか変態。
「田中さん・・・変な人。こんな店に来といて、サービスしても嫌がるし帰ろうとするし・・・聖、どうすればいいんですか」
「黙って座ってればいいっちゃん。あとれいなはそこのエロに無理矢理付き合わされただけやし」
「・・・変なの」
聖は不満そうに変なの変なのと小さく呟いていたが黙ってしおらしくれいなの隣にちょこんと座ってくれた。
さっさと帰りたいっちゃけど光線を飛ばしても全く気が付かない高橋。
今夜は長そうだ・・・。
前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。いつも励みになっています＾＾
お礼のレスが遅れて申し訳ありません。素敵な絵をありがとうございます！
まさかえりりんの裸エプロンを絵にしてくださるとは・・・れいなの邪まな顔が笑えますねw
ソッコーで保存させて頂きました。絵師様、ありがとうございました＾＾
次は番外編という名のエロです。じっくり書いてみたいので日曜に間に合うかどうかわかりませんが頑張ります。
感想レスくださる方、読んでくださる方、まとめ人さん、いつもありがとうございます。
それではまた来週投下しますね。ではﾉﾉ*＾ｰ＾)/~
と文字化けしている部分は"早くも呑まれそうになっていた。"
です。ミスすみませんm(--)m
来週の番外編まで総員、全裸待機!!!
来週の番外エロｗｋｔｋ
ﾉc|；｀ ﾛ（ （ ﾕｯｻﾕｯｻ
つ つ
∩←
||c| ;´e｀;)|ｼｮｳｶﾞﾅｲﾉﾀﾞ
メイドりんの画像思わず探しちゃったよw あれは反則w
つか作者さんメイドりん好きねww
恋愛事情は相変わらず読めない…ガキさん切ないよぉ(T_T)
ﾉc|=´┴｀) もうそろそろ起きないとダメですよ
お腹いっぱいになったら絵里の腕枕でお昼寝すると♪
ﾉd*’ー’)｡oO(いーなー)
オレの母校は中高ともに屋上が閉鎖されていた思い出(´；ω；｀)
だから憧れるわーこの世界の青春w
ｽﾔｽﾔ
週末までにはあげたいという希望的観測…ｗ
( ・e・)つデカビタ
超超超期待してます!!!
たなしげと間違えたw
,--ノハヽ---､ ZZZzzz…
/ ﾉﾉ*´ｰ｀) ./
./ _／⌒ヽ､_つ/ ～ .γ⌒'ヽ_
/ （_,,.--､__.,ノ / ～ i ミ（二i
./ (_,（_ﾉ .,/ 丶,,_| |ﾉ
｀￣￣￣￣￣ . r-.! !-､
そろそろ教室に戻らないといけないのにえりりんの寝顔が可愛すぎて起こせないれいなに君
ﾉd*´ -｀) ……たまにはいっか
ということで一緒にお昼寝
∋o
ノハヽ ノハヽ---､ ZZZzzz…
ﾉd*´ -ﾉﾉ*´ｰ｀) ./
ﾉ つ／⌒ヽ､_つ/ ～ .γ⌒'ヽ_
( （_,,.--､__.,ノ / ～ i ミ（二i
｀(_ﾉ_ﾉ(_,（_ﾉ .,/ 丶,,_| |ﾉ
｀￣￣￣￣￣ . r-.! !-､
学校なのに布団と扇風機があるとかｗ
そんな雑誌の記事もあったなw
ttp://noid.s43.xrea.com/apuroda/img/up21784.jpg これがみちしげ君だったら完璧だったｗ
と38.5スレ目を参考にのつづきっぽい感じになりましたｗ
そのコミックを愛読しているれいなは、放課後、意気揚々と商店街の書店に立ち寄った。
この書店ではれいなの後輩であり、留学生のジュンジュンとリンリンがアルバイトをしている。
―売上に貢献するれなって超良い先輩やん！
と、冗談交じりに思っていると、書店がいつもよりも混んでいることに気付いた。
いくら発売日とはいえ、こんなに人が多いのは初めてだった。
なにかあったのかなと思いながら書店に入ると、「イラッシャイマセー」というジュンジュンの声がした。
「田中サーン」
「ってジュンジュン！なんねその格好！」
れいなが驚いたのは、ジュンジュンのその服装にあった。
ピンクのシャツに、黒っぽいエプロン、胸元には大きめのリボンをつけ、頭には申し訳なさそうに猫耳をつけている。
その姿はまさしく「メイド服」だった。
「ア、オ帰リナサイマセ、オ嬢様」
「違う違う！ここは本屋さんやろ、なんでメイド服やと？」
「オー、田中サーン、コンニチハデス」
例に漏れず、彼女もまたメイド服を着ている。
どうやら今日はスタッフ全員がこの服装のようで、れいなは書店の混雑理由を把握した。
「コレハ気合入レデス！」
「気合入れとメイド服って関係ないやろ」
「コノ格好スルダッタラ売上伸ビルダカラデス、ハイハイ」
なんという商売魂だろうと思うが、残念ながらこの商店街の人間はリンリンの策にハマっているようだ。
特に男性客が多く、ジュンジュンとリンリンをチラチラと見ながら、雑誌や小説を買っている。
「コッチデ写真撮影ヤッテマス」
「ハイハイ、1枚1000円デスダカラ、ドゾー」
もはや本屋さん関係ないやろ！！と言わんばかりのサービス（？）にれいなはツッコミたくなる。
だが、何人かの男性や親子連れ、果てはカップルがメイド服のジュンジュンとリンリンと写真を撮っている。
確かに彼女たちは可愛いのだけれど、それで良いのかとれいなは思う。
「はぁ」と溜め息をつきながらお目当てのコミックコーナーへと歩いた。
いつもより人が多いため、なんとなく落ち着かない。
と、そのとき、たくさんの人の中、れいなは彼を見つけた。身長の高い彼は人込みでも一目で分かった。
「光井先生やん。本買いに来たっちゃろか？」
本好きの彼が書店にいることは珍しくなかった。しかし問題はその隣にいる女性のことだった。
れいなは思わず眉を顰めた。彼が柔らかく笑いかけている女性は、れいなも見たことのある人だった。
彼女もまたメイド服であるため、店員なのだろうけど、それにしては、それにしては似すぎている。
「絵里、先生……？」
店員―――絵里は照れくさそうに笑いながら愛佳となにかを話していた。愛佳も頬を染めながらそれに返す。
思わず目を逸らせない。彼女は店員なのだから、絵里先生であるわけはない。しかも髪も短いし、明るい茶髪だから違うはず。
違うはずだと言い聞かせるのに、あの笑顔が頭から離れない。
「……あんま、そういう格好せんで下さいよ絵里さん」
聞こえてきた声に背筋を伸ばした。
「だってぇ、ジュンジュンとリンリンが着せたんだもん……でも、先生も見れて良かったでしょっ？」
「なっ……ち、違いますよ！」
「赤くなってるくせにぃー。お持ち帰りしたいとか思ったでしょー」
れいなは手にしていたコミックも雑誌もその場に置き、踵を返して歩き出した。
この世の中には、自分と似ている人間が3人は存在すると聞いたことがある。
しかし、あれほど顔の似た、しかも同姓同名の人物などいるだろうか？
もしいたら、会ってみたいものだ。いや、会っちゃったけど。
その割に顔とか声とか超似とぉやん………
しかも、光井先生とイチャイチャベタベタしよったし…あんな顔の光井先生初めて見たし…
「絵里」って人もなんか嬉しそうやったし、お似合いのカップルやったし……
「せんせぇのバカぁーーー！！！」
気付いたときにはれいなは絵里の自宅に来ていた。
勢い良くドアを開けると彼女は既に部屋で寛いでいた。急に玄関先から飛んできた声に思わず眉を顰める。
「お帰りー、ってどーしたのれーな……？」
絵里はひょこっと部屋から顔を出し、れいなと目を合わせた。
「も、もう髪伸びとぉし……れなより帰ってくるの早いし……せんせぇエロすぎ！」
「…なんの話？」
「さっきのメイド服はどこ行ったー！！」
「……ねぇれーな、頭打った？」
そして、いつだったか愛佳の過去の話を聞いた日のことを思い出した。あのとき、彼は昔の恋人の写真を見せてくれた。
どうやらその恋人とはヨリを戻せたみたいだが、彼女はとても、自分に似ていた。
「それ、絵里じゃないですよ？」
「うー……でもぉ…」
「さすがに一瞬じゃ髪伸びないでしょ？」
「……カツラかもしれん」
「もー、そういうところで頭使わないで」
絵里はそうしてれいなの小さな体をぎゅうと抱きしめた。ずいぶんと急いで帰って来たのか、彼女の体は熱い。
頭をそっと撫でてやると、れいなも絵里の背中に腕を回してきた。遠慮がちにシャツを掴む姿が愛しかった。
「絵里は、れーなが好きですよ」
絵里がそう囁くと、れいなは顔を上げた。
少しだけ涙で滲んだ瞳に見つめられると、どうしようもなく胸が切なくなる。
吸い込まれるようにその瞳を見つめ返し、頬に手をかけ、そっと口付けた。甘いキスの味がいっぱい広がった。
「んっ……ふぁっ……」
