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海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 30


[sage] 2018/06/17(日) 14:58:42.39
陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。

初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。

※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
  について主に扱うスレッドです。
  世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
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前スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 29
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[sage] 2018/06/17(日) 14:59:31.88
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[sage] 2018/06/17(日) 14:59:47.42
参考書籍
「戦争論レクラム版」著:クラウゼビッツ 芙蓉書房出版
「戦争概論」著:ジョミニ 中公文庫BIBLIO
「孫子」著:講談社学術文庫
「戦術と指揮」著:松村 劭 文春ネスコ
「戦争学」著:松村 劭 文春新書
「新・戦争学」著:松村 劭 文春新書
「ゲリラの戦争学」著:松村 劭 文春新書
「米陸軍戦闘マニュアル」編訳:柘植 久慶
「コンバット・バイブル―現代戦闘技術のすべて」著:クリス マクナブ 、ウィル ファウラー、小林 朋則 訳 原書房
「コンバット・バイブル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル」(1巻2巻で十分)著:上田 信 日本出版社
「コンバット・スキルズ 1・2・3」 ホビージャパン「パンツァータクティク」著ヴォルフガング・シュナイダー 訳:岡崎淳子 大日本絵画
「補給戦」著:M・クレフェルト 訳:佐藤佐三郎 中公文庫BIBLIO
「湾岸戦争に学ぶ経営戦略」著:W・G・パゴニス 監修:佐々淳行 同文書院インターナショナル
「世界軍事略語辞典」編:森田茂 和田誠一 国書刊行会
「前進よーい、前へ」「野戦指揮官」「戦車大隊長」 木元寛明 かや書房
「もののふの群像」 亀井浩太郎 かや書房
「アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦」 上中下 河津幸英 アリアドネ企画
葛原和三著『機甲戦の理論と歴史』芙蓉書房出版
石津朋之著『リデルハートとリベラルな戦争観』中央公論新社、二〇〇八年
江端謙介著『軍事とロジスティクス』日経BP社、二〇〇八年
北村淳、北村愛子編著『アメリカ海兵隊のドクトリン』芙蓉書房、二〇〇九年
田村尚也著、野上武志画『萌えよ戦車学校』イカロス出版、二〇〇五年~
[sage] 2018/06/17(日) 15:00:03.15
チェ・ゲバラ著、甲斐美都里訳『ゲリラ戦争』中央公論新社、二〇〇八年
マーティン・ベグラー著、岡崎淳子訳『ミリタリー・スナイパー―見えざる敵の恐怖』大日本絵画、二〇〇六年
宮本武蔵著、佐藤正英校注『五輪書』筑摩書房、二〇〇九年
リデル・ハート著、森沢亀鶴訳『戦略論―間接的アプローチ』原書房、二〇〇八年
片岡徹也編『軍事の辞典』東京堂出版
片岡先生は「陸戦研究」誌で軍事思想史を連載してた。
菊澤研宗「戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか」(光文社新書)
湾岸戦争大戦車戦 上下 河津幸英 イカロス出版
日露激突 奉天大会戦 瀬戸利春 学研
ナポレオン戦争全史」松村劭 原書房
「湾岸戦争 砂漠の嵐作戦」東洋書房
「熱砂の進軍 上下」トムクランシー 原書房
オスプレイNo.20「ドイツ軍装甲車両と偵察用ハーフトラック1939-1945」大日本絵画
オスプレイNo.22「突撃砲兵と戦車猟兵1939-1945」大日本絵画
「戦略論大系シリーズ」 戦略研究学会 芙蓉書房
「戦略思想家事典」 片岡徹也編 芙蓉書房
「現代戦略思想の系譜」 P.パレット編 ダイヤモンド社
「新戦略の創始者」 E.M.アール編 原書房
「近代日本の軍事戦略概史」 黒川雄三著 芙蓉書房
「クラウゼヴィッツ 「戦争論」の誕生」 P.パレット 中公文庫
C. von Clauzewitz "On War" translated by M. Howard and P. Paret, Princeton Univ. Press
P. Paret "Understanding War" Princeton Univ. Press
B. R. Posen "The Source of Military Doctrine" Cornell Univ. Press
C. R. Newell "The Framework of Operational Warfare" Routledge
日本陸軍『作戦要務令』
「赤軍野外教令」

白 善燁 著作関連
「若き将軍の朝鮮戦争」
「対ゲリラ戦」
「指揮官の条件―朝鮮戦争を戦い抜いた軍人は語る」
「韓国戦争一千日」
[sage] 2018/06/17(日) 15:00:18.59
FM 3-0 "Operation" 他米陸軍教範
MCDP 1 "Warfighting" 他米海兵隊教範

参考書籍(陸自教範、防衛共済会、学陽書房)
「野外令」
「野外幕僚勤務令」
「師団・旅団」
「普通科運用」等の職種運用
「普通科中隊」等の部隊運用
他に陸上自衛隊富士修親会や陸上自衛隊幹部学校修親会の発行書籍など。
(例、戦術研究のための地図判読。)

陸戦学会
「戦理入門」
「戦術との出逢い」(上・中・下)
「白紙戦術」
「師団・旅団の解説」

これらは古書店やオクでも中々お目にかかれません。
見敵必買!見敵必買!
[sage] 2018/06/17(日) 15:00:34.25
「軍事の事典」片岡徹也(東京堂出版)
「西欧近世軍事思想史」上田修一郎(甲陽書房)
「現代の軍事戦略入門-陸海空からサイバー、核、宇宙まで」エリノア・スローン(芙蓉書房)
「兵学入門-兵学研究序説」西浦進(田中書店)
「軍事思想史入門-近代西洋と中国」浅野雄吾(原書房)
「ルパートスミス・軍事力の効用」ルパート・スミス(原書房)
「現代戦略思想の系譜-マキャベリから核時代まで」ピーター・バレット他(ダイヤモンド社)
「エドワード・ルトワックの戦略論」エドワード・ルトワック(毎日新聞社)
「現代の戦略」コリン・グレイ(中央公論新社)
「戦略論-現代世界の軍事と戦争」ジョン・ベイリス/コリングレイ(勁草書房)
「大戦略入門-現代アメリカの戦略構想」ジョン・M・コリンズ(原書房)
「戦略基礎計画(戦略情勢判断)」「戦略基礎行動(誘引・様式・原則)」菊池宏(内外出版)
「第二次世界大戦戦争指導史」新見政一(原書房)
「戦争なき自由とは-現代における政治と戦略の使命」クラウゼヴィッツ協会(日本工業新聞社)
「戦争のテクノロジー」「戦争回避のテクノロジー」ジェイムズ・F・ダニガン(河出書房新社)
「統率指揮及び戦術-治安警備のために」岡村誠之(霞が関出版)
「間接侵略とゲリラ」池野清躬(原書房)
「都市ゲリラ戦の研究」戦略問題研究所(平和警備保障)
「マルクス主義軍事論」中村丈夫(鹿砦社)
「プロレタリア兵学教程」渡辺正之/坂本聡三(鹿砦社)
「戦術原則の基礎的研究」吉田雅良(田中書店)
「茅ヶ崎市史 現代2 茅ヶ崎のアメリカ軍」大西比呂氏/栗田尚弥/小風秀雄(茅ヶ崎市)
「相模湾上陸作戦-第二次世界大戦終結への道」大西比呂氏/栗田尚弥/小風秀雄(有鱗堂)
「Combined Arms Warfare in the Twentieth Century」Jonathan M.House
「復刻版 大海令」資料調査会(毎日新聞社)
「ソ連軍事戦略の秘密-大韓航空機はなぜ撃墜されたか」米国防総省(ダイナミック・セラーズ)
「第二次世界大戦史①~⑩」ソ連共産党中央委員会(弘文堂)
「戦争研究」P.M.S.ブラッケッド(みすず書房)
「ソ連の軍事戦略」ギュンター・ポーザー(日本工業新聞社)
[sage] 2018/06/17(日) 15:00:51.05
書籍紹介は従来のテンプレを踏襲した
Lans様の改案については下記を参照

----理論----
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/21
-----思想史-----
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/22
----解説----
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/23
----教範----
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/24
----戦記----
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/25
----その他----
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/26
[sage] 2018/06/17(日) 15:01:05.80
次は以降の立てられる方お願いします、ワッチョイはスレが死ぬため導入禁止。
[sage] 2018/06/17(日) 15:59:21.45:fSiuSFLF


在韓米軍「早く撤退させたい」 トランプ氏、対北取引材料へ

トランプ米大統領=写真、共同=は十三日のFOXニュースで、在韓米軍を「巨額の金がかかるから、できるだけ早く軍を撤退させたい」と繰り返し、米朝交渉で取引(ディール)材料とする方針を示した。(東京新聞)

決りですね。
安全保障環境がかなり激変する。
ルトワック氏の「対北朝鮮核ミサイル」の4つの対策(即時攻撃・降伏(金銭的和解)・ミサイル防衛・相互核抑止)のカードのうちトランプは「降伏(金銭的和解)」を選択したと。
この方針のキモは、最低限、自国の驚異になるファクター(核・ICBM)だけは勘弁してもらって同盟国は切り捨てることです。
となれば、日本も中距離ミサイルと核、拉致被害者の帰還だけは何とかして「あとは野となれ山となれ」か。
[sage] 2018/06/17(日) 16:05:23.14:fSiuSFLF
以前、韓国陸軍参謀長をやってた朝鮮戦争の英雄でもある白善ヨプ氏は、著書「朝鮮半島対話の限界」で、「地政学的に在韓米軍が撤退したら韓国は独立維持困難」としてたが、現実的に試されそうですね。
(この人、日本語達者)
[sage] 2018/06/17(日) 16:10:29.79:fSiuSFLF
台湾としては、千載一遇のチャンスで、在韓米軍を自国に引き寄せられるか。
トランプは駐留経費をかなり吹っ掛けてきそうですが。
日本にとっても、南西もかんりピンチなので、その方がいいかも。
[sage] 2018/06/17(日) 16:39:42.83:XVFe5sBP

>切り捨てる

国内に北と南を大量に抱えてるので、この爆弾処理(返還)が先です。
そうしておけば、どちらでも対応化なのでイニシアティブが取れます。
[sage] 2018/06/17(日) 16:52:49.21:voU/j/i4
なるほどこっちは時事ネタのニュースを利用して自分の政治思想に基づく演説をするスレで向こうが普通のスレか
[sage] 2018/06/17(日) 17:00:43.96:XVFe5sBP
戦略スレなので、政治思想と言われても答えが難しいですね。
攻撃的現実主義はイデオロギーだと言われても当惑するしかないのと同じです。
[sage] 2018/06/17(日) 19:49:56.04:ogPbwZRL
白はライダイハン絡みで信用ができないな。
本人は話すつもりもなさそうだし、死後暴かれるのを待つしかないな。
[sage] 2018/06/18(月) 02:01:21.72:adjXe7dr
国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
[sage] 2018/06/18(月) 18:47:13.51:yMUczXoQ
完全に分離するのは無理。
無茶苦茶底が浅くなる。
垂直構造(国家戦略-戦域戦略-作戦-戦術-技術)があっtて水平構造(敵・我・その)でせめぎあっているので。
最後の総決算としては、国家戦略上、プラスかマイナスかで決まる。
[sage] 2018/06/18(月) 18:55:16.41:yMUczXoQ
リデル・ハートの「間接的アプローチ」も大戦略レベルでもある。
「正」・「奇」が一体として存在する世界観を前提としているので。
そこから拡大的奔流に発展。
[sage] 2018/06/18(月) 18:57:25.72:VdE3jwKj
でもに書いてあるじゃん
それが気に入らないなら勝手に会話を進める前にテンプレを変更する議論をするか
自分で国家戦略・大戦略含むスレを立てるしかないよ
[sage] 2018/06/18(月) 19:22:41.75:yMUczXoQ
社会学的な例として、株のオプションを計算するブラック・ショールズ方程式は、
オプションの値を「確率的に正規分布内の値」をとる「ボラリティ(日揺動)」項と「時間の経過とともに一定傾向で変動」する「トレンド(線形変化)」項の和で表現する。
これって、ルトワックが好きな「パラドックス(逆説)」とハワードが言及する「パラダイムシフト(価値観の変化)」に類似している。

つまりは、社会現象でもある戦略環境も「パラドックス」と「パラダイムシフト」の総和で理解できると。
ボイドのOODAループのモデルになってるのもブラウン運動だし。
「パラドックス」が強い場合は反作用や摩擦により「防勢」が優位。
ケースとしては頻度が高いのでクラウゼヴィッツの「防勢優位説」が成り立つ。
「パラダイムシフト」が支配的なときは「攻勢」が成立する余地がある。トレンドを的確に見極めれば。
[sage] 2018/06/18(月) 19:31:45.84:yMUczXoQ
支那のバイブル「孫子」は「パラドックス」側に一点賭けしてるんじゃないかと。(「パラダイムシフト」は無視。よって事実検証もせず「孫子曰く・・・」を信ずる)
大概、パラドックスが強いからあたかも支那人の戦略が優れているように見えるが、パラダイムシフトが発生すると決定的に破綻する。
歴史上、少なく見積もって十五回ほど王朝が滅亡。
次で十六回目か。
[sage] 2018/06/20(水) 00:24:16.82:UcSt9T+g

あまり言われないけど、日本に住んでて拉致を手引きしてた連中がいるよね。
[sage] 2018/06/20(水) 00:38:43.98:tM+LLR5t
あまり政策レベルの話にフォーカスしだすとスレ違いということになろうが、「戦略環境」として「国家戦略」を考慮にいれざるを得ない。「軍事戦略」では。
海兵隊の「軍事戦略」体系は、「戦略環境」「目的-手段」「逆説的な方法論」「戦略作成過程」で説明してる。
[sage] 2018/06/20(水) 00:49:32.72:tM+LLR5t
朝鮮半島の軍事情勢は、純軍事的な「戦域戦略」と「国家戦略」が乖離してる興味深い例。
戦域戦略の思考では、首都を北朝鮮軍の衝撃力が及ばない郡山以南に置くのがセオリーだが、
歴史文化的な要請からソウルに置かざるをえず、それを維持するために「対砲兵戦」が戦略的要求になり米韓連合軍の主要な関心事になってる。

この状況で、米韓連合演習の無期限停止が宣言され、在韓米軍撤収に大統領が言及した。
軍事的バランスがどう変化するかやや不謹慎ながら興味は尽きない。
ペンタゴンは抵抗してるようだけどね。
[sage] 2018/06/20(水) 00:56:48.43:tM+LLR5t
特定の次元、例えば「戦術次元」に極端にフォーカスすると、「戦闘力の使用」の分野なので質を要求化して極限化する。
「量」や「諸兵科」「統合」 「彼我の態勢」「限界点」等を黙殺して「最強兵器」を要求しがち。
石破茂はこのレベル。大臣二回もやってるのにな。
[sage] 2018/06/20(水) 15:13:35.67:QwGRsMS5

韓国がすかすかになったら北が殴るがそれを口実にアメが殴り込むけどそれでは困ると結局手付かずに一票
[sage] 2018/06/20(水) 15:14:35.18:QwGRsMS5
中国ロシアをを視野に入れた観測気球では?
[sage] 2018/06/21(木) 01:33:22.13:0ESgk7gD
政略はいかがっすか~
[] 2018/06/21(木) 06:42:55.01:ogmZvbdP
F2後継機、国産を要望=自民議連
ttp://jump.5ch.net/?https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180620-00000124-jij-pol
[sage] 2018/06/21(木) 22:33:28.76:8VEbNz4+

純軍事的な直接アプローチをやめたなら、ますます間接的な方へ力を注ぐだろう。
間違いなくテロとしての拉致を使ってくるし、日本にいる仲間に協力させるだろう。
何か言われたら差別を叫べばお人好しな日本人をいくらでも騙せるだろうし。
[sage] 2018/06/22(金) 19:33:15.05:nWKcgSgA
こっちは観測気球か?

F2後継機の国産断念へ 防衛省、国際共同開発を検討
防衛省は2030年ごろから退役する航空自衛隊の戦闘機F2の後継機について、国産開発を断念する方向で最終調整に入った。(朝日新聞 2018.3.15)

小野寺だったらやりかねんとは。
[sage] 2018/06/22(金) 19:35:23.76:nWKcgSgA
>自民党の「国防議員連盟」の衛藤征士郎会長らは20日、首相官邸で安倍晋三首相と会い

所管大臣をすっ飛ばして安倍ってのは意味深長ですな。
[sage] 2018/06/22(金) 20:40:35.55:nWKcgSgA
それ以前に「どの作戦フェーズ」で「どの空域」で「何を」目指すのかと?「何のため」に?
Air supremacy?
Air superiority?
Air parity?
Air denial?
Air incapability?
これをすっとばして何でいきなり取得方式の話が出てくるんだ?
日本の政治屋の語る軍事ってこんなのばっか。
[sage] 2018/06/22(金) 21:23:59.02:sYvqvi6I
F-35導入が決まった今、F-3を国産にするかどうかは、新機種導入の時間的スパンと企業の状態に鑑みて
国産戦闘機技術を維持するか放棄するかの判断だ。はっきり言って用途云々の問題では無い。
[sage] 2018/06/23(土) 02:38:57.18:GlR96KqX
F35のOS(?)に旧式が連動しないと聞いたが敢えてF35にする理由が日本にあるの
アメリカでさえうまく機能してないとが
[sage] 2018/06/24(日) 21:37:54.51:+kTtMRCO
中期的に支那がステルス性を保持した第五世代戦闘機で攻勢的航空戦をしかけてくると考えているなら、F-35は何の解決にもならない。
逆にステルスを探知して要撃したいわけで。
F-35がそういう方向に進化する可能性は低い。(自己矛盾)

バイスタティックレーダーでアビオニクスを構築したいなら国産するしかないでしょ。
アメリカはそういう戦闘機は作らない。
[sage] 2018/06/24(日) 21:52:37.99:+kTtMRCO
アメリカは、F-35は攻勢的航空戦の用途で考えている。
ところがステルスなので自機のレーダーの作動は最低限にせさるを得ない。
となると、戦場に存在する他の空中・地上プラットフォームから情報もらわないと戦えないわけです。
それで、戦場に存在しえる全プラットホームはロッキードマーチンの指揮統制・情報システムに乗せ替えろと。
本末転倒でフザけことを抜かしているわけです。

現状、攻勢的航空戦を想定してない日本がF-35を調達する意味があるか?
しかもLMの言いなりで防衛行政を予算的に破綻させるのか?
Link16でさえあまりに更新費用が高価でJDCS(F)に換装しようとしてたはずだが?
[sage] 2018/06/26(火) 13:06:37.27:4GLeptE1
安全保障スレなり、政政略スレなり立てて、そっちでやってもらいないかね?
[sage] 2018/06/26(火) 14:40:17.79:CT0ozWHJ
戦闘機関係のスレでやったほうがいいんじゃ?
[sage] 2018/06/27(水) 23:40:03.29:n5zN1aUm
それがいいかもしれない。

国家戦略・大戦略・安全保障政策研究スレ(仮称)

・国家基本目的達成をめざす各種戦略・総合戦略・政策の研究・提言
・基礎となる戦史・通史・哲学・兵学思想・軍事教義の研究
・戦略位相による分析
軍事戦略を主軸としつつも、国家戦略にインパクトがある経済・外交・科学技術対象、詳細な議論は専門板へ
・階層次元による分析
大戦略にインパクトをもたらす戦略次元・作戦次元・戦術次元の研究、個別の議論は専門スレへ
・水平構造による分析
国家間の位相・次元間の相互緩衝(戦争)、現実日本への提言
・クラウゼヴィッツ、コーベット、リデル・ハート、マイケル・ハワード、コリン・グレイ・ルトワック・ジョン・ボイド、ジェフリー・ティルは神
・ジョミニ・マハン・ドゥーエ・フラー・フォッシュ疫病神

最近のリアルな兵学思想は大戦略指向。
白紙戦術的な指向とは切り離した方がいいかもしれない。
[sage] 2018/06/28(木) 00:28:44.75:xMlAsfOs
ジョミニ・マハン・ドゥーエ・フラー・フォッシュ
全部戦略を語っているのに疫病神?

