akb skeでバトルロワイヤルしたら誰が生き残るか？
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/akb/1290028441
多田愛佳は号泣していた。
「玲奈…どうして…」
松井珠理奈は仲間であるはずの松井玲奈に襲われた事がショックだった。
しかも凄い形相で珠理奈の名前を呼んでいた。
自分が何かしたのだろうか。
珠理奈には全く心当たりがなかった。
そしてもう一つ気になる事があった。
「これ…何に使うんだろう…」
玲奈に襲われた時にデイパックは置いてきてしまったが武器である謎の石とスイッチはしっかり持ってきた。
珠理奈は必ずこれが何か鍵を握っていると思っていた。
「そんなのどうだっていいよ！」
愛佳は声を荒げた。
「私達も最後は玲奈ちゃんに殺されちゃうんだ…やだよ…」
今度は泣き始めた。
珠理奈は年上のくせに精神が幼すぎる愛佳に少し困った。
「多田さ…」
「喉渇いた！」
愛佳は突然叫んだ。
「泣いたら喉渇いたよ…」
デイパックは置いてきてしまったので当然飲み物などない。
かと言っても玲奈がいるかもしれないあの家には戻れない。
珠理奈は地図を開いた。
「北東のほうに井戸がありますよ。」
「井戸？水を汲む井戸？」
「そうです。多分ここからなら30分もかからないはず…」
「じゃあそこ行こう！」
愛佳は立って歩き始めた。
「待ってくださいよ！」
「珠理奈ちゃん、あたしね。」
珠理奈の言葉を遮るように愛佳が喋り始めた。
「あたし、さしこの分まで生きるよ。だって、そうしなきゃさしこ、きっとお空で泣いちゃうもん」
愛佳は力強く、だがとても寂しそうに言った。
珠理奈は愛佳が泣くのを堪えているのに気付いたが敢えて何も言わなかった。
「行きましょう。」
珠理奈が愛佳の手を引いたそのときだった。
ザッザッ
誰かが走る音が聞こえた。
「誰だろう…」
音がだんだん近づいてきた。
今もし玲奈の様な人間に近づかれたら確実に死ぬ。
二人は怯えていた。
そして音はすぐ目の前まで来た。
愛佳と珠理奈はお互い抱き合い祈る事しかできなかった。
二人が目を閉じ死を覚悟したその時、聞き覚えのある声がした。
「やっぱりらぶたんと珠理奈だ。無事だったんだね。」
「佐江ちゃん！」
「宮澤さん！」
目の前にいたのは篠田麻里子からなんとか逃げ延びた宮澤佐江だった。
【残り23人】
↑は45話です。
そして神島もっと！
だから主力級以外でそこまで生き延びたメンが神島の推し
前田敦子は大島優子がおかしくなってしまった事に未だショックを受けていた。
なぜあんなに芯が通って真っ直ぐな優子が…
改めて今の環境が異常な事を実感した。
「みかぽんもさきっぺも呼ばれてないや…でもすーちゃん…」
前田亜美は同期のメンバーがだんだん減っていく事にショックが隠せなかった。
「二人とも大丈夫ですか？元気だして下さい。」
渡辺麻友は自分もショックなはずなのに二人の心配をしていた。
「ごめんね、まゆゆ。」
敦子は気遣う麻友を申し訳なく感じた。
自分のが先輩だし年上だ。
私がしっかりしなくては。
敦子、亜美、麻友の3人は断崖までは行かないがかなり北まで来ていた。
断崖のほうは16時から禁止エリアになったのでそっちまで行くのは不可能だったからだ。
「これからどうしますか？私とあっちゃんのデイパックは置いてきちゃったし…」
亜美が二人に尋ねた。
「うーん…優子がまだ向こうをうろついてるかもしれないから戻れないしね…」
敦子は悩んだ。
みなみや才加はどこにいるのだろうか。
麻里子や陽菜もまだ名前が呼ばれていないし行方が気になった。
そういえばさっきここまで来る途中灯台のほうから何か聞こえた気がした。
銃声や爆発音ではなく何か心地よい音が…
「ねぇ、さっき灯台から何か聞こえなかった？」
敦子は二人に尋ねた。
「何かって何ですか？」
「えっ全然わからなかったです。」
二人とも分からないようだった。
やはり空耳だったか…
「ううん…空耳ならいいんだけど…」
敦子は気にしない事にした。
その時だった。
パララララ！
お馴染みのあの音が聞こえた。
「まずい！優子が追ってきたかも！」
束の間の休息だった。
敦子は地図を広げた。
「どこ行く？」
「水が足りないしこの井戸まで行きませんか？」
亜美が提案した。
井戸か…確かに麻友のデイパックの水では明らかに足りない。
それにまだ敦子達は東のほうへ行ってなかった。
「東のほうならたかみな達がいるかも…」
敦子はそれだけ言うと二人と共に足早に東の井戸に向けて出発した。
【残り23人】
心地よい音とは咲子さんフラグ？
神島最高だわｗｗ
Ａ：前田敦、前田亜、多田、大家、片山、小嶋、高橋、仲川、篠田
Ｋ：秋元、大島、宮澤、藤江、松井咲、横山
Ｂ：河西、小森、近野、平嶋、増田、渡辺
ＳＫＥ：松井玲、松井珠
合計２３名 Ａが多いな・・・
神島の推しは松井S
大家、片山、仲川 藤江 松井咲 近野、平嶋
大家、片山、仲川、藤江、松井咲、近野
殺人鬼
大島、松井玲、篠田、小嶋
勇者は死ぬと相場で決まってる
殺人鬼ってニュアンスおかしいよな・・・
×この殺人鬼！
○この 人殺し！
な、気がする
の対決だな
手負いの人間は何も出来ないよ
銃で打たれた奴がまともに動けるのか？
戦闘能力はもちろん頭のキレるメンが最終的に生き残る
サバイバルには体力と知恵が必要
その場にある限られたものでどう飢えをしのぐか
人の後について生き延びようとするメンは最後まで残れない
なっちゃん出てきたか？
もしかしたら外に音が漏れてしまうだろうか。
だがこうしてピアノを弾いてると心が落ち着く…
松井咲子は灯台の中にあるグランドピアノを一人で弾いていた。
すると、
パチパチパチ…
「さきっぺ上手。」
それを見ていた人物は静かに拍手をした。
「もう、仲川さんたら驚かせないでくださいよ。」
咲子は照れ臭そうに言った。
「だって本当に上手だもん。」
仲川遥香は笑顔で咲子に近づいた。
「あっ後ご飯だよ。」
遥香はついでのように言った。
時計は午後6時を回った。
少し早め夕食と言ったところか。
二人はピアノのある二階からリビングがある一階へ降りた。
「お二人共お疲れさまです。」
中に入ってきたのは見張りをしていた藤江れいなだった。
「お疲れ！誰もいない？」
遥香が尋ねた。
「はい。遠くから銃声とかは聞こえたんですけど人は来ませんでした。」
れいなは答えた。
その時だ。
「3人とも早く早く！ハヤシライス冷めちゃうよ！」
奥のキッチンから出てきたのは片山陽加だった。
「はーい。」
三人は口を揃えてリビングに向かった。
4人がここに揃ったのはつい3時間ほど前だ。
遥香と陽加は2時頃に二人で灯台に入り身を隠していた。
咲子とれいなはその一時間後に2人で灯台に入り2人を発見。
現在は4人でここに隠れているという訳だ。
灯台にはレトルトだが食品がいくつか合った。
ガスが使えたのでそれを陽加が調理した。
「いただきまーす！」
4人は一斉に声をあげた。
「美味しい！」
「さすがはーちゃん！」
「幸せ～」
3人は歓喜の声を漏らした。
「やだ、レトルトだよ～」
陽加は謙遜したが内心嬉しかった。
レトルトでもデイパックの不味いパンよりは大分ましだ。
「ねぇ、これからどうする？」
口を開いたのは遥香だった。
「このままだと3日で私達全員死んじゃうんですよね？」
れいなが暗い表情で言った。
「………………。」
しばし沈黙が続いた。
「でも信じるしかない。必ず何か生き残る方法があると思うし。」
陽加が沈黙を断ちきった。
「そうですよ…。希望を捨ててはダメです！」
咲子も陽加の意見に賛同した。
「4人で頑張ろう」
「痛いよ～！」
陽加がもう一度言う前に外から泣き声のような声がした。
しかもかなり近い。
「私…見てきます。」
れいなは恐る恐る玄関へ向かった。
【残り23人】
黙れ
スレがアガったからって不用意に書き込むとかおかしいって言ってるだろｗｗｗ
片山指原中田仲谷前田亜中塚野中奥小林香鈴木ま宮崎
LEVEL2脱落者
岩佐多田篠田松原田名部藤江松井咲米沢佐藤亜佐藤す
LEVEL3脱落者
大家板野梅田横山河西小森佐藤夏平嶋渡辺
生存者リスト
倉持明日香
小嶋陽菜
高城亜樹
高橋みなみ
仲川遥香
前田敦子
秋元才加
内田眞由美
大島優子
菊地あやか
仁藤萌乃
峯岸みなみ
宮澤佐江
石田晴香
柏木由紀
北原里英
近野莉菜
増田有華
みんな仲良く脱出しようよ
殺しあいなんてバカらしいよ
作者によりリアリティを求めてるだけだし
作品の質をあげるためだし
作品自体をばかにするようなものではないだろうし
冷静な意見だな
おまいのレスがなかったらフツーにアンチに見えるわ
まぁあからさまなアンチ意見はたしかにウザイとおもうけどね
ではネ申みてきます
お前のレスがバカらしい
死んでほしくないけど
れいなは恐る恐る玄関に近づくとそこには…………
「あっちゃ～ん！痛いよぉ～酷いよ～」
大島優子が足から血を流し泣きながら歩いていた。
良く見ると足だけではない。手や口にも血がべっとりついている。
大変だ！
優子は誰かに襲われ撃たれたが、がんばって一人で逃げてきたのだ。
そうれいなは思った。
れいなは優子を尊敬していた。
だから優子が危険人物だとは一切思わなかった。
「大島さん！」
れいなが大声で優子を呼んだ。「う～ん？れいにゃん？」
優子は涙と血で真っ赤になっている目でれいなを見た。
「大丈夫ですか？大島さん！酷い傷…誰にやられたんですか？」
れいなは優子の足を見て涙ぐんだ。
「あっちゃん。」
優子はさっきの泣き顔とは違い真顔で言った。
前田敦子…れいなは敦子の事も尊敬していたが殺人犯となっては別だ。酷すぎる…。
だがそれより先に優子の手当てが先だ。
「大島さん。中に入ってください！今、私と仲川さんと片山さんとさきっぺと4人でいるんです！」
れいなは言った。
「4人で…」
優子は目を輝かせた。
「はい！だから中で手当てを」「4人なら」
れいなの言葉を遮るように優子が続けた。
「4人ならまたいっぱい夢に近づくね。」
優子はニヤリッとした。
「れいにゃん大丈夫かな…外で誰かと喋ってるみたいだけど…」
陽加は心配だった。
「でも喋ってるなら大丈夫じゃない？殺人犯ならいきなり殺しにかかるでしょ。」
遥香はれいなが無事だと思いたかったその時。
パララララ！
「キャアアアアアア！」
れいなの声だ。
まさか殺人犯に襲われた？
「みんな隠れて！」
陽加が机に乗っていた食器を退かして咲子と共に机を縦にした。 もし銃で撃たれてもシールドになるという訳だ。
3人は机の陰に隠れた。
誰だろう…
3人が同じ事を考えた時、その人物は現れた。
「はーちゃん…はるごん…さきっぺ…どこ？」
あれは！
マシンガンを担いで中に入ってきたのはチームＫのエース大島優子だ。
まさか優子がれいなを！？
その時、優子がこちらを向いた。
机を見ている。
「そこにいるの…？」
まずい…3人は息を潜めた。
足音が近付いてくる…
咲子が息を潜め涙を堪えたその時、すぐ右に陽加でも遥香でもない顔が覗いていた。
「みーつけた。」
隣には血まみれの大島優子の顔があった。
【残り23人】
あ、はーちゃんも・・・
期待にこたえてくれ
小嶋陽菜 アイテム 鞭
高城亜樹 アイテム ロケットランチャー
高橋みなみ アイテム 手裏剣ヨーヨー
仲川遥香 アイテム 薙刀
前田敦子 アイテム サーベルタイガー
秋元才加 アイテム 鉄球
内田眞由美 アイテム 徒手空拳
大島優子 アイテム アナコンダ
菊地あやか アイテム 鉄扇
仁藤萌乃 アイテム スカンク
峯岸みなみ アイテム ライトセーバー
宮澤佐江 アイテム ククリナイフ
石田晴香 アイテム 手榴弾
柏木由紀 アイテム ステルス爆撃機
北原里英 アイテム 電気ウナギ
近野莉菜 アイテム プテラノドン