酸素を求めて逃げるれいなを絵里は追い回した。
ちょっと今日は、余裕がない。そんな可愛い顔をされては、優しくなんてできそうにない。
「ふっ…えり、せんせぇ……」
彼女の瞳に心を奪われる。絵里はぎゅうとれいなを強く抱きしめ、その首筋から肩へとキスを落とした
ごめんね、れーな。先生、今日はちょっと意地悪かもですよ？
れいなと記憶りんの出逢い 亀井先生＆光井先生保全小ネタ おわり
ﾉc|=´┴｀)¶＜はい、光井です。どうしました？
川*＾ｰ＾)¶＜あ、こんばんは先生。あの、先生今日、商店街の本屋さん行きました？
ﾉc|=´┴｀)¶＜行きましたけど…
川*＾ｰ＾)¶＜で、メイド服の彼女さんとイチャイチャしてました？
∑ ﾉc|；´┴｀)¶＜！？
川*＾ｰ＾)¶＜もー紛らわしいことしないでくださいよぉｗ
まぁれーな可愛いし、今日は燃えちゃったから良いんですけどｗ
あ、今度4人でご飯行きましょーよ。れーなに彼女さん紹介して下さい、今後のためにも」
ﾉc|；´┴｀)¶＜え、ああ、はい。時間が合えば……
川*＾ｰ＾)¶＜うへへぇー。じゃ、彼女さんと仲良くして下さいっ！また明日！
ﾉc|；´┴｀)。oO（なんだったんだろう……）
从+＾ｰ＾)＜いまの電話、だれ？
ﾉc|；´┴｀)＜あ、いや、あの、学校の先生ですよ、いやホンマに
今度こそおわりｗ
亀井先生とのエッチ割愛して申し訳ない……今度書きますｗ
先生と記憶りんの対面に期待ｗ
愛あるエッチで何でも解決出来ちゃうのがエロッキスレだけどｗ
先生とれいなのエッチ期待してますww
まーちゃんおつw
ふと聞こえてきた男子たちの声に耳を澄ませます
「譜久村、最近よくね？」
「えー、あいつ乳デカイだけだろ」
「可愛いけどちょっと地味だしな(笑)」
生田くんはちょっとムッとしつつ、声のする方を睨みながらポケットからハンカチを出します
「俺はやっぱさやしくんかなあ」
「ショタ乙！」
どっと笑い声が起きている方をもう一度睨み、生田くんは考えます
（フン、聖は乳だけやなくてバリ可愛くていい子っちゃ（ちょっとアホやけど）。
聖の魅力に気付かん鈍感な連中っちゃ。
まあオレ的には敵がおらん方が好都合やけど、てか、オマエら10年後の同窓会とかでバリべっぴんになった聖見て絶対後悔するタイプっちゃね…フッ、フフフ）
「…いま近づかない方がいいんだろうね」
「…うん」
ハンカチで手を拭きつつ邪悪に笑う生田くんを、香音ちゃんと鞘師くんは避けて通っていったとかいないとか
そもそもオマエまだ付き合ってないだろ保全
大好物のカレードックも買えてホクホク顔です
その帰りに後輩の飯窪さんを見つけます
飯窪さんは背の高いイケメン男子と、ジョジョネタで盛り上がっていました
「飯窪お前マニアックすぎ(笑)」
「なーんで～！」
飯窪さんは楽しそうにイケメンの腕を叩きます
道重くんはちょっと立ち止まりましたが、なんか面白くなくてパンを抱えすぐ教室に走って帰りました
（さゆみがそばを通りかかったのに、気付きもしないなんて…）
もっとも、飯窪さんは道重くんに背を向けて立っていたので、声でもかけられない限り、気付かないのも無理ありませんが
ﾉd*｀・ ｡.・）ｶﾞﾂｶﾞﾂｶﾞﾂ…
ﾉd;*＾ｰ＾)（鬼の形相でカレードック食っとる…）
从;*´ ヮ｀)＜さ、さゆ～。そんなコワイ顔で食べとったら、カワイイのが台無しっちゃよ～
ﾉd*｀・ ｡.・）＜うるせー！なの！
みちしげ君、ご機嫌ななめな午後の巻保全
全く鈍感な連中がいたもんだｗ
生田君がもし付き合えたらノロケ話ばかりのウザイ奴になりそうｗ
みちしげ君ジョジョ読み始める勢いだなｗ
ﾉd；´ｰ´ﾘ；´◇｀)
みちしげ君の嫉妬とか可愛いなぁw
ﾉ9|*゜,_ゝ゜)=3 ﾑﾌｰｯ!!!
ﾉd*´ｰ´ﾘ。oO（選べないやしｗ）
ﾉ9|+｀_ゝ´)。oO（生意気すぎるぞ鞘師ぃ……）
ネタは思い浮かばないけど出しちゃったｗ
ﾉd；´ ｡｀ﾙ＜だからどこ見てるんですか鞘師さん
ﾉd*´ｰ´ﾘ。o（唇プルプルだぁ///）
o川c+’∀´)o＜ちょっと聞いてるぅ？！
从*´◇｀）＜複雑なんだろうね
ﾉd*＾ｰ＾)＜平日ですからねぇ
ネタ思いつかなくてごめんよ保全
ﾉd*’へ’)
単に自分から離れてくれるように祈ってるのかｗｗ
ﾉd；＾ｰ＾)＜…両方かなｗ
ﾉd*・ ∩.・)むぅ～
ﾉd*｀・ ｡.・）＜余計なこと言うななの！
壁｜ゥ ﾟ）｡oO(うまくいきますように…)
ﾉﾉ*＾ｰ＾) お昼休みは ウキウキエッチ♪
あっちこっち そっちこっち 性感帯♥（イイとこ）
ﾉﾉσ＾ｰ＾)σ ﾂﾝﾂﾝ ﾂﾝﾂﾝﾂﾝｯ♥
ﾉd*´ ﾛ｀) アーン///
世界に広げようチンカスの輪！
ﾉd*∩ ﾛ∩)＜・・・恥ずかしか・・・
ヽ==◎=ﾉ
从*・ ｡.・）ゝ どーも、あの婦警さんなの
なにより胸が残念すぎる……ｗ
あなたも自分でペチャパイ書いてましたよね？
ttp://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-11284748046.html 
ttp://st73.storage.gree.jp/album/23/42/27952342/5ffe8437_640.jpg さゆマジかｗ
ましてやそれを撮るとかw
あれか、自覚してる胸の部分がさゆの場合相当狭いのか？www
これさゆじゃなくてシゲ君じゃねえか
そいですw
これは衝撃的だったわ・・・
ﾉd*ﾟeﾟ）
12/06/28 21:22
ANNモバイル。譜久村「『ステーシーズ』の稽古から、田中さんと、こんなにもしゃべれるようになったんだって思ってそれがすっごい嬉しくて。
で、田中さんが、何かにビビって、みずきに『キャー！』抱きついてきたことがあったの」
飯窪「えぇー！？」譜久村「もうめっちゃ可愛くてそれが」（続く）
（続き）譜久村「みずき、田中さんって何かそういう人に甘えるとか見たことなかったから。田中さんの肌に触れることがなかったから」飯窪石田「アハハ（笑）」
譜久村「（テンションMAX）本当に嬉しかったの。その時が。『えっ、田中さんとこんなとこまで！』みたいな」さすが9期筆頭変態。
ttp://stat.ameba.jp/user_images/20120616/21/tanakareina-blog/7b/75/j/o0640047812031338327.jpg れいながメンバーと仲良くしてるの見るとなんか嬉しいｗ
ただフクちゃんが若干変態なのが怖いがｗｗ
ﾉd；＾ｰ＾)＜最近れーな中等部の子と仲良いなぁ……
ﾉ9|；´_ゝ｀)＜かめいさんもそう思います？
ﾉd*＾ｰ＾)＜おやえりぽん、どうした？
ﾉ9|；´_ゝ｀)＜聖が最近田中さんと仲良くてあんまり話せないんです……
ﾉd；＾ｰ＾)。oO（それはえりぽんがガキさんガキさん言ってるせいもあるんじゃないかなぁ……）
ホントのことは言えないかめい君保全
壁｜へ’)。oO（生田めぇ…）
話してみたら全然そんなことなかったようだけどｗ
ﾉd* ^_〉^)(｀ヮ ´*从
｜ｰ＾;) おのれデカチン坊主…
ﾉd=´┴｀)＜田中さーん
ﾉd=´┴｀)(｀ヮ ´*从 ｷｬｯｷｬｯ
｜ｰ＾;)。oO（愛佳めぇ……）
从*｀ ヮ´)＜お、くどぅー
ﾉdo´ ｡｀ﾙ＜田中せんぱーい
ﾉdo´ ｡｀ﾙ (｀ヮ ´*从 ｷｬｯｷｬｯ
｜ｰ＾;)。oO（ライバル増えすぎですよ！）
かめい君にライバルが増えることで得するのはこの人だからなｗ
ﾉd*・ ∀.・) フフフフｗｗｗ
ノﾉ∮＾ _l＾）＜えりぽぉ～ん！逆上がりできたよぉ～♪
ttp://pai.gotdns.com/img/opa01663.jpg ノﾉハヽ
Σﾉ9|*゜_ゝ゜)=3 。o（ﾐｽﾞﾋﾟｬｲｲｲｨｨｨ♥♥♥）
ノハヽ
ﾉd+’へ’) ﾒｯ
ノハヽ
つe⊂
でｗｗｗｗかｗｗｗすｗｗぎｗｗｗｗｗｗｗ
Σﾉd*゜ｰ゜ﾘ=3 。o（ﾌｸﾋﾟｬｲｲｲｨｨｨ♥♥♥）
从；｀ ヮ´)＜れ、れなは落ち込んだりせんけんね！
俺にとってだけど
今もやってますよー
おかえりなさいｗ
いつ以来かはわからないですけどかなりキャラも増えてますｗ
401だけど見つけたから貼っときます
ttp://www.kyunkies.uu.dnsdojo.net/riho-ldr/img/rh0921.jpg 
ttp://pub.ne.jp/berryz/image/user/1340229976.jpg 