知障学派の方ですかw?
[sage] 2018/06/28(木) 00:47:13.92:Qam1wl3k
まあそいつの隔離スレって事なら反対はしないぞ
彼以外に誰も来なくても帰ってきてほしくはないが
[sage] 2018/06/29(金) 13:17:28.38:2wNwKKTu
特に重複に関しては異論が無いということで。
[sage] 2018/06/29(金) 13:52:58.11:iy9oHNKv
とっとと新しいスレ建てて、そっちでやってくれ
[] 2018/07/15(日) 23:25:40.59:dU0f5rmS
情熱大陸【徳永克彦/世界でたった3人だけ“空撮職人"誰も見たことの無い一瞬を】
ttp://himawari.5ch.net/test/read.cgi/livetbs/1531663311/
[sage] 2018/07/24(火) 23:07:30.96:tmcJaL38
The US Navy’s new anti-ship missile scores a hit at RIMPAC, but there’s a twist
ttp://jump.5ch.net/?https://www.defensenews.com/naval/2018/07/20/the-us-navys-new-anti-ship-missile-scores-a-hit-at-rimpac-but-theres-a-twist/

このニュース、MDBの延長で捉えるべきなんだろうな
[sage] 2018/07/25(水) 00:42:17.60:ejNYbeju
ワッチョイは要りませんw
[sage] 2018/08/08(水) 11:13:33.12:0v1Qvxml
保守

>46
今後はMDBからMBOに代わるらしいが・・・
[sage] 2018/08/15(水) 21:54:28.54:1cfVWe6t
ttp://jump.5ch.net/?https://twitter.com/keenedge1999/status/1025412667559702528
ドクトリンのプログラム化とな
ttp://jump.5ch.net/?https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
[sage] 2018/08/30(木) 17:33:17.58:bflz3DJi
書き込みテスト
マニューバ(機動)によりマニューバ(機略)を達成する。
[sage] 2018/08/30(木) 17:44:45.81:C8iVqFax
違いあるの?
マニューバ=詭動が適切とかいってなかった?
[sage] 2018/08/30(木) 18:00:46.46:bflz3DJi
現状、マニューバという言葉が両方の意味で使われてるという揶揄w

戦略レベルでマニューバと言えば、機略、策略の意味が強くなり
戦術レベルでマニューバといえば、機動、移動の意味が強くなる

で、作戦レベルでマニューバと言うと、大絶賛混戦中
[sage] 2018/08/30(木) 18:03:10.74:bflz3DJi
さあ、下記はどれだw

HYBRID MANEUVER

This makes it appear like a popular action, and produces the Hybrid Maneuver concept that we see Russia employing in Ukraine, Syria, and elsewhere.
With the current state of Russia’s Security Force Assistance (SFA),
it is safe to assume that a Hybrid Maneuver force will become common with a Russian footprint.
[sage] 2018/08/30(木) 18:05:23.93:bflz3DJi
During Hybrid Maneuver, the brunt of the fighting will be borne by locally organized units.
These units fall under the government structure of the Russian supported regime, and have their own military organization which mirrors or mimics Russian Forces.
These forces will have basic equipment, provided by Russian “Advise, Assist, and Accompany” (AAA) teams. AAA teams synchronize the Hybrid force’s operations by embedding Russian officers in the Hybrid force structure.
Hybrid maneuver focuses on the local effort conducting the majority of the fighting with support from Russian conventional forces when the mission has strategic and operational importance.
[sage] 2018/08/30(木) 18:07:11.92:bflz3DJi
During hybrid maneuver in Eastern Ukraine, the unit of choice has become the BTG.
This is in spite of the fact that Russia has identified weaknesses in the BTG structure and are moving back towards a divisional model.
A BTG is a tailored force, centered on the mission it will be executing.
This force usually consists of three core units: infantry, armor, and artillery.
It will be further augmented with other assets such as Electronic Warfare (EW), Air Defense Artillery (ADA), and other capabilities under the battalion commander’s control.
[sage] 2018/09/02(日) 15:47:01.06:UVHnXYTZ
何の嵐かとおもった
[sage] 2018/09/02(日) 20:01:55.83:O33H9xsv
>56
>何の嵐かとおもった

Asymmetric Warfare Groupによる「Russiann New Generation Warfare Handbook」から
HYBRID MANEUVERの説明をコピペったものだよーん

原本はまるまる1冊DL可能なのでぐぐれ
[sage] 2018/09/02(日) 23:16:58.94:CQ+lR/DB

Lansちんが邦訳しろ
5千円まで出すから
[sage] 2018/09/02(日) 23:39:08.75:O33H9xsv
>58
そんなに難しい英語じゃないから、ぐぐる翻訳でおおまかな理解は出来るし
おかしい部分は原文見ると実は知ってるような専門用語だったりするだけだったりする。
(専門用語ゆえに翻訳に失敗)

最近のぐぐる翻訳はAI投入もあり精度急上昇
(完全翻訳には、まだ500パーセク程遠いですが)
[sage] 2018/09/03(月) 20:51:19.47:VibnFuMB
簡単に説明すると

symmetric Warfare Groupによる「Russiann New Generation Warfare Handbook」では興味深い概念が説明されている。
ハイブリッドマニューバー(Hybrid Maneuver)である。
こちらの記事では前述した戦争に至らない段階での軍事介入をグレーゾーンと定義し、そこで行う軍事行動をハイブリッドマニューバー(Hybrid Maneuver)と呼んでいる。
これは下記要素からなる混在部隊(ハイブリッドフォース)として行動する。
[sage] 2018/09/03(月) 20:51:45.85:VibnFuMB
◆混在部隊(ハイブリッドフォース)
・在来部隊(CONV: Conventional forces)
・スペツナズ=ロシア特殊部隊(SPZ: SpetsNaz Russian version of SOF forces)
・派遣軍事顧問チーム(AAA: Advise Assist Accompany Teams)
・領域外傭兵(CTR: Contracted forces from outside the area of operations; usually sign a contract and serve along LOC forces)
・現地武装組織(LOC: Militarized local population)
・民間軍事会社(PMC: Private Military Contractor)
[sage] 2018/09/03(月) 20:52:52.66:VibnFuMB
このハイブリッドマニューバの戦闘に対する正当性は現地武装組織が担保する。
これら複合部隊(ハイブリッドフォース)はロシアが支援する政府組織に属し、ロシア軍に準じた組織形態を持つ。
派遣軍事顧問(AAA)チームは部隊構造にロシア将校を組み込むことで部隊間の行動を同期させる機能を持つ、
これらの部隊は任務が戦略的かつ作戦的に重要な場合、ロシアの在来部隊からの支援を得るが、戦闘の大半は現地兵力にゆだねられている。

東部ウクライナにおる作戦では、基本的な作戦単位は大隊戦闘グループ(BTG)であった。これは最近のロシアがBTGの弱点を特定し、師団モデルに移行しようとしているにも関わらずである。
なおBTGは歩兵、機甲、砲兵の3部隊を中心とし、電子戦(EW)防空砲兵(ADA)等を配属し大隊を増強する。
[sage] 2018/09/04(火) 14:54:13.10:hP+x5zcQ
ロシア製AFVが大抵自動装填装置付きなのは人件費削減の側面があったのか...
大半が任期1年の徴兵で訓練後6~8月で退役だ

師団への回帰ってマジ?なんで?
[sage] 2018/09/04(火) 14:55:09.79:hP+x5zcQ
ミス
大半が任期1年の徴兵で訓練後6~8月で退役だから専門性の追求が厳しいんやね
[sage] 2018/09/04(火) 18:13:36.20:hP+x5zcQ
この資料で語られている狙撃兵の大量運用は重要な要素だと思う
大量運用すると、狙撃兵が行動を制限した対象への間接火力の誘導・待ち伏せや地雷原に追いやる
といったことが出来たと書かれてて、ロシアの狙撃兵はサプレッサーを多用するから対処が困難とのこと
少数を運用するより明らかに効果的みたい
[sage] 2018/09/05(水) 14:51:10.17:x2iPwXNw
中国あたりがAIを使ったロボット狙撃兵を開発しそう
[sage] 2018/09/06(木) 23:28:34.92:VDMqvQod
悪い方wに暴走しそうで怖いw
[sage] 2018/09/07(金) 23:51:53.84:3ENRBVD9
北京政府によりコントロールされたロボット歩兵と地方軍閥連合の生身の兵士が泥沼の内戦を繰り広げるとか
[sage] 2018/09/09(日) 04:36:32.79:TrmbuQfy
それに民衆の蜂起もなw
[sage] 2018/09/09(日) 16:20:21.35:kMRvOkEN
共産党北京政府派
共産党毛派(共産原理主義)
香港特別行政区(親英中立)
地方軍閥(山賊)
内モンゴル自治軍(モンゴルとロシアの傀儡)
国民党軍(帰ってきた)
[sage] 2018/09/10(月) 02:26:37.24:V/SqkXb9
地域で別な国だしなあ支那
それで粛清される
何れ習wも歴史から消される
鄧小平とは違った!
周恩来は同性愛者でマオは小児趣味だとか!!
魯迅には日本人妻がいて子供は認知された
[sage] 2018/09/13(木) 10:43:10.64:GroKac/r

米海兵隊だと、上から下まで、
ぜんぶマニューバーだなw
FMFM1からブレてない
[sage] 2018/10/04(木) 11:30:44.47:0iApFXkm
今、MDBコンセプトを読んでたのですが・・・

情報戦(Information warfare=IW)について下記の表現。

This flood of misinformation and disinformation is in essence a fixing maneuver.

このマニューバーを従来の陸自的理解の「機動」と読んだら、意味が分からなくなるのは確実
[sage] 2018/10/04(木) 14:14:13.09:NPSuBAX6
まず自分らは「maneuver」の意味が分かっていないってことを理解するのがむずかしいんだろうな
[sage] 2018/10/04(木) 15:58:44.64:0iApFXkm
陸自的な機動で、これを理解すると

これら情報飽和は本質的に機動に付随する。

つまり機動を隠蔽する為だけにとらえてしまいそうですが、
このMDBコンセプトの同項目には、情報により相手側を分断させるなどの説明もあり、作戦全般に影響します。
単なる移動に関わる機動に限られていません。

(陸自的な機動は、本書ではモビリティと…)

あ、三省堂の英和辞典のマニューバーの項に 策略の他に策動というのもありました。

策動・・・ちょっと陰謀っぽいですが、表現としては結構いいのかも
(単純に 作戦行動 と言う表現も書いてありますが)


策動

・・・ちょっとボトムズの各話タイトルっぽいなぁ
[sage] 2018/10/04(木) 17:15:21.92:kY33p0lC
【軍事】「Gray War(灰色戦争)」に入った米国と中国 米海軍大将が現政権の軍事政策に基づき新概念を今年9月に提唱
[sage] 2018/10/04(木) 18:54:39.41:s0LKGsw3

連続作戦と縦深攻撃と作戦術の関連性について説明してくれ
[sage] 2018/10/04(木) 19:02:46.90:NPSuBAX6
いろいろな捉え方があると思うなあ
[sage] 2018/10/04(木) 19:05:49.03:0iApFXkm
>77
成立過程における関連性?
それとも
実施における関連性?
[sage] 2018/10/04(木) 19:44:23.42:s0LKGsw3

両方だが実施優先で頼む
[sage] 2018/10/04(木) 20:29:38.22:0iApFXkm
>80
実施における関連性

1)ソ連式の全体構想
 敵を混乱させての短期決戦が基本路線
 (核戦争へのエスカレーションの阻止)

2)その為に縦深攻撃による後方地域への早期侵攻を志向する
 (敵を混乱させ、対応を遅らせ、敵増援の到着前に決着させる戦略的OMGの存在)

3)早期侵攻実現の為にまず突破が必要
 (当然の話)

4)突破の為には複数地域での作戦を連続的に連携させ、敵の対応を飽和させる。
 (横の連続作戦)

5)突破後に攻勢重点に重圧をかけ続け、さらに超越前進を行い無停止攻撃を実施
 (縦の連続作戦、梯団攻撃と戦術的OMG)

この戦略目的を明確化し作戦構想を計画する
つまり、1)~5)を有機的に連携させる概念が作戦術

特に横の連続作戦には作戦術による全体的連携の創出が不可欠

うらー
[sage] 2018/10/04(木) 20:37:53.44:0iApFXkm
成立過程における関連性

1)参加戦力と戦場の拡大により日露戦争あたりから、決勝会戦が成立しなくなった。

2)連続的な多段階の会戦で戦役(キャンペーン)として考えなければ!

3)連続作戦の概念発生
 (この作戦の連続という意味で作戦術も萌芽する)

4)WW1やロシア内戦で敵後方を荒らす戦略騎兵などが活躍

5)縦深作戦の概念発生

6)でも、ばらばらに戦ってたらうまくいかないなぁ・・・

7)よし、横も縦も、ちゃんと戦略目標を見据えて全部まとめて繋げてみよう

8)作戦術概念の発展
[sage] 2018/10/04(木) 20:46:16.75:0iApFXkm
1)ソ連式の全体構想
 敵を混乱させての短期決戦が基本路線
 (核戦争へのエスカレーションの阻止)



1)ロシア式の全体構想
 敵を混乱させての短期決戦が基本路線
 (武力戦争へのエスカレーションの阻止)

と読み替えて、それ以降も、適度な読み替えをすると
【ハイブリッド戦争】(ロシア式には次世代戦争)の出来上がり

ある意味、正統的な進化


※適度な読み替えには、革命輸出の関連用語で行うと良く適合するw
[sage] 2018/10/04(木) 20:49:16.77:0iApFXkm
ソ連式が「物質的破壊」つまり殲滅戦を重視するのは、実は
------
5)突破後に攻勢重点に重圧をかけ続け、さらに超越前進を行い無停止攻撃を実施
 (縦の連続作戦、梯団攻撃と戦術的OMG)
------
のみ。
[sage] 2018/10/04(木) 20:51:58.56:RDyQC+Fx
こんなとこで素人の落書きを真に受けてる間は本当の知識は付かない
[sage] 2018/10/04(木) 23:06:12.11:PZXQSdxY
独ソ戦で例えると


バグラチオン作戦とかの一つ一つの作戦を作戦術で制御していき
1944夏期攻勢みたいな一つの大きな攻勢を成功させるってこと?

それと

縦深作戦ってのは一つ一つの作戦に用いられるのか?それともそれらの作戦の積み重ねである戦役をさすのかどっち?
[sage] 2018/10/04(木) 23:11:20.01:PZXQSdxY
あと全縦深同時打撃ってなんなの?
縦深作戦中に砲兵で全縦深を叩くってこと?それとも縦深作戦を実施することで全縦深を制圧するってこと?
[sage] 2018/10/05(金) 09:50:00.71:x8kk8bNm
>86
>バグラチオン作戦とかの一つ一つの作戦を作戦術で制御していき
>1944夏期攻勢みたいな一つの大きな攻勢を成功させるってこと?

バグラチオンは作戦術の成功例と言われてるので、その認識で正解

>縦深作戦ってのは一つ一つの作戦に用いられるのか?
>それともそれらの作戦の積み重ねである戦役をさすのかどっち?

広義としては両方
狭義では個々の作戦

広義の場合は、複数の作戦が関わり必ずしも縦深作戦ではないものも含まれていても、
中心となる主作戦が縦深作戦といえるものであり、さらにその作戦目的が縦深攻撃が必須である、もしくは密接な関係性がある場合などは
戦役全体を縦深作戦と呼ぶ書籍もよくあります。
[sage] 2018/10/05(金) 10:03:24.03:x8kk8bNm
>87
>全縦深同時打撃

砲兵に限らず、航空、空挺、レイドビキの浸透襲撃なども含み
前線から後方地域まで同時に攻撃します。
(場合によっては、後方の都市での民衆蜂起も誘導する)

つまり砲兵の射程外までも打撃
[sage] 2018/10/05(金) 10:38:28.35:oiTZmcd8
縦深陣地への逐次攻撃に対置される同時打撃
[sage] 2018/10/05(金) 12:04:02.82:oiTZmcd8
縦深陣地というよりは数帯陣地というべきだな
[sage] 2018/10/05(金) 14:11:50.87:5RHZ3k3A


なるほど
あと独ソ戦で実施された縦深作戦はバグラチオン作戦以外にあるの?

例えば天王星作戦、土星作戦、火星作戦も縦深作戦?
[sage] 2018/10/05(金) 15:59:44.81:x8kk8bNm
>92
>天王星作戦、土星作戦、火星作戦

そうだといえば、そう
ちがうといえば、ちがう

なぜなら過渡期の試行錯誤中w

そうだといえば、そう
 ↑
 やろうとはしてたので、意図としてはそうだといえなくもない


ちがうといえば、ちがう
 ↑
 でも、まだやれていない部分も多いので、違うといえば違う


最近では、グルジア侵攻
あれは作戦術を駆使した縦深作戦といえると思います。
(さらに不正規戦を縦深作戦に組み込み始めた、次世代戦争/ハイブリッド戦争への過渡期ともいえそう)
[sage] 2018/10/05(金) 18:01:40.28:es07nGtz
そのやろうとしてたことと
やれてない部分って具体的になんなの?
突破するタイミングとか?
あとOMGって独ソ戦の時にすでにあったの?
[sage] 2018/10/05(金) 19:01:51.68:x8kk8bNm
>94
やろうとしてたのは各作戦の連携

やれなかったのも連携
例えば損害が多すぎて、次の「作戦がすぐに出来なくなったり
兵站が間に合わなかったり、部隊の指揮官が作戦を理解しきれてなかったり

>OMG

当時はCMG(騎兵機動グループ)があった
行動はOMGと同様ですが、目的が戦略的OMG(正面軍OMG)ほど決定的なものではなく
戦術的OMG(軍OMG)と同様ですが、規模としては軍OMGより大きく、正面軍OMGに近いです。

戦略的OMG=正面軍OMG=1個戦車軍規模=戦略目的の達成を目指し作戦次元で行動する(戦略的混乱誘発+決定的成果の獲得)
戦術的OMG=軍OMG=1個戦車師団規模=戦術目的の達成を目指し作戦次元で行動する(戦術的混乱誘発)

CMG(騎兵機動グループ)=騎兵軍団規模=戦術目標達成を目指し作戦次元で行動する(作戦的混乱誘発)
[sage] 2018/10/05(金) 20:57:07.50:IbOjGx2o
白軍のドンコサック軍団が赤軍の戦線後方に浸透して数ヶ月に渡って暴れまわった
「マモントフの襲撃」に影響されて第一騎兵軍が創設されて
ttp://jump.5ch.net/?https://www.marxists.org/archive/trotsky/1919/military/ch97.htm
内線における騎兵軍の活躍を受けて騎兵を主力とする作戦機動群のノウハウや理論が完成していった・・・という認識でいいんだっけ
[sage] 2018/10/05(金) 21:12:32.51:VfkPmAdJ

つまり縦深作戦ってのは横の連携(作戦術)が肝であり、横の連携を欠いた攻撃になると失敗するってこと?


そのCMGってのは機械化騎兵のこと?
[sage] 2018/10/09(火) 12:14:52.16:450kk8AE
おそらく、この質問者はとんでもない勘違いをするであろう
[sage] 2018/10/09(火) 14:26:10.00:7kwDdJO9
>97
>つまり縦深作戦ってのは横の連携(作戦術)が肝であり、横の連携を欠いた攻撃になると失敗するってこと?

縦深作戦は、名前の通りあくまでも縦が重要です。
横は、それを成功させる為の支作戦な訳ですが、状況により必ずしも横が可能とは限りません。
その場合は、空挺や特殊部隊の浸透や後方蜂起などを画策したりという、縦の強化の他、横の代わりに時間の前後を組み込んだりもします。
(横も、地上とは限らず、海上機動などもありえます(実際にグルジア紛争でロシア側で実施)
(空挺、浸透、後方蜂起は、アフガン侵攻の初期作戦で実施実績あり)

>CMGってのは機械化騎兵のこと?

確かに機械化騎兵軍団ですが、内容は戦車師団と機械化師団/旅団とかで構成されてたはず。
詳しくは下記あたりを読んでください。

「Soviet Military Operational Art-In Pursuit of Deep Battle」David M.Glanz
[sage] 2018/10/09(火) 14:29:40.61:7kwDdJO9
あと、縦深作戦の目標や目的もWW2期、冷戦前期と。冷戦後期で違ってくるので注意

(核兵器の影響でMG(機動グループ)自体が一時期消滅しますので)
(有名なイズビーの「ソ連地上軍」は、このMG消失期の本なのでご注意を)
[sage] 2018/10/09(火) 14:42:57.41:K0KoVbMo
ww2時の目標や目的というのはなんなのでしょうか?
[sage] 2018/10/09(火) 14:54:25.45:7kwDdJO9
敵の包囲を目的とした増増援の阻止としての緊要地形の確保
(隘路、橋梁、交通接合点、補給集積地点)

これが冷戦後期になると、正面軍OMGは決勝を目的として戦略目標に志向される
(政経都市、後方司令部、後方集積地、港湾、核施設(兵器)、空港、基地)

※軍OMGは過去同様
※重ねて、軍OMGと正面軍OMGの違いの理解は重要と主張しておきます。
[sage] 2018/10/09(火) 14:55:52.71:7kwDdJO9
なお、OMGは編制でなく編成。
あくまでも臨時編成の米軍風に言うとタスクフォースです。

ここ注意
[sage] 2018/10/09(火) 15:00:20.82:7kwDdJO9
ちょっとまとめたのがあるので爆撃するw
[sage] 2018/10/09(火) 15:01:16.50:7kwDdJO9
作戦機動グループ(Operational Manuever Group= OMG)とは

戦況に応じ編成され、主力部隊から分離し前方地域に独立して浸透し各種任務を達成するタスクフォースであり、
ソ連軍の場合、作戦次元において戦略的任務を与えられる正面軍OMGと戦術的任務を与えられる軍OMGの2系統が存在する。
あくまでも独自の任務部隊であり、ソ連軍の有名な梯団攻撃と連携してはいるが、別種の概念である。

正面軍OMGは戦略的重要目標の奪取などで政治的混乱を誘発するという戦略要求に基づき政治決着(戦争終結)を目的として行動する。
戦略次元と作戦次元を繋ぐ隣接領域で行動する存在と言える。
軍OMGは敵増援の阻止、後方遮断、前方緊要地形の奪取という戦術要求に基づき主力部隊による敵部隊の殲滅に寄与する事を目的に行動する。
作戦次元と戦術次元を繋ぐ隣接領域で行動する存在と言える。
[sage] 2018/10/09(火) 15:02:32.92:7kwDdJO9
双方共に、戦闘を極力回避し目標の奪取の為に、主力梯団から分離先行して活動する。
その兵站補給は1週間分を部隊自体が携行し、補給不足に対しては、大型ヘリ等による空中補給により最も成功している部隊に優先的に与えるとされている。
またOMG指揮官にはソ連軍として一般的に信じられていた硬直的な指揮ではなく、常に独立的判断と指揮が必要とされる。

ソ連において機動グループ運用の概念は、WW1ロシア軍、あるいは赤白内戦期における騎兵集団や戦略騎兵の運用に端を発する。
その後、WW2において騎兵機動グループ(CMG)として発展し、戦後において機甲化が進んだ事による機動グループ(MG)として確立。
ここまでは戦術次元における敵後方の混乱誘発により主力部隊の敵包囲撃滅への寄与が主目的であった。
しかし核戦争化では、その混乱誘発を戦術核兵器が担う事となり、一時期、機動グループは消滅し、梯団攻撃と戦果拡張の突進グループとなる
(※日本においてのソ連軍の資料はこの時期のものが多い)
しかし70年代後半から80年代初頭におけるソ連軍の通常戦力回帰の方針変更と共に、
核兵器を使わずに敵後方に混乱を誘発する作戦的機能、すなわち作戦機動グループ(OMG)として復活。
特に正面軍OMGは核戦争にエスカレートする前に、また大西洋を超え展開する米軍増援部隊の到着以前に戦争を終結する為の決定打として期待されていた。
(その為、米軍資料等ではこの時期のソ連軍の戦略をOMG構想等と呼称している)
[sage] 2018/10/09(火) 15:03:27.82:7kwDdJO9
これらから言える事は、旧ソ連軍は一般的に理解されている消耗戦型、殲滅戦の軍隊ではなく、
混乱誘発を重視した機動戦(機略戦)の要素を強く持った軍隊であったといえよう。

しかも、この混乱誘発は、最初は戦術次元から始まり、時代を追って作戦次元、戦略次元へと混乱を前倒そうとしている。
つまり一貫して相手の対応を困難にさせる事を重視しており、その混乱目標は敵部隊の直後から、敵後方区域全体へと空間的、時間的に縦深を延伸している。
まさに全縦深同時打撃、縦深作戦である。そして最終的にはより上位の戦争次元へ混乱の拡大を目指した。

つまり戦略次元の混乱に乗じ、核兵器の使用や、米軍の欧州増援の到着前に戦争を決するという機動戦的(機略戦的)な短期決戦に結実している。
[sage] 2018/10/09(火) 15:11:42.71:7kwDdJO9
この流れで次世代戦争(ハイブリッド戦争)を見ると、混乱の前倒しを戦争の外側、つまり政治次元まで推し進めたものと言えるかもしれません。
そして、その具体的手法はソ連最盛期の「革命の世界輸出」とも高い類似性をもっているように思えます。
(ただし、手段は類似しているが、目的は多様化しており、過去とは大きく違うことに注意)
[sage] 2018/10/09(火) 15:43:00.46:K0KoVbMo
縦深作戦の成功は機動グループの働きにかかっているってことですか
質問なんですけど
CMGってのはどの程度の規模だったんですか?
それと、なぜ騎兵という名称にこだわったんでしょう?
普通の戦車軍団や機械化軍団ではダメだったんでしょうか?
[sage] 2018/10/09(火) 15:55:23.17:7kwDdJO9
>109
>縦深作戦の成功は機動グループの働きにかかっているってことですか

あくまでソ連軍では話ですが

(ちなみに機動グループを編成せずに行う作戦もありえるので注意)
(この場合は、力押しの梯団無停止攻撃で押しつぶすが、どうしても損害が増加しやすいので進出縦深は浅くなる想定で作戦全体が調整されます)

>CMGってのはどの程度の規模だったんですか?