増田有華 アイテム ジャイアン
ただ間違えただけなのか気になる
ttp://i.telegraph.co.uk/telegraph/multimedia/archive/00788/TheShining_788880c.jpg きゃあああああああああああああああああああああああああああああ
神島もう全員殺していいよ…
垂れ目は生き残れない
神島ー、殺しあいはやめようよー
あり得るかな
最強タッグ結成
攻めの大島守りの小嶋で誰も敵わない
咲子はもう駄目だと思った。
「フフフ・・・さようなら」優子が引き金を引こうとしたその時。
「バーーン。」しばし沈黙が流れたが、咲子が恐る恐る目を開けると、
優子の腹が、真っ赤になっているのがわかった。
「うう・・・・・」バタン・・・。優子はそのまま倒れてしまった。
咲子は辺りを見回すと、片山がライフルを持っていた。
片山は、なぜか落ち着いていた。「咲子さん、大丈夫？」
手を差し出してくれた片山に、涙ぐみながら、「ありがとう」といって立ち上がった・・・・・・・
ttp://desmond.yfrog.com/Himg525/scaled.php?tn=0&server=525&filename=hwjk.jpg&xsize=640&ysize=640 
ttp://www.youtube.com/watch?v=T5BB3hSUROY 「大島さん…なん…で…」
れいなは優子が自分を撃った事を未だ信じられなかった。
あんなに芯の通った人間は世界中探してもなかなかいないだろう。
そんな優子が何故…
その時だった。
「キャアアアアアア！」
陽加達の叫び声だ。
まずい、優子にやられたのかも…
れいなは助けに行きたかったが体が痛くて動かなかった。
だがとにかく誰か助けを呼ばなくては…
れいなは重い体をを引きずって周りに誰かいない良く見た。
その時だった。
ザッザッザッザッ
こちらに誰か来る。
悪人かもしれないが今のままでは陽加達も皆優子に殺されてしまう。
とにかくこちらに気づかせなければ…
ザッザッザッザッ
足音が大きくなってきた。
れいなは苦しかったが声を振り絞って叫んだ。
「助けて！大島さんに殺されちゃう！」
近付いてきた人物がこちらに気付いた。
「れいにゃん…？」
声が届いた！良かった…
だが…
「いや…れいにゃん血まみれ…ともも殺されちゃう！いやー！」
近付いてきた河西智美はそう言うと南のほうへ走り去ってしまった。
「待って……河西さん…待って……」
れいなの精一杯の声は届かず既に智美の姿は見えなかった。
「そんな…河西さん…」
れいなは絶望した。
最初で最後のチャンスだったのに。
その時、灯台から一つの影が現れた。
「いや…いやー！」
れいなは泣き叫んだ。泣く度に胸が苦しかった。
「れいにゃんもすぐに一緒に遊ばせてあげるよ。」
大島優子が左手に持っている三つのボール。
いや、正しくはそれは陽加と遥香と咲子の生首だった。
れいなは目を閉じた。
本当はもっと生きたかった…
「さよなら、れいにゃん。」
パララララ！という音と共にれいなの意識は途切れた。
【残り19人】
それは大島じゃなくて篠田だよｗ
優子は腹を抱えながら叫んだ
片山を睨みながらその場に倒れこむ優子
その光景を見ながらどこからか聞こえる薄笑いの声
「クスクスクスｗ」
「やっと厄介なのがいなくなったねぇ」
「あぁ…大島には散々痛い目に合ってきたからな」
「私たちが直接手を加えないで殺れるってラッキーじゃない？」
「ふｗラッキー？全て作戦通りだよバカ」
「まぁどっちでもいいじゃん で、次は誰をやるの？」
所々ニックネームが気になるけど（河西のともちゃんとか小森のみかぽんとか）、ストーリーは楽しみなので頑張ってくれ！
未登場のなっちゃんや近野は単独行動してるのかな？
中川典子 こじはる
川田章吾 麻里子
桐山和雄 玲奈
相馬光子 ともちん
三村信史 さえ
杉村弘樹 たかみな
千草貴子 まゆゆ
内海幸枝 うなちゃん
国信慶時 辻野
坂持金発 秋豚
ちょっとウケたｗ
相馬麻里子
優子は・・・
もう見る価値ナッシング
辻野誰だよｗ
杉村はオカロっぽい
か
そして乙
てか小説の優子が似合いすぎて怖いｗｗ
大島むかつく大島むかつく
また暴走族か
AKBの曲名が随所でキーワードとなっているのがいいね
七原：高橋
中川：前田
川田：秋元
桐山：玲奈
三村：大島
相馬：板野
杉村：宮沢
千草：篠田
琴引：渡辺
坂持：康
孤児院の人：小嶋
のイメージだった
ふふふ・・・
中川：前田はないわー
典子さんは誰にでも優しいのに後輩に興味ない前田は違う
贅沢をいえば、狂気を秘めたギャグ要素、ギャグとして表現する狂気の表現を期待する。
大家が本格的な料理を作り、それを平嶋が食べまくっている
窓から羨ましそうに眺める近野はヨダレまみれで、この世のものとは思えない不細工さだった
あまりの不細工さに腹を立てた大家は、手元にあった包丁を近野に投げ付けた
パリリリリン！
包丁は近野に突き刺さり、割れた窓ガラスの破片が大家に降り注いだ
二人とも即死だった
突然に訪れた閑散の中、平嶋の声だけが豪邸に鳴り響いていた
「メシー、メシー」
その二時間後に平嶋餓死
それこそまゆゆっぽいな
まゆゆいいねw
途中で発狂してアニメのキャラに変身
この２人が組んだらヤバイなｗｗ
前田と高橋で倒すのかな
なっちゃん優勝でおｋ
俺もなっちゃんみたいに餓死しそう
その後・・・
なっちゃん｢人も生でいけるぜ・・・｣
喰い尽くして優勝
みゃおと本当の意味で喰うか喰われるかの勝負だな
大変だったが石田晴香と倉持明日香の遺体は近くにあったスコップで穴を掘りそこに埋めた。
理由は二人に安らかに眠ってほしいからだったがその反面、また明日香の様に勘違いされたら堪ったものではないからだった。
そして、墓を作る前にみなみの肩を治療したのだがその時に気になる事があった。
「首輪の裏のアルファベットって何なんでしょうか？」
美果がみなみに尋ねた。
「わからない…もう一回何が書いてあったか教えて？」
「えっとまず名前です。Minami Takahashiってローマ字で。後は大きくアルファベットでＡと。それと小さな穴がありました。」
名前とアルファベットと穴…
みなみはさっぱりわからなかった。
だから代わりにみなみは美果の首輪の後ろを見た。
するとMika komoriとローマ字で名前と数字で大きく４と書かれていた。後は小さい穴だ。
みなみのＡでチームのアルファベットかと思ったが美果の４とはなんだろうか。
みなみはさっぱりわからなかった。
念のため明日香と晴香の首輪を見たが名前と小さな穴、そして二人とも数字の４と書かれていた。
「なんで４？私はＡなのに。」
「秋元先生が個人的に死んでほしい人は４にしたとか…」
美果は自分で言っておいてさすがにそれはないだろうと思った。
「うーん…とりあえず他の子の首輪も見なきゃわからないね…」
もしかしたらこのゲームを謎解く鍵かもしれない。
ほんの少しの希望もみなみは捨てたくなかった。
「とりあえず治療もしたしお墓も作ったし移動しよう。」
みなみは提案した。
「どこに行きますか？」
「うーん…」
提案はしたもののみなみは特に考えていなかった。
「私このみかん畑いきたいです！」
美果は地図でいう教会の隣にあるみかん畑を指差した。
「みかん畑か…なんか美味しそうだしいってみよっか！」
みなみは美果の提案に乗った。
放送では前田敦子の名前は呼ばれなかった。
「会えるといいな…」
みなみは呟いた。
【残り19人】
続きが気になって明日から学校生きたくないｗｗ
そういうのあってもいいと思う
www
即死とかじゃなくて自分のした事を思い出して、泣きながら死ぬ展開とか号泣
発狂同士優子とタッグ組めばいいのに
らぶたんだけorz
馬鹿なみなみが私を信用したから亜美菜を殺せた。だが誰かがみなみを助けたのだ。 しかも私の足に怪我までさせて…
その後秋元才加を見つけた。
あいつは絶対厄介だから早く殺したかった。
でも足を怪我した私は才加の足には追い付けなかった。
銃弾が当たったかもわからない。
極めつけは河西智美と宮澤佐江を取り逃がした事だ。
河西はともかく宮澤も後に残したら確実にやっかいな女だ。
早めに殺したかったのに…
篠田麻里子はイライラしていた。
どいつもこいつも逃げ回りやがって。
最初にルールで戦えって言われてんだろ。
「絶対あたしが優勝する…」
麻里子は独り言を言いながら北の方を歩いていた。
遠くで銃声は聞こえるが誰もいない。
人数も少なくなっているのだろうか。
そこに何やら怪しげな洞窟を見つけた。
「洞窟なんてあったんだ。」
良く見ると人が通れるくらいの大きさはゆうにあった。
中が広ければ隠れることも可能だろう。
麻里子は思い切って入る事にした。
中は暗い。
外がだんだん暗くなってきたせいもあるのだろうが。
「あっ！」
洞窟の奥になにやら見覚えのある物を発見した。
デイパックだ。
誰かがここに隠れているんだ。
そう麻里子が悟ったときだった。
「銃を捨てな。」
後頭部に冷たい感覚がした。
恐らく拳銃だ。
麻里子は言う通り持っていた銃を下に捨てた。
「ごめんなさい、私戦う気なんてないんです！」
麻里子は精一杯可愛い声で言った。
「へぇアンタが。意外だね。」
聞き覚えのある声がした。
「もしかして…陽菜？」
麻里子はデビューからずっと同じチームAの小嶋陽菜だとすぐに分かった。
「陽菜…会いたかったよ！」
麻里子は後ろを向こうとしたが
「動くな！」
陽菜が叫んだ。
「陽菜…どうして…」
麻里子は精一杯涙ぐんだ声で言った。
「麻里子。あんたがやる気なのはなんとなくわかるんだ。だって入ってきた時すごい慎重に銃を構えてた。もう何回も戦ってる証拠だよ。」
陽菜の言っている事は当たっている。
誤魔化せない。麻里子は思った。
「陽菜…実はそうなの。私ね、たかみなに襲われて足を怪我したの。」
麻里子は怪我をした足を押さえた。
「だからたかみなにまた襲われるんじゃないかって怖かったの…」
麻里子はまた涙ぐんだ声を出した。
【残り19人】
「そ、そう」
「えい、ミカンの汁こうげきいー！」
その刹那、みなみの視力は一時的に失われた。迫りくる優子を見つけられなかったのはそのせいだ。
パララララ！
視力が戻ったとき、みなみは既に地に伏し、体は蜂の巣状態だった。
みなみは自分よりも小森の心配をし、ミカン畑の方に目をやった。
小森は茫然自失の表情でこちらを見ていた。
しかし優子は小森に気付いてない。
小森はミカンの木とまるでカメレオンのように一体化していたのだ。
薄れていく意識の中、パララララ！ とまた打たれ、止めをさされたみなみの顔はしかし、笑っていた。
小森のだじゃれがおかしかったからだ。
神島続きお願い
一行目でわかる
小森かわいいｗ
「みーちゃんが殺されちゃった・・・えーん」
とかいうキャラじゃないのか？ｗ
全体に人物の動きが不自然すぎるｗｗ
この作者友だちいないだろ（＾０＾）
篠田は怪我してるから一刻も早く休みたかった
４→今のところ小森？、８→？
一人だけを残すのではなく、A・K・B・4・8で、各五つの文字で刻まれた者5人を最終的に行き残させるとか？
増えすぎたAKB48を大幅に減らすのが目的？
でもそうすると無差別な殺しやSKEの珠理奈と玲奈の扱いが謎となる…。
わかんねえや！
それって首切り落とすしかないやんすか…
予定の坂持の部下は全部研究生か
この２人は画になる
「こんなあたしを信じてくれるんだ」
陽菜の優しさに改心した麻理子の泣き声が狭い洞窟に響き渡っていた。
それをいち早く聞きつけたのは優子だった。
ミカン畑のすぐ奥に洞窟があったのだ。
先ほど優子の放った銃声は幸いにも「パララララ」という目立たないものだったので、陽菜も麻里子も気付かなかったのだ。
優子は早速洞窟の入り口に向かい、マシンガンを内部に放った。