ttp://www.kyunkies.uu.dnsdojo.net/riho-ldr/img/rh0922.jpg 夢にも出てくるはずだｗ
自分はプラチナからハマったんだが
今の娘。好きだわｗ
色も全然違うのになー
入ってきた新人が逸材ばかりだったからねぇｗ
まさに今の娘。はキャラクターの宝庫だよ
ttp://aewen.com/momusu/group/img/aewen10872.jpg ﾉd´・ｅ・) ボクは着てあげるから元気だすのだ
ﾉ9| ;゜_ゝ゜;) …
酷いｗ
自分もいやだけどww
ttp://aewen.com/momusu/michishige/img/aewen5703.jpg ﾉd*＾ ｡.＾）。o（しめしめｗ）
ttp://www.youtube.com/watch?v=uHBIpqqzPV0 ﾉd*・ ∀.・）ﾆﾔﾆﾔ
ttp://aewen.com/momusu/michishige/img/aewen5696.jpg 
ttp://aewen.com/momusu/michishige/img/aewen5699.jpg ﾉd*＾ ｡.＾）。oO（もう一押しなの）
ﾉd*・e・）さゆみん…
「中学男子の部屋なのに、エロ本の1冊もない！まったく気が利かないんだろうね」
「ほんとだねえ」
「何しに来たと？」
生田くんはげんなりして言いました
「ヒマだから来たんだろうね…ム、そこだあーー！！」
香音ちゃんは叫んで、本棚の奥の僅かな隙間から見事エロ本を見つけました
「香音ちゃんすごーい！」
聖ちゃんは手を叩いて無邪気に喜びます
「『団地妻濡れ濡れ地獄』。…軽くマニアックなんだろうね」
タイトルを読み上げ、香音ちゃんは本を広げます
生田くんは学習机の椅子に座ったまま、『…あ～』と情けない声を上げ頭を抱えています
「わー、やらしー」
「すごいねー」
興味津々にページをめくるふたりを見て、野郎より女の子の方がよっぽどエッチっちゃ、と生田くんは思いました
下から生田くんのお母さんが呼んでます
はーい、と返事し、香音ちゃんはぱたぱたと部屋を出て行きます
「おばさん、なんで香音ちゃんのスマホにかけんのやろ」
「香音ちゃん忘れたんだって」
部屋に戻ってきた香音ちゃん、
「お母さんが帰ってこいって言ってるから先に帰るんだろうね」
そう言って帰って行きました
（…ふたりきりっちゃ！）
生田くんが心の中でガッツポーズをとると、
「あ、聖も今日は早く帰んなきゃいけないんだった。またね」
聖ちゃんは颯爽と部屋を出ていきました
生田くんは手を伸ばしたポーズで固まりました
「…オレ、これ買った覚えないんやけど、誰置いてったんやろ」
ひとり残された部屋で、『団地妻濡れ濡れ地獄』を膝に、生田くんはまた頭を抱えました
*´ｰ´ﾘ 犯人はサヤス保全
サヤスといったらコッチ→ﾉﾉ| ｀.∀´）が出てきちゃうじゃないか！
聖ちゃんの写真でも見ながらフクニーかな？ｗ
d;・ ｡.・）＜ あうあう
ヲレもだw
アダルトチーム
ﾉd*´ ﾛ｀)ﾉd*＾ ,｡.＾) ﾉd；＾ｰ＾)ﾉd ・e・)ﾉd*’ー’)ﾉd=´┴｀)ﾉc|=´┴｀)ﾉc|*＾ｰ＾)ﾉc|*´ ヮ｀)( ■_■)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
若造チーム
ﾉ9|*＾_ゝ＾)ﾉd∮‘ _l‘）ﾉd*´ｰ´ﾘﾉdc ’∀´)ﾉd* ^_〉^)ﾉdo´ ｡｀ﾙ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ｗｋｔｋ
ﾉd*＾ｰ＾)
＿_ ＿ （つ . __つ ＿ ＿_ ＿_ ＿
. ＿_ |ﾛﾛ|／ ～（＿）|ﾛﾛ|／ ＼ ＿_ |ﾛﾛ| ＿_..|ﾛﾛ|／ ＼
＿|田|_|ﾛﾛ|_| ﾛﾛ|＿|田|.|ﾛﾛ|_| ﾛﾛ|＿|田|.|ﾛﾛ|_|田|.|ﾛﾛ|_| ﾛﾛ|＿
ﾜｰ ｷｬｰ
λ ﾜｰ λ ﾜｰ
λ λ
ﾉd*＾ｰ＾) ＝ ﾉc|*＾ｰ＾)
【大】
ﾉc|*´ ヮ｀) ＞ ﾉd*・ ｡.・） ＝ ﾉc|=´┴｀） ＝ ﾉd=´┴｀） ＞ ﾉd∮‘ _l‘） ＝ ﾉd* ^_〉^)
【並】
ﾉd*’ー’)
【小】
ﾉ9|*＾_ゝ＾) ＝ ﾉd*´ｰ´ﾘ ＝ ﾉdc ’∀´) ＞ ﾉd ・ｅ・)
【極小】
ﾉdo´ ｡｀ﾙ ＞ ﾉd*´ ﾛ｀)
こんな感じかな
つ
ttp://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell81899.jpg 純白三角地帯エロすぎ
にーがきくんより小さいのか工藤くんはｗ
ﾉdo;´ ｡｀;ﾙ お化け恐い…
何人たりともその位置を譲らせない、揺るがない確固たる安定の最下位れいなくん
ﾖｼﾖｼ ﾉﾉ*＾ｰ＾)つ(;´ﾛ ｀;*bヽ ﾋｯｸﾋｯｸ
微妙に ω ってなってるなﾊｧﾊｧ
エロいなぁｗ
今から見るお
ttp://p.twimg.com/AwnjJYGCQAELnOD.jpg:large?.jpg かめい君がＤＶＤ鑑賞中にシゲとデート中のれーにゃ
从*´ ﾛ｀)＜ご、ご、誤解っちゃ
シゲのちらりくるぅ～？
今更言う事ではないが2人ともど貧乳だなw
私が警護します！
事務所より黒服さんがいれば安心だよｗ
_, ,_
ﾉd*･ ｡.･)＜なかなかチンポジが決まらないの
恋愛事情さん街の暇つぶしにでもと思って書いてたのですが時間がなくてorz
明日か明後日くらいに投下しますm(__)m
ﾉd*｀・ ｡.・)＜さゆみのチンポジで盛り上がってるときに水を差すななの！
ﾉd；＾ｰ＾)＜チンポジチンポジ言いすぎだよｗ
楽しみに待ってます
ﾉd*＾ｰ＾)ｳﾍﾍ
お化け屋敷を本気で嫌がるヘタレ工藤君かわいかったｗ
としたんだけど自分も時間がなくて書けない…orz
ﾉdo;´ ｡｀;ﾙ＜むりむりむり死んじゃう…
ttp://kdjkssas12.comze.com/292223_3_1.jpg 
ttp://kdjkssas12.comze.com/292223_3_2.jpg 从；｀ -´)
「う、ううん。何でもないの…」
3人でお出かけした午後、落ち着きのないシゲ君の様子を見て、かめい君はピンときました
「れーな。僕、シゲとちょっとトイレ行ってくるよ」
「なーん？連れション？やーらしかー」
れいなちゃんはニシシと笑い、『行ってら～』と手を振ります
「ホラ、早くチンポジ直せよ」
「うう…絵里、恩に着るの。いくられいなでも、目の前でGパンに手を突っ込んで直せないの」
男子トイレではシゲ君がトホホと思いながらポジショニングを直していたとかいないとか
ﾉd;*＾ー＾)＜（しかしホントにデカいな、シゲ。僕ほどじゃあないけど）
ﾉd;*´ 。.｀)＜（こう暑いとムレるの）
男はつらいよ保全
それにひきかえ・・・
ﾉd;´ ﾛ⊂) ﾍﾞｿﾍﾞｿ
ﾉd∮‘ _l‘）＜ムレるよね。なんかズレるし
ﾉdc;’∀´)＜あー、わかるわかる！（そなの！？）
壁|;｀ ヮ´)！
从*｀ -´)＜…。なんで男のくせにワンピース着てると？
ﾉd*･ ｡.･)＜別にいいじゃない。さゆみの勝手でしょ
ﾉd*＾ ｡.＾)＜絵里に見てもらおーっと。ﾙﾝﾙﾝ♪
从*｀ -´)｡ｏO（さゆってほんとにアレ生えてるとかいな）
从*｀ ヮ´)＜ちょっと失礼（ぶら下がっている玉を思いっきりギュッ♥）
Σﾉd|li゜ ｡.゜)！！！！！！！！
（ﾄﾞｻｯ）
从*｀ ﾛ´)＜あれ…さゆ？なんで白目向いて口から泡吹いてると？さゆ？…さゆ？
＼さゆぅぅぅぅうううぅううぅううぅううぅううーーーーーーーーーーーー！！！／
(((ﾉd；゜e゜)))＜ﾋｨｰ股間が痛くなってきたのだ
別の場所で覗いていた黒服さん
(；■_■)＜わ、若…(かなり痛そうだ…)
ｺﾉﾔﾛ 从+・ ｡.ﾉd*;｀ ﾛ´;) ｲﾀﾞｰｲ!!
ｷﾞｭｷﾞｭｰ
中等部にも負けるれいな君ｗｗ
ちょっとヘタレ気味だしｗ
ﾉd；｀ -´)。o（なし崩し的にとはいえ、さゆと何度かＨしてるのは黙っておこう…）
从*・ ∀.・）。o（夜這い含めてれーなとＨしまくりなの二人にバラしたらどうなるかなｗﾜｸﾜｸ）
にーがき君の童貞臭以上に小さそうな雰囲気を醸し出してる気がするｗ
しかし俺は同意する！
ｗｗｗ
ﾉハ*ﾟ ゥ ﾟ）d;・ ｡.・） しげくぼ
ﾉd* ^_〉^)＜まーちゃんがしちゃいますよ？
というわけで
ﾉd*＾ｰ＾)９ｍ＜大吉だったらシゲは飯窪さんと結ばれるｗ
頑張れｗｗ
作品化希望!!!