後で家帰って上記の本見とくです
(今は手元にない)
(自宅にある)

>それと、なぜ騎兵という名称にこだわったんでしょう?

不明
個人的推測としては、同様の任務を従来は騎兵が行っていたからではないかと思う
(機動グループの発展は騎兵から)

なお、戦後に騎兵名称じゃなくなったのはソ連地上軍から騎兵という兵科が消滅
主要な近接戦闘兵科は、戦車と諸兵科連合の2つに集約されたからというのは判明してます。
[sage] 2018/10/09(火) 16:07:38.76:7kwDdJO9
余談
戦車跨乗(タンクデサント)ですが記録を見ると、どうもいろいろ食い違う説明を見ることがあります。

これは戦技としての戦闘(突撃)における戦車跨乗(タンクデサント)と
CMGの作戦機動におけるトラック不足対策の戦車跨乗(タンクデサント)の
2系統がある為

こちらもOMGが2種類あっても、どっちもOMGであるように
呼称はどっちも戦車跨乗(タンクデサント)なのでまぎらわしいw

※正面軍OMGと軍OMGについても区別のためにLansは付けてますが
書籍における表記は必ずしも正面軍とか軍をつけて区別してるものは少ないです。

いちいち使い分けてるのは、米FMの一部(全部じゃない)と、前述のグランツ本くらい。
ちゃんと読めば文脈でわかるだろうという認識なのでしょうが・・・
[sage] 2018/10/09(火) 16:11:49.74:gZfgkPAq

あら?第二次大戦中のCMGで基幹となっていた騎兵軍団は馬に乗った歩兵で機械化されてなかったんじゃないの?
[sage] 2018/10/09(火) 19:34:40.66:2ESOsaC4

なるほど
わかりやすい解説ありがとうございます
[sage] 2018/10/09(火) 20:06:06.69:ShPzNeCu

自己レス
例えばバグラチオン作戦でCMGとして活躍した第4騎軍団は3個騎兵師団を基幹とし、
それに自走砲やロケット砲や何やらをつけたものだし
[sage] 2018/10/10(水) 10:06:04.69:RtBxC1D/
1945騎兵軍団(18,700名)
 騎兵師団x3
 戦車連隊x2
 偵察大隊x1
 迫撃砲連隊x1
 ロケット大隊x1
 自走砲連隊x1
 工兵連隊x1
 通信大隊x1
※戦車・自走砲x103
※砲・迫撃砲x268
※対戦車砲x48
※対空砲x34

1945騎兵師団(4,700名)
 騎兵連隊x3(76㎜x6/45㎜x6)
 砲兵連隊x1
 偵察大隊x1
 防空隊x1
 工兵隊x1
 通信隊x1
※隊=sqadron
※砲x42
※対戦車砲x18
※対空砲x6
[sage] 2018/10/10(水) 11:05:56.43:RtBxC1D/
1945時の標準的な正面軍の攻撃フォーメーションは

4個軍が第1梯団
2個軍が第2梯団
機動グループとして1~2個戦車軍が待機
別途 機械化騎兵グループが待機

この時期、機動グループの戦車軍は包囲翼の役割なので
後方襲撃、混乱誘発はCMG 機械化騎兵グループの役割

このCMGのM、書籍によっては マニューバのMと、メカナイズド のMがあって
実は西側書籍で若干混乱が見られますw

ちなみにグランツは 騎兵-機械化グループという表記を使用
(やる事、内容はどっちのMでも同じなのですが・・・)
[sage] 2018/10/10(水) 14:35:03.75:JK3dDi+i

>これらから言える事は、旧ソ連軍は一般的に理解されている消耗戦型、殲滅戦の軍隊ではなく、
>混乱誘発を重視した機動戦(機略戦)の要素を強く持った軍隊であったといえよう。
「この時期のソ連軍は」って明確に限定しておかないと誤解されそう
[sage] 2018/10/10(水) 16:17:36.56:yQVMauyt


ありがとうございます
馬にこだわったのは地形が原因ですかね
[sage] 2018/10/10(水) 16:20:23.36:RtBxC1D/
>117
末期のソ連軍は目的も手段も機動戦(機略戦)指向なのですが
初期の段階でも、ソ連軍は一貫して混乱誘発を非常に重視しており、少なくとも戦術次元における手段としての機動戦(機略戦)を利用しようとしていたとはいえるのではないかと思います。

(ただし1939~1942あたりの粛清による自滅、と独軍奇襲による壊滅的損害時期、および再建中は除きます。この時期は機動戦(機略戦)など、やりたくてもできない状態なので)

※この一貫した流れで見るのが用兵を思想史としての見る視点だとおもうのですだよ
[sage] 2018/10/10(水) 16:24:29.99:yQVMauyt
機動戦を何度も繰り返して敵軍の戦闘力を破壊する
これこそが赤軍の破壊主義だ!ってきいたことあるんですけど
こういう認識であってますか?
[sage] 2018/10/10(水) 16:42:46.88:RtBxC1D/
初期:敵の物的戦力の殲滅を目的として機動戦(機略戦)的手法を用いる。
末期:敵の指揮能力の破砕を目的として機動戦(機略戦)的手法を用いる。
※一貫して混乱誘発を重視する。

初期もよくみると戦略次元、作戦次元、戦術次元で各要素が交錯してるのですが・・・
戦争次元の階層化という概念が未発達だと理解も大変そう
70年代あたりの米軍だと、理解も表現にも限界がありそう

(逆にいえば、だからソ連の方が、先に作戦術などが発達したと言えるかも)
[sage] 2018/10/10(水) 16:43:52.13:RtBxC1D/
>118
>馬

地形もそうだけど、車両不足も原因だと思う・・・
(上記の作戦次元の方のタンクデサントの話)
[sage] 2018/10/10(水) 16:44:50.89:RtBxC1D/
>120
それは 70年代までの赤軍
[sage] 2018/10/10(水) 16:47:44.51:RtBxC1D/
>120
あと、戦術次元に限れば、890年代以降もその認識で正解
[sage] 2018/10/10(水) 16:48:39.99:RtBxC1D/
ああ、めちゃくちゃだw

>890年代
 ↓
>80年代
[sage] 2018/10/10(水) 17:11:39.43:RtBxC1D/
末期:敵の指揮能力の破砕を目的として機動戦(機略戦)的手法を用いる。
 も、もっと正しくは

末期:敵の運用能力の破砕を目的として機動戦(機略戦)的手法を用いる。
 の方が敵が表現として良いかも

(さらにいえば運用能力の破砕の為に、各種の飽和という概念を用いるのが西側との差異といえるのかも)
(西側は運用能力の破砕の為に精密攻撃を指向l、しかしソ連は同じ目的を達する為に飽和攻撃を指向)

※飽和:局地的な戦力の飽和、広域にわたる展開の飽和(対応の飽和)、情報の飽和
     どれもが対応できなくなる事での混乱誘発という意図が底にあります。

ほら、このあたりは次世代戦争(ハイブリッド戦争)の情報戦につながるし
(誤情報、偽情報の洪水)
[sage] 2018/10/10(水) 18:24:30.70:55qqGb/u

車両不足もそうだろうけど、ソ連領内のモータリゼーション系インフラの
整備の弱さも有ると思うよ。

一方で馬はインフラが弱くても機動力に優れるから
(あまり脚光は当たらないが、独ソ戦では両軍ともまとまった騎兵戦闘団を
良く使っている一面がある)。
[sage] 2018/10/10(水) 18:31:44.74:yQVMauyt
ドイツの電撃戦に近付いてたってことか
[sage] 2018/10/10(水) 18:33:59.89:RtBxC1D/
>127
でも、一方で騎兵-機械化グループには
戦車2個連隊
自走砲1個連隊
計3個連隊もの装甲車両が103輌もあるのです。

(36年教令でいうところの遠距離行動戦車群とかにあたる)
[sage] 2018/10/10(水) 18:40:44.33:RtBxC1D/
>128
ラッパロ条約下での装甲部隊運用の共同研究(勉強)があるので、赤軍(とはちゃん)に対し独軍は強い影響を与えたとは思いますが、先に理論化を果たしたのは赤軍。

つまり独軍に追いついたのではなく、同時に出発し別進化を遂げていたが、ソ連赤軍の方が理論的にははるかに先を進んでいた。
(ただ実施能力が大粛清と独ソ戦初期の大損害で喪失していただけ)

極論をいえば、理論的に独軍の方が最初から遅れていた。
(そして西側はいまだにソ連→ロシアに軍事理論では追いついていない)
[sage] 2018/10/10(水) 18:41:28.33:Gb/F5od6
1936教令と1944教令ってどこらへんが変化したんだ?
pu44で完成したとかよくきくんだけど
[sage] 2018/10/10(水) 18:46:21.57:RtBxC1D/
ただし議論の余地としては

1)機動戦としての浸透戦術
 と
2)機動戦としての戦略騎兵

の違いを考える仮定で、両軍の機動戦のスタート地点については考察の余地がまだまだありそうです。
[sage] 2018/10/10(水) 18:47:38.87:zGZjauy2

一応国産である程度賄ってた戦車や自走砲やトラックと違って、
路外で高い機動力を発揮できるAPCはレンドリースに頼ってたのもあるんじゃない?
4個軍団分のAPCを当時のソ連が揃えられらかというとかなり微妙な気がする
[sage] 2018/10/10(水) 18:48:22.62:RtBxC1D/
>131
私もpu44は読んでいませんが、グランツによると
・基本的な方向性や内容は一緒
・細かい部分では最新の部隊編成や行動に合わせて具体的な部分を書き換え
らしいです。
[sage] 2018/10/10(水) 18:55:19.79:RtBxC1D/
>133
大量のM3ハーフやM2ハーフ。M3スカウトカーも送られたらしいですね。
そしてBTR-44の開発の参考になったと言われてます。
[sage] 2018/10/10(水) 19:03:56.69:yQVMauyt
指揮能力の粉砕ってのは司令部や通信施設を叩いて混乱させ無力化するってこと?
殲滅戦志向から無力化に移行したのはなにか理由があるんでしょうか
[sage] 2018/10/10(水) 19:04:16.82:RtBxC1D/
レンドリース
トラック 375,883台だそうで・・・
M2/M3(正確にはM5/M9)ハーフも含まれてるのでしょう

(M3スカウトカーだけでも約3000輌だそうな)
[sage] 2018/10/10(水) 19:06:37.16:yQVMauyt
あと遠距離作戦戦車群ってのはCMGのこと?
[sage] 2018/10/10(水) 19:12:57.47:RtBxC1D/
>136
80年代の欧州では、核戦争になる前に、早期に戦争を終わらせる絶対的な必要性があった為
殲滅戦してる時間がないのです。

そんな事してる間に、米軍の増援がリフォージャーで欧州に来援してしまいます。
長期化は核戦争の発生リスクを上昇させます。

だからOMGで、司令部を混乱させ有効な対応ができなくさせ、
その間に政経都市を占拠し人質とし、
港湾/空港/事前集積書を占拠し米軍の増援を妨害し
核兵器施設を奪取し、早期の戦術核使用を封じるのです。

そもそも混乱誘発はソ連の用兵思想の根幹に流れていたので、いきなり変わったといっても、そんなに驚きも無いです。
今までにあった二次的手段が一次手段に格上げされただけ~
[sage] 2018/10/10(水) 19:16:16.47:RtBxC1D/
>138
>遠距離作戦戦車群

日本語訳では遠距離行動戦車群ともいわれます。
1936年赤軍臨時野外教令 に書かれている部隊
(様々な適応が出来るように実際の部隊種別ではなく、機能的な概念的部隊として書かれています)
[sage] 2018/10/10(水) 19:23:21.91:RtBxC1D/
なお、赤軍野外教令は旧軍翻訳版がここで読めます。

ttp://jump.5ch.net/?http://www.warbirds.jp/sudo/red_army/kyourei_index.htm

私も原本持ってますが旧カナなので、ここの方が読みやすいです。
HTML化されてますし。
[sage] 2018/10/10(水) 19:28:06.03:RtBxC1D/
ちなみに原本のカバー紙は【赤】だぜ!
さすが判ってるじゃん、旧軍!

(日露戦争前年に旧軍が翻訳した「露国野外要務令 付混成支隊戦闘教令」 の表紙は薄い緑色)
[sage] 2018/10/10(水) 19:38:57.96:RtBxC1D/
あとソ連作戦術の発展をおうなら

「ソ連陸軍の作戦術及び戦術の基本原則」を偕行文庫か、国会図書館か、防衛研究所で読んでくると吉
※ただし70年代の資料なのでOMGが無い時期
※同時期の資料としては「ソ軍作戦」や「ソ連地上軍」もあります。

またOMG導入後については
FM100-2-1(1984年版)を翻訳した同人誌「米軍野戦教範 ソ連陸軍作戦と戦術 」が とらのあな にあるのでエロ同人誌の海から探し出して下さい。
※Vol.1~Vol.4までありますが、OMGならVol.1とVol.2でOK
※英語で良いならFM100-2-1でぐぐればPDFをDL可能

なお、こいつはまだ米軍もOMGを理解し始めた頃のものなので、西側脳では理解しにくい書き方になっています。
(上記の「ソ連陸軍の作戦術及び戦術の基本原則」を読んでソ連脳になっていると、理解しやすい)
[sage] 2018/10/10(水) 19:49:45.57:RtBxC1D/
西側脳でOMGを理解するのは

FM100-61 ARMOR- AND MECHANIZED-BASED OPPOSING FORCE OPERATIONAL ART
Chapter 4
Army Group Offensive Operations

が最適
PDFは落ちてないので、グロセキュの「課金しろ」POPの合間を縫って読むか、おとなしく課金するかw
※FM100-61で画像検索すると図が出てくるから、これだけでも結構参考にはなります。

あとは70年代後半から80年代前半にかけての公開論文がいくつかあるから、探してみるのも吉
[sage] 2018/10/10(水) 20:04:09.46:RtBxC1D/
判りやすいだと、このあたりかなぁ

「AIRLAND BATTLE AND THE OPERATIONAL MANEUVER GROUP」
「The Soviet Operational Maneuver Group」
「A Look at Soviet Deep Operations: Is There an Amphibious Operational Maneuver Group in the Marine Corps' Future? 」
「Ten Principles of Soviet Operational Art: Red Army Operations in Theory and Practice, 1936-1942」

あとは前述のグランツ本が定番
[sage] 2018/10/10(水) 20:58:29.50:JK3dDi+i

>殲滅戦の軍隊
の反対だと、
麻痺(Paralysis)戦の軍隊
になりそうだけど、ソ連軍はそうじゃないだろ
混乱から立ち直ったら戦力も回復する麻痺戦ではなく、
物的戦力を撃破する殲滅戦の軍隊だろ
[sage] 2018/10/10(水) 21:17:05.02:JK3dDi+i
アンカーまちがえた
だわ
[sage] 2018/10/11(木) 09:59:35.32:SE/fm2u+
>146
麻痺を継続させるために打撃は継続するが、物的戦力の撃破は「目的」ではなく「手段」それによる殲滅は副産物
というのが80年代以降のソ連軍

ソ連軍は必ずしも敵戦力の撃破によるる政治目的の達成は指向していません。
80年代以降のソ連軍は混乱作為と政治的重要地点の奪取による敵運用能力の破砕によって西側の戦争継続意思喪失を目指していたと思われます。
敵戦力の撃破は、その過程における手段とその結果による副産物。

ナポレオン的な、
目標は敵首都、目的は敵軍隊(首都を目指し敵軍をつり出し決戦強要)
ではなく
目標は敵首都。目的も敵首都(首都を目指し、邪魔者は無効化)
※この場合、首都や揶揄であり、本当の首都という訳ではないですが
[sage] 2018/10/11(木) 10:11:58.50:SE/fm2u+
>146
>になりそうだけど、ソ連軍はそうじゃないだろ
>混乱から立ち直ったら戦力も回復する麻痺戦ではなく、
>物的戦力を撃破する殲滅戦の軍隊だろ

は、戦術次元に限って言えば正しいと思いますが
それは戦術(手段)であり、目的(戦略)ではないです。

ソ連軍を理解する場合、戦略次元/作戦次元/戦術次元、それぞれで違う性格を持つことを認識すべきだと思います。

(ちなみに作戦次元では混乱誘発/麻痺を指向)
[sage] 2018/10/11(木) 16:03:33.92:SE/fm2u+
上でも一度書いていますが

同じような麻痺戦でも・・・
西側式は精密攻撃による結節破砕による混乱を指向するので、いずれ混乱からの立ち直りが懸念されますが
ソ連式は飽和による指揮/運用の混乱を指向するので結果的に戦力も消耗し、混乱が収まっても回復困難になるという・・・
[sage] 2018/10/11(木) 16:48:09.30:ttpHsXAw
ドイツの電撃戦は現場に裁量権を与える委任戦術に依存していたとききます
赤軍にも委任戦術のようなものがあったのでしょうか?
[sage] 2018/10/11(木) 17:25:31.32:J3v34LCb
どうして西側諸国はソ連脳になれないんでしょうか?
[sage] 2018/10/11(木) 17:44:44.40:SE/fm2u+
>151
ない

厳密にいえば、そもそも委任戦術も独軍自身が最初はら意図してそう呼んだ訳ではなく、海外がそう呼び始めて後付けで名称定着ということらしいです。
(電撃戦も同じような経緯ですね)

だがしかし、「独断専行」というのは、そもそも。どの国のどの時代の軍隊にもある程度はあるわけで・・・
その意味では赤軍にも存在しますが、80年代以前では非常に狭い裁量権です。

しかし、OMG以降の80年代以降は、OMG自体が主力と分離した独立行動部隊であることから
OMG指揮官については積極的な独断専行が求められるようになっていたと、米軍FMなど複数の資料に記述があります。

※OMG以前の「ソ連地上軍」にも記述があることから、実質は70年代頃から変質が始まっていた可能性がありそうです。

なお、このあたりの資料の翻訳は80年代中期以降、冷戦終結に伴い激減しているので
日本語資料がほとんどないという現実があります。
(なくなった国の軍隊なんか調べる価値なしという潮流があった。一部では今も根強く存在)
(一部の専門家もドクトリンや戦略は調べてても、作戦や戦術までは見ていない)

そもそも
ソ連→数年後→米軍→5年くらい→日本
なので、80年代における赤軍の変革については、上記の流れにこの時間差が加わり、ほとんど日本に入ってきてないという現実があり
日本にとって一般的なソ連軍というのは当時の現実から乖離してしまっていたのではないかと


※FM100-2-1(1984年版)「米軍野戦教範 ソ連陸軍作戦と戦術 」は今回の同人誌が初翻訳というレベルなので
[sage] 2018/10/11(木) 18:29:34.44:SE/fm2u+
>152
>どうして西側諸国はソ連脳になれないんでしょうか?

個人的な推測ですが【経済の原則】の過剰適応

・人間の価値が高い
・戦力の効率使用

を考慮しすぎる為、そもそも殺人と破壊を前提とする戦争行為に躊躇してしまいます。


ソ連脳では名言【必要な損害はこれを許容する】とあるように、
積極的に損害を許容した方が、最終的な損害はむしろ減少するという考え方が根本にあるので、躊躇がない。
つまり価値観が決定的にちがう。

それは決定の速さにもなり・・・

特に戦略次元のOODAループで有利だったりしますw
西側は、戦術次元よくても作戦次元でのOODAループはうるさく言う割に、その上側が躊躇するから

OMG構想や、次世代戦争(ハイブリッド戦争)なんか、ここを西側の脆弱点として、そこを突くという考え方(機略/計略/策動)
[sage] 2018/10/11(木) 18:34:30.57:IFvezxMn
前線に裁量権がなくても縦深作戦みたいな機動突破作戦できるのか?
例えば突破地点Aが予想外に固い
突破地点Bにいこう!とか前線で判断したらあかんの?
[sage] 2018/10/11(木) 18:48:07.92:SE/fm2u+
>155
後続部隊の投入に関する裁量権はあります。

もちろん突破の可能性の高いところが優先です。
というか、そういう優先順序則が既に決められているので、裁量権はあっても・・・

それは裁量権と言っていいのか??