パララララ！
麻里子も陽菜も即死。優子は悠々とその場を去り、小森はまだミカンの木になりきっていた。だんだん楽しくなってきていた。
小森ｗ不覚にも笑えるｗ
にげるんだ！！！はやくー
実際にバトロワになったらすぐやられそうだと思うけど。
「優子さーん」とか言ってそうw
なんとこじはるが動いた！
生きていたのだ
みたいなw
小嶋陽菜は冷淡にそう言った。
このままではまずい。
「だからお願い！殺さないで！私陽菜の為になんでもするから！」
麻里子は今度は涙を流して言った。
我ながらナイス演技だ。
「なんでもね…じゃあまずここに土下座しな。」
陽菜はそう言った。
チャンスだ。
とりあえず正面を向かなくては何もできない。
麻里子はムカつくが言う通りにした。
「そこで私は小嶋陽菜さまに一つも勝っている部分はありません。只のウドの大木ですって言いな。」
麻里子はキレそうだったが感情を抑えて涙を流しながら言った。
「オッケー！それが聞きたかっただけだから。じゃっバイバイ麻里子。」
陽菜は麻里子に銃を向けた。
さすがに絶体絶命だ。
こんなところで死にたくない…
麻里子は思った。
だが陽菜は銃の引き金をひいた。
バンッ！
という音が聴こえる…………と思った。
だが実際に聞こえた音は………………………………カッ
「えっ？」
陽菜は驚いた。
まさか？
そう。陽菜は峯岸みなみと佐藤すみれを殺した後弾を補充し忘れたのだ。
そんな…
陽菜が絶望しているその瞬間を麻里子は見逃さなかった。
宮澤佐江から奪った回転リボルバー式の銃を腰から出し陽菜を撃った。
バンッ
「キャアアアアアア！」
陽菜の肩に当たり陽菜は倒れた。
「小嶋！あんたってほんっとーに馬鹿だよねえぇぇ！弾を補充し忘れるとか小学生かよ！」
麻里子は倒れた陽菜を嘲笑った。
今度は陽菜の額に銃口を突き付けた。
「あたしさ。あんたに言いたい事いっぱいあったんだ。死ぬ前に聞かせてやるよ！」
麻里子は陽菜の前で大声で言った。
「顔丸い、顔でかい、整形、しゃべり方がウザイ、態度でかい、ぶりっこ、ヤリマン、腹黒、デブ、ブス、枕、落ち目。あと、あ・た・ま・が・わ・る・い！」
麻里子は左手の人差し指で陽菜の頭を突つきながら言った。
「ばいばい。にゃ～んにゃん。」
バンッ
「くそぉっ！麻里子おぉぉぉ！」
陽菜の断末魔は洞窟中に響いた。
【残り18人】
神島鬼畜すぎる最高
小嶋は織田だったかw
麻里子が陽菜に最後に言い放った言葉もまた、洞窟内で反射し続けていた。
「顔丸い、顔でかい、整形、しゃべり方がウザイ、態度でかい、ぶりっこ、ヤリマン、腹黒、デブ、ブス、枕、落ち目。あと、あ・た・ま・が・わ・る・い！」
あれ？これ私のことでもあるじゃん、と麻里子が気付いた後も、麻里子が陽菜に放った言葉は反射し続けていた。
10回目の反射で麻里子は発狂し、20回目に麻里子は叫んだ。
「誰だよお前！」
そう言い放った声は20回以上も麻里子を罵倒し続けたあの声と同じだった。
「お前か！」
そう言って麻里子は自分の口に銃口を向け、ゆっくりと引き金を引いた。
パララララもミカンも出さないなら書く意味がないね
にゃんー
あとは淡々と殺すだけか
わからんぞ にゃんの亡骸を見て正気に… ないなｗ
で前田に殺られるんだ
それとも・・・
止まらない優子は前田高橋に殺されて終わりかな
これは多くの読者に篠田のほうが負けると思わせる高度な叙述トリックだ！
残虐シーンなのに・・
不覚にも麻里子様の暴言クソワロタｗ
推し変するわ
研究生は参加してないのだ
にゃんにゃん死ぬの早いよにゃんにゃん
じゃあ康の部下誰だ？
メンバーも偏ってないし
何より配役がぴったり
胃あたりを撃ったんだろ
とろいけど
俺は推し死んだがめちゃくちゃ次が楽しみでしかたない！
神島ありがとう！
意外と頭いいの知ってる人はあんまりいなそうだし
アンチにいちいち対抗しなくていいよ
AKBでそういうのすらないのは高橋か佐江くらいじゃね
高橋宮澤ヲタ乙
あのオカロでもあの様だし
あなたがいてくれたから
何て素敵な世界に生まれたのだろう
とか聞きながらこれ読んでみろ
感動するぞ
聞きながら読んでたけどもういない・・・orz
Ａ：前田敦、前田亜、多田、大家、高橋、篠田
Ｋ：秋元、大島、宮澤、横山
Ｂ：河西、小森、近野、平嶋、増田、渡辺
ＳＫＥ：松井玲、松井珠
未登場 大家 近野 平嶋
すげえ。一部を除いてほぼ全員主力級のメンが生きている。
あれは鬱陶しいにせものが書いたやつだよ
やはり今回も麻里子vsこじはるだったか
そういえば同人ネットゲームでバトルロワイヤルがあったが、
全員AKB名でやったら面白そうだな。
最近の流行的な推されメンを掌握しているな。
マジで更新待ってる
今だれとだれが一緒とかよくわかる
篠田は持ってそうだけど。
小嶋と前田は持ってなさそうだよね
惹かれ合った心
草原に風が吹いた
愛しい人よ
神島も無理せずに頑張ってくれ
街のふちに夜明けがやって来る
今53話のせますね！
ちなみに今までの文章は全て保存してありますよ。
一部書き込むときに改行が多いとか出るので行を詰めたり、誤字脱字を発見して直した物はありますがほとんど一緒です。
楽しみ
生暖かく見守っていただけるとありがたいです。
途中で終わったらショックなんで
ゆっくり深呼吸してやってってください
でも冨樫るのは勘弁してください
高橋＋小森 Ｗ前田＋渡辺 多田＋松井珠＋宮澤 増田＋横山
現時点で1人
秋元 大島 河西 篠田 松井玲
未登場により不明
大家 近野 平嶋
高橋組は教会とみかん畑へ移動中 前田組と松井珠組はそれぞれ井戸へ移動中
増田組は診療所へ移動中
自分のペースでもちろんいいので最終話まで期待しているぞ
小野
大麻
wktk
優子だけじゃなくて麻里子もゲームに乗っている。
秋元才加はどうにか麻里子を振り切り山の展望台のふもとの近くを歩いていた。
死亡者の名前が呼ばれたが有華の名前はなかった。
だが同時に優子や麻里子の名前も…
そして才加が会いたい佐江やみなみの名前もなかった。
「みんな何処かでまだ生きてる…。」
才加は希望を捨てなかった。
才加が歩いていると人影が…倒れている！
もしかしたら優子や麻里子にやられた人かもしれない…
才加は倒れている人影の元へ急いだ。
あれは…
「きゃっ！」
倒れている人影には首がなかった。だが、すぐ横に首らしき物が落ちていた。
才加は恐る恐るその生首を確認した。
「真奈美！」
元チームＫで最年少の奥真奈美だった。
才加は真奈美の体をを抱き寄せた。
左手に何かべっとりしたものがついた。
「これは…」
それは紛れもなく真奈美の血だった。
「そんな…真奈美…」
才加は泣いた。
こんなに小さな子がこの糞ゲームの犠牲になっている。
才加は初めて真奈美と会った日を思い出した。
まだ小学生で幼かった真奈美。
ちゃんとダンスをしない真奈美を叱って大堀恵と喧嘩したこともあった。
どれもかけがえのない思い出だ。
そんな真奈美が今腕の中で無惨にも首と体がバラバラになり息絶えている。
私が止まってないでもっと歩いていれば真奈美に会えたかもしれないのに…
才加はこの糞ゲームを恨んだ。
「絶対に許さない…絶対私がこんなゲーム潰してやる！」
才加は思わず口に出してしまった。
「秋元さん…」
才加は怒りで周りが見えていなかった。ほんの20m先くらいに人が立っていた。
誰だ？
才加は声がするほうに視線を向けた。
目の前にいたのはチーム編成前に最後にチームKに加入した近野莉菜だった。
「近野！あんたも無事で…」
「その死体…？」
才加が言い終わる前に莉菜が続けた。
才加は真奈美の遺体を抱きしめたままだった。
「私が来たらここに真奈美の遺体が…私も信じられなくて…」
才加は涙を拭った。
莉菜は少し戸惑ったが
「まぁちゃん…でも信じます。秋元さんですもんね！」
と笑顔で言った。
首と体がバラバラの死体を目の前に笑顔でいれる莉菜のポジティブさは逆にすごいが…
「ありがとう。近野が無事で良かった。」
才加も笑顔を作った。
【残り18人】
枕殺せや
ドラマ自体もマジ泣きした
まとめありがとう
狂気の間のほのぼのとした瞬間は最小限必要だ
才加は驚いた。
「そうなんですよ！ミルクとかも合っておいしかったですよ～。」
莉菜はゲームが始まり分校を出た後、民家の近くにある農家の家で寝ていた。
うっかり寝すぎて一回目の禁止エリアや死んだ人の名前を聞き逃したそうだ。
「だから迂闊には動けなかったのね…」
この状況でそんな爆睡できる莉菜が才加は逆に羨ましかった。
「そうなんです。もし禁止エリアに行っちゃったら危険だし…それに農家はミルクや食料なんかもあって過ごしやすくて…」
この状況で過ごしやすいも何もあるだろうか。
莉菜のポジティブシンキングにはいつも驚かされる。
「じゃあさ。」
才加は尋ねた。
「なんで農家の家を出たの？安全だった訳でしょ？」
確かに。農家の家は禁止エリアにはならないし動く必要はないはずだ。
「それが…」
莉菜は話し始めた。
「麻里子が！？」
才加は驚いた。
莉菜の話によると莉菜が農家の家で寝ていたところ篠田麻里子が入ってきて家にある医療セットを持っていったというのだ。
「それで声をかけようと思ったんですけど…」
麻里子は独り言を言ったそうだ。
「絶対殺してやる…。」
「それで怖くなって…篠田さんが行くのとは別方向に逃げたんです。」
そして歩き回っている内に才加を発見したとの事だった。
医療セット…つまり麻里子は怪我をしている？
そういえば私が逃げたら麻里子は必要以上に追っては来なかった。
それは怪我をしていたから？
「とりあえず、禁止エリアと死んだ人を書いておきな。教えてあげるから。」
才加は莉菜に重要事項を教えると自分の身に今まで起こった事を話し始めた。
さっき首輪を回収した死体の近くにレーダーの光が2つ反応した。
動いているという事はまだ生きている。
「珠理奈かも…」
松井玲奈は松井珠理奈を殺す場面を想像しながら足早に光のほうへ向かった。
【残り18人】
オカロはスペック的に最終付近のメンバーの筆頭だと思うけどな
でもたぶん最後までは生き残れないタイプだと思
高橋 前田 大島 篠田 秋元 チカリナ 玲奈or珠理奈
最終寸前で残っているであろうメンバー
高橋 前田 大島 玲奈or珠理奈 チカリナ
たかみなもそのタイプだな
たぶんあっちゃんを庇って死ぬと予想
近野莉菜は信頼していた大島優子がおかしくなってしまった事にショックを受けた。 「私も優子がおかしくなった事は信じられなかったよ。いや、今でも信じられない…かな。」
才加は悲しそうに行った。
「そう言う訳で私は有華と佐江とたかみなを探してる。近野も一緒に探さない？このゲームを潰す作戦を考えるんだ。」
才加は力強く言った。
「いいですね…はい！ついていきます！秋元さん！」
莉菜が笑顔で答えたその時だった。
「はああぁぁぁ！」
声と同時に才加達に何者かが突進してきた。
「きゃっ！」
才加は間一髪その突進を避わした。
才加の目の前にギラリと輝く刃のような物が見えた。
「キャアアアアアア！」
それと同時に莉菜の叫び声が聞こえた。
「手が…手が…」
莉菜の左腕は手首から先が無くなっていた。
手首から先を失った莉菜の手首からは血が吹き出していた。
そして才加は突進してきた人物を見た。
SKE48の松井玲奈だ！
「両方とも…珠理奈じゃないか…」
長い黒髪を二人見た玲奈はどちらかが珠理奈だと思ったが残念ながらその予想は外れていた。
莉菜は手首から先を失った事に何がなんだかわからない様子だった。
「手無くなったの？え？」
「うるさいなぁ。」
玲奈は莉菜の肩から斜めに斬った。
「うぁ！」
莉菜は仰向けに倒れた。
「近野！玲奈ちゃんこんな事はやめよう！私達が争う意味なんてない！」
才加は説得したが玲奈の耳には届かなかった。