休日の昼下がり、かめい君とれいなはまったりとDVDを観ていた。
14歳から16歳までの少女が突然笑いだして死に至り、生きる屍―――ステーシーとして歩きだす、という内容だった。
だが「ゾンビ物」と言い切ってしまえるほど単純なものではなかった。
おかげでDVDを観終わったとき、かめい君は胸が痛くなり、どうしようもなく切なくなった。
「なんか……切ないなぁ…」
かめい君はテレビの電源を落とし目を擦った。
どうやら少しだけ泣いてしまったようだった。
「死んじゃってさ、もう1回殺されるんだよ、好きな人に……」
かめい君はお得意のあひる口をさらに突き出している。
その表情は本当に切なそうで、れいなは思わずかめい君の頭を撫でてやった。
彼は昔から、こうやってドラマや映画に感情移入し過ぎるところがある。
「でも、れなはちょっと良いなって思うよ」
「好きな人に再殺されるやん、最後。それもなんか、愛なんかなぁって思うっちゃん」
そうしてれいなは優しく微笑んだかと思うと、ふたり分のコップを持って立ち上がった。
流し台に持っていき、水で洗い流す。鼻歌交じりのその姿が、何処となく、主人公の女の子―――詠子と重なった。
詠子は、自分がもうすぐ死ぬことが分かっていながらも、ずっと笑っていた。
「ねぇ絵里」
れいなは洗い物を終え、手を拭きながらこちらに戻ってきた。
普段の学校生活とは違って髪を下ろしているせいか、余計に彼女が詠子に見えてくる。
「れながもしステーシーになっちゃったら、絵里が再殺してくれる？」
「へ……？」
「……なんてねー。なにマジな顔しとぉと？」
れいなはそうして再び笑った。
物語の中の少女たちは、死ぬ前に多幸感に包まれた笑顔を見せる。
学者の云うところの「臨死遊戯状様―ニアデスハピネス」の笑顔は、美しいんだけど、切なかった。
れいなの笑顔は可愛い。だけど一瞬だけ重なってしまったから、かめい君は思わずガバッと抱き締めた。
「んぇ？」
ボフっという音のあと、かめい君はれいなにキスをした。なんどもなんども、角度を変えて唇を啄ばんだ。
「んっ…ちゅっ…んん……」
れいなの唇は甘くて柔らかい。
それを確かめるようにかめい君はキスをした。れいなもそれに応えるように唇を突き出し、かめい君の首に腕を回した。
「んっ…え、りぃっ……」
かめい君は名残惜しそうに離れたあと、れいなの前髪を優しく撫でた。
「僕はヤダよ」
「え？」
「れーながステーシーになっても、殺すなんてできないよぉ…」
そう話すかめい君は涙目だった。先ほどのDVDを引きずっているのか、あひる口も健在だった。
れいなは慌ててかめい君の頭を撫でる。
「だから、たとえばの話やん」
「たとえばでもヤなの！れーなはボクのお嫁さんになって、すっごいシアワセな人生を送るの！」
彼の言葉はどこか子どもっぽかった。
どうしてかめい君が今日はこんなに余裕がないのかはれいなには分からない。
単に感情移入しやすい人だから、DVDのせいで揺れているのかもしれない。
かめい君は真っ直ぐにれいなと向き合い、れいなを好きでいてくれているということが。
「絵里ぃ……」
れいなは絵里の名を呼び、今度は自分からキスをした。
不器用な触れるだけのキスを交わすと、れいなはいつものように笑った。
「ごめん、もう冗談でも言わん」
「ホントにぃ？」
「ホントホント」
れいなはまた笑った。それはニアデスハピネスのような笑顔ではなく、いつもの彼女の笑顔だった。
いたずらっ子のようで、なにか企んでいるような「ニシシ」という笑い方に、かめい君もまた「うへへぇ」と返した。
ああ、やっぱり彼女はこうでなくちゃとかめい君は再びキスをした。
「んっ……それでね…絵里…」
「んー、なにー？」
「……当たっとぉよ？」
れいなはそういうと絵里の腰の方に手を伸ばし、それを触った。
随分と膨張しているそれはズボンの上からでも分かるほどだった。
「うへへぇ、だってれーな、可愛いんだもん」
かめい君はだらしなく笑うと、れいなの首筋にキスをし、べろっと舌を使って舐め上げた。
生田君マジか…ｗｗ
相変わらずあまーーい二人だぜw
乙でやんす！
感情移入しちゃうかめい君かわいいなぁ
続き待ってるよー
猿食らったら代理投下お願いしますm(__)m
「ひゃっ……あ……」
真っ白いれいなの肌に痕をつけるようにかめい君はキスをしていく。
僕のだぞ！って分かるような痕のつけ方は随分と嫉妬深くて子どもっぽくて独占欲が強いと思う。
だが、最近は中等部の工藤君や佐藤君、そして後輩の光井君がライバルだと知り、かめい君は少しだけ焦っていた。
「れーなモテモテだなぁ…」
「ふぇ？」
「まー、かわいいからねぇ、ココとか」
かめい君は服の上かられいなの小ぶりな胸をそっと触った。
「ふぁっ！」
手のひらにすっぽりと収まるそのサイズが可愛らしい。
柔らかい胸をなんどか揉むと、れいなは素直に声を上げ、かめい君の手に手を重ねた。
「あっ……はぁ…えり…絵里ぃ…あっ、もっとぉ……」
「んんー？もっとほしいの？」
「……うん」
服の上からの刺激じゃ足りないのか、れいなは涙目になりながらそう訴える。
素直におねだりする彼女が可愛くて、かめい君は満足そうに笑ってシャツに手をかけた。
一瞬にしてれいなの服を脱がし、いつの間にかブラジャーも取り払われたれいなは、上半身になにも身に纏っていない状態になる。
真っ白いシーツの上、真っ白い肌と、れいなのピンクがかった茶髪が浮かび、かめい君の鼓動は高まる。
「あっ……はぁ…なん？」
「れーな、ちょー可愛い。今日のれーなマジヤバい」
そうしてかめい君はれいなの乳房にキスを落とす。
甘くて柔らかい胸は、かめい君によって形を変えられていく。
「んっ！あ、あっ！はぁ……え、えりぃ……はぁっ」
れいなは切なそうに声を漏らし、かめい君の短い髪に指を通したあと、自分の胸に押し付けた。
かめい君もそれに応えるように舌を突き出しては胸を舐め上げ、もう片方の胸を揉みし抱く。
白くてすべすべな肌を指でなぞっていくと、れいなは甘い声を上げた。
「えりぃ…はぁ……あっ…あ、あっ……ん」
かめい君は胸を舐めると、そのまま鎖骨、喉へと辿っていく。
顎に到達したあと、れいなの小さな唇にキスをすると、れいなもそれに応えた。ちゅっと啄ばむ音のあと、舌と舌とが絡み合い、唾液が往復していく。
空いていた右手でれいなの耳朶を軽く触ると彼女は「んっ！」と反応した。
「やぁ……あっ……ん、あっ…」
「れーな、かわいー」
そうしてかめい君はニッと笑い、れいなの頭を撫でた。彼女の細くて柔らかい髪を指が滑っていく。
れいなのすべてが愛しくて、そのすべてを丁寧に愛したくて、どうしようもない想いが先行して破裂しそうになる。
かめい君は再びれいなの乳房を撫でまわした。主張した突起を弾くと、れいなは「ふぁっ！」と目を瞑って快感に悶えた。
「そぉんなことないですよ？」
「もぉ……がまん、できんとに……」
れいなはかめい君を引き寄せると、強引に唇を重ねた。
「絵里の……ほしい…」
涙目でそう訴えられては太刀打ちする術もない。
別に意地悪していたわけじゃないんだけれどなと、かめい君はれいなの額にキスをし、右手を下げていった。
れいなのズボンと下着を同時に下ろすと、彼女はなにも身に纏っていない状態になる。
真っ白い裸体がシーツの海に浮かび、思わず息を呑んだ。どうしようもなく彼女は美しかった。
「れーな、なんかした？」
「え？」
「いや……なんか今日のれーなメチャクチャ可愛いからさ」
れいなの下腹部を指でなぞると、れいなはビクッと反応した。
既に大量の愛液を垂れ流しているそこは充分に濡れ、かめい君を待っていた。
かめい君は指をそっと挿入すると、れいなのそこはぎゅうと締め付けてきた。たったの1本なのにキツいのは相変わらずだった。
「んっ！あ、あっ……わっ…からんけど……はぁ……あっ！」
「うーん……大人になったのかな？」
「って…あっ……高2、やけど…ふぁっ！」
実際の世界では今年で23歳になるれいなだが、この世界では永遠の16歳。
年齢を重ねなくても、内面から醸し出される女性としての色気にかめい君は翻弄される。
ちょっとやんちゃなところも、我儘なところも、可愛らしい胸も、すべてを含めて“れーな”だねってニコッと笑った。
「ん～？なんもー」
「うそっ…あっ！」
かめい君は中に沈めていた指を引き抜き、再び奥へと沈めた。
ぐちゅっという粘着質のある音が響いたかと思うと、そのままかめい君は親指で外側の蕾を押し付けた。
「やっ！あっ！んん、あっ……あっあぁ…え……えりっ…あっ！」
ぷっくりと膨らんだ蕾を押すと、中に挿入していた指の爪先に温かい新たな液体を感じた。
濡れながらかめい君を待ち侘びているれいなが愛しく、かめい君は片手でベルトを外し始めた。
手慣れた動作でズボンを下ろすと、既にかめい君の大亀様は反り立っていた。
「ふぅっ…えり…絵里ぃ……」
「んー？どうしたの？」
れいなの声に気付いたかめい君は、自分のを挿入する前にれいなを見つめた。