なお、A駄目、B駄目の場合、新しくCを探すという選択肢は、ほぼ無いようです
どちらか進捗の良い方にどんどん投入

(戦術的にはバカみたいですが、作戦的にはそれが敵の【長期拘束】につながり、他地点の突破に対応できなくなります)
(そして1か所空けば、あとは・・・雪崩のごとく・・・)
(このように地点の制限もまた作戦全体にとっては意味があるのです)

対応の飽和がキーポイント
[sage] 2018/10/11(木) 18:49:42.24:SE/fm2u+
より正しくは、

対応の強要と対応の飽和
[sage] 2018/10/11(木) 19:13:58.73:SE/fm2u+
西側脳だと基本的に【柔軟に対応する】
と考えますが
ソ連脳だと基本的に【敵の柔軟性を奪う】

この考え方で対応を強制させてきます。

例;対応しなければ突破される。対応しなければ重要地点を奪取される。対応しなければ包囲される。対応しなければ・・・

その結果、その対応した部隊は、戦闘で有利に進もうが、不利に進もうが、他の地域にいけないので
ある意味、無力化されることになります。
(ここでソ連脳は自分の損害を許容しちゃう。大損害でも敵を拘束してる間は無力化してると同義)

そうやって対応を強制させ続け、脆弱点を作為し、いずれは突破する。
そしたら突破口からOMGが浸透し、後方を混乱させ、敵の行動や判断を麻痺させつつ、
さらに対応能力が低下した混乱の中、いつのまにか決勝点に到達

この過程敵の包囲殲滅も目指しますが、実はOMGの自由獲得の為に反撃戦力をつぶすという意味が大きいです。

このあたりが作戦術で考えないと、単なる殲滅が目的と勘違いしてしまいやすい部分
(実際70年代以前はそうだったから困る・・・方法が同じでも目的が違うんです。作戦のグランドデザインが…)
[sage] 2018/10/11(木) 19:49:59.14:SE/fm2u+
>方法が同じでも目的が違う

は「革命の輸出」→「次世代戦争(ハイブリッド戦争)」でも類似の状況
[sage] 2018/10/11(木) 19:58:07.04:SE/fm2u+
あと、裁量権が狭く判断が自動化してるとテンポが早くなるし(OODAループが早い)
そして結節点を破砕しても実は止まらないw

実際、グルジア紛争でロシアの軍団司令部塗体が、グルジアのSOFに評定され砲撃を誘導され軍司令官負傷、車列壊滅の大損害…
でも作戦中の各部隊は停止せじ、そのまま普通に作戦継続…

本当にエアランドバトルの縦深攻撃で止められたのだろうか???
指揮結節つぶしても、そのままなだれ込んできたんじゃ…


慣性のついた質量はすぐには止まらないのです。

(この話ももう何度も話とるのー)
[] 2018/10/11(木) 23:03:05.86:ln+rn4LF
  本当にエアランドバトルの縦深攻撃で止められたのだろうか

今はムリだったと思ってます。
[sage] 2018/10/11(木) 23:38:36.13:UrDkWYrC
1980年以前の縦深攻撃なら止められる手段は西側にはあったの?
[] 2018/10/12(金) 00:11:43.77:9vdVYoza

その前は、アクティブディフェンスだからもっとムリ。
[sage] 2018/10/12(金) 00:37:51.23:dRW+ul1n
その為の核地雷です(ゲス顔
まぁ流石に河で止まるから、その間に米帝様が戦線止めて下さる。多分きっと。メイビー


ソ連地上軍読んでて思ったがT-72の装甲厚過剰評価過ぎね?
なにこの重戦車
[sage] 2018/10/12(金) 01:27:33.95:xDzMgCa6
>164
>その為の核地雷です(ゲス顔
>まぁ流石に河で止まるから、その間に米帝様が戦線止めて下さる。多分きっと。メイビー

BC兵器ぶんなげんぞ、うらぁー
こちとら、対NBC部隊を西側の数倍の規模で完備じゃ、うらぁーー!!
[sage] 2018/10/12(金) 02:04:19.83:dRW+ul1n

一方的にスチームローラーで押しつぶされるか、
NBC兵器の戦術的パイ投げで両方壊滅するかどっちか選べと言われれば
後者の方が(純軍事的には)まだマシですしお寿司。

というか核地雷とか、戦場核とかトンデモ核兵器類は、
止められない赤い波を止める為の狂気の産物であるとともに、
「放射能塗れになった欧州の廃墟の上で、半壊した赤軍で、増援の英米軍と殴り合いとかしたいんですか?」
っていう焦土戦術チラつかせた抑止力なんで・・・・なんというかベルカの核
[] 2018/10/12(金) 02:22:20.79:gPhaVphR
核地雷って実際は配置されてないだろ
[sage] 2018/10/12(金) 04:16:49.60:frubjbLm
このスレが上がってるから何事かと思ったら生きてたのか...
もうこの手の話でまともな解説が聴けないかと思ったよ
[sage] 2018/10/12(金) 09:54:06.28:qg/zdyQr
>166
>NBC兵器の戦術的パイ投げで両方壊滅するかどっちか選べと言われれば
>「放射能塗れになった欧州の廃墟の上で、半壊した赤軍で、増援の英米軍と殴り合いとかしたいんですか?」

まあ、そもそもが、その前の60年代から70年代前半は、ガチでパイ投げ化での行動を想定してたんだけどね・・・
米もソ連も・・・

なので、実は壊滅とは限らないし、壊滅状況で勝利する手段、方法を研究してたわけで・・・
どうせ場所は西欧だし、大悪魔の生息地だし、ダメージは西側の方がでかいのだ!

つまりは・・・望むところだ!(ソ連脳)

ちなみに

>増援の英米軍

の上にも容赦なく降ってくるし、その前に海上でSSMの飽和攻撃くらうでよ
事前集積地も灰にするから、どっちも半壊状態での殴り合いになるのです。

さらに、その混乱の中、一切を無視して突進する正面軍OMGが港湾地域に達すれば、
増援の米英軍を挙げる場所もなくなるという…

ちなみに正面軍OMGの基本は「戦闘回避」
極力戦闘を避け、目標までの突進が任務

なので携行する1週間分の補給品で、後方途絶状態でもそのまま突き進むといわれていました。
(前述のFMや論文にもOMGの特性として記述あり)
[sage] 2018/10/12(金) 10:08:26.77:qg/zdyQr
>携行する1週間分の補給品で、後方途絶状態でもそのまま突き進む

実は、ここが利点でもあり弱点

補給に限界があるので、OMGは撃破しなくても遅滞を続ければ補給を食い尽くして停止します。
ただし、それを成功させるには下記の問題が予測されます。

1)大混乱のNATO後方地域を進むOMGを発見し補足しなければならない
2)戦闘を避けるOMGを補足するには、敵に勝る運動性を保持しなければならない
3)予想する収束点を先に抑える方法もあるが、そこにはOMG側も大規模なSOF(スペツナズ)や空挺や空中強襲旅団(ヘリボーン)を送り込んでいる
4)そもそも混乱中のNATO後方地域で十分な予備塗体が敵に先んじる機動ができるのか?
 (敵OMG自体が、そもそも混乱をまき散らしている元凶)
5)このOMGに予備部隊が拘束されると、今度は前線の主力を増援できない=大突破の恐怖
 (そうなると殲滅戦が生起してしまい、ソ連側はそれを求めていなかったとしても、それはそれで決勝会戦になってしまう(そして負ける)

この5)が実にやっかい
実は、ソ連としては、OMGでの決勝地点を確保と、敵主力の包囲殲滅のどちらでも勝利条件にできるのです
[sage] 2018/10/12(金) 10:12:52.58:qg/zdyQr
そして・・・地獄のパイ投げ合戦あ始まり、妖精さんたちが地球を支配するのです。

にんげんさん、にんげんさん、どうしてあんなあぶないものなげあうです?
こわくないです?
[sage] 2018/10/12(金) 10:49:43.76:UzcfYtBp

>このあたりが作戦術で考えないと、単なる殲滅が目的と勘違いしてしまいやすい部分
作戦術がよく分かってないのに、ソ連軍を論じるとそうなる、と。

>(実際70年代以前はそうだったから困る
これな
[sage] 2018/10/12(金) 10:52:54.37:UzcfYtBp

>日本にとって一般的なソ連軍というのは当時の現実から乖離してしまっていたのではないかと
冷戦最盛期に自衛隊が考えていたソ連軍が現実と乖離していた、ってのが…
[sage] 2018/10/12(金) 11:20:33.45:UzcfYtBp

>指揮結節つぶしても、そのままなだれ込んできたんじゃ…
だから、指揮結節ではなく、MLRSや軍団航空旅団で第二梯団を潰しに行った(物理)のでは?
[sage] 2018/10/12(金) 11:41:44.09:qg/zdyQr
>174
>MLRSや軍団航空旅団で第二梯団を潰しに行った(物理)のでは?

それって、もう機動戦の考え方じゃなくて、消耗戦、殲滅戦の考え方だよね?
一般的にエアランドバトルは、機動戦の代表格に上げられてますが

本当にエアランドバトルって機動戦なの?という素朴な疑問を
私は実はしばらく前から持ってたりしますw

そしてウォーゲームやると判りますが、MLRSで叩けるのは、第一梯団の第二悌隊あたりまでで・・・
本当の第二梯団は射程外という事実(ATACMSじゃ面制圧までは厳しい)

そこは軍団航空旅団の役割ですが…
かなりハードな反復出撃を繰り返さないと厳しくね?
そこまで継戦能力維持できるですかね?

ちなみに米軍は大量な兵站維持を必要としますが
OMGが後方をあらしてるので、兵站もどこまで維持できるか?
手持ちでどこまで戦えるか?

※それに上で書いたように、あまり第二梯団にかかずらわってると、正面軍OMGに戦略地点を奪取されて詰んじゃうぞ
 第二梯団の撃破に成功したとしても、政経都市を奪取されそれを人実に政治交渉されれば、不利は免れないのです
(つか、それがそもそものソ連側の意図)
[sage] 2018/10/12(金) 11:44:51.09:qg/zdyQr
>本当にエアランドバトルって機動戦なの?という素朴な疑問

これ、実は米軍内でも議論されてた形跡があり
フューチャーエアランドバトル関連の論文に出てきます。

FMで現実化したエアランドバトル、実はその前に発表された初期のエアランドバトルのコンセプトに比べ
大幅に消耗戦に向かってしまったというものでした。
[sage] 2018/10/12(金) 11:46:31.15:qg/zdyQr
その結果が、極端に精密攻撃重視のイラク戦争時の「衝撃と畏怖」につながった模様
[sage] 2018/10/12(金) 11:48:30.79:UzcfYtBp

>それって、もう機動戦の考え方じゃなくて、消耗戦、殲滅戦の考え方だよね?
のちの逆襲とsynchronizeする手段だから。
過去レスで、自分でソ連軍の目的(機動戦)のための手段(殲滅)と言ってることと同じだよね?
ソ連軍を機動戦志向というなら、こっちも機動戦志向だろ。
[sage] 2018/10/12(金) 11:55:03.04:qg/zdyQr
>178
>のちの逆襲とsynchronizeする手段だから

それは作戦術ではありますが、それだけで機動戦といっていのでしょうか?

>のちの逆襲

その目的は?
これが第二梯団の撃破だったら、目的も殲滅戦になってしまいますが?
[sage] 2018/10/12(金) 12:10:38.33:UzcfYtBp

>その目的は?
敵の攻勢続行の意志の破砕では?

>機動戦の考え方じゃなくて、消耗戦、殲滅戦の考え方
と、機動戦、消耗戦と殲滅戦を併記して並べているけど、
それぞれをもう一度ハッキリ定義してくれないか?
[sage] 2018/10/12(金) 12:26:40.83:qg/zdyQr
実は、明確な定義など存在しないのですが、Lans的な理解は下記

消耗戦/殲滅戦:敵の物的戦力を破砕し、その累積により継戦能力を喪失させる。
(部隊が無くなって戦えなくなる)

機動戦/機略戦:敵の組織運用能力を破砕し、敵の統合的戦力発揮を喪失させる。
(部隊があっても戦えなくなる)
[sage] 2018/10/12(金) 12:27:10.74:frubjbLm
パイ投げのケースのソ連側の目標は何なの
核で工業力と人口を焼かれながらどんな結果を目指すの?
[sage] 2018/10/12(金) 12:47:28.14:qTqwEkWz
資本主義帝国の侵略に対抗するだけだよ
ソ連側から開戦する意思が無くとも向こうが来るならあらゆる犠牲を払ってでも戦うしかない
そして戦うならもはやこの時代「国境線まで押し返す」だけでは済まないから侵攻し続ける計画も必要になる
[sage] 2018/10/12(金) 12:59:59.71:UzcfYtBp

国土防衛軍の第一線部隊化で対応しようとした西ドイツ軍…
[sage] 2018/10/12(金) 13:04:08.42:UzcfYtBp

これに合わせてフラー的な麻痺戦を定義するとこんな感じかね?

麻痺戦:敵の組織運用能力を麻痺させ、敵の統合的戦力発揮を一時的に喪失させている間に目的を達成する
(部隊はあるので、麻痺から回復すると戦えるようになる)
[sage] 2018/10/12(金) 13:07:22.02:frubjbLm
つまりソ連側はパリまで軍を進めてから、米英軍の増援を捌ききって、彼我の核を撃ち切り
米ソはお互いをそれ以上攻撃できなくなって終わるのを目指す感じ?

NATOと米国と主義の破壊でなく対ソ戦遂行能力の除去が最終到達点?
[sage] 2018/10/12(金) 13:14:51.63:UzcfYtBp

>対応の飽和
第一次世界大戦末期の「アミアンの戦い」以降っぽいな

プラン1919的とも言えるのかな?
[sage] 2018/10/12(金) 13:40:20.52:qg/zdyQr
>182
それは西側にも同じことが言えるのです。

というかドイツを守る為に、本当に米国はそこまでするのか?
仏英もドイツの為に自国を焦土にする決断をするか?

ソ連軍を道連れにドイツを焦土にした場合、無事な英米軍という驚異だけが残るので
それらを排除ししないと、今度は自国が危ないので、ソ連はパイ投げをエスカレートする可能性は大
(さきにも書きましたが、60~70年代前半はそれを覚悟してたし、それで「最後に生き残るのは我々」という認識がソ連自身にありました(怖
[sage] 2018/10/12(金) 13:47:52.78:qg/zdyQr
>185
そんな感じでしょうね

そして相手を麻痺させる方法はひとつではないのですよ
数の飽和で対応できなくなるってのも麻痺の一つ

メモリオーバーによるクラッシュと同じ
[sage] 2018/10/12(金) 14:17:21.53:IaJ0ovRB
電撃戦との違いは飽和で麻痺させるって点?
[sage] 2018/10/12(金) 14:24:17.24:IaJ0ovRB
作戦術はドイツにもあったってきくがソビエトの作戦術とはなにが違うんだ?
ソ連は大軍を動かす統制術
ドイツは国力差を覆す手段ときいたことあるが
[sage] 2018/10/12(金) 14:46:40.31:QYYi628X
それをいうと、ある意味でナポレオンにも作戦術があったのではないか?
[sage] 2018/10/12(金) 15:05:24.86:qg/zdyQr
>191>192
ナポレオンやドイツの作戦術は明文化されてなく属人的であり、将官個人の資質によります。
従ってその適応も人それぞれ。

それに対しソ連の作戦術は理論化され、基本原則があり公式化されたドクトリンと密接な関係にあります。


実は、ここが一番の差異
なのでナポレオンやドイツは結果的に作戦術的な動きをしていても、それが作戦術だという認識で動いてないので
本当に作戦術を持ってたといえるかどうか、私は疑問視しています。

という意味で、私はナポレオンやドイツは作戦術に到達していない派
(理論化できていない派)

ただ属人的には出来ているので作戦的(オペラチーフという作戦次元の概念成立まではあったと考えています。
(作戦術の一歩手前)
[sage] 2018/10/12(金) 15:22:59.39:qg/zdyQr
確かに、ナポレオンやドイツに Operational art があったとする研究が60年代~70年代に出ています。

が…
この時期の作戦術を理解していない西側が、ちゃんとした考察ができていたのか、はなはだ疑問なのです。
(ただし、これらが西側における作戦術研究の鏑矢、きっかっけであったことは認めます。その意味で重要な研究)

あと、この作戦術の Art が技術としてのArt か、芸術としてのArt か
という議論も本来は行うべきではないかと思うのです。

Lansとしては、どちらから入っても到達点は同じだと思いますが

ソ連式は 技術のArt
奈翁/独式は 芸術のArt

の側面が強いように思うのです。

※独参謀本部は、作戦計画作成の面では技術のArtを確立しましたが、作戦構想は属人的な芸術のArt
※ソ連の場合、作戦構想の段階から技術のArtを持ち込む

※この技術のArtは科学技術や機械技術ではなく、手法としての技、技術の意味なので注意
[sage] 2018/10/12(金) 15:26:09.09:8/T/Xwt/
明文化して理論化するまでもなく常識だっただけだろ
ロシア人が全体的に知的に劣るからそんな事をしなければいけなかっただけだと思う
そしてアメリカ人も同等の知的水準にあるからロシアのやってる事に感心する
[sage] 2018/10/12(金) 15:30:43.25:IaJ0ovRB
そういうばドイツ軍の作戦術は技芸だってかいてあったわ
[sage] 2018/10/12(金) 15:33:37.40:qg/zdyQr
という事で、正しく作戦術を確立できたのは、ソ連邦だけなのだ、うらー

(実は、現在の欧米諸国はいまだ作戦術を正しく受容できていないのでは?という論文も存在します…)
(言い方を変えれば、各国それぞれに適した形に変質して受容したとも言えなくはないのですが…)
(なお、この論文は00年代以降のもの)
(これを契機に作戦術はもう古い、今の戦争に適合しないのではないか?という議論が米軍内でも起き・・・)
(でも、ロシアは作戦術を継承し、次世代戦争(ハイブリッド戦争)に進んだので、こんな議論が出るのは、欧米がちゃんと作戦術を受容できていない証拠でじゃないかとも・・・思ったりしますが・・・
(変質して受容という仮定で、なにか重要なものを取り込みそこねたんじゃないかなぁ・・・)
[sage] 2018/10/12(金) 15:50:03.11:qg/zdyQr
>190
>電撃戦との違いは飽和で麻痺させるって点?

上で書いた「横の連携」という意味ではそうですが
縦深作戦という「縦の連携」もあるので、ここは電撃戦同様。

つまり複数の支作戦により主力の電撃戦の成功を作為するといってもいいかも。
(キャンペーン/戦役としてのグランドデザイン)

ドイツの場合、作戦的(オペラチーフ)ではあっても、作戦術になりきれていないので
作戦計画自体に属人的要素の強かった西方戦役はうまくいったが、集団で計画した東部のバルバロッサで迷走した原因のひとつがそれだと思う。
(理論化されてないから、ヒトラーの介入も入りやすい)
[sage] 2018/10/12(金) 16:00:02.66:qg/zdyQr
>195
>明文化して理論化するまでもなく常識だっただけだろ

そんな選民思想(俺たちはすごいんだ)だから、
労働者の昇華である労農赤軍にいいように振り廻され東部戦線は崩壊したのだ、はらしょーw



真面目に、ソ連が全体的に劣っていたからこそ理論化に到達したというのは同意します。
それに対し、へんに優等生だった独軍は、作戦的(オペラチーフ)に到達した時点で停止してしまい

戦争規模が小さければ、その属人的範囲で十分対応できていたのですが
戦争が拡大するにつけ、作戦術を操る人数が必要になった段階で、人材養成が間に合わなくなり・・・

結果、戦線の拡大に、ソ連軍は対応できたが、独軍は対応できなかったという事に
[sage] 2018/10/12(金) 23:16:43.32:dRW+ul1n
作戦術は抽象的過ぎていまいち定義が理解できんのだよなぁ
人によって言ってる範囲違わね?的な。

ソ連の作戦術にフォーカスした本でも探してみるか
[sage] 2018/10/13(土) 02:41:55.33:JVJ9wEEq
>200
>人によって言ってる範囲違わね?的な。

そりゃ、そうです。
実際、国によって解釈や表現違うし。

西側で、英国と米国とカナダの教範見た事ありますが微妙に違いますよ。
米陸軍と海兵隊でも微妙に差異ありますしおすし
[sage] 2018/10/13(土) 08:52:56.65:Fee4BtjB

逆に、戦術や戦略を定義してみ?
[sage] 2018/10/13(土) 11:48:25.97:DoUL91zB
作戦術以前に作戦次元というか戦争の階層構造を理解しないと。
[sage] 2018/10/14(日) 10:47:27.79:xXfE0U80

>複数の支作戦により主力の電撃戦の成功を作為する

 私は古風なボードシミュレーションゲーマーなわけですが、
作戦級や作戦よりの戦略級なんかプレイしているといずれ自然に辿り着きますよね。
 割と単純なルールの「日露戦争」(エポック/国際通信社)とか「第二次世界大戦」(バンダイ)での東部戦線とか。

 特に前者だと旅順方面、左翼の(日本から見て)満州平野、右翼の山地帯の3方面、
場合によっては山地に2方面出来て4方面とか、敵にこちらの主攻がどの方面か悟らせないようバランスしながらも重点を形成させます。
 うまくハマると主攻方面を突破した快速部隊がOMG化して(歩兵なのに)敵の対応を後手後手に追い込んで、
ルール上の補給連絡線の意味とプレイヤーの精神的、判断力的の両面から麻痺させていきます。
 敵に主攻を止められた場合は更に戦力をつぎ込んで所期の目的を追求するか、
主攻方面を臨機に変更してこれまた相手の対応を混乱させるか。
 意外とルール上の補給連絡線だけじゃなく、プレイヤーの精神や判断を混乱、麻痺させる効果が大きいと感じています。
[] 2018/10/14(日) 12:57:37.38:TkmUajDk
水陸機動団の訓練始まったな!!
[sage] 2018/10/14(日) 19:03:51.52:vyM/tnIW
>204
>作戦級や作戦よりの戦略級なんかプレイしているといずれ自然に辿り着きますよね。

そうなのです。だからその自然な習得を目指して、独軍(その系統7である旧軍も)演錬を繰り返す訳です。
(旧軍の連隊内将校の教育計画の資料をもってるのですが、図演多いです)

ただ注意しなくてはいけないのは

1)シナリオや模範解答として原案がある図演や白紙演習ではなく、相手の存在する対抗演習が必要
2)個人の習得であり、理論化はされずに属人的となるので、本来の作戦術として組織全体の受容にならない危険がある(独軍がまさにそう)
3)ウォーゲームでは明確な勝利条件があるが、戦争はその勝利条件を見つける(場合によっては作為する)ことから始める必要がある

特に3)がやっかい

この3)を個人の資質で行うのが独軍←(天才はかならずどこにでも入る訳ではないので、演練で多数の秀才を作った)
この3)を理論に従って行うのがソ連軍←(だから形式的とか誤解されるが・・・その形式は理論に基づくものであり)
[sage] 2018/10/14(日) 19:56:09.77:xXfE0U80

 南京落としても武漢を取っても終わらない戦争もありましたしね。
南京は日本政府側の要求条件が厳しかったこともありますが。
 上海から南京戦は蒋軍の精鋭部隊の撃破、
武漢までは主要な商工業地帯の占領、
講和の話が出てもおかしくない戦果ではあるのですが、
戦いは一方の思惑だけでは終わらないですからね。
フランス降伏以降、独ソ戦開始までの孤立した英国の抗戦とかも。

 支那事変初期は両軍ともあまり計画的な戦いではありませんでしたが、
講和になってもおかしくない戦況だったと思います。
 一方、冷戦時代のソ連軍はお説の目標を達成したとして、
戦争が本当に終わるものと確信できたのでしょうか? 
西独、場合によっては仏まで抑えて核を使わずに戦争を有利に終結できるのか。
 米英の抗戦意欲を奪うことが出来なかったとしたらどうしたのか。

 「第三次世界大戦」(バンダイ)でも引っ張り出そうか。いやあれは西独までで終わってしまうし。
[sage] 2018/10/14(日) 20:40:55.18:vyM/tnIW
>207
>冷戦時代のソ連軍はお説の目標を達成したとして、戦争が本当に終わるものと確信できたのでしょうか? 