「私、珠理奈を殺して優勝しなきゃ…………だから死んで！」
玲奈が日本刀を両手に持ち襲いかかってきた。
「くそっ近野ごめん………」
才加は玲奈とは逆方向に全速力で走り出した。
「待て！あっ」
玲奈は才加を追う前に莉菜の首輪を確認した。
「こいつも違う…」
確認し終わると全速力で才加を追いかけた。
【残り17人】
太刀筋といいもう玲奈最強なんじゃないかと思えてきたｗ
神島と神島ファンのお前らおやすみ
そして集めた首輪とじゅりなの武器を組み合わせないといけないとか
教えてくれたら俺も合わせるんだけど
ちょっと見に行ってみる。
そろそろボスは絞ってもいい
変身するんかいｗｗ
レーダー＋銃って、まともな思考能力残ってれば最強だよな
全部で120通りの音が！
だから弱そうに見えて実は強いやつが生き残ると当たり前のことが言いたくなった
でも実際はマークされてもみんなまとめて蹴散らすやつがいたりするんだよな
多分あと2、3話は出せると思います。
皆さんの応援の書き込み、すごい励みになります。
先ほど最終的に生き残るメンバーと結末を決めました。
ラストまでがんばって書ききりますのでよろしくお願いします。
二人が出会った場所と診療所は正反対の場所にあったのでもし普通に歩いたとしても2時間くらいはかかるところだ。
休み休み行った二人は出発してからゆうに3時間は経過していた。
だが、診療所まではあと少しだ。
「もうちょっとですよ。有華さん。」
「ありがとな。由依ちゃん。」
二人は歩いてる時にお互いの身の上話などたくさんしたせいか、かなり仲良しになっていた。
由依も最初は増田さんと呼んでいたが今は有華さんと呼んでいる。
「それにしても誰にも会わへんかったなー。まぁ優子や危険な子に会わなかっただけ幸いやけど…」
「そうですね。もう26人しかいないし遭遇する確率も減っていますもんね。」
由依は相変わらずマイペースな京都訛りで言った。
「才加…大丈夫かな…あっあれちゃう？」
有華は診療所らしき建物を発見した。
「やっと着きましたね！」
二人はかなり歩いたので疲れていた。
「なんか銃弾の跡があるんやけど大丈夫やろか…」
有華は心配になり診療所の壁に耳をあてた。
音は聞こえない。人がいる気配もなかった。
「入って…大丈夫ですかね…？」
由依も心配だったが早く有華の手当てをしたかった。
「入ろう。きっと大丈夫や。」
有華は診療所のドアを開けた。
「なんやこれ…」
診療所の中はめちゃくちゃで薬が散乱していた。床やドアには血がついたような痕がある。
一体何があったというのか。
「治療できるかな…」
由依は落ちている薬や使えそうなものを探した。
有華はとりあえず足が傷んだのでベッドに座る事にした。
「何があったんやろ…才加や佐江は大丈夫だろうか。」
有華は不安になった。
その時だった。
突然診療所のドアが開く音がした。
「はぁっはぁっはぁっ…」
荒い息が聞こえる。
有華はベッドから立ち上がってケンケン歩きで部屋のドアを開けた。
そこにいたのは…
「ともーみちゃん！」
ドアを開けたのは元チームKで今も同じチームBの河西智美だった。
「有華ちゃん！ともね…ともね…うぇーん！」
有華の姿を見た智美は大声で泣き出した。
【残り17人】
でもメンバーは不用意にドア開けすぎだと思うぞｗ
期待してます
やっぱり夜になると頭が回らないというか色々アイデアは出るんですが纏まらなくなってしまうんですよね…
夜分遅くまでありがとうございました！
また明日更新します！
また明日もよろしく！
大島
前田敦
篠田
渡辺
高橋
宮澤
松井J
松井R
河西
秋元
小森
前田亜
多田
増田
横山
大家
平嶋
高橋＋小森
前田敦＋前田亜＋渡辺
多田＋松井珠＋宮澤
増田＋横山＋河西
＜現時点で1人＞
秋元 大島（狂） 篠田（狂？） 松井玲（狂）
＜未登場により不明＞
大家 平嶋
高橋組は教会とみかん畑へ移動中
前田組と松井珠組はそれぞれ井戸へ移動中
増田組は診療所へ到着
いずれまとめるなら、修正すべきだと思うなあ。
話はまあ良いと思うけど、メンの知識が乏しい。本来これが何より大事だと思うんだが。
学校がんばってくる！
平静を取り戻すと、そこはやはり両者とも関西人であり、ケララララと軽い漫才のような会話を始めていた。
河西は明らかにイラついていた。
AKBにおいてマイノリティであるはずの関西弁が、ここではマジョリティなのだ。
河西は寂しさに耐えたが、嫌でも二人の漫才？が耳に入ってくる。
増田と横山にとっての悲劇とは、河西が関西弁を解したということだ。
親友である板野は、河西と二人きりで話すとき、故郷の関西弁で話していたからだ。
増田と横山は久しぶりの平安にすっかり増長していた。
「ちゃうちゃうちゃう？」
「ちゃうちゃうちゃうんちゃう？」
「ちゃうちゃうちゃうやん」
「ちゃうちゃうちゃうて」
「ちゃうちゃうちゃうん？」
「ちゃうゴリや」
「あーちゃうちゃうちゃうわー」
「ケララララっ」
河西はゆっくり立ち上がり二人を撲殺した。
自信あったのに
あさごはん食べて学校さぼる
息詰まるじゃなくて
行き詰るだぞｗｗ
窒息死すんなよｗｗ
でも河西って性格的に相馬タイプだと思う
ttp://www.youtube.com/watch?v=KIFjjHUyOM4&feature=related 神島がいない間の暇つぶしに
いつの日かＮＭＢメンを入れたバトロワがでてくるかな。大阪は強そうだ。
メンの呼び方についてなんですがもしかしたら知ってる人もいるかもしれませんが小説を書く前に
「メン同士の呼び方がわからないのが多いんだけどそれでもいい？」
って一応聞きました。
それでもいいと言っていただける方がいたので書き始めたんですよね…
本当にあだ名とか呼び方とか全然覚えてなくて（特にそんなに絡みがないメン同士は）これは普段から特にメンバーの言動とかに注目していなかった自分の責任です。本当にすみません。
待ってくださる方もいるみたいだったので結構すぐに書いてはあげ書いてはあげをしていますので誤字脱字が多い点は自分でもかなり気にしています。
もし何かに纏めていただく機会がありましたら呼び方、誤字脱字を直して改めて清書したいです。
本当にこんな幼稚な文章にいつもお付き合いいただきありがとう。
これからもがんばって書いていきます。
あと、皆さまが結構ネタにしているパララララ！ですが実はこれは小説版BRで実際使われていたのをカタカナにしただけなんですよねｗ
たしかにマシンガンがパララララ！ってなんだよって感じですが今更変えるのもあれなのでできればこのままパララララ！でお願いします(笑)
増田有華の顔が浮かんだ。有華は乱れる横山由衣を見て、笑っていた。
『心配したあたしがバカ見たいじゃん』
そう言ってる気がした。軟派だけど本当は友達思いで、寂しがりやの人間だ。
由衣のことが心配で、でも誰にも言えなくて抱え込んで、一人で苦しんでいるはずだ。
そんな有華を自分は裏切っているようなものだと思った。
でも体は快楽から逃れようとしない。むしろ、親友を裏切って乱れることで興奮していた。
自分のアナルに指を持っていく。すると、簡単に指が一本入ったから驚いた。少し前までバイブが入っていたせいか、刺激に敏感になっていたようだ。背筋がぞくぞくする。試しに入れた中指を少し奥まで進めてみた。
「くっ……」
内壁は熱く、入り口はあっという間に小さくなって指をしめつけた。ゆっくり指を進めると、突然体がはねた。
「っひ！」
ずっとバイブや張り型で刺激されていた場所だった。こんな場所あっただろうか？痛い痛いと悲鳴を上げていただけだ。もしかしたらこんないやらしい場所を持っているのは自分だけなんじゃないかと感じる。
「ぁう……っん、はあ、ん……」
由衣はベッドに寝転がった。指を入りやすくするためだ。だが窓ガラスのほうをみると開脚した自分の足と、また熱を帯び始めた自分自身が視界に入る。
そして、それを見ている有華も。
「有華さん……」
「なあに？」
「あたし……変、かな……こんな……」
涙がこぼれた。こんなことで感じたくはない。でもいまの自分を見てほしい。
「あっ……奥、凄っ……」
手探りでバイブをつかみ、入り口に押し当てた。
「あああっ！」
衝撃で硬くなった乳首をこねくり回し、アナルをバイブでえぐる。できることなら、中に欲しい。いまだったら彼女に犯されてもいい。
「有華さん、欲しい……ここ……」
バイブを飲み込んだアナルを、有華によく見えるよう指で広げる。
「ここに……」
「じゃあお願いしなさい、犯してって」
「っ、それは……」
「できないの？」
「駄目……そんなの、駄目……」
妄想とはいえ、有野に欲情するなんて。本当にそんなことしたら、あいつは軽蔑するだろう。哲平は目を閉じて、バイブをさらに奥までねじ込む。
「駄目、有華さん……」
バイブを入れながら、あの大きな男性器に犯される自分を想像する。有華は冷たい目で由衣の汚れた体を見下ろす。
『あんたの体、こんなに汚かったんだ』
「はあ……有華さん……」
有華は激しく腰を打ちつけた。吉村が好きなはずなのに、他人に犯されるのを想像してる。それは認めたくはないが、事実なのだ。
「ああっ、もっと！もっと激しくっ、あっ、あ……」
奥まで突き入れ、体をのけぞらせた。
「んあああああっ！」
再び愛液を放つ。下品な声が出るのも構わず、さらにバイブでそこを突く。もはや由衣の意思とは関係なくからだが勝手に動いていた。
「んあっ！はっ、ああっ！」
全身から汗が噴き出す。有華を見ると向こうで冷静に由衣を見ていて、それがさらに由衣を興奮させた。バイブだけじゃ足りず、指をねじ込んでさらなる快楽を求める。
「ん、はあ……やあああーっ！」
何度もイキながら、由衣は意識を失った。
おはよう
今日も宜しく
おはようございます
更新楽しみにしてます
秋元康がスピーカー越しにそう言うと、彼のあとから雄たけびが聞こえてきた。
「ウオオオオオオォォォ...！！」
秋元康「何の声か分かるかあ？普段からお前たちを応援してくださってるファンの皆様の声だ。
そこで今日はお前たちのためにファンの皆さまをプレゼントすることにした。
大体、30人ほど参加するから皆楽しんでくれ。」
秋元康がそういうと、大会本部からAKBヲタたちが一気にフィールドになだれ込んできた。
皆全裸で武器は何一つもっていないが、驚くほどの悪臭を放っていた。
飼育小屋のブタを彷彿とさせる凄まじい激臭が辺りに立ち込めた。
その中には、TOと呼ばれるヲタたちも複数含まれていた。
ヲタA(´？？？？？)「マリコ様どこブヒ。ぼぼ僕を殴ってブヒイｲ～！」
ヲタB(;ﾟ;益;ﾟ;)「まゆゆ、フランシスお兄ちゃんだよお？？」
ヲタC(:.;ﾟ;Д;ﾟ;.:)「玲奈たん、僕のゲキカラあげるよハァハァ」
ヲタD(;;？∀？)「じゅりなどこお。おじちゃんの愛液あげるお。お。お。」
ヲタたちは次第に充血していくムスコに弾を込め、推しメンを探し始めた。
途中首と体がバラバラの死体がいくつか転がっていて気味が悪かった。
なぜわざわざそんな殺し方をするのか…
死体がある度に敦子は亜美に見せないように目隠しをした。
15歳の少女に見せていいものじゃない。
麻友は意外と死体を良く見ていた。オカルトとかが好きなんだろうか。
その時だ。
「誰か自殺したのかな…」
麻友が突然言った。
麻友の目線の先を見ると木に輪になったロープを吊るしてぶら下がっている人影が見えた。
自殺か…こんな状況なら有り得なくもない…
敦子は悲しくなった。
「あの…」
亜美が喋りだした。
「どうしたの？」
「あの人、まだ動いてませんか？」
亜美の言葉に敦子と麻友は再度首吊り死体を見た。
本当だ！微かに動いている！
「大変助けなきゃ！」
敦子は走り出した。
亜美と麻友もその後を追った。
そしてその人物を見た時麻友は叫んだ。
「なっちゃん！」