彼女はかめい君の頬に手を伸ばしたかと思うと、そのまま軽くキスをした。
「好きよ……絵里」
ほんのりと赤みを帯びた顔でそんなことを言われ、れいな以上にかめい君は赤面した。
改めて真っ直ぐに言われると照れてしまう。やっぱり、れーながステーシーになったとしても、僕は再殺なんてできないよと笑った。
そうしてかめい君はいちど確認すると、れいなは静かに頷いた。
れいなの腰をもち、ゆっくりと中に沈めていく。れいなの中は狭く、傷つけないようにかめい君は中へと進んでいく。
もう数え切れないほどに体を重ねてきたのに、この一瞬の緊張感はなくならない。
「んっ！あぅっ！」
「はぁっ……れーな、痛い？」
れいなの声に我に返るが、れいなはかめい君の右腕にしがみつき、首を振った。
少しだけの息苦しさがあるのだけれど、それでもれいなはかめい君を受け入れる。それが自分なりの愛情だから。
「あああっ！」
すべてを沈めきると、ふたりの距離はなくなった。
かめい君も自分を落ち着けるようになんどか深く呼吸を繰り返し、れいなの髪を撫でた。
額に滲んだ汗をれいながそっと拭うと、「やっぱ……カッコよかよね」と呟いた。
「絵里……最近、カッコ良く…なったかも」
「えぇ？全然なにもしてないけどね」
「れなやって、なんも、しとらんもん」
そうしてふたりは自然と笑い合う。こういう何気ない瞬間が好きだった。
傍から見れば、なんの意味もないような行為や時間を重ねることが、日々のシアワセを形作るものだと、ふたりは知っているから。
かめい君はもういちどキスを落としたあと、腰をギリギリまで引き抜き、再び最奥へと叩きつけた。
濡れているれいなの中は不規則に動き、かめい君のそれに絡み付く。
あまりの締め付けに一瞬で持って行かれそうになるがぐっと堪え、かめい君はれいなの中で暴れた。
「んっ…あっ、はぁっ、えっ…えり……絵里ぃ！」
「れーな…れーなっ……」
「あっあっ！えり……気持ち…ン…よか……はぁっ！」
れいなの中から溢れ出た愛液はかめい君を伝い、シーツを濡らす。
潤滑油となりスピードも上がって行き、その度にパンパンと肌と肌が打ちつけ合う音が響く。
「やぁっ…絵里……もっと…もっとぉ！あぁっ……ああん！」
れいなから催促されたかめい君は困ったように笑ったあと、両手で腰をもった。
ぐんっと腰を打ちつけ、引き抜き、再び打ちつけ、中で掻き回す。
入口から再奥まで、かめい君に支配されたれいなはただ喘ぎ声を漏らした。
「はあっ！絵里！あっあっ！んん、んあっ！ああっ……はぁはぁ…あっ、あっ！」
かめい君に合わせてれいなも腰を振る。
締め付けられたかめい君も限界を迎えようとしていた。
腰をもっていた両手を離し、れいなの顔の横に持っていき、キスをした。
「ふぁっ…うんっ…ちゅっ……絵里も……れなとぉ……！」
そうしてかめい君はラストスパートをかけた。
ふたりの下腹部から聞こえる水音と肌を打ちつけ合う音、口から漏れる喘ぎ声が室内に浮かんでは消える。
ぐちゃぐちゃに掻き回され、痛みを覚えるが、かめい君の声や温もりに、れいなは自然と快感を覚えた。
「あ…あっあっ！えり……れなっ…もう…はぁっ！やっ…ダメ…あっ、あぁぁっ！」
「れーな…れーな……好き、だよ…うぁっ…」
「絵里…大好き…ああっ！大好きっちゃん、絵里…はぁん！ダメ、イくぅぅ！」
れいなは両腕をかめい君の背中に回し、ぎゅうと抱きしめた。
かめい君が再奥を突くと、それに合わせるようにれいなの全身が痙攣し、絶頂を迎えた。
小刻みにかめい君もれいなを突き、そのまま中にすべてを吐きだした。
れいながそっと目を開けると、隣にはかめい君が眠っていた。
あのまま寝てしまったんだなと苦笑しながら、広いかめい君の胸に頬を寄せた。
「……れながステーシーになっても、165分割にはできんちゃろ？」
165分割にせずに、いっしょに逃げることが、かめい君なりの愛情なのだろうなと考えながら、れいなは再び眠りに就いた。
絵里が目を開けると、隣にはシアワセそうに眠るれいな君がいた。
彼はぎゅうと絵里に抱きついたまま、離れてくれそうにはない。
もし、絵里がステーシーになったとしたら、れいな君はどうするだろうとボンヤリ思う。
ヘタレな彼のことだから、あの主人公のように165分割にはできないんだろうなと思った。
かと言って、いっしょに逃げるほどの行動力もあるとは思えないけど……
「れーななら、どうする？」
絵里はクスッと笑い、シーツを掛け直してやった。
れいな君はそれに応えないまま「んー…」と寝言を漏らし、絵里に抱きつく。
彼はもしかしたら、愛する人がどんな形になろうとも、最後は血まみれでメチャクチャにされることを望むのだろうか。
実際、自分がステーシーになるなど、あり得ないことなのだけど。
「案外、綺麗に165分割にして、自殺しちゃう？」
眠るれいな君はもちろん、応えることはなかった。
絵里はれいな君の髪を撫で、そのまま眠りに就いた。
人を愛するということは、思ったより、複雑みたいだとボンヤリ思った。
ステーシーズとかめれな（＋たなえり） おわり
相変わらずこんなんで申し訳ないッスm(__)m
生田君……ネタはあるけど書けるかなぁｗ
ﾉd*´ｰ´ﾘ＜書かなくて良いやし！
从*´◇｀）＜邪魔するのは良くないんだろうね里保ちゃん…
ttp://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell81927.jpg 
ttp://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell81928.jpg （聖のマンガのシュミはマニアックっちゃねえ…）
彼女が手に取るものを見て、生田くんは半ば呆れ半ば感心します
「つ…」
聖ちゃんは顔をしかめて、脚を押さえました
「どうしたと？」
「靴が…」
聞けば、おろしたばかりの靴で、足が痛いとか
「あー、結構立ち読みしたっちゃから、痛いやろ。どっかで休む…」
生田くんが言い切らないうちに、聖ちゃんが生田くんの方によろけました
「おっと」
生田くんが腕を掴んだので聖ちゃんはこけなくてすみましたが、はずみで生田くんの頬に聖ちゃんの口が当たりました
「あ…」
生田くんは頬を押さえて、聖ちゃんを見ます
「ご、ごめん…、えりぽん」
「い、いや…大丈夫と？」
「う、うん…」
聖ちゃんは真っ赤になってうつむきました
从*´◇｀）＜ベタすぎてかゆいんだろうね
正直スマンかった保全
ってか二枚目ｗ
・・・と普通に投下したいところなんですがバーボンくらいかねない程長いので斧にアップしました。
お手数ですが読んでやるよって方だけ落として読んでください。600行ありますが・・・。
開始からずっとエロで本編に絡む内容はほぼありません。
ttp://www1.axfc.net/uploader/File/so/80592 一応ダウンロードパス設けました。
パスはreです。
本当に申し訳ないですm(--)m暇なときにでも読んでやってください。
作品とキャラが更に増えてこのスレも活気付いてきましたね。
前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。本当、いつも励みになっています。
それではまた来週投下します。次は普通に本編投下しますので・・・。ではではﾉﾉ*＾ｰ＾)/~
久々？の長めのｴﾛｴﾛかめれなが読めて嬉しい！
おつです！
おつです！
相変わらずエロいなぁこいつらｗｗ
さゆの最後のセリフも深くて好きです…ちゃゆぅ(´Д⊂ｸﾞｽﾝ
来週も楽しみにしてますよー
乙です
一気に読ませていただきました
まだ経験の少ない頃の２人のＨですが
この時から性欲だけはハンパないすねｗ
最後にちょっとだけでてくるさゆがまた切ないですねえ
超ニブチンれいなにちょっとだけイラッｗ
超乙です！
期待した甲斐がありましたよ？ｗ
の甘えん坊なかめい君の時点で私はKOされましたｗ
今からDLします！
こういうちょいエロもいいねぇ＾＾
ﾉﾉ*∩ｰ∩)｡oO(って恥ずかしいよぉ！)
从*´ -｀)｡oO(絵里どしたっちゃろ？)
かめれなもPONPON小ネタも恋愛事情もおつです！
感想書くの苦手だけでいつも楽しませてもらってますよー
あーんなことやこーんなことしちゃう！
ﾉc|；´┴｀)＜巻き込まんで下さい……
从*＾ｰ＾)＜でもちょっと楽しみですよ
从；´ -｀)。oO（なんかイヤな予感がするっちゃん…）
川*＾ｰ＾)＜たーのーしーみーｗｗ
ﾉd*☆ ∀.☆）＜大吉だったらかめれな世界のイケメンはみんなさゆみのものなの！
シゲと飯窪さんが良い感じになって
れいなクンはえりりんにプロポーズして
生田君は聖ちゃんとデートしてキスをして
光射すれなえりはまたデートして
亀井先生たちがダブルデートで色々して
シゲと飯窪さんはデートできる
でもシゲはイケメンたちを独占できない ということかｗ
ステーシーズネタ絡みつつかめれな・たなえりがラブラブでめちゃよかったです
最後のさゆが切ないな.....