当時のソ連は自由世界側が共産圏の排除を狙っているものと考えており
欧州侵攻を起こした場合、名目上は、資本帝国主義の破砕、人民の解放ですが
実際の目的は、社会主義圏の防衛を目的とした予防戦争の意味合いが強かったと思われます。

少なくとも大陸を確保できれば、即時の欧州反撃、第二のノルマンディーはそうそう起こせるものではありません。
しかも独と違い東部戦線は無いのです。
(そして70年代~80年代のフランスは結構、共産主義、社会主義的なものが強かったですし…)
(西ドイツは・・・同じ民族の東ドイツにまかせましょう (どうなってもしーらね)

中東諸国も親ソ政権多いし、アジアはベトナムが、、、中国はソ連との対立が深化していたとはいえ、
米中が足並みをそろえ対ソ戦を行うには様々な政治的障壁がありました。

さらに世論の誘導で米国内に厭戦思想を醸成することが可能という事もベトナム戦争で証明済み

わっはっはー
[sage] 2018/10/14(日) 21:08:30.81:vyM/tnIW
>「第三次世界大戦」(バンダイ)

なかなかプレイアブルなWW3ものをお持ちでw
バンダイは「日本防衛戦」は持ってますが「第三次世界大戦」は持ってないのです。

LansはこのところSPIセントラルフロントシリーズを集中的にプレイ中
「第5軍団の迎撃」「激闘!第7軍団」「BAOR」を複数回プレイして
今は、S&T新セントラルフロントの
「ノースジャーマンプラン(NGP)」「ドナウフロント」のプレイに入っていますw

GDW「第三次世界大戦」
VG「NATO」
SS「WWIII」
S&T「WURZBURG PENTMIC」
S&T「SuperPower at War」
SPI「激突フルダ峡谷」
SPI「NATO Division Commander」
他にマイナーなのとしてWEG「Aur&Armor」とかOMEGA「AirLandBattle」
も保有してますが、、、まだしばらくはセントラルフロントやる予定

(私は、実は小隊戦術級だけではなく、WW3作戦級マニアでもあるのですw)
[sage] 2018/10/14(日) 21:32:44.55:xXfE0U80

 私は海外物はあまり持っていないのですが、GDWの「第三次世界大戦」は「ペルシアンガルフ」の姉妹編でしたか。
 「ペルシアン」は所有しているので「第三次」も欲しいのですが、
1日ではとても終わらないSLGのようですね。としたら生涯プレイする機会もないかも。
 体調的に上京もままならなくなってきましたが、機会があったお目にかかりたかったものです。

 話を戻すと、コロネット作戦の米第13軍団の機甲師団2個もOMG的に使用したかったのでしょうが、
我が第五十三軍も弱体とは言え「参謀研究コロネット」の予想よりはずっと兵力がありますから果たしてどうなるか。
第三十六軍からも恐らく第二百一師団位はこちらに増援されるでしょうし。
 第13軍団も自力で第五十三軍を突破するため時間と戦力を消耗し、
第十三方面軍からの増援、恐らく第七十三師団や独立戦車第八旅団あたりと後方でぶつかりそうではあります。
 古河や熊谷までたどり着く頃には首都決戦も決着ついていそうな気がしますが。
[sage] 2018/10/15(月) 10:23:10.11:W081By+W
>米第13軍団の機甲師団2個もOMG的に使用したかったのでしょうが
ライン河渡河後の米機甲師団みたい感じになりそう
あれがOMG的?
[sage] 2018/10/15(月) 10:48:06.83:W081By+W

> 3)ウォーゲームでは明確な勝利条件があるが、戦争はその勝利条件を見つける
> (場合によっては作為する)ことから始める必要がある
これな。

> 1)シナリオや模範解答として原案がある図演や白紙演習
これらは実戦に対応するための基本を学ぶための、いわばチュートリアルなんだよな。

娯楽としての商業ウォーゲームでも「Panzer Blitz」に付属するシナリオは、
最後のシナリオ13を除いてすべてチュートリアルだったりする
シナリオ13はLansが迷惑なくらい説明してくれるだろw
[sage] 2018/10/15(月) 11:07:28.46:DWCzxwTk
勝利条件は見付けなければいけないが敗北条件を自分で決められるのはもっと重要
最初の決戦に負けたら降伏してもいいし首都が陥落しても戦い続けられるし
皇帝が捕虜になっても戦い続けられるかもしれない
「どうせ上陸されたら終わりなんだから陸上戦力なんか無意味」と言って自分で「上陸されたら負け」と言う敗北条件を「相手に献上」する事もできる
[sage] 2018/10/15(月) 18:55:22.18:fkDN0o/J
>210
お体お大事に

>コロネット作戦の米第13軍団の機甲師団2個もOMG的

これは戦略的側面の高い正面軍OMGではなく、戦術的側面の高い軍OMGに近い運用だと思います。
コロネット作戦は DG「コロネット作戦」 CMJ「Race to Tokyo」があり両方とも日本軍研究者数人でプレイしたことがあります。

当然、検証プレイなので 旧軍参謀本部の意図に沿った史実配置&東金全振りで、遅滞など微塵も考えず全軍総攻撃です。
結果どちらのゲームも同じような結果です。

東金方面:米軍は数個師団に重大な損害発生、しかし日本軍は1週間で全戦力を消尽
相模方面:日本軍は遅滞に努めるも、1週間で厚木付近を抜かれる。

次は、相模原の丘陵地帯と多摩川ですが、多摩川が相模原丘陵を取られれば制高点を取られ、
さらに多摩川上流は浅いので地形障害としての強度が低く、特に機甲部隊にとっては障害になりません。

よって手前の相模原丘陵が主抵抗陣地になりますが…1個師団程度では足りないよね…(#12539;ω・`)

ちなみに相模側で反攻を考えたら、防御に適した地形がないので、反撃主力が到着する頃には、既に敵は内陸に十分な縦深を確保してしまい…
下手すると、逆襲の発起も困難なことに・・・

まあ、どうやっても東京陥落は時間の問題なので、なにが一番米軍に損害を与える可能性があるか?
に旧軍参謀本部が行き着いたのもわかるというか、他に選択肢がない・・・
[sage] 2018/10/15(月) 19:38:42.56:fkDN0o/J
>212
>「Panzer Blitz」に付属するシナリオは、最後のシナリオ13を除いてすべてチュートリアルだったりする。

チュートリアルと侮ることなかれ…
これがまた出来が良いんだw (まあ、中には駄目なのもありますが、それでも何かしら知見を得られたり、なんらかの確認ができたりします。

>ALL
>シナリオ13
簡単にいえば、編成表みながらシナリオ自作です。
両軍、規定のポイント内で自軍を編成します。
この段階で自分はどう戦うのか?また敵はどう編成するのかを想定しながら準備するのです。
その意味で状況変化も激しく、目標設定も難しくなります。

しかし、このシリーズにはもっと本質的なシナリオがあるのです!

PanzerLeaderマクロルール!
こちらは自作シナリオではなく、ランダム状況作成ルールです。

こちらは米軍、独軍ともに数種類の基本編成パターン数種類存在し
それらがランダムに決定されるのです。

こちらは敵との交戦以上に市街の確保も大きなポイントになります。
また投入される戦力も、公平ではないのですがハンデポイントが準備されています。
さらにハンデを意図的に負う事で予備部隊の投入もありえます。
ある意味、双方状況不明の遭遇戦シナリオといえます。

まあ、これを進化させ、さらに勝利条件さえも変動するようにしたものが、GDWアサルトといえるかも

このプレイにはPLを2セット使用しますが、まあ、自作環境の整った現在では問題にもなりませんw
ただ、問題は連合軍3人、独軍2人での多人数プレイが推奨されているのが問題といえば問題
[sage] 2018/10/15(月) 19:51:10.57:XFpnqMDK
いい加減にしろボケ
サイコロコロコロの話は他所でやれ
[sage] 2018/10/15(月) 20:07:13.00:fkDN0o/J
海外では、軍人や研究者があつまって、こんなのも開催されているというのに・・・
ウォーゲームに対する日本と海外の意識は、なぜこうも違うのか?

ttp://jump.5ch.net/?http://prologuewave.com/archives/5114
[sage] 2018/10/16(火) 00:51:32.20:pd2ctb48
日本でサイコロコロコロやってるヤツが、サイコロコロコロしかやってないからだろう
例えばドクトリンの検証とかを意識してプレイしているヤツがどれだけいるかな?
[sage] 2018/10/16(火) 00:55:56.59:QqPDHF8R
おっ、そうだな
ttp://livedoor.blogimg.jp/gabareki/imgs/1/7/177e0871.jpg
[sage] 2018/10/16(火) 09:24:21.62:xMvCEFds
つまり、サイコロコロコロをサイコロコロコロとしか考えないのは(軍も含めて)日本の伝統w
[sage] 2018/10/16(火) 10:29:55.73:xIFgSUu2
ドクトリンの検証をコロコロしないでやっている奴はいっぱいいるな
「机上の空論」の机上にすらのってない検証で何がわかるというのだろうとは思う

というか軍事板のこのスレでコロコロでもピコピコでも、勉強した戦略戦術を検証した事ない奴居るのか?
[sage] 2018/10/16(火) 11:03:21.98:mLrCalxM
とりあえず非電源は見限ったわ
完全に下位互換
[sage] 2018/10/16(火) 15:51:11.84:6Sv8TJwt
>222
プログラム化された確定した問題しか検証しないと
そういう事ですかね?
[sage] 2018/10/16(火) 15:56:19.73:xzfSz0uk

相手の駒がみんな見えてるのが論外
昔はともかく慣れてからは違和感しかないわ
そんな戦場あるかあるか?
[sage] 2018/10/16(火) 16:34:06.91:6Sv8TJwt
>224
ずいぶんと即物的思考のようで・・・

あの盤上は、指揮所の戦況図をある瞬間で切り取ったものなのです。
つまりプレイヤーの判断タイミングの抽出にしかすぎません。

それに・・・
盤上にはユニット化されていなくても、多数の偵察部隊がいるのですよ。
それも作戦実施前から、航空偵察、浸透斥候、電子情報からの分析とかヒューミントとか

それでも見つからなかったのは、増援とかいって、いきなり湧き出すユニットもいるんです。
(それまで見つかっていなくて、行動し始めて一が判明したってやつ)

それでもいやだとうならダブルブラインドのゲームもたくさんありますよ。
それらのルールを参考にすれば、大概のウォーゲームはダブルブラインド化が可能

もっと簡単な方法としてはダミーとか、秘匿配置ルールとかでも対応可能

※逆に、敵情がなにもわからない状態で作戦が始まることの方がありあえない話。
(情補取得の失敗はありえます。これは秘匿配置やダミーくらいで実は十分という話)
[sage] 2018/10/16(火) 16:38:33.61:xzfSz0uk

言ってる事は分かるけどやっぱりリアルじゃないと思うからもし俺がやるならダブルブラインドじゃないと絶対嫌
何を言われてもはっきり言って不自然だと思う
[sage] 2018/10/16(火) 17:12:15.20:6Sv8TJwt
>226
貴官は何の情報も与えらない状態で作戦を計画し実行するのがリアルと?
そうおっしゃりたいのですか?

貴官は情報というものと作戦立案過程というものを何か激しく勘違いしていませんか?

スコードリーダーなどの戦術/戦技レベルであれば、秘匿性は大きく影響しますが
普通は中隊、大隊クラスであっても事前に数時間の斥候や偵察を行い
同時に上部組織(親部隊)から情報が下りてきます。
(師団、軍規模であればもっと大々的な情報活動が計画前に行われる)

それですべてが判明する訳ではありませんが
それらを元に計画を立案し、実際の行動による敵対応(あえて敵ターンと言おう)を見て、こちらも対応を変える。

これがリアルな現実。

貴官の想定するリアルは、想像上のリアルにすぎないと思います。
[sage] 2018/10/16(火) 17:31:20.73:ZEF8G+jp

何の情報も与えられない状態ってなんでそこまで話が飛ぶんだ?
とにかく極端な表現を使い始めるのは落ち着きを失ってる証拠かな
パソコンゲームでは敵陣営は全く見えないわけじゃないなんてのは改めて言うまでもないだろ
[sage] 2018/10/16(火) 17:46:35.79:Y1Y2CZSH

そこまで言うって事は
多くのコンピューターのシミュレーションではリアルかはともかく"戦場の霧"が再現されていて部隊が近くに来たり偵察機を飛ばしたりして敵部隊を判明させるような仕様はみんな"的外れ"で
そのゲームのゲームデザイナー(おそらく大半が非電源にも触れている人達)はみんな間違った認識で"リアルではない"デザインにしてると思うんだよね?
そして非電源でダブルブラインドのゲームも"リアルではない"ゲームでそのゲームのゲームデザイナー達もみんなリアルさを勘違いしているとLansから認定されているって事で良いんだよね?
コンピュータゲームで画面上に敵ユニットが表れないからと言ってこっちまで表れてない様に行動しなきゃいけないなんてことは無いわけで
そこにいると確定してなくてもそこにいると考えて行動するなんて事は
"戦場の霧"を再現しようとしてるコンピュータのシミュレーションゲームではみんなやってる事で言うまでも無いんだが
それを考慮してもコンピュータのシミュレーションでは"何の情報も与えられてない状態で作戦を計画し実行しなくてはならない"ゲームだとLansは考えてるんだよね?
[sage] 2018/10/16(火) 17:50:46.55:6Sv8TJwt
>228
ならば、秘匿配置やダミーやアントライドでも十分でしょ
(移動する敵には隠密斥候や偵察が張り付いて情報おくるから、移動情報もある程度は入ってくるのが普通)
(それがなくても、どこか時点で情報が入ってくる(停止して展開したり防御陣地を構築しはじめたり)盤上の敵位置が見えるとはそういうこと)
[sage] 2018/10/16(火) 17:56:37.21:6Sv8TJwt
>229
一から十まで、偵察までも完全に再現しようとするのと
そこは既にある、ある程度の蓋然性の反映で十分とする思想の違いにすぎません。

実際、コンピュータでも敵の情報がボードSLG並に判明しているものも存在します。

物理的な戦場の霧を重視しがんばって再現しよとうとしてるのは戦術級以下のどちらかというとシミュレータに属するものであり
ウォーゲーミングとは求めるものが違います。
[sage] 2018/10/16(火) 18:05:57.19:gRSYxVWX

同じゲームでもソフトウェア化したほうがプレイングは楽でしょ
[sage] 2018/10/16(火) 18:08:15.44:8reD+lWp

思想の違いだけだと認識してくれるならいいんだけど
君はもう
「何の情報も与えられてないコンピュータゲームは情報というものと作戦立案過程というものを激しく勘違いしており、想像上のリアルに過ぎない」
としか読み取れない事まで言っていてそれに対して
「盤面上は全て見えていてそれに必要ならば秘匿配置やダミーやアントライドで十分なのがリアルな現実」
としか読み取れない事を言ってるんだけど
[sage] 2018/10/16(火) 18:10:04.47:pd2ctb48
軍司令官とかの上級指揮官が意思決定時に見る地図上には、
ふつうは偵察などで判明した敵の位置や兵力などの情報が
書き込まれているものだからねえ
[sage] 2018/10/16(火) 18:13:19.15:gRSYxVWX
ダブルブラインドって3人いないと
できないというのは欠点じゃない?
[sage] 2018/10/16(火) 18:19:47.47:8reD+lWp
コンピュータゲームだと規模だけはわかるとか存在だけは確認してるとかあってそこに自分で予測を立てるわけだけど
非電源だと何師団の何連隊がどこからどこまで移動したとかまで一目でわかっちゃうからなあ
まあそれでも全部が全部わかるわけではないのはそうだけどさ
[sage] 2018/10/16(火) 18:22:12.57:pd2ctb48
実際の戦闘でも指揮官が意思決定時に入手できている程度の情報を
盤上のコマの形で表示するのは、そんなにおかしなことだろうか?
[sage] 2018/10/16(火) 18:22:36.63:xIFgSUu2
オック岬に重砲が有るのは事前偵察でわかっていたという話と、
レンジャーが崖を登ってみたら空っぽで少し離れた所にあったという話
この二つの話のどちらを重視するかという事かねぇ
[sage] 2018/10/16(火) 18:31:21.04:KRcKQrk4
不完全情報ゲームは確かにピコピコの得意分野だよね
特に意思決定系の、OODAだったり戦いの原則そのものの考え方は
戦場の霧を濃い目のRTSだったりで熟考妨げられたほうが如実に体感できた(RTSなら操作技術からくる摩擦まである)

もっとも自分がやったゲームはリアル系のウォーゲームですらなかったが
必ずしも現実的なゲームをプレイすることが検証や理解・実感において重要ではないと思う

目的に合わせてコロコロかピコピコか
そしてゲームのジャンルも変えたほうがいいのでは
[sage] 2018/10/16(火) 18:33:57.96:pd2ctb48

たしかに、実際の例えば軍司令官とかの上級指揮官が
>何師団の何連隊がどこからどこまで移動したとかまで一目でわかっちゃう
とかはありえないし、それを隠すとなるとダミーなら何やらってことになるけど、
個々の連隊の移動経路を隠したところで、軍司令官=プレーヤーの意思決定に
根本的な変化が生じるかというと、そう言う状況はそうそうないだろうしねえ
[sage] 2018/10/16(火) 18:34:24.58:6Sv8TJwt
>233

そうだよ
それがウォーゲーミングだよ。

シミュレータのようにすべてを再現するのが目的じゃないから

>何の情報も与えられてないコンピュータゲーム

はその目的に合致しません。
その為、箱庭的な事象の再現はしていても、司令部の戦況図は再現できていないのです。

>236/237/238
それに対する解決策が、

秘匿配置;位置を記録して行動するまで盤上に出さない
ダミー:ユニットが裏返しにされていて、その中にはダミーが混じっている
アントライド:戦闘開始までユニットが裏返して、敵部隊の存在しかわからず、具体的な戦力数値が判らない
(ゲーム規模により完全に?の場合、規模は分かるがそれ以上は不明、規模と兵科はわかるが実際の戦力が不明などのバリエーションがある、もちろん戦力0のダミーが含まれる場合も多い)
[sage] 2018/10/16(火) 18:40:40.16:pd2ctb48

>必ずしも現実的なゲームをプレイすることが検証や理解・実感において重要ではないと思う
同意。
例えばシナリオや模範解答として原案がある図演や白紙演習は、
実戦に対応するための基本を学ぶための、いわばチュートリアルだから、
敵の兵力や意図が最後までよくわからない、とかが有効とはいえないんだよね。

戦況図に味方の兵力しか描いてなくて、敵の目的も意図も書かれていない戦史書を読んで
何が学べるのか、それで効率的に学べるのか、って話に近い。
[sage] 2018/10/16(火) 18:41:36.91:8reD+lWp

つまりやっぱりコンピューターのウォーゲーミングで"索敵範囲"的な要素を追加してるゲームデザイナーはみんな
Lans的には"情報や作戦立案過程を勘違いし、想像上のリアルしか想定してない"と認定されてるって事だよね
"何の情報も与えられてないコンピューターゲーム"って概念がまず個人的には微妙だと思うからそれの存在を前提にしてるのがよくわからんのだが
[sage] 2018/10/16(火) 18:43:02.54:pd2ctb48
ゲームも図演も、何が目的なののか、で
どこに手間をかけて何を再現すべきなのか
が違ってくる、って話なんだよね。
[sage] 2018/10/16(火) 18:47:16.58:8reD+lWp
でも別にコンピューターだと敵の兵力や意図が最後までよくわからないというわけではないからな
なんか妙な二元論と極論に陥ってないか
[sage] 2018/10/16(火) 18:48:39.83:pd2ctb48
仮に偵察部隊等による敵情解明が中心テーマのゲームや図演ならば、
ダブルブラインドも一つの方法だろうけど、
軍司令官レベルの意思決定が中心テーマのゲームや図演ならば、
コマを並べる形でも、中心テーマの達成に大きな不都合が生じるとは思えない
[sage] 2018/10/16(火) 18:52:47.27:6Sv8TJwt
ちなみに、最近プレイしている新セントラルフロントは「ダミールール」のオプションがある
(ユニットの裏は矢印だけで、ユニットカラーによる国籍しかわからない)

でも…相手が機甲だろうと、機械化歩兵だろうと、砲兵だろうと
ある程度のめぼしを付けたら、圧倒的戦力比で叩き潰すのが基本なので、プレイ状況は結果的にあまりかわらんよねという感じ
つまりダミールールがなくても、状況判断にはあまり影響しないので、なくても良いルールだった(このゲームにおいてはね)

敵が2個大隊(ユニット2枚)か、、、どうせ師団砲兵集中し、連隊で強襲し超越突破を図るんだから
相手が機甲だろうと機械化歩兵でも同じこと、踏みつぶしてしまえ!な感じのゲームだから
(予測が違って砲兵や偵察中隊だったらラッキー確実に排除だぜ)