そう。麻友と同じチームB、そして渡り廊下走り隊メンバーの平嶋夏海だった。
「なっちゃん！？大変！あーみん、ロープを持ってて。私とまゆゆで下におろすから！」
敦子もまた同じ一期生の夏海が死にかけているのに気が動転した。
亜美がロープを両手で持った。
「せーの！」
敦子と麻友が同時に夏海の体を地上に降ろした。
「なっちゃん！」
どうにか降ろした夏海だが意識がなかった。
「あたし人工呼吸する！」
敦子が夏海を仰向けにして互いの唇を重ねた。
「フーッフーッフーッ」
そして両手で思いっきり腹を押した。
「なっちゃん死んじゃダメ！」
敦子は一生懸命腹を押した。
「チームが変わってもずっと一緒にやってきたじゃん！」
敦子は泣き始めた。
「次あたしがやります！」
泣き始めた敦子に代わりに麻友が人工呼吸を始めた。
「なっちゃんお願い！帰ってきて！」
今回ばかりは麻友も真剣だった。
「お願いなっちゃん！」
「なっちゃん死んじゃイヤ！」
「平嶋さん！生きて下さい！」
私を呼ぶ声がする。
怖くて怖くて…
人を殺すなんてできない。でも殺されるのもイヤ。
だから自殺しようと思ったんだっけ…
あれ？まゆゆとあっちゃんの声…まゆゆも死んじゃったんだ…
天国でも渡り廊下やりたいね…
「なっちゃん！」
泣き顔の美少女がそこにいた。
まるでCGみたいに綺麗だった。
【残り17人】
ゆきりんがすぐ次のはーちゃんを待たないわけがないしｗ
夏海は重たい瞳を静かに開いた。
「生きてるのってこっちのセリフだよ！もう心配したんだから！」
麻友は夏海に抱きついた。
「なっちゃん良かった…本当に…。」
敦子は涙を拭った。
「あーみんが見つけたんだよ！あーみんに感謝しなさい！」
麻友は子供を叱るようにに言った。
「ありがとう…あーみん。」
「いえいえ！生きてて良かったですよ！」
亜美は笑顔だった。
落ち着いた所で夏海に今までの経緯を聞いた。
分校を出てから鈴木まりやの死体を見た夏海は怖くなり断崖のほうへ足を進めた。
だが断崖には首を斬られた梅田彩佳の死体があった。
人を信用できなくなった夏海はずっとその断崖の近辺に隠れていた。
だが16時にその場所は禁止エリアになった。
禁止エリアになる一時間ほど前に仲谷明香が断崖の絶壁に座った。
様子がおかしかったので声はかけなかったが禁止エリアになる直前までいたが明香は動かなかったので多分自殺したのだろうと思った。
その時に「そうだ。誰かに殺されるくらいならいっその事自分も自殺しよう。」と思い禁止エリアに行こうとしかたが決心がつかず足が動かなかった。
その後、武器のロープを木に結びつけたはいいものの、なかなか決心がつかず先ほどどうにか首を吊ったそうだ。
敦子達が通ったのは夏海が完全に帰らぬ人となる直前だった。
「バカ！死んでもしょうがないでしょ？」
麻友は怒った。
「本当にごめんね、まゆゆ。ともちんや、あやりんや、さしこが死んじゃってからは余計に辛くなっちゃって…」
夏海は俯いた。
「もう自殺なんて考えちゃダメだよ。私達と一緒に生きる方法を考えよう。」
「まゆゆ…あっちゃん…ありがとう。」
「さっもう行こう。喉渇いちゃったし。」
敦子が立ち上がったその時だった。
バンッ
「キャアアアアアア！」
麻友の背中が何者かに撃たれた。
バンッバンッ
何者かはさらに発砲してくる。
「誰なの？正体くらい見せなよ！」
敦子は叫んだ。
「じゃあ見せてあげるよ。あっちゃん。」
敦子は信じたくなかった。
まさかそんな…
木の陰から現れたのは敦子が信頼を置いていた人物。篠田麻里子だった。
【残り17人】
ttp://akb.toypark.in/?AKB48 玲奈は優子か麻里子の武器をゲットして、八つ墓村状態になりそう
多田愛佳は自分達の元にわざわざ駆けつけてくれた宮澤佐江が元気がないのに気づいていた。
「大丈夫だよ。ちょっと疲れちゃって…」
佐江は奥真奈美を見捨てて逃げた事を愛佳と松井珠理奈に言うことができなかった。
もしそんな事がわかったら自分達もいざとなったら置いて逃げるんじゃないかと愛佳達が心配すると思ったからだった。
真奈美…生きてるといいけど…
既に時計は夜7時を回っていた。
3人は井戸に着き水を飲んでいた。
ペットボトルにも予備の水を入れた。
ちなみにこのペットボトルは…
「死んじゃった人から取るのはあれだけど…」
3人はデイパックがなかったので井戸より少し南に行ったところにあった高城亜樹と中田ちさとの死体の側のデイパックを拝借した。
誰かに爆弾を投げられたのか死体は酷い状態だった。
デイパックもかなりボロボロだったが何とか一つは中身が綺麗な状態で残っていた。
「はぁ～喉はもう大丈夫だけどお腹すいたよ…」
拝借したデイパックからパンを3人で割って食べたが愛佳はそんな物では空腹は満たされなかった。
「食べ物か…やっぱ民家とか農家の家、後は集落らへんかな？」
「民家はダメ！」
愛佳は玲奈の恐怖を思い出した。
もしまだ居たら確実に殺される。
「まさか玲奈ちゃんがね…」
佐江は篠田麻里子の他に松井玲奈がゲームにのっていることが驚いた。
そこまで交流はないが大人しいタイプだと思っていたからだ。
「じゃあこの農家の家にしませんか？集落は遠いし…」
口を開いたのは珠理奈だった。
「農家の家か…いいかもね。」
「農家って事は牛とかいるのかな？」
佐江も愛佳も乗り気で行き先が決まりそうなその時だった。
ザッザッザッザッ
足音がする。
しかも速い。走っているようだ。
「走ってる？」
「佐江ちゃんみたいに誰かから逃げてるのかな？」
だとしたらいい人物だろうか。
「殺す殺す殺す！」
声がした。あの声は……
「玲奈の声！」
珠理奈が声をあげたと同時に誰かが茂みから出てきた。
「才加！」
今度は佐江が声をあげた。
「佐江！らぶたん！珠理奈ちゃん！無事で良かった！けど…」
才加が続けた。
「今は逃げろ！」
才加が大声をあげたと同時にもう一人茂みから現れた。
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す！」
茂みから現れたのは鬼のような形相をした松井玲奈だった。
【残り17人】
麻里子は目的のためには手段を選ばん女なのでそれはない
非情だ
汚れたパンツの検分に気が済んだらしい増田有華は、愉快そうに言った。
横山由衣は、ごくりと生唾を飲み込む。こっちは全裸になっているというのに、まだ有華は物足りないというのか。というより、むしろ、これからが本番だということを告げられているのだ。有華の言う『適性検査』の、底の知れない怖ろしさに、ほとんど絶望的な気持ちになる。
そして、拒否権のない由衣は、必ずイエスと返事をしなくてはならない。有華の射るような厳しい視線を、ひしひしと感じるのだ。いつからか、有華の存在が、由衣にとって大きな脅威となっていた。
「……はい」
由衣は、掠れる声で、いかがわしい『検査』を受けることを承諾した。
「片山さん。由衣ちゃんの適性検査をお願いしまーす」
有華は、ひときわ明るい声音で言った。
「はい。了解しました」
片山陽加は、有華に対してかしこまると、ただちに、由衣のそばへやってくる。背が高く、昭和くさい顔をした陽加は、まるで鬼教官とでもいう風情で、由衣は、まともに目を合わすことすらできない。
そばに立った陽加は、全裸で乳首と性器を両手で隠している、年下の少女を、容赦はしないという目つきで見下ろしていた。
「両手を腰に付けな」
陽加が、言葉少なに命じた。
由衣は、どきりとして、おずおずと陽加の顔を見上げる。
「え、え……。あ、あのう……」
舌がもつれて、まったく言葉にならない。
「こうするんだよ！」
陽加は、いきなり由衣の両腕を引っつかむと、いったん強引に胴体から離してから、腰の両脇に両手を当てさせた。
「ひうっ……」と、由衣の喉元から、空気の漏れるような声が出る。
「ほら！ お嬢さまに、おまえの体を見てもらえ」
陽加はそう言って、由衣の背中を邪険に押しつける。
勢いよく押されたために、どたばたと脚が前に送り出され、由衣は、テーブルで膝頭をしたたかに打った。
痛い……。だが、痛みを感じている余裕もない。今、由衣は、目まいを起こすような恥ずかしさに、精神も肉体も押し潰されそうになっていた。
「もじもじしてるんじゃないよ！ しっかりと背筋を伸ばせ！」
羞恥に体を縮こまらせる由衣に、陽加が、情け容赦なく怒鳴り声を浴びせる。
由衣は、徐々に背中を伸ばしていき、直立に近い姿勢を取った。腰の両脇に付けている手に、どうしても力が入り、おしりの肉を強くつかんでいた。
今まさに、完全に無防備な格好で、乳房や陰毛を亜希の視線に晒しているのだ。
呼吸がひどく浅くなっている。視界がぼんやりと霞み始め、気が遠のきそうだった。
「由衣ちゃんの胸って綺麗な形してるねえ。まん丸い果物みたい。でも、大きさなら、わたしのほうが勝ってるかなあ」
有華は、身を乗りだし、由衣の肉体を品定めする。
乳房が終わると、有華の視線が下がっていくのを感じた。当然ながら、その視線は、由衣の下腹部に留まった。
両手に一層力が入り、おしりに爪が立っている。
由衣は、恥部を隠すことすら許されない自分の立場が、惨めで惨めでたまらなかった。
乳房よりもずっと長く、なおかつひどく無遠慮に、亜希は、そこを凝視している。陰毛の濃さや、その奥に覗く縦の筋を観察されているのだろうか、などという嫌な思いが、千尋の脳裏をよぎっていた。
ようやく有華は、満足げに何度か頷くと、陽加に向けて目顔で合図を送った。陽加は、了解を示すように顎を引くと、俊敏な動作で、由衣の正面に移動した。
なにをされるのだろう。由衣はびくびくして、背の高い相手の顔を窺う。
陽加は、ぞっとするほど冷たい双眸で、由衣を見下ろしていた。
白い袖の両手が脈絡なく伸びてきて、由衣の肉体にかぶりついた。
「いやっ！」
金切り声の悲鳴を上げた由衣は、体を弓なりに反り返らせていた。今、陽加の両手に乳房が捕らえられ、その指がめり込んでいるのだった。
辱めるというより、なぶるような、乱暴な手つきで乳房が揉み潰される。指の圧力は凄まじく、指と指の間には、張りつめた脂肪の塊がはみ出していた。
陽加が、あまりにも荒々しく手を動かすので、由衣は、幾度もよろめくことになった。
きつく乳房がつかまれるたび、由衣は、女としての大切な何かを奪われていくような思いがした。
大きな恐怖感が、徐々に、身を裂かれるような悲しみへと変わっていく。
この人に問いたい。あなたは、わたしに何かの恨みでもあるのかと。
由衣は、そう問いかける目で、陽加の顔を見やった。
陽加は、由衣の視線に気づいても、眉一つ動かさない。なんの感情も持ち合わせていないようなその表情。
しかし、乳房をなぶる両手の動きには、変化があった。突然、乳房の上部を、きつく絞り上げてきたのだ。ピンク色の乳首が、見るも無惨にみるみるとせり出していく。
「ああぃ……」
由衣は、たまらず声を上げた。乳房の先端のずきずきとした鋭い痛みが、加速度的に増していく。
「やめて下さい！ いたい、いたいです！」
由衣は、身をよじりながら死ぬような思いで哀願した。
それを聞き入れたのか、ふいに、陽加の手の力が緩む。だが、間髪を入れず、今度はその指が、双方の乳首にピンポイントに接触した。
陽加は、由衣の性感帯を指で挟むと、回すような指の動きで、左右に擦り始めるのだった。今しがた、激痛に見舞われた乳首が、おぞましくも、性感を刺激するような愛撫に晒されているのだ。
ぞっとして、全身にびっしりと鳥肌が立った。
頭の中が混乱の極致に陥ったため、抑えていた感情が、ほとばしった感じがした。
目から、生温かいものが流れだし、頬を伝う。
今、由衣の乳首は、前に引き伸ばされているところだった。陽加は、由衣が涙しているのを認めると、そっと手を離し、有華のほうに半身を向けた。