ﾉd*｀・ ｡.・）＜諦めたらダメなの！
力作いつもお疲れさまです！
初々しくもエロエロな二人に大興奮でしたｗ
今後も本編の合間に番外編書いてくれたらなぁと思います＾＾
乙です
電車の中で読んで興奮して大変でした
通勤中に読むものじゃないですねこれは…ｗ
れいなクンは厨房の頃から完全体だったのか…マセガキめｗ
よく見たらダウンロード数がすごいことになっている(ﾟДﾟ)
7倍ぐらいかｗ
狼だもん、殺伐としてるだろうさｗ
从*´ ヮ｀)＜平和っちゃねぇ
从*・ ｡.・）＜スレタイからは想像つかないのｗ
） ） ﾌﾟﾙﾙﾝ♪
ttp://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell81926.jpg Σﾉ9|*゜_ゝ゜)=3 。o（ﾐｽﾞﾋﾟｬｲｲｲｨｨｨ♥♥♥）
今見たら80いきそうな件…ｗ
このスレの住人はROMの人もエロエロが大好きみたいだな！
中庭では、中等部の女の子が数人、鬼ごっこをしてるようです
（あ、えりぽんだ）
えりぽんもキャーキャー言いながら、走り回っています
（元気だなあ）
聖くんが目を細めて見ていると、
「あ、みーずきー！」
聖くんに気付いたえりぽんがぶんぶん手を振ります
聖くんも小さくひらひら振り返してると、
「あ！」
えりぽんは普通に鬼にタッチされました
聖くんがクスクス笑ってるのを見て、
「笑うな～！バカ聖！」
えりぽんは少し赤くなって、ブンブン腕を振って叫びました
梅雨の晴れ間保全
毎日携帯とＰＣで２～３時間おきに覗きに来て
日曜の夜を特に楽しみにしている自分は相当変わり者？
从*｀ ヮ´)
ここに変わり者その②がおるぞえｗｗ
青春って素晴らしい(T_T)
ども！変わり者その①のです
最近は小ネタや新作の投下を逐一チェックしているので
ますます来る回数が増えています
どんどんキャラクターに愛着が湧いてきて
ほとんど病気ですｗｗ
自分もROM専でコメントしだしたのはここ半年
中等部青春してるなー
いつの間にか中等部のじれったさにハマった自分がいるww
青春ｲｲﾖｲｲﾖｰw
当初はリアル６期の描写だったのが当人たちの成長に伴って永遠の青春を生きるたなえりや先生の世界がメインになり時の流れかとしみじみ
なぜか切なくなるのよね
もし読んだ事ない人でしたらどうぞ
えりりんのことが大好きなのに素直になれないれいな君に萌えるスレッドまとめ
ttp://chipinabottle.web.fc2.com/index.html というか俺が読み返したくなったｗ
寝れないw
普段ROMですが偶然にも100取ってしまったので記念にレスを…
毎度濃度の濃いエロ話をありがとうございます…と
おかず美味しく頂かせてもらいました
ごちですb
ノﾉ*＾ｰ＾)人ﾉc|*´ ヮ｀)
ﾉd；・ ｡.・）＜さゆみもビックリなの…
( ■_■)＜キャラクターの増加にかけ、読者層が増えたのでしょうか
ttp://www.billboard-japan.com/special/detail/71 ﾉd*´ ヮ｀)＜平和っちゃねぇ
｡oO（今日のえりもゴキゲンっちゃね！穏やかに1日過ごせそうっちゃ）
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜ん？ナニコレ？れーなの日記？
ttp://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-11293135561.html 今日はねぇー
道重さゆみ様と一緒に名古屋に行ってきます
もちろんプライベート♡
ﾉﾉ+｀ｰ´)＜れーなぁ！また浮気したなぁ！
ノﾉハヽ
＿ノ⌒＼＿ノ ﾉd*;´ ﾛ｀;) ﾆﾞｧﾝﾆﾞｧﾝ
／ ﾋﾟｼｯΣ（=====）
(＼ ノハヽ 彡 ( ⌒)っ)｡'｡ﾟ_・ﾟ ﾋﾟｭﾋﾟｭｯ
< ﾉﾉ+＾ｰ＾) ／￣￣￣'し￣￣／＼
＼ ⊂ ） ￣￣￣￣| |￣￣￣￣
／ ＼ | |
し￣￣￣＼) .／ ＼
ﾉd*´ ﾛ｀)＜誤解だっちゃー!最後まで読むっちゃー！
もちろんプライベート♡
・・・・ではないょ??笑。
れいな君の穏やかで平和な日は長く続かない小ネタ保全
強風で制服のスカートがめくれ、えりぽんは慌てて押さえました
「（真っ赤な地に後ろに大きなドクロプリントって…）」
現場に居合わせた聖くんは、えりぽんのあまりにも派手なパンツに、見れてトクしたようなそうでないような、微妙な気持ちになりました
「聖、見た？」
えりぽんがちょっと睨みつつ上目遣いで言うと、聖くんはふるふると首を振ります
一方、シゲくんはかめーくんの次くらいに好きな田中くんに会いに、勝手にこちらの世界に来てました
（あ、道重さんだ）
普通にこちらの世界のさゆみん（♀）だと思い、聖くんが声を掛けようとすると
「キャ、イヤーン！」
強風でシゲくんのスカートがめくれ、丸見えになりました
「（は、しまった！さゆみ今日、ノーパンだったの！）」
シゲくんがひとり照れる一方、女性の道重さん（と思ってる）に本来ついてないものがついてるのを見てしまい、聖くんは
ﾉd∮゜ _l゜）
かなり遠くに旅立ちました
ﾉd∮゜ _l゜）ﾐﾁｼｹﾞｻﾝﾆﾅｾﾞﾐﾁｼｹﾞｻﾝﾆﾅｾﾞｱﾝﾅﾐﾁｼｹﾞｻﾝｶﾞｷｮｺﾝﾐﾁｼｹﾞｻﾝﾆﾀﾏﾐﾁｼｹﾞｻﾝｶﾞﾃﾞｶﾁﾝﾐﾁｼｹﾞｻﾝｶﾞ
「聖？みずきーーー！？」
えりぽんは慌てて旅立った聖くんの肩を揺すりました
ﾉd*≧ 。.・)ｂ＜みんなもお出かけの時はパンツ履き忘れちゃダメだゾ☆ テヘ☆ペロ 保全
なんでノーパンなんだwww
聖君戻ってきてー！！ｗｗｗ
ttp://stat.ameba.jp/user_images/20120703/22/tanakareina-blog/6f/57/j/o0640048012060914476.jpg シゲの肩に手を回すれいなくん
ﾉd*´ ,｡.｀)ﾉd*´ ヮ｀)ｂ
学校帰りの電車内
聖君と衣梨奈ちゃんは仲良く下校しています。
運良く座れた２人は他愛もない話をしながら最寄り駅までの時間を潰します。
「明日はモーニング娘。の50枚目の発売日だからさ」
「うん………」
「えりぽんも一緒に買いに行かない？」
「んー………」
「えりぽん？」
途中、会話が途切れたかと思うと、衣梨奈ちゃんは規則的な寝息を立てていました。
聖君はそんな彼女に優しく微笑みながら本を読み始めます。
するとそのうち衣梨奈ちゃんはコテッと聖君の肩に寄り掛かりました。
よっぽど疲れて眠いのか衣梨奈ちゃんは全く起きる気配もありません。
―可愛いなぁ………
少しだけ長い髪が流れ、頬はほんのり赤く染まっています。
唇はぷるんと潤い、柔らかく光っています。
聖君はキョロキョロと周囲を見回しますが、同じ車両にはだれもいません。
高鳴る鼓動を感じながら、聖君はそっと、衣梨奈ちゃんの唇に自分のを重ねようとしました。
「――――次は………前。………前。お出口は…」
瞬間、聞こえてきた車内アナウンスにバッと離れると衣梨奈ちゃんが起きました。
「あれー……寝てたとー？」
「あ、うん、そう。次、降りなきゃ」
聖君は慌ててカバンを持ち立ち上がりました。
２人がイチャイチャするにはもう少し時間が必要みたいです。
電車のふたり―――聖君とえりぽん保全
ﾉd*＾ ｡.＾）＜や～なのｗ 次はもっとギュッとくっつくのｗ
ﾉd；｀ ﾛ´)＜くっ…
なにか弱みを握られてるれいな君
ﾉd*・ ｡.・）｡oO(早くキスしてエッチすればいいの…)
と、ノーパンのみちしげ君が近くで実況しているのはまた別のお話ですｗ
おわれｗ
川´・_o・)＜気合イ入レテ売ルダ
从；＾ｰ＾)｡oO(なんで書店なのに大量のCDが……)
今日は発売日だよ保全
かめれな世界のれいなとシゲの２ショットかなるほど
（；・e・）＜ゆ、ユーストリームってなんなのだ？
早めに店閉めてパソコンの前に待機するてんちょ
ヽ==◎=ﾉ
从*｀・ ｡.・）＜部外者とは失礼なの
つ )
こりゃめでたい！
kwsk
ttp://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1341412473/
くどぅー♂の事も同じくらい好きな両刀キャラにしたいｗ
ﾉd* ^_〉^)＜くどぅーはまーちゃんのものだよ？
ﾉd*´ ｡｀ﾙ＜…ハルは、まーちゃんのものじゃないもん…///
見習えよ高等部ｗ
ﾉd；’へ’)
ﾉd；´┴｀)
怒ってケンカする話お願いしますｗ
9、10期は歴代娘。の中でもガツガツ系ばかりだよねｗ
売れたい！負けたくない！っていう気持ちを恥ずかしがらずに表に出してる
放課後の中等部の教室で、工藤君と佐藤君はふたりだけで居残り勉強をさせられていた。
授業中にふたり仲良く夢の世界に旅立ってしまったことが原因だった。
文句を言いながらも工藤君は課題を終わらせたが、佐藤君はというと、プリントの最後の一問に苦戦していた。
「くどぅー早いよぉー。まーちゃんココ分かんない」
そうして佐藤君は唇を尖らせてきたが、工藤君はなにも言わずに黙って見ていた。
ふたりは幼馴染であるがゆえ、工藤君は経験上、佐藤君を甘やかさないことにしている。
自分でやらないと意味がないんだぞ！と少しだけ偉ぶってみる。
そうするとだいたい、「くどぅーさー、年下だよね？」とすぐ怒られるのだが。
「ねー、分かんないよー」
「もー。自分でやんなきゃダメだって。ホラ、教科書のここに載ってんじゃん」
結局、すべてを佐藤君に任せることはできず、工藤君は解説の載っているページを教えてあげた。
プリントは応用問題であるとはいえ、教科書の基本に沿えば、必ず解けるはずだ。
「ホントだー！くどぅーすごーい！」
そうして佐藤君は目をキラキラ輝かせて問題に取りかかった。
彼の笑顔に工藤君は思わずドキッとしたが、すぐに目を逸らし、窓の外を見つめた。
だけど、にこっと笑ったときの顔はだれよりもキラキラと輝いていて、生徒たちはみんな自然と笑顔にさせられる。
先生もなんだかんだ言って、彼の人懐っこさや夏の向日葵みたいな笑顔を見ては、本気で怒ることはしない。
それが少し、工藤君には羨ましかった。
「解けたー！まーちゃん終わったよぉー！！」
ふと視線を戻すと、佐藤君は無事に問題を解き終わったようだった。
彼の答えをちらりと見ると自分のと違っていたが、そこまでは責任持てない。
「はいはい、じゃ職員室行こ。先生に渡さなきゃね」
「うん！あ、待ってくどぅー」
立ち上がった工藤君は突然呼び止められ、きょとんとして振り返る。
すると、その唇になにか甘くて温かものを感じ取った。
一瞬の出来事に、なにがなんだか分からなかった。
それが確実に“なにか”だと分かったのは、彼がいつもの笑顔を至近距離でこちらに向けたときだった。
「まーちゃんからお礼だよっ！」
甘い感触。柔らかい感触。微かに残る彼の香り。
それが確実に“キス”だと分かった瞬間、工藤君は「はぁぁぁぁ？！」と叫んだ。
「えー、だからお礼」
「お礼ってなんだよ！なにしてんだよ！！だ、お、ま……はぁ？！！」