突っ込まれるNATOにしても、、、どうせ平地なら戦車連隊で、錯雑地形なら自動車狙撃連隊が突っ込んでくるんだろ?
判ってるんだから、裏にしてる意味ないよな。とりあえず自分のユニットは兵科にあった最適地形に籠らせるがな
(この時点でWPO側もNATO配置を予測できるんだがw)

な感じ。

(ただ、ゲーム的な、攻撃力が後3足りないとか精密なプレイをしたがる人間に効果がありますが・・・そもそも検証プレイではそういうプレイスタイルをプレイヤーがとらないしw)
(そういう精密なプレイはウォーゲームではあっても、ウォーゲーミングが求めるものじゃないし)
[sage] 2018/10/16(火) 18:58:33.34:pd2ctb48

だから、コロコロではわかったところで大差のない情報を
わざわざ手間をかけて隠すまでもないので
コマの形で表示しているわけだ。

たしかに現実では何師団の何連隊がどこを通って移動してきたか
全部お見とおし、なんてことはありえない。
それを称して「リアルではない」といえばそのとおり。
それはLansも認めろよ。認めてる?
その上で、同時にそれをわざわざ手間をかけて隠す必要性も
ほとんどない、ってことだろ?
[sage] 2018/10/16(火) 19:02:40.36:pd2ctb48
あと目的によって、例えば用兵の基本を学ぶとか、の一種のチュートリアルでは、
単純にリアルを再現すると、むしろ何かを学ぶのに効率的ではない、むしろ不都合
っていう場合もありえる、と。
戦況図に味方の兵力しか描いてなくて、敵の目的も意図も書かれていない戦史書を読んで
何かを学ぶのと近い話になりかねない、と。
[sage] 2018/10/16(火) 19:09:37.33:8reD+lWp
最初に非電源の擁護から入ればいいのに頭に血が上ってコンピュータゲームの否定から入るからいけないんじゃないの
[sage] 2018/10/16(火) 19:11:45.90:pd2ctb48
もちろん、目的が自由意志を持った敵の(想定外のものを含む)行動への対処を学ぶ
だったら、対抗形式がいいだろうし、情報解明の過程の再現もリアルに寄せるべきだろう
[sage] 2018/10/16(火) 19:22:49.36:C7AZTiah
プログラマーが汗をかくか、審判が汗をかくかの違いな気がしてきた。
手間を惜しまなければ最終的には同じことができるし。


222もいきなり過激なので自然にそうなった感じはある。
[sage] 2018/10/16(火) 19:26:39.07:pd2ctb48

リソースは有限なので、コロコロではほぼ意味のない情報隠し(実例は
はせずに、コマの形で表示してる、ってだけの話なんだよなあ
[sage] 2018/10/16(火) 19:31:52.05:r9aetgDB
 PCでもボードでもいろんなシステムとテーマのSLGがありますからね。
皆さんの言われるように目的にあった(好みにあった)ものをプレイすれば良い訳です。
 どちらであっても地図を模したボード上にユニットを(例え味方だけであったとしても)
配置することで状況を理解しやすくなる面は確かに有ります。

 ただゲームで史実の検証が出来てそれが信頼に足るかどうかはケースバイケース、ゲームバイゲーム。
 SLG界で高く評価され個人的にも好きなゲームの中でも、
史実の再現がよくなされているとは言い切れないゲームもいくつかあります。
 人が作ったゲームである以上、デザイナーの思想や持っている情報に左右されますし、
シミュレーションであると同時にゲームとして成立させるためのディフォルメもあります。
 Lans氏と私は戦況の読み方に違いがあるようですが、
とすればそれぞれが同じテーマのSLGをデザインしても結構違った展開のゲームに筈ですね。
PCでもボードでも。(私はPCゲームは殆どやりませんが)
[sage] 2018/10/16(火) 19:31:59.82:pd2ctb48

だな。
「何師団の何連隊がどこを通って移動してきたか
全部お見とおし、なんてリアルじゃない。
ダブルブラインドの方がリアルだ!」
って言われたら、
「そうですね。でも手間かけて隠す意味がほぼないので
無視して、コマの形で表示しているだけなんですが何か?」
っていうべきだったなw
[sage] 2018/10/16(火) 19:33:31.78:6Sv8TJwt
>224と>226の言動にも注目してほしい

情報は完全隠蔽じゃないと不自然と明言
(ダブルブラインド以外は不自然と言い切っています)

私は、情報開示型のコンピューターゲームも出してるので
コンピューターゲーム全否定ではないですよ

シミュレータとかも否定はしませんが、あくまでもシミュレータとウォーゲーミングは別物と言っているだけ
(さらに細かくいえんば、勝敗追求のゲームとしてのウォーゲームと、検証としてのウォーゲーミングの違いにも言及してますが)
[sage] 2018/10/16(火) 19:36:19.31:C7AZTiah

タブルブラインド=完全隠蔽じゃなくない?
[sage] 2018/10/16(火) 19:40:08.13:8reD+lWp

"盤上が全部見えてるのが不自然"と言ってるだけで
"何も見えてないのが自然"と言ってるわけじゃないと思うんだが
コンピューターゲームは"何も見せてない"わけじゃないし
完全隠蔽がどうのって言い出したのはLans側に見える
[sage] 2018/10/16(火) 19:43:35.81:6Sv8TJwt
>255
いや、それでは不足

ある程度の情報が入ってる方がリアルなので
実は、ダブルブライドがリアルというのは限定的な状況だけなので

普遍的にみれば、ダブルブラインドは逆にリアルじゃないんですよ

ダブルブラインドが適合するのは
海空戦のような広大な範囲に部隊が点在し、発見自体が大きな意味を持つもの
市街戦や森林戦のように地形も状況も錯綜し、となりの部屋やとなりのブロックにいるのが敵か味方かもわからないような場合

このような場合のみ、そもそも情報不足が基本状態がデフォの場合はリアルとして適合します。
[sage] 2018/10/16(火) 19:46:36.31:6Sv8TJwt
>257
>258
>タブルブラインド=完全隠蔽じゃなくない?
>"何も見えてないのが自然"と言ってるわけじゃないと思うんだが

部分遮蔽なら、ダミーや秘匿配置があると>225で言及した上で
[sage] 2018/10/16(火) 19:47:17.24:pd2ctb48

「盤上が全部見えてるのは不自然」
っていわれたら、
「見えても見えなくても指揮官の意思決定にはほとんど影響しませんが何か?(実例
影響する場合はダミーとか秘匿配置とか増援のルールで対応可能」
って話だよなあ
[sage] 2018/10/16(火) 19:48:31.06:6Sv8TJwt
ダブルブラインドしか駄目と言われれば、まあ完全遮蔽じゃないとリアルじゃないといってると理解する以外にないですお
[sage] 2018/10/16(火) 19:55:25.31:8reD+lWp
でもコンピューターゲームで完全隠蔽のなんて基本的に無いし
それを無視して非電源のノーマルと非電源のダブルブラインドの2つだけの比較みたいのに持ち込むのは最初の話の前提を1つ無視してると思うけど
[sage] 2018/10/16(火) 20:06:10.59:pd2ctb48

234名無し三等兵2018/10/16(火) 18:10:04.47ID:pd2ctb48

軍司令官とかの上級指揮官が意思決定時に見る地図上には、
ふつうは偵察などで判明した敵の位置や兵力などの情報が
書き込まれているものだからねえ
[sage] 2018/10/16(火) 20:13:15.33:pd2ctb48
要するにLansの主張を一言でいうとこうだろ?w
「非電源で盤上がすべて見通せることに何か問題が?」
[sage] 2018/10/16(火) 20:52:25.53:6Sv8TJwt
>254
>とすればそれぞれが同じテーマのSLGをデザインしても結構違った展開のゲームに筈ですね。

なので他人が作ったゲームを複数やっていろんな角度から客観的に検討するのです。
(もちろん資料も突き合わせて)

(だから、あんなにWW3モノを集めたり、小隊戦術級を集めたりするのです)
(その中から資料、教範、戦史などから比較して、もっともウォーゲーミングに適すると判断したのが戦術級では旧PanzerBlitzシリーズなのですけどね)
(WW3作戦級は、まだ吟味中ですが…旧セントラルフロントは斬新ではあり着眼点もよさそうですが理論寄りで現実から乖離した展開になる傾向があり・・・まだいろいろ比較せんとかんかなぁ…)

コンピュータでは「The Operational art of War」というシリーズがあるのですが・・・
これの旧作に良いのが・・・カスタマイズ性が売りなので応用価値が高いのです
(中身は普通のボードゲーム系、実は一時期米軍も教育素材に使ってた)
[sage] 2018/10/22(月) 12:26:22.42:YnwHPKxT
ケネス・マクセイ著「崩壊への道」を読みました
ブリュッセルを目指して侵攻を開始したソ連軍を、NATO軍が迎え撃つという作品ですが、
筆者が元NATO指揮官であるためか、小説らしい人間描写を極端にまで排除して、まるで教範のように戦術や編制などにフォーカスを当てており、緊迫感に満ちた内容でした

本作では、ソ連軍の敗退理由の一つとして、海・空軍が陸軍に対して非協力的であったことが挙げられていました
海軍は艦隊も原潜も派遣しなかった上に、空軍はMiGや空挺用のアントノフを必要最小限しか投入せず、
本文の表現を借りれば「陸軍のために死ぬのはまっぴらだと言わんばかりに」と言った様子でそそくさと帰投したそうです
そのため、NATO軍は初めこそ喪失していた航空優勢を徐々に回復していき、ついに戦場の上空はA-10の独擅場と化し、ソ連の戦車・装甲車は次々に鉄屑となったとか

さて、現実のソ連軍は諸兵科連合のプロフェッショナルとして知られていますが、一方で陸海空その他の統合運用についてはどのようなものだったのでしょうか?
[sage] 2018/10/22(月) 12:47:06.73:L/MUhn1o

事実として、旧ソ連ーロシアの場合、艦隊の中に「師団」編制が存在する。

最初は西側で言う「戦隊」編制に相当するのかと思ったが、どうもそうではないみたいだ。
[] 2018/10/22(月) 13:38:34.91:yIqLcUD7

ソ連の方が陸海空の一体化は、西側より進んでました。
[sage] 2018/10/22(月) 14:42:16.14:BwjUB28L
三軍の統合運用を進めないと負けるよ、といいたかったのかな?
[sage] 2018/10/22(月) 19:15:32.31:SHzcuxmw
>267
ソ連の正面軍(Front/方面軍)には空軍と海軍が 「含まれます」
※バルチック艦隊や戦略原潜艦隊など、一部の例外あり

少なくとも空軍に関しては、完全に正面軍に含まれますので
もしソ連軍で「崩壊の序曲」のような事態が起こるとすれば

1)そもそもの廻す機体、艦隊が物理的に不足
 →ない袖は「ふれない

2)あったとしても他の正面軍に優先的に回されている
 →欧州全域から見れば、当該戦域は支作戦

主は中央のフルダギャップ(チームヤンキーの方)と、北部ドイツ
※フルダはラインへの最短経路
※北部ドイツの侵攻は海岸部の確保によるNATO増援である米英補給路の遮断

ソ連脳からみると2)の可能性が高そう
(ここでカナダ軍相手に負けても、主攻が成功するならば、それは許容すべき損害のひとつでかたずけられてしまうです)
[sage] 2018/10/24(水) 00:09:30.55:YwhDdZnp

なるほど
本作品はソ連側から見るとあくまで支作戦であり、アウトバーンの確保が成功すればそれで良し、出来なくても主作戦たるフルダギャップの確保のための陽動になったと思えば良し、
ソ連としてはどちらでも構わないということですか

今は古本屋から取り寄せたチームヤンキーを読んでます
序文で筆者自身が認める通り、一部の都市名を除いて作中に登場する地名、作戦図は全て架空のものであるそうですが、これはフルダギャップをモチーフとしたものですかね?
主人公たちは、森林に覆われた山の斜面に展開し、ソ連軍の進行ルートと予想される谷間を見下ろしているそうですが、フルダ近くの回廊に似ていないこともないような
ソ連軍が大隊規模の攻撃準備砲撃をしたあと、侵攻を開始。前線に展開していた米軍機甲部隊が大打撃を受けて予備陣地まで撤退したところまで読みました
[sage] 2018/10/24(水) 10:19:50.90:RsyldkcI
>272
「チームヤンキー」はジョン・ハケット元准将が書いた「第三次世界大戦」(二見書房)をバックボーンとした、ある意味派生作品
「第三次世界大戦」は当時のNATO想定をガチベースとしているので

戦略/作戦次元: 「第三次世界大戦」
作戦/戦術次元: 「崩壊への道」
戦術/戦闘次元: 「チームヤンキー出動」

として対比しながら読むと理解が進むと思います。


なお、チームヤンキーは当時、ボードウォーゲームも発売されていました。
(GDWのFirstBattleシリーズの第1作、シリーズはその後、朝鮮/中東/べ十ナム/フォークランド/湾岸/仮現代想欧州といった現代戦、さらには同一システムでWW2北アフリカ戦線のゲームが発売されています。)
(このシリーズ、湾岸戦争のときは、別冊として地図付きの解説ムックも発売してました)
[sage] 2018/10/24(水) 10:40:45.70:RsyldkcI
>272
>本作品はソ連側から見るとあくまで支作戦であり、アウトバーンの確保が成功すればそれで良し
>、出来なくても主作戦たるフルダギャップの確保のための陽動になったと思えば良し、

この作戦のNATO側から見て面倒なところは

支作戦なのは判っているので主戦力では対応したくない(あんまり戦力は投入したくない)
→しかし、放置すれば米英軍の補給・増援ルートが断ち切られる
 →もし断ち切られたら、主攻に対する米軍(第7軍団)の反撃が不可能になる
  →それは敗北に直結する
   →それなりの部隊を投入し、なんとしても撃退が必要
    →でも、、、その分、やっぱり主攻正面の戦力はどうしても減少する
     →困った困った

>これはフルダギャップをモチーフとしたものですかね?

そう言われています。
といっても、フルダギャップ、あんなに狭くはないですが、
探せば適合するような場所もありそうです。
(つまりフルダギャップ付近のどこかの典型的仮想地形)
[sage] 2018/10/25(木) 03:10:34.06:tgxxHVg8
数年前にあった簡単スレってもうなくなりました?
パート4か5くらいまで見てた記憶があるんですけど

その後あのようなスレってありましたか?
すみませんがここで質問させてください
[sage] 2018/10/25(木) 09:50:19.70:EJP+Dz4o
>275
>簡単スレ
今はないはず

>似たようなスレ
後半は実質、ここの予備スレな感じでしたので、その意味ではここに合流というのが近いかも
[sage] 2018/10/25(木) 09:51:38.73:EJP+Dz4o
ちなみに簡単スレは最後 第6連隊 でした
[sage] 2018/10/25(木) 10:41:03.98:tgxxHVg8
おお

想定が増えたりしてたらいいんですけど、6連隊止まりということは期待できないのかな
ありがとうございました
[sage] 2018/10/25(木) 14:04:37.01:EJP+Dz4o
>278
>想定が増えたりしてたらいいんですけど

特に想定は増えていませんでしたが、最後スレでは
レイテとか、本土決戦とか、旧軍の浸透戦法とか話題にしてました。
まあ、こっとのスレと実質変わらないです。

もともと誰かが作った想定スレに他の住人(主にここの住人)が便乗したものでしたし
ちなみに、この陸上戦考察スレも初期は想定研究やってましたよ。
なので、誰かが想定や研究テーマを出せば、乗ってくる人はいるはず。
[sage] 2018/10/25(木) 18:48:47.73:077huX5T

マジで?じゃあ勢いで買ったら全く理解が出来なかった昭和八年くらいの白紙戦術問題とか貼ってオッケーなの?
ttps://i.imgur.com/XF9LIOV.jpg
[sage] 2018/10/25(木) 18:51:56.38:EJP+Dz4o
>280
おっけーだけど、ん?開けないお・・・
[sage] 2018/10/25(木) 18:53:33.41:eYgcb7+2
開けるだろ
[sage] 2018/10/25(木) 19:23:54.84:yKnE9+5s

LANSちん、スマホですら普通に開けるぞw
[sage] 2018/10/25(木) 21:40:10.67:tgxxHVg8
行軍速度とかいろいろわからないけどやってみました

決心:12時までにハニホヨ道交差点一帯を占領し、敵増援部隊の渡河を妨害するとともに、砲部隊の展開を阻止し、ニ村に予備を置いて、シト村付近の敵後背をも脅かす。

 機甲部隊と車両化歩兵をを先行させ、ハニホヨ道交差点付近に展開し、ハ橋に火力を集中できるようにする。敵増援部隊が渡河している際は遅滞に努める。
 ヨ橋方向にも着意して警戒予備の戦力を置く。
 ニミ道北側に砲を展開し、ハ橋付近に弾幕を予定する。
 ニ村北の丘陵には観測部隊を置いて観測射撃を容易にする。
 チ村方向に偵察部隊を出し、我が方へ敵増援部隊が転進するようであればニ村付近の主力でもってこれに対処し、機甲部隊でその後背を突く。
 戦況を見てシト村付近の敵を攻撃する。


ttp://jump.5ch.net/?http://fast-uploader.com/file/7096026495204/
pass: banzai
[sage] 2018/10/25(木) 22:15:52.60:NSZsR7PK
いちいちアップローダーにパスワード入れて落としてまで見たくないんだけど
[sage] 2018/10/26(金) 00:01:51.08:aLBczxab
混成第三旅団は全力を持ってチ村に進出し戦闘展開
爾後、レ村に向かって攻撃前進
レ村の確保をもって敵増援およびシト村に展開する敵部隊の後方連絡線を遮断する。
[sage] 2018/10/26(金) 00:05:43.18:aLBczxab
敵は7~8個大隊と戦力的に優位である
正面戦闘をさけつつ敵後方を扼す事により敵の分散を誘いつつ敵の退路を断つ。
[sage] 2018/10/26(金) 01:29:09.63:wRX4opM5
一応答え?としては、
決 心
混成旅団ハ「サ」村ー「レ」村道ヲ前進中ノ敵ヲ攻撃スル目的ヲ以テ「ヨ」橋ニ向ヒ前進セントス
だそうな

理由としては、
第一師団は敵前についたばっかりなので、攻撃開始は明日の明け方になる。つまり彼我主力の戦況は逼迫していない(急いで敵主力の側背に回る必要が無い)
なので敵後続隊も主力に急いで合流する必要は無く、逆に合流すると第三旅団に包囲されてしまう危険性がある
その為、先に第三旅団を攻撃するが戦術上普通の行動
敵後続隊が「レーヨーカ」道を通り我軍に向かってくるとすると、十一時時点では「レ」村付近に居るので、「レーヨーカ」道を彼我お互いに進むと遭遇点は「ヨ」橋東南地区になる
ここで我軍が機敏に前進すれば、敵の「ヨ」橋の隘路進出に乗じ有利な体勢で戦闘できる
(この時「ヤ」橋付近は一部をもって守備し側面の安全を守る)
ttps://i.imgur.com/t2sABZD.jpg
ttps://i.imgur.com/m2q0i0i.jpg
ttps://i.imgur.com/EV8oZmU.jpg

個人的には、なんかノンビリしすぎてない?と納得出来ないです
[sage] 2018/10/26(金) 02:20:21.35:wRX4opM5
念の為、簡単な図も置いとくね(iPhoneって写真に落書き出来るんだね)
ttps://i.imgur.com/ZSi1iKH.jpg
なんかへんな線が入っているけど気にしないで下さい…
[sage] 2018/10/26(金) 10:54:24.92:/u1LzVjX
の原案はいかにも運動戦志向の軍隊で、巧緻な「戦術」を良しとする価値観を感じる
隘路か側面攻撃かでLansの回答とほとんど同じだな。

の決心は、火力・消耗戦志向の軍隊で、これに機械化部隊の打撃力・機動力の活用を加えた
「アクティブ・ディフェンス」時代の米軍のようなドクトリンを感じる。
てか、ATMがない「アクティブディフェンス」時代以前の米陸軍そのものじゃ?w
[sage] 2018/10/26(金) 11:04:12.48:/u1LzVjX

>第一師団は敵前についたばっかりなので、攻撃開始は明日の明け方になる。

>なんかノンビリしすぎてない?