「お嬢さま……。この子、泣き出してしまいましたよ」
有華は、口を半開きにして由衣を眺めたが、わざとらしい心配そうな眼差しになって言う。
「由衣ちゃん、悲しいの……？ でも、これは働く前の検査で、しかたのないことだから、頑張ってね？」
そう言い終えた有華が、言葉とは裏腹に、下を向いて笑いを堪えているのが見えた。
由衣は、鼻を啜り上げた。わたしの馬鹿……。なんで涙なんか。余計に惨めになるだけなのに……。腕で、ぐっと目を拭う。
その時、ふいに、乳房を陽加の両手に強く押し上げられた。
油断していた由衣、気張ったような、みっともない声を出してしまった。
「胸は合格だ。これから、おまえのここを検査する」
陽加の右手がすっと下り、その人差し指が、由衣の肌にぴたりと触れた。そこは、臍の下の肉の盛り上がったところ、ちょうど陰毛の生え際のあたりだった。
心胆を寒からしめられる宣告に、全身が硬直する。泣き付いてでも許しを乞いたい思いだが、イエスと答えるしか選択肢のないのが、今の由衣の立場なのだ。
「……はい」
陽加は、軽やかな動作で、立て膝の体勢になった。由衣の陰毛の茂みと、陽加の目の高さが同じになる。
陽加は、太ももの外側を、がしっと両手で押さえつける。そうして、徐々に顔を、陰毛の毛先の寸前まで寄せてきた。だが、すぐに顔を離し、苦々しい表情になった。
「しっかし、ひどい臭いだね……。おまえ、あの汚れた下着と同じで、一昨日から風呂に入ってないだろ？」
陽加は、軽蔑の目つきで由衣を見上げながら言った。
無防備な体勢で、性器の臭いを嗅がれた上に、自尊心を深く傷つけられるようなことを訊かれても、イエス、なのだ。
「……はい」
それを聞いた有華が、はしゃいで笑った。
「由衣ちゃんったら、お風呂にも入らなかったのおー？ きったなぁーい」
パンツの汚れや体の不潔さといったものを、由衣の凋落の象徴と捉え、ことさら愉しんでいるようだった。
陽加は、出し抜けに、陰毛の上から恥丘の肉を、親指で押しつけた。
「おまえ、恥垢もだいぶ溜まってるんじゃないのお？」
そう言いながら、恥丘の肉を吊り上げたり戻したりを繰り返し始める。その動きに合わせて、由衣の性器の裂け目がぐいぐいと上部に引っ張られ、陰唇やクリ○リスが見え隠れする。
由衣は、女の聖域ともいうべきところを、平然と汚辱の対象にする同性の仕打ちに、脳髄が痺れるようなショックを受けていた。わたしは、今、悪い夢でも、見ているのではないだろうか……。
「ねえねえ……、由衣ちゃんって、処女だよね？」
突然、有華が、突拍子もないことを訊いてきた。いや、現在の有華の姿からすれば、むしろ、当然といっても過言でない質問なのかもしれないが。
陽加は手を止め、下から無言の圧力を掛けてくる。
「処女です」
由衣は、端的に言った。それは本当だった。
「そうだよねえ……。由衣ちゃんから、彼氏ができたって話、聞いたことないもん。そんなに可愛いのに……。理想が高いのかな？ あ、いや、それとも……」
有華は、疑うような光を目に宿し、由衣を斜めに見ている。
「わたしには内緒にしてたのかな……？ その可能性があるから、ちゃんと調べないといけないねえ。……片山さん、由衣ちゃんが言ってることが本当かどうか、確かめてみてくれる？」
「了解しました」
由衣は、すぐには、有華の発言の意味が呑み込めないでいた。しかし、ほどなくして、体中からさっと血の気が引いた。
そんな……。うそでしょう。
「両脚を開いて」
陽加は、言葉少なに命じた。由衣の人権など、一顧だにしていない態度だった。
これまで、陽加の脅威に圧倒され、言いなりになってきたが、さすがに今度ばかりは従えない。精神と肉体が、激しく拒絶している。
「とっとと開くんだよ！」
陽加は、怒号を上げた。
由衣は、その言葉を、足元から睨みつけてくる陽加に対してではなく、成り行きを面白おかしそうに見ている、有華の顔に当て嵌めた。
「いやです……。できません」
消え入るような声だったが、由衣は、勇を鼓して拒否した。
「はあ！？」
聞き捨てならないというふうに、陽加が威嚇の声を出す。
その直後、陽加の手が、勢いよく由衣の太ももを打った。由衣は、衝撃と激痛に飛び上がりそうになった。
「お嬢さまの命令なんだよ！ どんなことでも従うの！」
さらに、同じところを、もう一発強打される。
由衣の意志は、非道な暴力によって、へし折られてしまった。由衣は、恐怖に衝き動かされ、そろそろと両足を外側へと開いていく。叩かれたところは熱を持ち、びりびりと痛んでいた。
「のろのろするんじゃないよ、まったく」
陽加は、苛立った手つきで、両脚の太ももの内側に手を宛がい、こじ開けるようにして由衣を開脚させた。
由衣は、自分の取っている体勢を頭で認識した瞬間、奈落の底に落とされたような気分を味わった。
うそ、ひどい……。なんて惨めな格好なの。惨めすぎる……。
身を焼かれるような恥辱に、膝が震え始める。だが、ショックに打ちひしがれる余裕さえなく、陽加の両手が、今露わになった股間へと伸びてくる。
双方の親指が陰唇に食い込んで、あっという間に、ぱっくりと陰裂が開かれた。
陽加は、由衣の股の下のスペースに顔を潜り込ませると、覗き込むようにして性器を調べ始めた。
完全に露出した性器は、当然、有華にも見られている。有華の顔には、明らかに、卑猥な好奇心の色が浮き出ていた。
その時、陰唇の中を這っていた陽加の指先が、膣口のそばに移ったのを感じた。膣口が、じわじわと広げられていく。
由衣は、ものすさまじい恐怖に襲われて、ほとんど半狂乱に叫んだ。
「やめて、やめて、やめて下さい！ 痛いんです！」
実際に痛みを感じたわけではないが、陽加という女の非情さ、粗暴さを思うと、膣に指を突っ込んできても不思議ではなく、処女膜を傷つけられるのではないかという恐怖があったのだ。
「嘘を言うんじゃないよ！ ただ調べてるだけでしょう。適当なこと言ってると、本当に痛い思いをすることになるからね」
陽加に怖ろしい恫喝をされて、由衣は息が止まった。
奥に優しさ見せたよ。
紛らわしいことやめて、自分の名前で勝負したほうが
読むやつ増えると思うよ
愛佳は玲奈を見て思わず叫んだ。
だが玲奈はそんな愛佳には目もくれなかった。
「珠理奈…また会えたね。」
玲奈は気持ち悪いほど満面の笑みだった。
「玲奈…」
「死ねええぇぇ！」
玲奈は珠理奈に日本刀で襲い掛かった。
だが……………………またしても転んだ。
才加が上手く足を引っ掻けたのだ！
転んだ玲奈だがずっと死闘を共にしてきた武器の日本刀は離さなかった。
「玲奈の狙いは私です！私が一人で逃げるので皆さんは別の方向に逃げて下さい！」
珠理奈は声をあげた。
だが才加は珠理奈の腕を掴んだ。
「そんな事できる訳ないだろ。一緒に行こう。」
「でも！」
「佐江！らぶたんは頼んだよ！珠理奈は私が責任もって預かる！」
才加は佐江を真っ直ぐ見て言った。
「才加……せっかく会えたのに…」
佐江は悲しそうな目をした。
「必ずまた会える。」
才加は断言した。
そうこうしてる間に玲奈が起き上がろうとしていた。
「お前は一生寝てろ！」
才加が玲奈の背中にかかと落としを喰らわせた。
「ぐぁ！」
「珠理奈、走れる？」
「はい！もちろんです。秋元さん…ありがとうございます！」
「お礼は逃げ切った後にしてよ。走るよ！」
「はい！」
才加と珠理奈は全速力で東のほうへ足を進めた。
「私達も行こう。」
「うん…珠理奈ちゃん大丈夫かな…」
佐江と愛佳は大急ぎで南に足を進めた。
「くそっあの怪力ゴリラ女…」
玲奈が起き上がった時、周りにはもう誰も居なかった。
「珠理奈もあいつも絶対許さない！私が優勝してついでにボーナスもいただくんだから！」
玲奈は自分の中で珠理奈への執念が今までの倍以上増したような気がした。
【残り17人】
◇はスル―
この小説が終わったころ
これと同等かそれ以上の新たな書き手が現れることにもちょっと期待してる
小森美果はオレンジ色に熟れたミカンを見て言った。
「大丈夫じゃない？人様の物を勝手にいただくのはあれだけど…」
高橋みなみは一瞬嫌な想像が頭に過った。
もしここで死んだらミカンを食べる事ももうできないのだ。
それなら別に食べても問題ないだろう。と。
そんなみなみとは裏腹に美果は既に食べ始めていた。
「おいし～甘～い！」
悠長な美果を見てなんだかみなみは笑ってしまった。
その時だった。
美果以外に誰かがミカンを食べる様な音がした。
空腹に耐えられなくなり誰かが食べているのだろうか。
みなみはチラッと覗いた時に後悔した。
見てはいけないものを見てしまった。
「はい、はるごんあ～ん。美味しい？」
そこにはあのチームＫのエース、大島優子が何かにミカンを食べさせていた。
それが鳥や猫ならよかったのだが…
優子がミカンを食べさせていたのは仲川遥香と思われる生首だった。みなみは思わず「キャアアアアアア！」と叫んでしまった。
優子と美果がみなみを見た。
「たかみなさん？」
「たかみなだ！たかみなも一緒にあ～そ～ぼ！」
優子は恐ろしい目つきで、だが満面の笑みでそう言った。
「小森！逃げるよ！」
咄嗟の事で腰が抜けそうなみなみだったがここで立ち止まったら確実に死ぬ。
そう悟った。
美果は何が何だかわからない様子だった。
「たかみなさん？」
「早く！」
みなみはミカンを片手に持ったままの美果の手をひいて走り出した。
「たかみな？こもりん？会えて嬉しいよ～会いたかった～会いたかった会いたかった～Yes！」
パララララ！
優子はAKB48のお馴染みの定番曲を歌うとお馴染みマシンガンを乱射した。
ブチュッ
ミカンが多数潰れる音が聞こえた。
「キャアアアアアア！」
事の重大さに気付いた美果も全速力で走り出した。
まずい。このままでは二人とも追いつかれてしまう。
だがこんな状況なのに美果はなんだかトロくて走る気があるのか無いのかわからなかった。
だがこのままでは確実に優子に追いつかれて死んでしまう。
みなみは叫んだ。
「小森！あんたはそっちいきな！あたしが優子を引き付けるから！」
「えっでもたかみなさんが…」
「いいから！」
美果は一瞬困ったが言われる通り東へ走った。
「優子！こっちだよ！」
みなみは南へ走る。
「たかみな～待ってよ！」
優子が迫ってきた。
【残り17人】
玲奈と優子が酷く殺してるだけになってきたな
コテ消し忘れてますよ、偽物さん＾＾；
偽物の書き込みの中で一番面白いよ＾＾；
背中を撃たれた麻友はうつ伏せに倒れていた。
「どうして？って優勝する為にきまってるじゃん。」
「優勝…そんな…」
敦子はまだ信じられなかった。
麻里子が…まさか麻里子が…
「じゃあ、あんた達もさっさと死にな。」
バンッバンッ
確かに敦子に向けて麻里子は撃ったがそれは木の高い部分に当たった。
「平嶋！お前ふざけんな！」
麻里子が撃とうとした瞬間、平嶋夏海は麻里子の足に突進した。
「ふざけてんのは麻里子じゃん！こんな事して…よくもまゆゆを！」
「うるせぇよ。」
麻里子は思いきり夏海を蹴り飛ばした………………………が、夏海は麻里子の足を持ったまま離さなかった。
「どけよブス！」
「どかない！せっかくまゆゆ達が助けてくれた命だけど…ここで死んでやる！あんたと一緒にね！」
夏海は麻里子の足に噛みついた。
「きゃっ！平嶋お前…」
麻里子は銃口を夏海に向けた。
「あっちゃん早く！あーみんを連れて逃げて！」
敦子は戸惑った。せっかく夏海は生き延びたというのに…
その時だった。
ヒュルル～バンッ！
何かが麻里子の手元に投げられ、麻里子は銃を落としてしまった。
「なっ…ちゃん」
麻友はまだ生きていた。
武器のブーメランを投げて見事麻里子の手に命中したのだ。
「あっちゃん早く…私となっちゃんも…すぐ行きますから…」
麻友は苦しそうに言った。
「くそくそくそくそ！どいつもこいつも！」
麻里子は腰から別の銃を出した。
「早く行け！」