突然の出来事に工藤君は口をパクパクさせる以外にない。
お礼だと言ってなぜ急にキスをされなくてはならない？しかも幼馴染の佐藤君に。
それもよりによって、工藤君にとっては初めての出来事、すなわち、ファーストキスだった。
「くどぅー顔真っ赤ぁ」
「だれのせいだ！もう優樹なんか知るか！バーカ！！なにしてんだホントもうバーカ！！！」
そうして工藤君はありったけの声で叫ぶと踵を返して走り出した。
顔は真っ赤で熱いし、なぜか心臓がドキドキしていてうるさくて、すべての意味が分からなくてひたすらに工藤君は走る。
この話をだれかに聞いてほしくて、だけどなぜだかだれにも話したくなかった。
だれも分かってくれない気がしたし、少しだけ、自分だけのものにしておきたいような不思議な気持ちもあった。
天然で不思議っ子。
やることなすことが唐突で無計画で、悪く言えばバカ、良く言えば天然な佐藤優樹。
そんなこと幼稚園のころから知っていたから、今日のキスだって、考えなしの思いつきの行動だってことくらい分かっていた。
分かっていたけど、よりによってファーストキスを奪われたのは心外だった。
できることなら、ちゃんとカッコいいシチュエーションで、高等部の田中れいな先輩とキスがしたかったのにと工藤君は思う。
「ああああー、もう！！！優樹のバーーーカ！！！！」
工藤君は屋上まで走ってきて思いっきりそう叫ぶと、貯水タンクの陰でいちゃついていたかめい君とれいながきょとんと顔を出した。
さてケンカの原因は何だろうとふたりは彼の背中を見ながら予想したが、到底、その答えには辿り着けそうになかった。
工藤君と佐藤君のファーストキス おわり
と、ノーパンのシゲ君がﾊｧﾊｧしているのはまた別のお話ｗ
おわれｗｗ
二人が可愛すぎて一人悶えてますｗｗｗ
ちょうどケンカの後日談的なかめれな小ネタを書いてる途中なんで少々お待ちをｗ
ﾉ9|+‘_ゝ‘)＜えりの話はいつ書いてくれると！
ﾉd；´ｰ´ﾘ。oO（キスの話なんて絶対阻止やし…）
まったり待ってますよ～ｗ
今日もまたかめい君のお部屋でまったり談笑中のかめれな。
「今日まーちゃんに会ったんやけど、やっぱあの二人ケンカしとーみたいよ」
「ふーん、あの時のはケンカだったんだねぇ」
「それが工藤の方が一方的にイライラしとって、まーちゃんはいつも通りみたいな」
「なんか訳ありだねぇ」
「でぇ、れーながまーちゃんにケンカの理由を聞いたらさ、思わず爆笑しちゃったとｗ」
「なになに？ｗ」
「なんかね、まーちゃんが工藤の…ファーストキス奪ったんやってｗｗｗ」
「ちょｗｗｗ あの子ら男の子同士でしょｗ」
「いやなんかまーちゃんが言うには、放課後工藤に居残り付き合って貰ったらしいんよ。
で、終わった後まーちゃんは工藤にお礼しよう！って思ったんやって。そしたら勝手にチュウしてたってｗ」
「なんじゃそりゃあｗ ボクが思ってる以上に佐藤くんって変わり者だなぁｗ …でもあの子達ならそれも画になっちゃいそうだから恐いｗ」
「分かる分かるｗ あ、でも別にまーちゃんは男好きって訳じゃないらしいとよ。 いつも通りその後『田中さんの事も好きです！』って言ってたしｗ」
「ムムム！さり気なくれーな好きアピールしやがってぇ…やりおるなぁ佐藤くん…！」
「ヤキモチ妬かんで良かってｗ れーなにとってはまーちゃんも工藤も弟みたいなもんやしｗ」
「そうだけどさぁ…むぅー」
ほっぺをぷ～っと膨らませてるかめい君にヤレヤレと言った顔のれいな。
指でつついてほっぺの中の空気『プスッ』と出してあげます。
「だから、い～っつも、れーなにとっては絵里が一番って言うとるやろ？」
「…ほんとにぃ？」
「ホント。ダントツ。ぶっちぎり。」
「…ｳﾍﾍ～ｗ ならイイぃｗ」
頭ナデナデしてもらってご機嫌が治ったかめい君はれいなにスリスリ。
思わずれいなも甘えん坊すぎる可愛い彼に口元が緩みます。
「あ、そういえば…絵里に前々から聞いてみたい事思い出したんやけど…」
「んぅ？なぁに？」
「…絵里のファーストキスっていつ？」
「ファーストキスぅ？えー？覚えてないなぁ…」
「あっ…れーなとしたのが初めてやないんやね…」
分かりやすく凹むれいなにかめい君慌てます。
「えっ？あ、いやいやそうじゃなくて！ボクの記憶の中ではれーなが初めてだよ？
でも小さい頃とかしたかなぁ～とか、ちょっと考えただけだから！」
「ならいいけど…」
今度はれーなの方がほっぺを膨らませてしまいました。
これまた同じようにれいなの頬を指でつつくかめい君。
「…れーなはもしボクが誰かとしてたら嫉妬しちゃう？」
「当たり前やろ…れーなの初めては、ぜんぶ絵里にあげとるんやから…///」
「…ｳﾍﾍｗ ありがとｗ」
「つーかさっきと…立場逆転しとるやん…ｗ」
「似た者同士だねボクらｗ」
「…かもね ﾆﾋﾋｗ」
ところ変わって道重家監視ルーム。
「あぁ～ひどいんだぁ～絵里ったら…」
「どうかされましたか若。」
「絵里ったら、な～んにも覚えてないみたいなの…」
「そうですか、ただ10年も前の事ですから。」
「そうだけど……ねぇ、"あの"テープ入れて、久しぶりに見るの」
「"あの"、ですね。かしこまりました。」
監視ルームの壁に埋め込まれている巨大な金庫のような扉に、手をかざしロックを解除させる黒服さん。
やたら厳重で分厚く重い扉を開け取りだされたのは一本の古い型のビデオテープ。
そのテープをデッキに入れるとみちしげ君は再生ボタンを押します。
映し出されたのはジャングルジムのてっぺんに座る二人の子ども。
左に男の子用の水色のスモックを着た子、右に女の子用のピンク色のスモックを着た子。
「ねぇチュウってしってる？」
「しらないの」
「なんかおとなはすきなひとができるとチュウするってママがいってた」
「ふーん」
「なんかね、こうするんだって」
水色の子はピンク色の子の唇にチュッと軽くキスをしました。
「んっ…な、なにするの！」
「ｳﾍﾍｗ でもボクさゆのことすきだしいーじゃんｗ」
八重歯を光らせだらしなく笑う男の子のアップが映ると、みちしげ君は遮るように停止させました。
「…」
「若、もういいのですか。」
「…うん、戻しといて。…あと、もう下がっていいの」
「かしこまりました。」
…
「…あっちから火つけといてさ……えりのばかばか…」
かめとシゲのファーストキス小ネタ おわり
久々の小ネタなので色々とお許しくださいｗ
生田君も待ってますよー
さゆのスベスベとした太ももにﾄｩﾙﾄｩﾙなお股を擦り付けﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮに汚しちゃうドＭにゃんこ
お汁で汚れた太ももをれいなに舐め取らさせる飼い主さゆみん
えりりんのお汁なめなめじゃなくて？ｗ
从*＾ ｡.＾）＜それに絵里やさゆみのお汁あげたらそれはお仕置きじゃなくてご褒美になるのｗ
从*´ -｀) … ←お仕置きもご褒美もどっちも欲しいメス猫
ttp://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341492838/
半期間の収支報告書を読みながらみちしげ君は溜め息を吐いて椅子に座り直す。
道重財閥の資金運営自体にはさほど問題はない。
経営状況は右肩上がりなのだが、相変わらず敵対する飯窪財閥がじりじりとその差を詰めてきている。
いますぐにひっくり返されることはないだろうが、さほど悠長なことは言ってられないなと苦笑した。
みちしげ君は大きな窓から雨の降る外をぼんやりと見る。
両親から幼いころに託された道重財閥を、この代で終わらせるわけにはいかない。
いついかなることがあっても、護り抜くとみちしげ君はあの雨の日に誓ったのだから。
そのとき、扉がノックされた。
気のない返事を返すと、予想していた人物が入ってきた。
「若、お茶が入りました」
黒いスーツを身に纏った彼は恭しく一礼すると、みちしげ君の前にカップを置く。
紅茶の甘い香りは鎮静作用があるのか、緊張していた頭には心地良かった。
彼の仕草を見ながら、みちしげ君はぼんやりと、過去のことを思い出していた。
そういえばあの日も、やっぱりこうやって雨が降っていたっけ。
ある雨の降る日、書斎で本を読んでいたみちしげ君の前に彼は現れた。
今日のようにココアをカップに注ぐ彼を見ながら、みちしげ君は「ねぇ」と言った。
「名前、なんてゆーの？」
「前にも申し上げましたが、私は道重財閥に雇われているものです。
御当主様に名前を申し上げるなど、恐れ多いものです。名もなき執事で結構でございます」
「んー…それじゃつまんないじゃんかぁ」
みちしげ君は顔を膨らませた。
彼はいつもそう言って話をはぐらかせる。名前を教えることは、現当主であるみちしげ君の父に禁じられているようだった。
「お好きにお呼び下さい。若の呼ぶ名が我が名でございます」
彼はそう言うとカップを差し出した。
みちしげ君は素直にココアを飲みながら足をぶらつかせた。
そう言われてもなぁ…と口を突きだしていると、彼はクスッと微笑んだ、ような気がした。
サングラスの奥で彼の瞳が見えないことが、こんなに悔しいと思ったことはなかった。
「……くーちゃん」
語尾にハートマークをつけんばかりの勢いでそう呼ぶと、彼は思わず紅茶に添えたスプーンを落としてしまった。
明らかに見えた動揺の色にみちしげ君は意地悪そうに笑った。
「……懐かしい呼び名ですね、若」
「さゆみが呼んだ名前が君の名前なんでしょ？」
「お戯れが過ぎますよ……」
「くーちゃん」と呼ばれた彼はサングラスを掛け直した。
予想外の呼び名ではあったものの、すぐに心を落ち着けようと深呼吸をする。
いつも黒い服を着ているから「くーちゃん」という安直な子どもらしい呼び名は数年続いた。
「だから、君の名前教えてほしいんだけどなー、くーちゃん」
「…その呼び名はいかがかもしれませんが、私は若にお名前を明かすことは許されておりません」
「つまんないの」
みちしげ君はいつぞやのように脚をばたつかせた。
その姿は険しく収支報告書を眺めていた姿からは程遠く、当主ではなく、高校生の格好そのものだった。
彼は一礼して下がろうとしたので、みちしげ君はその袖を握り締めた。
「名前、教えてくれないとさ」
みちしげ君はぐっと力を込めて引っ張った。
急に加えられた力で彼は咄嗟に受身を取れず、そのままみちしげ君に倒れかかる形になった。
いけないと慌てて距離を取ろうとするが、みちしげ君は妖しく笑ったかと思うと彼の首に腕を回すと、耳元で囁く。
「イくときに、呼んであげられないじゃん？」
そうして耳朶をぺろりと舐めると彼はぴくっと反応する。
17歳とは思えないような大人の香りに翻弄されないように自我を保ちながら彼は溜め息を吐いた。
「……お戯れが過ぎますよ、若」
彼は必死にそう呟くと、みちしげ君の肩に手を置いた。
私は執事であって恋なんて赦されないのにとサングラスを掛け直した。
みちしげ君と黒服さん② 保全小ネタ 終わり
ﾉd*｀・ ｡.・）φｶｷｶｷ...