当時としては一夜準備でも急いでる方じゃないかな?(Lansはどう思う?)
砲兵の支援なしで、当日夜に歩兵の小部隊を浸透させて夜襲をかけると
二次大戦時の日本軍っぽいねw
[sage] 2018/10/26(金) 11:25:41.16:/u1LzVjX
の火力・消耗戦型のドクトリンを感じる部分はこの辺ね。

>敵増援部隊の渡河を妨害するとともに、砲部隊の展開を阻止
>ハ橋に火力を集中できるようにする。
>ニミ道北側に砲を展開し、ハ橋付近に弾幕を予定する。
>ニ村北の丘陵には観測部隊を置いて観測射撃を容易にする。

(敵味方の部隊の運動・機動だけでなく)
敵味方の火力への着意が徹底されてる感じ。

逆にいうと、敵の裏をかく、予想外の行動をとる、っていう
マニューバーへの着意はないよね?
Lansはこれを意識している?
[sage] 2018/10/26(金) 12:09:54.15:tU8Y5pcn

敵の経路選定については直ぐ南下を予想したけど、それ以外の方針であれば時間に余裕ができるので歓迎かと考えた
任務は、我1Dの「シト村占領中の北軍を攻撃」することの支援であるから、基本的にシト村占領中の敵にがっちり防御させないことが重要かと
その後状況が変化して砲を有する増援部隊の存在を確認したわけでl、シト村の戦力増強は絶対に阻止すべき事項であり、敵の戦闘支援も阻止する必用がある
よって増援部隊を合流または支援砲撃等させないことが必成目標であり、シト村の敵を減殺するか後退させるなどすることが望成目標と考える

ということで敵増援部隊を川以北に阻止可能で、展開を阻止することもできるとしてハ橋は緊要な場所かと
それ以外の経路で来るのであればニ村に部隊を置いて状況に合わせて対応が可能
時間的余裕もできて歓迎すべきかなと
仮にヨ橋を渡ってきた場合は努めてその場所に敵を拘束しつつハ橋から機動部隊で敵の後背を突くことができる

予備部隊はシト村をも攻撃の範疇におさめているので、敵増援部隊が遅ければ遅いほど良い

必成として合流させず砲支援をさせなければ良いということで284としました


何が悪いかというと、敵の予想外の軌道への考慮というより
1Dの攻撃と連動すべきという時期的要素を重視しなかったことかと反省
あとヨ橋への経路を敵がとった場合に我混成団がどの位置にいるのかという見積もりがうまくできなかったことかな
ミヨ道は丘陵もあるのでニ村に着く方が速い気もするが・・・・・・

原案への意見としては、1Dの作戦支援というよりも、新たな障害への対処を優先しているように思える
新たな状況で判明した敵増援部隊への対処は必用なことではあるが、本来充てにされているであろう支援を全く考慮していないところが違和感
果たして敵増援部隊に対処することで終始した場合、本来の任務を達成したと言えるのか
また、敵増援部隊が早期にシト村部隊と合流してしまった場合、包囲はできるが1Dの任務は達成されるのか不安がある
[sage] 2018/10/26(金) 12:52:27.36:YukC2i1X

ハニホヨ交差点付近に布陣する事の最大の問題点は敵の援軍は単純に全力を持って南下して味方と合流すればいいという判断に容易に到達する事で
つまり戦力をハ橋辺りの突破にかなり集中してしまえるし
あるいは進出しすぎた結果ある程度の戦力でミ村を占領するだけで包囲殲滅されるのは君の混成旅団になる
敵は7-8個大隊で優勢なので川があっても正面に展開した阻止は困難な任務だろう

原案やランスが正面に展開せず側面に布陣したり側面から攻撃を仕掛けたりするのは
自軍の補給路を安全に確保しつつ
敵に大きく分けて
側面攻撃を無視しても敵に南下して味方の援護をすべきか
味方の早期の援護を諦めて側面の戦力に対応するべきか
部隊を大きく2分して両方に対応すべきか
の嫌な3択を迫ると言う利点がある

原案では1Dの支援に関しては"作戦を容易ならしむべき"としか書いておらず
敵軍は"劣勢である"とも書いてあるので
最も考慮すべきは直接的な支援より増援の阻止であってそれでも十分作戦を容易にしてる

ランスと原案の違いはランスはレ村まで確保出来ると言う自信過剰な点と
比較的現実的な原案と言う所だが
ランスの案が上手く行くとシト村の敵軍の撤退も阻止出来て包囲殲滅がキマる
もちろん敵は7-8個大隊だから土台無理なんでナポレオン的幻想を見ているのである

ポイントは敵の指揮官に嫌な選択をさせる様に誘導する事だよ
[sage] 2018/10/26(金) 13:00:09.83:/u1LzVjX
>ランスの案が上手く行くとシト村の敵軍の撤退も阻止出来て包囲殲滅がキマる
敵にとってはすごく怖いと思うんだよね
[sage] 2018/10/26(金) 13:03:53.52:4i24yyoU
>291
>(Lansはどう思う?)

当時のテンポとしては、そんなに遅くもなく、早くもなく、平均的じゃないですかね

>292
>Lansはこれを意識している?

意識していなす。
私の案は、直接的な行動ではなく、間接的に敵に脅威を与えることで
敵の行動を掣肘し、もし敵がこちらを無視するようであれば

ハ橋方面へ南下前進、敵後方へ攻撃をしかけ直接脅威を与えることを考えていました。
この場合、タイミングとしては1Dと敵が交戦に入った直後あたりになると思うので、
敵に最大限の混乱を与えられるのではないかと

(そして、敵は後方を扼す3Bにより多くの戦力を割くのではないかと)
(そうしたら、こちらは後退しても良いのです。その混乱は確実に1Dに有利に働きますw)

これらを含み、さらに戦力の集中と簡明の原則に則り、3Bまとめて敵後方へがLansの案
(その後、南下時も部隊がまとまってるから、より敵に脅威を与えられる)

あんまり旧軍ぽくないようですが
大正期ならやるかも

(なお、私は白紙戦術 S15版は不所持、 S13年版なら持ってますw)
[sage] 2018/10/26(金) 13:08:18.81:4i24yyoU
>294
>ランスはレ村まで確保出来ると言う自信過剰な点と

なにを言うかね、旧軍だよ、旧軍w
陸自じゃないのだwwwww


>295
だから、敵はこっちを無視できない。
いやでも対処せざるえない。

敵に行動を強要する=主導権の確保
[sage] 2018/10/26(金) 13:58:18.46:tU8Y5pcn
Lans氏の案で怖いのは、敵増援部隊が橋を渡ってしまったときだと思うのですが、どうなんでしょう
橋を渡ったあとで混成団と対する場合、川という障害を挟んで数に勝る北軍と、混成団は戦わなくてはなりません
そこで砲支援の体制を整えられた場合、混成団だけでなく1Dに対しても砲の脅威は降りかかりますので、任務失敗かと
敵が橋を渡って合流ないしシト村北側に位置した場合は、これを殲滅するのは難しいかと

284の決心であれば、敵軍は我混成団を挟撃可能といいますが、1Dを前にした劣勢な敵部隊がどれだけ挟撃に参加できるのかというのもありますし
どれだけ数の利があろうと、渡河地点が橋と限定されているので、川を渡らせないようにすることこそ重視すべきなのではないかなと思います

であればやはり河川と橋という障害を利用して、そこで遅滞に努めてシト村の部隊への支援を防ぎさえすれば、シト村奪取後の1Dとも混成団は合流できます

ミ村を占領されるのはとても痛いので、その意図があれば早期に発見できるようチ方面に偵察支隊を出しており、敵主力が来ていると判断されればニ村の部隊を転進させることもできるので対処可です

原案の考え方は、敵の接近経路で、敵が合理的に判断すれば混成団方向へ進む、という読みが根拠の全てですので、他の軌道について考えが不足しているのは原案ではないかと感じる次第です
最悪捨て駒になっても1Dの任務達成に寄与できる案か、最悪1Dの任務は失敗するだろうが敵を孤立させる案か、合理的な判断を重視して最大公約数的な何かを求める案か

そんなかんじかなという素人印象です

敵がどういう経路で来ようとも橋は渡らせないようにして、河川障害を十分に利用して対応することを主眼にした案ということで
[sage] 2018/10/26(金) 14:20:22.24:tU8Y5pcn
河川障害を挟んで敵と戦うのであれば、右より左の方が良いかと思います
また「障害は敵より遠くから超える」という考えで言えば、増援軍はハ橋を渡ってくる公算が高く、混成団を増援軍が重視した場合は原案のコースを取るでしょう

ということでやはり合理的に判断するのであれば原案のようになるのかもしれませんね

原案の不満は、敵がまっすぐ南下してきた場合の対処が記されていないことです
だからなんだかすっきりしないかんじです
[sage] 2018/10/26(金) 15:23:06.20:4i24yyoU
>298
>Lans氏の案で怖いのは、敵増援部隊が橋を渡ってしまったときだと思うのですが、どうなんでしょう

攻撃続行、押せれば押す(旧軍脳)
(既に1Dとの交戦開始後に後方からの攻撃、敵混乱は必至)
(そもそも、その混乱作為が主目的)

攻撃に対し、敵が本格的に反撃してきた場合、北方に向け転進!
(真意は後退や撤退ではなく、敵を誘引することで主戦場から引きはがすことを意図します)
(今度は敵が川を挟むことになり、我の防御に利する形になります)

なお、当時の砲兵の放列展開は時間かかります。
応急直射支援としての敵砲兵展開であれば、1D側への脅威にはならないと思います。

我が3Bは大損害を被る危険はありますが、敵を撃滅できれ本懐なり
(旧軍脳≒赤軍脳(必要な損害はそれを許容す)



まあ、敵が3Bに脅威を感じ、最初からこちらに向かってくるのであれば、途中で戦闘になるので
結局、私の案も原案の展開に近いものなると思うのですがw
(私のは敵が本来の増援を重視し前進するという仮定に基づくので)
[sage] 2018/10/26(金) 15:31:45.57:YukC2i1X
こっちをガン無視して南にどんどん来るなら後方遮断するだけだし
はっきり言って1番怖いのはこっちがまともにぶつかって粉砕されて援護も遮断も出来ない状態になることだからなぁ
川があっても7-8個大隊が決死の覚悟で突破してくるのに対してまともに布陣してぶつかるのは危険だろう
これがライン川とかドナウ川とかボルガ川ならまだいいんだが
明らかに大したことない川だぞ
[sage] 2018/10/26(金) 15:40:03.45:4i24yyoU
>301
想定条件が書いてあるよん

橋以外の渡河不能

きっとでかい河川なんだよ。
(教育用の想定だからね、白紙戦術であって現地戦術じゃないからね)
[sage] 2018/10/26(金) 15:41:14.59:RBegz999

>敵がまっすぐ南下してきた場合の対処
ヨ橋を渡ってレ村またはハ橋に向かって、あとはLans案と同じ
以外ありえる?
[sage] 2018/10/26(金) 15:52:47.88:YukC2i1X

いや渡河の不可を言ってるわけじゃないから
ライン川レベルだと砲兵の対岸攻撃すら条件が厳しくなるが
この場合は普通に砲兵支援くらい出来るだろ
そういう攻撃に対してどれくらいの防御力を持つ川かどうかの話
[sage] 2018/10/26(金) 16:30:35.20:4i24yyoU
>304
そもそも敵の砲兵規模が不明
砲兵部隊に関する記述がないので
大隊直轄の大隊砲程度とみるべきなのかも

また想定問題の目的に関係しないという判断で未言及なのであれば
過度に考慮する必要もないのかもしれません。
(想定出題者の意図として)
[sage] 2018/10/26(金) 16:38:06.57:4i24yyoU
まあ、白紙戦術というもの自体が、そもそもこんな感じなので
本来はウォーゲーミングこそが重要というスタンスなのです><

ウォーーゲーム(へいぎえんしゅう)なら、こんな議論しなくても
試してみれば良いだけですのでw
(ランダム要素が入るにしても、その行動の基本的な効果や影響、そして可能性くらいは見えてきます)
[sage] 2018/10/26(金) 17:39:53.72:YukC2i1X

どっちにしろ論点は混成旅団は7-8個大隊を河川で敵を阻止できるかどうかのつもりで書いたんだが
それに関しては思う所は無いの?
[sage] 2018/10/26(金) 17:56:55.69:4i24yyoU
>307
我は諸兵科連合の旅団で、敵は数は多く砲撃支援は多少あるものの、渡河は橋のみ
この状況なら勝算ありと思います。

こちらの砲兵は対砲兵戦に全力をあげて良いくらい。
橋という暴露した隘路を、通常の歩兵だけで攻撃するのは無謀
それこそMGの餌食

橋では和の優位を生かせません。

別部分での渡河や、戦車で押し切るなどの対策でもないと厳しいと思います。
[sage] 2018/10/26(金) 18:05:31.23:4i24yyoU
(ゲーム脳計算)
(敵は最大で7大隊、こっちは3大隊+α)
(相手は全部河川越の攻撃だから我の防御力は2倍だろ?)
(戦力比 7:3 が7:6=1:1だ)
(攻撃成功の確定には3:1、2:1で五分、1:1で防御有利)
(うん、いける)
(そうだ、我旅団の+αでコラムシフトとかダイスシフトの効果はルールブックに書いてないかな?w)
(あればもっと有利になるぜ)
(あと煙幕ルールとかないかな?あれば煙幕展張して敵の砲兵観測を妨害しちゃる)
[sage] 2018/10/26(金) 18:11:52.28:YukC2i1X
まあせいぜいその辺だろうな
もし破られたら後は簡単にシトの敵と合流される様な危険な状態で行うほどの確実性はない
[sage] 2018/10/26(金) 18:55:34.93:4i24yyoU
敵の可能性としては分散し、各所の橋に向かう可能性もあります。
そこで渡河し3Bの側背を突くという方法もありますが、そうなったら3Bは本格的に後退すればOK

そして、その時点で敵7-8大隊は分散で、初期目的であるシト付近の増強という任務に失敗
これはこれで我の任務は完遂

後は、シト村を掃討した1Dの追撃に任せましょう
(さらに、そのうち漏らしは、再度3Bが前進して食う)
[sage] 2018/10/26(金) 19:34:20.85:YukC2i1X
分散させるには当初の援軍としての目的を忘れさせるほどの驚異を混成旅団で感じさせないといかん
[sage] 2018/10/26(金) 22:36:48.17:tU8Y5pcn
大方出尽くしたかんじですかね

原案 : 敵の行動について合理的判断のもと有利な地形で接敵を可能とする判断
Lans案 : 敵がどのような行動をとっても敵を擾乱することが可能で、最悪の場合でも敢闘することで敵任務を達成させず、任務を達成する
284案 : 敵がどのような行動をとっても敵を拘束することが可能で、どの場合もある程度の損害は予想されるが、我が任務を達成する

といったことろでしょうか
結果は誰にもわからないので、声高に叫びましょう
我が案が最良であると

勝ち負けはないので叫んだ者が気分勝ち(全員の勝利宣言で幕を閉じる)
[sage] 2018/10/27(土) 01:10:05.04:2aNWfgzx
それでは結論が出たところで、次の問題に行きましょうか
ttps://i.imgur.com/Re1hZAK.jpg

因みにこの白紙戦術、偕行社記事という雑誌の1コーナーを昭和一九年度まで集めたモノなので、もしかしたら実際の陸軍と考え方が違うかもしれません
[sage] 2018/10/27(土) 02:31:39.51:4E2YZ9q3
夜間に2iを新井まで後退させ、翌朝より両翼と連携し敵主力を攻撃する

 任務は敵の殲滅であるが、戦力は拮抗しており難しい。敵との接触正面が広いので、前線を下げるか、我が方が有利な状況を作る必用がある
 主戦闘地域を下げることで敵火砲の密な範囲を逃れ、我が火砲の集中を容易にする。また、三方向からの攻撃を可能とする
 1Kは正面の敵を拘束し、敵が転進した場合は追撃する
 予備3iは左翼から中央を援護し、本山が占領されないよう特に留意する

所謂、釣り野伏せです
[sage] 2018/10/27(土) 04:13:08.42:Kgum3K/K
偕行社のメンバーは全員元陸軍将校だろ
[sage] 2018/10/27(土) 13:36:58.56:Cw6WvD9s
>316
>元陸軍将校

当時の偕行社は当時の現役も含まれます。
基本的に現役将校の寄稿です。

なお、東條英機が社長の時期もありますね
[sage] 2018/10/27(土) 14:12:34.11:fwsipxFB
我外出につき、夜半にて戦闘介入を予定す、
[sage] 2018/10/27(土) 17:25:36.23:fwsipxFB
とりあえず概要
315同様の引き込んで叩く案ですか、目標は敵左翼。我が左翼は拘束され、当初の反撃には参加不能。中央で引き込むのは、敵に防御適地を明け渡す事になる上に、後退は夜半到着の我が増援の待機位置であり、部隊蝟集で混乱の恐れありと認む。
[sage] 2018/10/27(土) 17:30:50.06:fwsipxFB
対して、敵左翼の引き込みであれば、部隊は妙高山麓に下がれる、さらに予備隊を砲兵前に展開し防御、そこに突進してきた敵に、夜半到着の増援が側面攻撃、さらに妙高山麓に下がった部隊も反転攻撃。
[sage] 2018/10/27(土) 17:35:35.25:fwsipxFB
敵が後退したら追撃しつつ、中央の敵側背に攻撃、合わせて中央部隊も攻撃開始。中央が潰れれは、残るは双方拘束中の敵右翼部隊を包囲撃滅!
[sage] 2018/10/28(日) 14:56:49.26:Z7Gk23UC
さて、再度まとめておきます。

1)明朝の段階
 ・1iは現状維持、敵右翼隊を拘束せよ
 ・2iは現状維持、新井村を確保維持しつつ攻撃の準備。
 ・3iは夜間のうちに1隊にて妙高山麓に予備陣地を準備
  明朝の戦闘再開と共に予備陣地へ後退し逆襲準備
 ・予備隊はIIA砲兵の前面に展開し応急防御
 ・2iBは夜半に到着後、新井後方にて攻撃準備(夜間到着、新井後方展開なので敵には存在を秘匿)

2)第一段階
 ・1iは現状維持、敵右翼隊を拘束維持
 ・2iは現状維持、新井村を確保維持しつつ攻撃準備
 ・3iは夜間のうちに妙高山麓に後退しつつ敵右翼隊を誘引
 ・予備隊はIIA砲兵の前面に展開し防御、砲兵は3iを追撃する敵右翼隊を猛射
 ・2iBは後退する3iを追撃してきた敵右翼隊に対し側背より攻撃

3)第二段階
 ・1iは現状維持、敵右翼隊を拘束維持
 ・2iは敵中央隊に対し攻撃開始
 ・3iは敵右翼隊に対し逆襲開始
 ・2iBは攻撃続行、敵が敗走したら追撃
[sage] 2018/10/28(日) 15:03:13.37:Z7Gk23UC
4)第三段階
 ・1iは現状維持、敵右翼隊を拘束維持
 ・2iは敵中央隊に対し攻撃続行
 ・3iは敵中央隊側面に攻撃
 ・2iBは攻撃続行、敵右翼隊追撃続行

5)第四段階
 ・1iは現状維持、敵右翼隊に逆襲開始
 ・2iは敵中央隊を撃破後、敵右翼隊に側面から攻撃
 ・3iは敵中央隊を撃破後、敵右翼隊の背後から攻撃
 ・2iBは敗走する敵右翼隊および中央隊を追撃、余力があれば1隊を敵騎兵を後方より攻撃
[sage] 2018/10/28(日) 15:16:32.11:Z7Gk23UC
命令としては

・1iは敵右翼隊を拘束しつつ、他隊の攻撃に合わせ攻勢転移せよ
・2iは敵中央隊を拘束しつつ、他隊の攻撃に合わせ攻勢転移、敵中央隊を撃破ののち、敵右翼隊を側面より攻撃せよ
・3iは翌朝の交戦開始とともに妙高山麓に後退、2iBの攻撃に合わせ反転攻勢、爾後、敗走する敵右翼隊の追撃は2iBに任せ、自身は敵中央隊の側背から攻撃せよ。中央隊の撃破後は敵左翼隊を背後から攻撃せよ。
・予備隊は夜間のうちにIIA前面に展開し、これを防御せよ
・2iBは3iを追撃し前進する敵右翼隊の側背から攻撃せよ、敵を撃破後は敗走する敵を追撃、余力あれば1隊をもって敵騎兵を後方より攻撃せよ

※追撃段階において3iの消耗によっては2iBとの任務を交換する
※状況によっては敵追撃はあきらめ、敵中央隊、次いで敵右翼隊への攻撃を優先し、敵全体の後退強要を図る
[sage] 2018/10/28(日) 15:19:53.53:Z7Gk23UC
全体構想としては
敵左翼隊を誘引し、増援部隊により側背から攻撃撃破したる後、順次敵中央隊、敵右翼隊を即背より攻撃し排除する。
[sage] 2018/10/28(日) 15:24:08.44:Z7Gk23UC
上記は敵が敵中央と右翼が戦闘意欲を失わないという最悪の場合を想定していますが、
まあ、多分、敵中央隊の攻撃に入った段階で敵は全軍後退を開始すると思われ、後はどこまで追撃できるか?になると思います。
[sage] 2018/10/28(日) 15:34:59.43:Z7Gk23UC
バリエーションとして新井村落は2iと2iBをともに収容可能な場合
1)夜間に2iは防御を2iBと交代(これなら、2iBは2段階目からの攻撃になり、 しばらく強行軍の疲れを癒せる)
2)3iを追って突出する敵左翼隊に対しては新井村落より2iが実施する
後も2iと2iBが代わるだけで基本構想は一緒
[sage] 2018/10/28(日) 15:40:05.31:Z7Gk23UC
ポイントは敵左翼隊を誘引し、側背から奇襲撃破する事で、もって敵との均衡を崩すこと
[sage] 2018/10/28(日) 18:54:20.36:I1BTkwya
Lans氏の案で怖いのは、敵左翼の誘引で、拮抗している中央の均衡も崩れてしまいそうなことですかね
特に、敵左翼を引き込んだ時はかなり中央が脆弱になってしまいます
敵にも予備隊がいるようですので、我の予備隊で中央まで補完するには難しいかもしれないのではないかと
中央を突破された場合、敵は道を通って機動の発揮が容易で、両翼の部隊も撃破される危険が大きい
中央を突破されたスレッジハンマーは無力ではないかと

敵右翼は地形の利があるのである程度は大丈夫
敵左翼は接敵がまだで、敵との距離もあるため準備が可能
ですが中央は接敵激しく、彼我の準備も済んでいるため、激しい戦場となっている模様

315案であれば中央で引き込むため、敵の弾着諸元等で修正が必用のところ、我は事前準備が可能
さらに両翼から火力を集中することができる
我左翼については予備隊で増強することができるので、高所からの火力発揮についても期待ができる
我右翼は損耗少なく、これも期待することができる
中央については損耗激しいが、夜半到着の増援により戦力増強、新井付近予備隊から引き継いで陣地構築も可能
部隊い集については、指揮所東部か新井北側にも地積があり対応可能


拮抗した状況を変えるため、明朝は敵予備戦力が中央に増強されることも予想できる
もっとも火集点となっている中央に増強するのが妥当と思われる 次いで敵右翼
その衝撃力を我中央部隊の誘引で緩和し、予備隊により我左翼を増強しつつ地形を利用することで保持
誘引して敵の火点から逃れつつ我が火力を集中し、これを撃滅する
[sage] 2018/10/28(日) 20:00:43.74:FbKQXXV0
文字だけで説明されると想像するのがめんどくさい
[sage] 2018/10/28(日) 20:56:01.58:4nVHBNDv
>328
>中央を突破された場合

2iBに側面攻撃された状態で敵が中央まで突破は無理
砲兵前の予備隊はあくまでも万が一の為と、2iBの側背攻撃を確実にする為の配置にすぎない

>315案
中央を後退させた場合、敵は新井村落という防御適地を手に入れる、これはどうするか?
村落は火力効果を大きく減ずる。

なお、Lans案の場合、敵の撃滅区域は宮田後方の開豁地で補足する。

>330
>文字だけで説明されると想像するのがめんどくさい

命令は文書で出される事も多い
これも訓練

(命令の地名を間違えて実施するエピソードは古今東西いくらでもあるです)
(そうならない為にも普段から訓練)
[sage] 2018/10/28(日) 21:10:55.72:FbKQXXV0