夏海の言葉で敦子は亜美の手をとり走りだした。
まゆゆ…なっちゃん…絶対勝って！
バンッバンッバンッ
後ろから銃声がしたが敦子は振り返らなかった。
亜美もまた泣きながら全速力で走った。
麻友は背中に3発の銃弾を撃ち込まれて完全に動かなくなった。
「まゆゆ…」
夏海は背中に2発撃ち込まれたが執念で生きていた。
「平嶋…残念だったね。」
麻里子は笑った。
「残念なんかじゃ…ない…」
もうすぐ死ぬというのに夏海は笑っていた。
麻里子は意味がわからなかった。
「あんたを…足止めできただけ…良かった…本当は…殺してやりたいけど…」
「お前じゃ無理だよ。」
バンッ
銃弾は夏海の頭に直撃した。
だが夏海は息絶える寸前に真に思った。
自殺しなくて良かった…
敦子達の役に立てて良かった…と。
【残り15人】
天国へ行こうなんて
クラスメイトならば他にもいる
あなたの理由が気になってしまう
いや、麻友は俺のものｗ
カッコよかったぞ…
Ａ高橋みなみ・対抗（主役補正）
Ｂ前田敦子・本命（主役補正）
Ｃ篠田麻里子・穴
Ｄ秋元才加・穴（怪力？）
Ｅ宮沢佐江・穴
Ｆ松井玲奈・対抗（桐山）
Ｇ松井珠理奈・穴（主役補正）
Ｈ大島優子・対抗（松本氏の実績）
Ｉその他・大穴
Ｊ脱出・本命
いや、優子は松本氏の時の役も似合うし
今回みたいな頭逝ってるのもなんとなくわかる
ただとも～みやまゆゆみたいな守ってもらうタイプの役は似合わないｗ
ttp://blog.2chmap.com/archives/666 先輩達には負けたくないよ。絶対に。
私達のショー創りたかった・・・
以上11名。あと15名のみんな、がんばれよ～。先生期待してるからな！それでは禁止エリアを発表します！まずは22時からF-6、0時からG-3、2時からH-3だ。ちゃんとメモしたか？じゃあ、健闘を祈る。」
放送は終わった。
横山由依は河西智美の腕を治療しながらメモを取った。
「ここ…0時に禁止エリアになっちゃいますね…」
由依は言った。
あと3時間あるとは言っても怪我した増田有華と智美を連れてあまり移動したくはなかった。
「まぁちゃん…れいにゃん…そんな…」
智美は自分が見捨てた奥真奈美と藤江れいなが死んだ事を深く悲しんだ。
「仕方あらへん。ともーみも必死だったんやから…」
有華は智美の手を握った。
才加や佐江は呼ばれていない。
また優子も…
安心と不安が混ざりあったような感情だった。
「どこへ行きますか？あまり歩かない場所のほうがいいですよね…」
由依は重い話題になりそうだったので話をこれからの事に変えた。
「そうやな…近い場所言うたらやっぱこの集落とかちゃう？」
集落…確かに物資がたくさんありそうだし隠れるには最適な場所だ。
「それにろくな武器もないしな…」
現在武器は有華のぬんちゃくと由依の毒薬のみだった。
智美はデイパックを置いてきてしまったが診療所にあった誰かのデイパックを一つ拝借することにした。
3つのデイパックのうち1つに武器は無く、他は2つはオモチャの拳銃とトンカチがそれぞれ入っていた。
使えるかはわからないが智美はとりあえずそれをデイパックに入れた。
「それじゃあ出発しよか！」
「河西さん、手大丈夫でしたか？」
「うん、平気。」
智美は由依の問いかけに何故か冷たく答えた。
集落で一体何が待ち受けるのだろうか。
「才加…絶対まだ生きててや…」
有華は呟いた。
【残り15人】
さっきまで２年前のヤツ読んでたけど
マジすかとか比じゃない
実写化してほしいなまじで神島fight
たかみなは逃げきれるのかな
マジすかの
小説の方が面白い
「なぁに？なになに！？あの音何！？」
突然の音に智美はパニックになりながら増田に抱きついた。
「なんや、わからん…」
どぉぉぉぉん！！！
爆音と共に、朝かと錯覚する様な光に皆すくみあがった。
じゅりなぁぁ！！断末魔と共に玲奈は爆発に巻き込まれ、跡形もなくなった。
夜の闇が戻り、静まったと思った瞬間、飛行機のプロペラ音が聞こえて来た。
秋元や戸ヶ崎がいた学校が激しく燃えている。
「みんなぁー！！無事ー！？助けにきたよぉー！！」
拡張機を通してだが、智美はすぐに声の主が分かった。
「えれぴょん…」
拡張機からとなりのバナナが流れ始めた。
そう。恵令奈はだいぶ前にこのゲームの計画に気づいていた。
抗議したものの、誰も取り合ってくれず、しまいには解雇されてしまった。
しかし、恵令奈はアメリカに渡り、大統領に直訴して、こうして軍と中西里菜を引き連れて来たのだ。
里菜は爆弾を購入するため、AVで資金を稼いだのだ。
「みんなぁー！飛行気にのってー♪」
皆恵令奈と里菜の乗った飛行気に集まる。
その頃麻里子と優子は死闘の末、相打ちとなっていた、
「これだけか…遅くなってごめんね」里菜が悲しそうに言った。
「えれぴょん、りこてぃん、ありがとう！！」敦子やたかみなが言った。
～fin～
君にー出会えた奇跡ー
惹かれー合ったこころー
AVが資金源だとしても、りこてぃんとは絶対呼ばないだろｗ
今後の行き先を決めていない秋元才加は思い悩んだ。
才加と松井珠理奈がいるこの農家の家はあと一時間で禁止エリアになってしまう。
「あの…」
悩んでいる様子の才加に向けて珠理奈が話し出した。
「さっき、玲奈が秋元さんを追いかける前に首輪を確認してたって言ってましたよね？」
才加は玲奈から逃げた時、玲奈がすぐに追っては来なかったのに気づいていた。
走る最中ふいにふと後ろを振り返ると近野莉菜の遺体の首元を見ているようだった。
あれは多分首輪を見ていたのだと才加は思った。
「うん…わざわざ追わずに確認するって事は何かあるんだと思うんだけど…」
気になった才加は珠理奈とお互いの首輪も見せあった。
珠理奈の首輪には後ろにJurina Matsuiの文字と大きく８の数字、そして小さな穴があった。
才加の首輪にも同じくローマ字で名前とあとは英語で大きくＫと書かれていてあとは小さな穴があるそうだ。
「これ何なんだろう…名前はまだしも８とかＫとか…」
才加は首輪の謎の文字に困惑した。
「もしかしたら…」
珠理奈がポケットから石の入った袋を取り出した。
「これ、この穴に入りませんか？」
珠理奈は才加の首輪部分に赤い石を当ててみた。……………………だが、石の大きさは微妙に違い入らなかった。
「微妙に違うや…関係ないのかな…」
珠理奈は残念そうに言った。
「とりあえず他の子の首輪も見ないとわからないな…。その前にどこに行くかだけどさ…」
才加は首輪の事を気にしながらも今後の事を話し始めた。
松井玲奈は才加達がいる農家の家のすぐ近くの民家にいた。
もちろん才加達が近くにいるのは知らない。
ここももうすぐ禁止エリアなのでどっちにしろ出なければいけないが…
「ふふふ…わかった…やっぱりそうだ……。珠理奈、待ってなよ…」
玲奈は民家に合った鏡を割り、合わせ鏡で自分の首の後ろを見ながら気味の悪い笑みを浮かべた。
【残り15人】
おまえは俺かｗ
何年？
何で近くにいるのに気付かないの？
ストレートで禁止エリアに一定時間進入可とか
2年v
俺もｗ
今から深いい話みるｗ
多分ここの農家で取れた物だろう。
人の家の物を勝手に飲むのはあれだったがこの状況ではそうも言ってられない。
まずは心を落ち着かせなくては。
「この家すごいですね。」
松井珠理奈は突然言った。
「すごいって何が？」
才加にはどう見てもただの田舎の家にしか見えないが…
「だって兜とかなんか昔の古そうな物がいっぱいありますよ！」
本当だ…多分江戸時代にらへんに描かれたであろう掛軸などがそこら中に飾ってあった。
「確かに…」
才加は桜の絵が描かれた掛軸の側に寄って見てみた。
「綺麗だ…」
とても良くできている。
「あっ！秋元さん！こっちに来てください！」
なんだろう…
才加は珠理奈の声のする部屋に恐る恐る入った。
「なんだこれは！」
そこには昔使われていたであろう刀や拳銃が飾られていた。
ここの家の主のコレクションだろうか。
それにしてもすごい量だ。
拳銃はまだしも刀は悠に10本以上はあるだろう。
「秋元さん…」
珠理奈は才加の名を呼んだ。
「私達…武器無いですよね？」
確かに。珠理奈は謎の石とスイッチだけだし才加に至ってはシャーペンだ。
「珠理奈…まさか…」
才加の予想は的中していた。
「私、引き出し開けたらこの拳銃の弾を見つけたんです。」
珠理奈は置いてある拳銃に既に弾をセットしていた。
「だけど珠理奈…」
「私、いずれは玲奈と戦わなくちゃいけないと思うんです。だから、武器が必要だと思います。」
才加は迷った。
珠理奈にはできるだけ戦わせたくない。
だがもし自分が死んでしまったら…
才加は迷った挙句答えをだした。
「わかった。でもこの拳銃は私が預かる。珠理奈ちゃんはあそこにある小さな刀にしな。」
才加の目線の先には刃渡り45cmくらいの小さな刀だった。
他の刀はかなりの大きさだったがそれだけは珠理奈の様な少女でも持てるような大きさだった。
「これで玲奈に勝てるかな…」
珠理奈は迷っていた。
「戦う前に話をつけよう。戦いなんて無意味だ。」
才加は感慨深く言った。
「そうですね…。」
才加は再度地図を開いた。
「ここからなら比較的集落が近い。まだ西には行ってないし、どうかな？」
才加は提案した。
「私も西には行ってないです。もしかしたら誰かいるかも…」
珠理奈は賛成した。
「必ずこんなゲーム終わらせてやる。」
才加は拳を握った。
【残り15人】
首輪の小さな穴に自分と同じ文字数字もった人の石をはめ込むとしたら
珠理奈と玲奈はお互い奪うしかないからかわいそうだな
オカロK じゅりな8 ゆきりんがB
あとだれがいる？？
オカロが大きめの刀もってった方がいいんじゃ
馬鹿
大事な事言ってんじゃないよ
珠理奈はしょっちゅう潰れるガラスのエース
野中 4
たかみな A
小森 4
玲奈は…うん、相当タフｗ
倉持 4
珠理奈はよオカロやっちまえ
脚も速くてすばしこいが極度の怖がり
頭大丈夫かい
ツンデレさんありがとう
大家が最後に自作の船でメンを乗せて脱出ってわけか
こんなとこで小型船舶2級が生きるとはな
免許持ってるからな
おれもイラッとした
まず今生き残ってることにイライラしてる
禁止エリアに残っての自殺はいた
じゅりなが純粋だと思ったら大きな間違いだよ
重ね合わせてるけど神島小説の禁止エリアは実際どんな状況かよくわからん
本物のゴリラの子どもが産まれそう
そういった意味で梅田があっさり消えたのは残念だった
前田亜美はまだ泣いていた。
どうにか井戸に着いて喉の渇きは癒えたが前田敦子も亜美も心は渇いたままだった。
「あーみん…」
敦子の予想通り、平嶋夏海と渡辺麻友は絶命していた。
大好きだった小嶋陽菜も…
陽菜もまさか麻里子が？はたまた優子だろうか？
敦子は考えたくなかった。
「また二人になっちゃいましたね…」
亜美は悲しそうにそう呟いた。
そうだ。
最初は二人だった。
正直敦子は亜美に最初は一切興味がなかった。
ただ同じチームAでたまたま名字が同じだけ。
話す事などないから亜美の事など一切知らなかった。
だが今はこうして手を繋ぎあっている。
亜美を必要としている。
もしこのゲームが無ければ亜美とこんな関係にはなれなかった。
敦子は初めてこの馬鹿げたゲームに感謝した。
その時だ。
ザッザッザッザッ
誰かが走る音だ。
麻里子かもしれない。
亜美を抱き寄せ敦子は銃を構えた。
その瞬間、茂みから誰かの頭が見えたと思ったらその人物は思いきり正面から転んだ。
「いったーい…」
手から何かオレンジ色の物が転がった。
「ミカン…？」
敦子はつい口にだしてしまった。
「あっ私のミカン…」
その人物が顔をあげた瞬間、亜美が声をあげた。
「こもりん！？」
「あーみん？」
……………………………
「やったー！ずっとずっとずぅーっと会いたかった！」
「あーみん…私も！」