ﾉd*・ ｡.・）＜こんなもんでどうかしら？
（*■_■）＜完璧でございます若
ﾉd*＾ ｡.＾）＜今回はちょっと可愛らしいくーちゃんの過去とエッチなさゆみを描いてみたの。
新しい世界の扉が開いてきっと絵里もさゆみにメロメロ間違いなしなの！
おわれｗ
みちしげ君の報われなさとか黒服さんに名前がないのも可哀想で考えてたらこんな話ｗ
真面目なさゆの濃厚な話は光射すでたくさん書いていくのでご容赦をm(__)m
期待しちゃうぞw
从*｀ -´)｡oO(絶対違うやろ)
ラブラブなんだからw
ﾉd*＾ ｡.＾）＜もーれいなｷｭﾝは素直じゃないのｗ
ttp://stat.ameba.jp/user_images/20120706/21/nigaki-risa/7a/82/j/o0478064012065595589.jpg 先生股に何挟んでるんですか？
ﾉc|；´┴｀)＜絶対違います！
从*＾ｰ＾)¶｡oO(まだ仕事終わらないのかな？)
ここからどうなったかは作者さんよろしくw
エロッキスレではすっかりレギュラーキャラだねｗ
ﾉd*｀ ヮ´)9|＾_ゝ＾) 里帰り♪里帰り♪
と一緒に福岡在住の生田パパママにご挨拶に行く聖君
結果として憧れの亀井さんとの小旅行状態でドキドキしちゃう聖君
ﾉd*＾ｰ＾)←彦星かめい君
ﾉd*☆ ｡.☆）←素敵な彦星様を見て目が星シゲ
今日中には完走かな？
スレ完走か
ﾉﾉ*＾ｰ＾)
ノ つﾞn
ｱｲﾑ ｴﾛﾘﾝ！ﾃﾞｨｽｲｽﾞ ﾏｲ ｼﾒｼﾞ-！
ﾉc|*´ -｀) ﾉd*´ ﾛ｀)
u←ｼﾒｼﾞ u←ﾎﾟｰｸﾋﾞｯﾂ
戦闘時
ヽﾉc|*｀ ヮ´)ノ ﾉd ;´ ﾛ｀;)
∩←ﾊﾞｹﾓﾉ n←ﾎﾟｰｸﾋﾞｯﾂ
っ(＾ *从 ｳﾏｳﾏｗ
ﾊﾟｸﾊﾟｸ
あそっか剥けてないんだったw
…チョコをかけるとたけのこの里に似るかしらw？
ttp://stat.ameba.jp/user_images/20120706/22/tanakareina-blog/59/69/j/o0264035212065648692.jpg 
ttp://stat.ameba.jp/user_images/20120706/22/tanakareina-blog/9d/d6/j/o0264035212065648700.jpg これかｗ
のネタを勝手にいただきましたｗ
絵里はスーツケースを持って品川駅に現れた。
その理由は単純だった。
「週末は福岡行くけん、親父に会いに」
一昨日の昼休み、弁当を食べながられいな君は絵里にそう告げた。
単身赴任中の父親に会いに、れいな君は福岡に行くようだ。
絵里は週末にれいな君に会えないことが不満なのか頬を膨らませたが、文句は言わなかった。
しかし、結局寂しさが上回り、その日帰ってすぐに荷づくりを始めた。
いずれは結婚するんだし、絵里がお父さんに挨拶に行けばれーなも告白してくれるかもっ！というわけのわからない思考回路まで働き始めた。
結果、絵里は朝早くに品川駅に現れ、福岡へ行く新幹線のチケットを手配していた。
「れーなビックリしちゃうかな？まー良いよね、たまにはこういうサプライズも」
そうして絵里はスーツケースを引いて改札へ向かおうとする。
すると、改札横の切符売り場に、見覚えのある人物を見つけた。
なにかと絵里と縁のある彼は、絵里の姿を認めると「あ…」と声を出した。
「亀井さんこそ……どうして？」
中等部の譜久村聖君は黒いボストンバッグを肩から提げ、チケットを財布にしまった。
「絵里は…ちょっと、福岡に」
「え？あ、実は、僕も福岡に行こうと思って……」
そうして彼はしまったばかりのチケットを取り出して絵里に見せた。
品川―博多間の新幹線のチケットに絵里は思わず「凄いね、それ！」と笑った。
「旅行？」
「いや、まぁ、ちょっと……旅行というか、えりぽんに、サプライズしに」
その言葉に絵里は「へ？」と返した。
聖君の説明によると、生田衣梨奈も同じくこの週末に実家の福岡に帰る予定だったようだ。
衣梨奈は今日の午前の新幹線で帰るので、いっしょに行かないかと誘われたが、聖君は「用事」があるからと断った。
その「用事」を済ませた聖君は、いまから新幹線で衣梨奈を追いかけるようだ。
「おっきなサプライズだね……なんで？」
紙袋の中にはリボンが結んである小さな箱があり、その上には「Happy Birthday」とメッセージカードがついていた。
「えりぽん、今日が誕生日なんで……」
聖君のその言葉に絵里はすべてを納得して微笑んだ。
どうやら彼の「用事」とは、このプレゼントを買いに行くためのものだったようだ。
何処までも真っ直ぐで何処までも誠実な彼は、本当に王子のようでカッコいい。
愛されている衣梨奈が羨ましくなってしまうほどの眩しさに絵里は目を細め「喜ぶよ、えりぽん」と返した。
「じゃあ、いっしょに行く？」
「え、良いんですか？」
「うん、絵里もまぁ、サプライズしに行くようなもんだから」
絵里がそうして歩き出そうとしたときだった。
自分たちの後方から「もー、離れぇよえりぽん！」と聞き覚えのある声が飛んできた。
男子高校生のくせに妙に高いその声の持ち主を絵里はよく知っている。まさかと思って振り返ると、案の定、そこに彼がいた。
「れーな……なにしてんの…」
「げぇっ？！」
そこにはスーツケースをひいた田中れいな君と、その腕にピッタリとくっついている衣梨奈がいる。
なぜ此処に絵里がいるのか分からないれいな君は、慌てて衣梨奈を引き剥がそうとするが離れない。
しかし、衣梨奈は衣梨奈で、絵里の隣にいる聖君を認めた途端にその笑顔が曇った。
「聖……なんで、おると？」
「……用事、終わったから」
「そうやなくて、なんで亀井さんとおると？」
その言い方に聖君はムッとした。
絵里と会ったのはたまたまであり、別に意図したわけではない。
それに、いまのいままでれいな君とベタベタくっついていたのは何処のだれだと思う。
「えりぽんこそ、田中さんといっしょに帰るなんて聞いてないけど？」
「……だって、れいな君が誘ったっちゃもん」
彼女の言葉に鋭く反応したのは絵里だった。
れいな君は「ちょっ、えりぽん！」と言い返すが、衣梨奈の言葉はしっかりと絵里の耳に入った。
絵里は笑顔を引き攣らせ「ふーん……」と冷たい目を向けた。
「えりぽんといっしょに里帰りするんだれーな…」
「ちがっ…誤解やって。たまたまえりぽんも福岡行く言うけん……てか絵里こそなんでフクちゃんと」
「あっそ。じゃあ、れーなはえりぽんと仲良く里帰りデートしてくれば？」
急に力を受けた聖君は「うぇ？」と驚くが、絵里の勢いに任せるまま、ずるずると引っ張られていく。
「行こ、聖君」
「え、あ、あ、亀井さん…？」
そうして絵里と聖君はふたりして改札を通り、新幹線のホームへと歩きだした。
その態度に怒りが沸々とわいて出たのは衣梨奈の方だ。衣梨奈は下唇を噛みながられいなの右腕をぎゅうと掴む。
「れいな君、行こ」
「え、えりぽん？！な、なんで怒っとぉ……ってぇ、ちょっとぉ！」
衣梨奈の勢いに引きずられるままに、れいな君も改札を通っていった。
かくして、絵里と聖君、れいな君とえりぽんという二組の福岡里帰りの旅が始まった。
次スレで光射す投下します
ヤキモチ妬くえりりんとえりぽんがカワイイ！
聖くんはやることがイケメンすぎるｗ
光射すも楽しみにしてますｗ
保全代わりに事情のラクガキ投下～
ttp://nagamochi.info/src/up112003.jpg 恋愛事情ですよね？？かわいすぎるｗ
みんなのキャラ出てるなー
珍しく和解している生田君と鞘師君ｗ
ttp://stat.ameba.jp/user_images/20120707/20/tanakareina-blog/28/fb/j/o0640048012067232348.jpg 
ttp://stat.ameba.jp/user_images/20120707/20/tanakareina-blog/07/84/j/o0640048012067232351.jpg 続きが楽しみすぎるｗ
可愛いイラストキター!!!
ﾅﾏﾀの肩の抱き方がいいわ
ttp://st73.storage.gree.jp/album/23/42/27952342/c9dc39d0_640.jpg ﾉハ*ﾟ ゥ ﾟ）｡oO(道重さんの隣じゃなかった…)
ttp://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1341666915/
初めてなもんで不備あったら申し訳ないm(__)m
ﾘl|*´∀｀l|＜梅るよ
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