なんの為の訓練なの?
戦争で指揮をする予定でもあるの?
[sage] 2018/10/28(日) 21:11:01.43:4nVHBNDv
ttp://jump.5ch.net/?http://fast-uploader.com/file/7096284187125/
nihaha
[sage] 2018/10/28(日) 21:13:56.35:4nVHBNDv
Pass設定失敗したかも

再up

ttp://jump.5ch.net/?http://fast-uploader.com/file/7096284300230/
nihaha
[sage] 2018/10/28(日) 21:15:20.08:4nVHBNDv
>332
白紙戦術の意味を理解してないんじゃないか?
なぜ貴官はここにいる?
[sage] 2018/10/28(日) 21:22:26.29:FbKQXXV0

少なくとも戦争の指揮をする為の訓練の為にここにいるわけじゃないけど?
[sage] 2018/10/28(日) 21:35:38.75:4nVHBNDv
>336
では軍隊の命令や資料、戦記を「読める」必要はないと?
ここのスレタイを読み直した方がよいかもしれませんね。
[sage] 2018/10/28(日) 21:46:16.01:FbKQXXV0

俺は読むのがめんどくさいって感想を言っただけだけど
特に読む価値があるのかどうか読むまでよく分からない素人の文章はね
そういうのは"訓練"になるのかどうかも分からないしな
興味ある分野の資料や戦記ならいくらでも読みたい所だが
[sage] 2018/10/28(日) 21:51:04.94:I1BTkwya
満州の一般的村落ってどんなもんなんでしょう

広い田畑に点在する家屋
木造家屋であっても壁薄く平屋のみ
市街地だとしても高い建造物はなく脆い構造の建築物しかないのでは

村落が緊要地形になっているのは道が通っていて機動の発揮が容易であるだとか、周囲に地積があるだとかそういうことかなと
強固な地形があるかというとそういうわけではなく、挙げられた視射界については一理あるとはいえ、
その場所は彼我の激しい砲撃と攻撃によって焼け野原的な状況かと
それに我左翼の瞰制下にあるわけですしね

さらには、後退して誘引しても、その後すぐに転進攻撃するわけですから、敵は新井東端という地形に存在することはできても、
そこは我砲迫の支援を十分に受けて、行軍後に数時間の準備を得て突撃準備を済ませた2iBの攻撃にさらされます
後退してきた2iも2iBと入れ替わり準備時間を得て再編成を可能とし、さらに押し返すことも可能かと
もちろんほぼ無傷の我右翼と地形の利がある我左翼がおります

敵の両翼は我の部隊が抑えているので連携不良となり、突出した中央は支援も受けられず、カモなのです
[sage] 2018/10/28(日) 21:52:58.51:I1BTkwya
この図上演習がなんの役に立つかは置いといて
ワレワレハ コレガ タノシイノデアル

でも、観客がいたとして、その方が内容をよく知りたいというのであれば、それは確かに不親切に思えるかもですね・・・・・・
[sage] 2018/10/28(日) 21:59:32.35:I1BTkwya
いろんな人が資料を読んで、内容を語ったとき、意見交換して「それは違うんじゃないの?」とか「俺はこう思う」とかをやりとりすればより深く資料を読めると思う

特にこういう解説本というか、原案がある資料であってもその考え方の細部までは書いてないので、参加者で検討するのもまた一興かと
ほら、あなたも考えよ?(邪悪な笑みで出てくる案を待つ)
[sage] 2018/10/28(日) 22:15:07.67:kBJox7he

自分では勝手に敷地ごとに土壁で囲まれたプチ要塞を想像してましたけど、よくよく考えたら麦と兵隊のイメージだったのでコレだと徐州になっちゃいますね
満州も似たものだったりするのでしょうか?
[sage] 2018/10/28(日) 22:20:33.99:yvmdu1S/

図表が有る戦史は実は案外に少ないから、それが堪えられないならば
貴方はこの手の趣味には向いていないんだろう。
[sage] 2018/10/28(日) 22:32:18.98:FbKQXXV0

俺がいつ図表のない戦史は堪えられないなんて言ったんだよ
その読解力の無さの方が向いてない様に思えるぞ
いやむしろそういう風に自分勝手にどんどん解釈していって細かい事は考えない方が趣味としては楽かもな
[sage] 2018/10/28(日) 23:31:08.74:L/7reiKy

文章読むのが堪えられないくらいに面倒ならこの手の趣味への適正が無いんだから
同じことさ。

要は自分で地形を補完する位のフィールドワークの経験も無いし、
無い事を補うには何が必要かを判断する能力も無いし、文章を読んだ時に
内容について正誤を判断する能力も気力も無いって事だからな。

そう言う事を自学する事無く口を開けて待つタイプにはこの手の趣味は向いてない。
[sage] 2018/10/28(日) 23:47:41.23:FbKQXXV0

俺の事はともかく君は図上演習や戦史について考えるよりは
他人の事を否定する事に熱心なようだね
[sage] 2018/10/29(月) 06:57:23.31:WJMGiHTI

Lans乙
[sage] 2018/10/29(月) 07:52:39.50:HpOWoyd7

自分が言われた事への主語を大きくしても君以外は普通に会話が成り立っているから
無意味なんだよ。

何勝手に他の住人の代弁してるつもりになってる訳?w
[sage] 2018/10/29(月) 08:26:14.40:eHfg0c8N
2Bを分割して田山に向かわせてどうこうするのかなと思ったが全然違った。
[sage] 2018/10/29(月) 10:13:07.83:1uZLFOPf

だったら見るな
[sage] 2018/10/29(月) 10:35:28.46:9YBDGGKi

元々他人の趣味の適性について語る事自体が無意味なスレ違いで会話が成り立ってないんだけど
[sage] 2018/10/29(月) 10:43:49.71:+a+Doel1
>349
>2Bを分割して田山に向かわせてどうこうするのかなと思ったが全然違った。

それはそれで検討の余地ありだと思う。

主戦線をあと1日持久、その間に2iBを大きく迂回し敵騎兵連隊を側面から夜襲
翌日、2iBと自由になった騎兵連隊で、敵予備および砲兵を蹂躙
事後、敵後方から攻撃、合わせて1i~3iも構成転移

懸念は、あと1日持久という点かと
[sage] 2018/10/29(月) 11:04:23.08:UD8xdm//
問題なのは、そこが田山ではなく山田だということですね
[sage] 2018/10/29(月) 11:55:38.35:+a+Doel1
>339
>342
>満州の一般的村落ってどんなもんなんでしょう
>自分では勝手に敷地ごとに土壁で囲まれたプチ要塞を想像してました

私は「血と砂」あたりのイメージ
これも木造の当時の日本的村落に比べれば、十分に防御機能は高いように思ってました。
[sage] 2018/10/29(月) 12:39:47.93:HpOWoyd7

そりゃ君の事だな。

一人で「書いてある事を読むのが辛い」っていちゃもんを
態々書いているのは君だけなんだから。
[sage] 2018/10/29(月) 12:42:59.48:9YBDGGKi

でもその後lansは一応画像も上げてくれたじゃん
だからその件はもう終わっててその後に延々とお前は趣味への適性が無いと言い続けて粘着してる迷惑な人が居座り続けてるのが問題なんだよ
[sage] 2018/10/29(月) 13:33:23.92:/wpu+2lu

これに尽きてる。
[sage] 2018/10/29(月) 14:01:25.02:+a+Doel1
>357
だがしかし、なにより我々は自分たちが楽しむ為にやっているのであり、
決して観客を楽しませる為にやっている訳ではないのだ。

とはいえ、要求があれば、それなりに対応もするけどね
[sage] 2018/10/29(月) 21:16:02.40:tAAjgcby

山田甲八?
[sage] 2018/10/29(月) 21:47:17.43:Nm9Sc8ia
>359
昔は、横文はどちらから書いた?読んだ?

それが答えだ。
[sage] 2018/10/29(月) 22:41:10.73:/KVYySuy
落ち着いたところで正解?を

簡単にまとめると
部隊を主攻と助攻に大きく分ける
助攻は現在の戦線を維持し主力だと欺瞞工作
主攻および増援は山田方面へ回り込み敵左翼を攻撃する

ttps://i.imgur.com/XZHSfJP.jpg
ttps://i.imgur.com/EigtpDO.jpg
ttps://i.imgur.com/pUPWVIK.jpg
ttps://i.imgur.com/lbe48DB.jpg
ttps://i.imgur.com/D1uJ60k.jpg

との事でした。
[sage] 2018/10/29(月) 22:49:04.95:/KVYySuy
今回の説明の中にドイツの教本(連合兵種の指揮及戦闘)を参考にした文が入っていますが、本職さんは和訳してあるとはいえ海外の本も読むんですねぇ
[sage] 2018/10/29(月) 23:01:02.91:UD8xdm//
旧軍らしいものすごい敢闘精神と根性論を見た気がします

敵が夜間攻撃してこないだろうという推測のもと成り立つ作戦とはいえ、もし我が増援が到着する前に敵が夜間攻撃してきたらまさに死地
危険な賭けでも大部隊を運用するにあたってはこんな大胆な策を採るとは

これが決心ってやつなんですかね
[sage] 2018/10/29(月) 23:13:21.61:9YBDGGKi
海外の本も読むどころか海外の本の唯一の和訳が旧軍や自衛隊のどこかしらの部署だったりあるあるだからな
むしろ彼らは現在ではマイナーな海外の戦間期の様々な書籍に目を通してると思う
[sage] 2018/10/29(月) 23:14:01.87:UD8xdm//
315案としては、市街地は堅固であるという読み違えがあったとしても、原案は提案しづらいですね
Lans案も宮田を明け渡すことになっていますから、315よりは蓋然性が高いとは思いますが、敵の主力の攻撃目標足り得るかというと、助攻正面であるため、深く入ってこない懸念もありそうです

原案についてですが
包囲とする主力部隊は砲を有しつつ約15Kmの行軍をしてからの戦闘、さらに包囲のための機動と大忙しですし、残置部隊もかなりの劣勢での防御で苦戦するでしょう
万一間に合わなかった場合は我孤立の上、敵に有利な地形を占領され、任務失敗となってしまいます
敵に増援が来る兆候がないとはいえ、なかなかに大胆な決心だという感想です

共通して読みが一致したのは、彼我ともに夜間攻撃の必要性は低く、明朝が緊要な時期となる、ということですかね

助攻撃の助攻撃はないという言葉もありますので、私としてはLans案は半端かなと思っていましたが、原案は半端どころか針を振り切っていました
まさか作戦説明に歴史を取り出して精神論混ぜてくるなんて・・・・・・

とはいえ、こういう決心をすることが将としての役割ですし、成功して有能、失敗して無能、それだけですので、考え方が実戦よりだなと思いました
[sage] 2018/10/29(月) 23:34:57.41:/KVYySuy
「助攻が突破されても主攻にダメージは無いのでセーフ」的な事が書いてあるあたり、助攻は地獄ですね…

因みに定規で直線的に測ると新井から山田まで大体13.8km、諸兵連合部隊の移動速度は休憩込みで時速4km、夜行軍の際には概ね半減との事から時速2km、なので7時間程度かかる計算です
そして原案の午後9時から10時出発だと…到着は夜明けギリギリですねコレ


そういえば今年でた軍隊指揮も旧軍の翻訳でしたね、忘れてました。
あとこの本買うのも忘れてました
[sage] 2018/10/30(火) 06:58:08.97:Tk7MGkrz
実施せざるべからざるってすごい回りくどい表現だな・・・
[sage] 2018/10/30(火) 08:47:33.37:SveCnZhf
今北
原案は使える戦力全部引き抜いて残りは遅退、優勢な翼から側面打撃とすごい単純明快でソ連っぽさもあるけど、
3iはまだ戦闘を開始してないとはいえ、3iの予備隊に命令の到着が間に合うのか
[sage] 2018/10/30(火) 08:48:07.63:SveCnZhf
続)間に合うのかが怖いですね
[sage] 2018/10/30(火) 11:30:44.57:idMvlAuW

教範の「戦闘綱要」の遭遇戦の部第百九には
夜間攻撃の続行は要するに「状況による」としか書いてない。
で、じゃあその状況をどう判断するのよ?
ってのはこうやって偕行社の記事とか白紙戦術とか
兵棋とか実働演習とかで教えていった、と。
笑っちゃうのは、ドイツ軍の教範の方が具体的に
何をなすべきかを明示していることだなw

日本軍とドイツ軍の教範の書き方の大きな違いだ。
[sage] 2018/10/30(火) 13:14:29.54:idMvlAuW

>危険な賭けでも大部隊を運用するにあたってはこんな大胆な策を採るとは
初めて日本軍と戦ったマレーの英連邦軍とかフィリピンの米軍とかも同じこと思ったかもねw
(WW2では初めてドイツ軍と戦ったフランス軍とかアメリカ軍も同じこと思ったかも?w)
[sage] 2018/10/30(火) 18:10:47.08:j65ieywO
>331
これだけの迂回機動を当日夜間中に完了し、攻撃準備まで完了し、翌朝攻撃かぁ
しびれるなぁ、機動まにあうかなぁ?

私も>353で山田迂回案の可能性は出してますが、
その夜間中に機動しきれるとは考えなかったです。


でも、敵が同様の思考を持っていた場合、敵も部隊を【抽出】し我騎兵を撃破もしくは拘束し
山田から部隊迂回を画策するんじゃなかろうか?
下手すると、中山道の隘路で両軍主力が衝突するような気もする。

敵は地形上、夜戦不利を認識し、両者膠着、我も後退の気配なしなら、
綱領的判断をすれば、我同様に別部署にて攻撃を企図する可能性の方が、
進展のない正面攻撃するよりも蓋然性は高いことになるのではないか?
[sage] 2018/10/30(火) 18:12:17.89:j65ieywO
あ、>352 だった
[sage] 2018/10/31(水) 19:29:52.68:KaYjzAmf
原案を好意的に考えると
我軍は無抵抗で山田にまで行けるのに対して、敵軍は追分までに敵が一部隊いてしかも高台を確保しつつあるから簡単に突破は出来ず時間がかかる(撃破しても敵軍が中山道を進軍中なのはバレる)
なので主攻、助攻に分けて迂回しても時間がかかり過ぎて迂回中に助攻が撃破されるとか、中山道道中で遅滞戦闘などで足止めされるから敵軍は迂回しない…とか?

でも我軍が迂回する事は予測しそうだから、騎兵隊の増強ぐらいはしそうだけど
[sage] 2018/11/01(木) 10:57:30.34:OUggj24l
話題が止まったので新提案

冷戦時ソ連軍が70年代は
 戦略次元:敵戦力の段階的包囲撃滅を志向する消耗戦型
 作戦次元:戦術核および突進グループによる縦深における混乱作為を重視する機動戦型
 戦術次元:梯団超越無停止攻撃を行う消耗戦型
総じて「消耗戦型」と言えるのに対し

80年代は
 戦略次元:戦略重心の奪取による政治決着を志向する機動戦型
 作戦次元:OMGによる縦深に渡る混乱作為を重視する機動戦型
 戦術次元:梯団超越無停止攻撃を行う消耗戦型
総じて「機動戦型」といえるであろうことは何回も主張してきましたが

この戦争階層を分けた分析で、他の軍隊を見るとどうなるか?
議論してみません?

とりあえず、最初のお題は「WW2 独軍」で。

※別に完全に機動戦型(機略戦型)と消耗戦型に分ける必要もないと思います。
 なにか良い表現や分類があれば提案可という方向で。
[sage] 2018/11/01(木) 12:59:59.96:qxuWPZ7d
いろいろ考えるが、考えようにも自分自身そもそも詳しくないことに気づく。
[sage] 2018/11/01(木) 13:44:58.62:6Wz9b/wk
"70年代ソ連軍"とか"80年代ソ連軍"みたいな比較的大雑把な範囲かつそこまで大きく変革してない上に大戦争は経験しなかった体制の分類分けは
簡単と言うかある意味で抽象的印象的な物に落とし込めるから気楽だと思うけど
"第二次世界大戦ドイツ軍"の場合は限定的かつ比較的短期間に大きく変革してる体制で
更に大戦の数多くの実際の事例を考慮しないといけないし
その結果より具体的かつ説明的な文章にならざるを得ないだろう
みたいな数行の説明で万人を納得させる物が出来るだろうか?
[sage] 2018/11/01(木) 13:45:51.30:OUggj24l
>376
WW2 独軍といえば

委任戦術≒ミッションコマンド
電撃戦
機甲師団の創設
空地連携

などなど特徴的なキーワードがあり、一般的に機動戦の軍隊と言われてますが
それは正しいのか?なぜそういわれるのか?
を戦争階層に分けて再分析することで、より実態を理解しやすくなるのではないのか?

今後、現代米軍とかもらりたいのですが
機動戦の始祖≒電撃戦と一般的に言われてますが、さてこれをどう見るかが中心になると思います。
[sage] 2018/11/01(木) 13:50:08.28:OUggj24l
>377

>375も最初から数行で説明できた訳ではなく、何度も、何レスもここで議論主張してきた結果なので
最終的には、数行でまとめられれば御の字ですが、そこに行く付くまでに多数の議論が必要と思います。

なので、それをやろうという無謀かつ壮大な提案www

なお、WW2を何段階かに切っても良いと思います。
そこも議論すればいい訳で。
[sage] 2018/11/01(木) 13:50:52.46:njKLEiLf
あーなるほど
Lansのおっちゃん学者先生ですな
しかもエアランドあたりのドクトリン変遷を主に研究していらっしゃる
そんな先生ですなー
[sage] 2018/11/01(木) 14:04:05.23:OUggj24l
ではまずLansから

戦略次元:総統閣下の頭の中⇒機会主義かつ機動より(ただし実現性に乏しい)、あえて言うなら【機動戦型
       軍部⇒決戦主義 総じて【消耗戦型】


作戦次元:敵戦力の包囲殲滅、すなわちドイツ兵学伝統の殲滅を目指す【消耗戦型】
 ポーランドも、フランス戦も、バルバロッサも作戦目的は敵主戦力の後退を阻止して包囲する決戦志向

戦術次元:委任戦術による機甲部隊の敵後方浸透による混乱作為を重視する【機動戦型】
 WW1の浸透戦術の機甲化、その為の機甲師団であり、浸透後も支援火力継続の為の空軍支援
 バルバロッサなどでも敵突破後、敵後方を抜けて、敵退路の封鎖が装甲集団の任務になっています。
[sage] 2018/11/01(木) 14:06:07.27:OUggj24l
総じて【消耗戦型】になっちゃうなぁ

そして(軍事)戦略次元の混乱は、とても作戦術が機能しているとは思えない。


と一般論に盛大に水をぶっかけてみる。

反論 щ(゚Д゚щ)カモーン
[sage] 2018/11/01(木) 15:20:02.17:6Wz9b/wk
>戦略次元:総統閣下の頭の中⇒機会主義かつ機動より(ただし実現性に乏しい)、
>あえて言うなら【機動戦型軍部⇒決戦主義 総じて【消耗戦型】

これだけ投げっぱなし感がある
[sage] 2018/11/01(木) 15:55:27.01:OUggj24l
>383
だって、総統閣下の対ソ戦の戦略指導っていきあたりばったりの機械主義じゃん
他に書きようがない・・・

バルバロッサにしても主攻方面や目標をころころ変えてるし
レニングラードいけ、やっぱキエフだ、モスクワだ、翌年は戦争経済だブラう作戦だ

ポーランドや対仏戦のように決戦に成功し短期終結した場合は問題は露呈しませんでしたが
対ソ戦のように長期戦となると、季節毎にコロコロ変わって軍部は振り回されてます。
(末期になると手がつけられなくなったのは周知の通りかと・・・おっぱいぶるんぶるん)

ただ経済的側面を強調し敵の取られたら困るところを狙うのは確かなのです。
その意味では機動戦型。
でもその結果の累積で勝とうとする一面もあり累積戦略を志向してる節もあります。
(消耗戦≠累積戦略)

でもブラウ作戦とか遠すぎるだろ、無理だろと


大して軍部は作戦と戦略がほとんど同じで短期決戦(分けて考えていたのかも疑問)
ともかく決戦作為ありきで、ポーランドも最終的には敵主力を包囲撃滅できたので首都進撃

首都進撃は結果であり、本来の目的は終始敵野戦軍の撃滅

唯一、その意思を敵戦力撃破より政経中枢に向けた例がバルバロッサですが
その前面で総統閣下に振り回され、自らも包囲撃滅に現場が引きずられ。。。時間切れ、秋の泥濘到来
[sage] 2018/11/01(木) 16:04:06.60:OUggj24l
ただ、そのバルバロッサも【敵主戦力を包囲撃滅した後の首都進撃】が軍部の基本スタンス
[sage] 2018/11/01(木) 17:34:01.16:OUggj24l
敵戦力を撃滅さいてからでないと、どうせ側面から打撃され、とても首都までは進めないという認識が独軍にはあった模様
その為に、敵主力撃破が前提
その為の包囲
包囲の為に機甲部隊による浸透突破
[sage] 2018/11/02(金) 08:37:44.57:EJgpaUbh

まずデルブリュックのいう「消耗戦略」と
Lans定義の戦略次元における「消耗戦」の
定義の違いを明らかにしてほしい

ちなみにデリュブルックは軍事戦略と政戦略の一致
とか、戦略術?みたいなことを言ってるよね?
[sage] 2018/11/02(金) 09:51:04.49:QEyRXxJZ
>387
Lansの使う消耗戦は、機動戦:消耗戦 の対比で使われる消耗戦(あとりっしょんうぉーふぇあ)
敵戦力の物理的破壊を主とするもの
いわゆる殲滅戦はこっち

対して機動戦は、物理的破砕より機能的破砕を主とする(組織の破砕)マニューバウォーフェア
いわゆる麻痺戦もこっち

>戦略術
西側では政治と軍事の切り分けが激しいので、なかなか議論も進展してないようですが・・・
逆に東側は、旧ソ連\時代など軍事戦略と政戦略を司るのが同一層の為、一体化が激しく、これまた進展せず

最近になってようやく本格的に必要じゃねという認識が出始めてるようですが…
全てはこれからと思います。
(実は、経験則的に英国が一番進んでる(無自覚に体現)んじゃないかと個人的には思ったり)

なのでデルブリュックが示唆してても、まだまだ議論の余地は大きいと思います。
ここは政軍関係の在り方が大きく影響しますので、各国軍隊でも下手な議論は出来ないでしょうし。
[sage] 2018/11/02(金) 12:35:14.56:7rP8fyB5
それこそ市井の大学じゃないと論じられなそう。

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