一定の間の後同期の二人は奇跡の再会をした。
「やったー！やったやったやったー！」
亜美は小森美果に思いきり抱きついた。
敦子は嬉しくなった。
今まで先輩にしか遭遇していなかった亜美が初めてタメ口を利いていた。
「あっ前田さん！」
美果が突然はっきりした口調で敦子を見た。
「たかみなさんが心配してましたよ。」
「たかみな？たかみなに会ったの？」
「会ったも何もさっきまで一緒に居ましたから。」
敦子は驚いた。
美果の話によると高橋みなみは大島優子に襲われて走っていた時に突然自分が囮になると別方向に走ってしまったそうだ。
美果は自分がトロいのに気づいていなかった。
「それでたかみなはどっちに？」
「確かに向こうのほうに…」
美果は南を指した。
「行こう！」
優子に襲われたら危険だ。
たかみな…絶対死なないでよ！
【残り15人】
推理がドンぴしゃで書き換えてることはないよな
じゅりなは確かにゴツくなったがゴリラと一緒にするのはかわいそう
ラスト近くなったら書きためて一気に更新がいいなぁ
ごめん、オカロのこと言ったつもりだった
もうちょっと裏切りみたいなのがあっても良いと思う
保育士よりも合コンよりも何よりもこれが一番ひどい
これめっちゃきっとやばいよこれ多分
スペシャルガチはこんなことになりますっていう」
いっそこのまま最後まで出てこないのもおいしいから良いかな
大家しかいねえｗｗｗｗ
引き伸ばすな
まあ状況が状況だし気にならないけど
他のやつは話し合いで～とか言ってるし
筆者によってキャラをわかってるメンバー違うし
人数が減ってきて心変わりして、自分だけ生き残りたくなってくるのがいてもおかしくない。
脱出しない限り一人しか生き残れないんだから…
今残ってるメンバーだとともーみぐらいしかそれできるメンバーいないな
ものすごい偏見だけどｗ
だんだん人数限られてきて今まで通りサクサク死ぬと逆にあっけないって
思う読者も増えそう
減らしすぎても話の幅がせまくなるし
まあ個々のメンの葛藤を描くにはちょうどいい人数にはなったね
一対一の勝負や殺人鬼対複数のお互い覚悟決めた戦いも近いだろう
バトロワは男女混合でやってるから成立してる
女の怖さ知らなすぎ
多田愛佳はミニスカポリスの真似をした。
「らぶたん、あんまふざけないの。」
宮澤佐江は愛佳を諭した。
二人は玲奈から逃げたあと島の南東にある警察署に隠れていた。
当然だが助けてくれる「お巡りさん」はいなかった。
だが二人がここに来たのには理由があった。
「ちゃんと探して！」
「はーい。」
二人は警察署なら拳銃の一丁や二丁くらいはあるような気がした。
二人には今武器がない。
先ほど頂戴したデイパックは佐江が管理していたので地図などは大丈夫だった。
「全く。さっきは泣いてたと思ったら…」
愛佳は先ほど放送があった時はずっと泣いていた。
渡辺麻友や平嶋夏海や仲川遥香が死んだせいだろう。
他にも今回の放送では元チームBが多かった気がする。
無理もない。
だが愛佳は少しするとまた元気を取り戻した。
「泣いても死んじゃったみんなは報われないよね…。」と一言だけ言って。
「あっこれは？」
佐江が見ると愛佳の手に握られていたのは間違いなく拳銃だった。
「弾は？」
「えっとこうやって開けるのかな…」
愛佳は初めて触った拳銃をなんとか開けて確認してみた。
「入ってるよ！でも替えの弾はわからないや…」
替えの弾がなくては足りないかもしれない…
「弾がどこかにあるかもしれないし探そう。」
そう愛佳に言った。
その時だった。
カッカッカッカッ
誰かが走る音だ。（この辺は草があまり生えてない。）
「誰か見える？」
愛佳と佐江は警察署から外を確認した。
「誰だろう…暗くて顔は良く見えないや…でもポニーテールだ。玲奈ちゃんや麻里子じゃない。それに結構小さい…と思う。」
佐江は見える限りの情報を言った。
そこに愛佳が尋ねた。
「ねぇ佐江ちゃん、その子頭にバカみたいなリボンしてない？」
「バカみたいなリボン？あぁ…多分あれがそうかな…………ってことは……」
「たかみなだ！！」
二人同時に言った。
「たかみな！」
佐江は声をあげた。
すると人影が近付いてきた。
「えっ？誰？…………って佐江！らぶたん！」
やはりそうだ。
小柄で茶髪でポニーテールにバカリボン。
高橋みなみ以外はあり得なかった。
「良かった…無事で…でもごめん、私急いでるの。」
「えっ？」
二人は顔を見合わせた。
【残り15人】
なんでこんなに更新できるんだ？社会人じゃなくて大学生か？
こじはるといいちょくちょくこういうの入れてくるなｗ
でも生きてて良かった
あんなもん全員見てるよ
見ながら「こいつマジウケるｗ」って笑ってるからｗ
たかみなバカリボン言われてるがｶﾞﾝﾊﾞ
続き気になるうううう
AKBとバトルロワイアルのコラボオマージュとはいえ、
2ちゃんねるの小説にここまで引き込まれたのは初めてだ。
未登場の大家はやっぱり船に関係か？
脱出のキーマンとなるだろうか？
佐江は悲しそうな顔をした。
「実はね…小森を探してるの。会ってないかな？あの子一人でどこかにいるはずなんだけど…」
みなみは小森美果を探していた。
どうにか大島優子からは逃げたが別々に逃げた為、行方が気になった。
ただでさえボーっとしているのに…
「こもりんか…見てないよ。ごめんね。」
佐江は申し訳なさそうに言った。
「そっか…じゃああっちゃんは？」
みなみは前田敦子がやはり心配だった。
「ごめん、あっちゃんも会ってないや…私達は才加と珠理奈ちゃんとともーみを探してる。あと有華も。」
佐江は会いたい人を片っ端から言った。
「ごめん…全員会ってない…私達運悪いね…」
みなみが暗い顔をした。
すると今まで黙っていた愛佳が
「まぁまぁ！いいじゃん会えたんだしさ！たかみなさんも急ぐのも大事だけど少しは落ち着きましょうよ！きっとこもりんならその辺で寝てますよ！」
その辺で寝てる…
簡単に想像がつくのが妙におかしくて3人は笑った。
「とりあえずらぶたんその格好やばいよ！」
警察署に入る事にしたみなみは未だミニスカポリスの愛佳の格好を笑った。
「えー似合わないかな…」
愛佳は不満足そうだ。
「まぁまぁ！それでたかみな、なんだっけ？」
佐江が話を遮った。
「うん、優子がマシンガンを持ってておかしくなったって話したでしょ？あと麻里子は亜美菜を殺したし、二人の話では玲奈ちゃんもやばいんだよね？」
三人は今まで出会った危険人物について話していた。
「とりあえずこの3人をどうにかしないとみんな死ぬ一方だよ…。」
みなみは悲しそうに言った。
「止める方法は無いのかな？」
佐江は提案したがあの3人は話し合いで解決できる相手ではないと言うことで意見は纏まった。
「それじゃあどうしたらいいんだよ～…」
愛佳はため息をついた。
その時みなみは思い出した。
「あっ首輪！二人とも首輪を見せて？」
みなみは二人の後ろに回り首輪の後ろを見た。
「ＫとＢ…」
佐江がＫで愛佳がＢだ。
やっぱりチームのアルファベット？いや、愛佳は元Ｂだが今はＡだ。
それに美果や倉持明日香や石田晴香は４だった。
「あっ！」
その時みなみは勘づいた。
もしかしたら首輪の裏の文字はＡ、Ｋ、Ｂ、４、８じゃないだろうか。
そしてその首輪の５人が揃うと何か起こる…
みなみは更に考えた
【残り15人】
書いてくれ
Ａ 前敦、高橋、篠田
Ｋ 秋元、大島、宮澤、増田、河西
Ｂ 多田
４ 大家、小森、前亜、横山
８ 松井J、松井R
らぶさん生き残り確定？
危険人物が三人か…
いや、猫かぶってる奴もいそうだな。
感慨深い数字だ
神島の推しメンを推測するの楽しい
神島やっぱすげーな
いったいどこいったんだ
入っている気がしてますます面白くなってきた。
珠理奈と玲奈の死闘はスネークとリキッドの素手での殴り合いみたいな、
戦いとしてはシンプルなスタイルでも、ボス戦のような最も極上なものを期待したい。
珠理奈の武器に石はめ込むのとどんな関係性があるんだろうな
はたまた全く別物か
とれた人は秋元康を殺しに行く
という形で書いてくれると助かります
そして康を倒す方法も
麻里子はいいとして、たかみなと敦子が被るとは…
怖い…。
最後は
大家「いつかこんな映画を作りたい。」
で終わる。
深イイ話でもやってたけど、AKBが将来の目標のための通過点という
コンセプトに最も忠実なのが大家なんだよな。
船、調理師など、芸能関係への方向は多少ありながらも
異端とも言える独自の目標を掲げている。
ビギナーのオリジナルMVですらテレビで放送しなかったんだし。
ちょwww核心つくなwww
あれで顔が良かったら…
自作小説書いてるしw
大家はにしおかすみこに似ていると思う
大家志津香は強運どころか超強運をまさかの今発揮していた。
2年以上正規メンバーになれずじゃんけん大会も見事に敗退。
選挙でも圏外。
はっきりいって今までは運が無すぎた。
後輩のメンバーには抜かれに抜かれ干されているのにAKBINGOの干され特集にはなぜかベテランメン扱い。
私が何をしたんだ。
まさか研究生オーディションで全て運を使い果たした？
そう諦めかけたときもあった。
だがその運は今日の為にあったのだ。
あちこちで銃声が聞こえる中、志津香は普通に外にいるのに誰にも会わなかった。
いや、途中あまりにも寂しいからわざわざ銃声がするほうに行ってみたりもした。
だが志津香が着く頃にいるのは死体死体死体。
今まで死体だけならかなりの人数に会った。
だが生きている人間にはまだ一度も会えていない。
そうこうしているうちにいつの間にか残り15人。
志津香はもしかしたらこのまま優勝するんじゃないかと思った。
そうすればソロデビューに生活保障。芸能活動保障に1億円。
志津香は妄想が膨らんでいた。
折角防弾チョッキという心強い武器が出たが完全に無意味だ。
だが一応着ておいた。
明らかにモコモコして不自然だが仕方ない。
そこに…
ザッザッザッザッ
足音がする。
どうするか…多分行っても会えないんだろうけど…
一応気になるし足音のするほうに歩いてみた。
やっぱり誰にも会えないのは寂しい。
足音はこのへんから聞こえたが…
やはり誰もいないか。と思ったその時
耳元にバンッと言う音が聞こえた。
また銃声か。
懲りないなぁ…
はぁ…誰もいない…
なんだか志津香は眠かった。
その時、遠くに人影が見えた。
あれ？誰かいる？
やっと人に会えた？
志津香はたくさんのメンバーを見た。20人以上はいる。
「みんな探したよ！」
志津香は笑顔になった。
「何でこいつ笑いながら死んでんの？キモッ。てか誰だっけこいつ。」
志津香の頭を撃った篠田麻里子は顔を見たがいまいち誰か思い出せなかった。
「おーいえだっけ？違うな…てかおーいえ元気かな？あいつ前電話したときAVやるかもとか言ってたしな…あっ」
志津香の体を見て麻里子は思った。
なんか着てる。
脱がしてみると防弾チョッキのようだった。
「いいもん持ってんじゃん。」
麻里子が防弾チョッキを着たその時だった。
「酷いことするのね…」
茂みから声が聞こえた。
【残り14人】
何故だ！！！！！！！！！！ぁぁ！
大家あっさり死んだｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
まりこは完全に神島に嫌われてるとしか思えない行動をしております。
防弾チョッキ支給役だったか
を掛けやがった…。神島うまい、うますぎる！
次書く人はエロシーンお願いします
大家は、に見えた
本家が大家に見えた
レズもあったはず
「誰だ？」
木陰から現れたのは綺麗な黒髪の少女…SKE48の松井玲奈だった。
「酷いわ…いきなり頭をバンッなんて…」
玲奈は呟いた。
「だから？世の中弱肉強食なんだよ。」
麻里子は銃口を玲奈に向けて言った。
「それなら…」
玲奈が下を向いた瞬間だった。
「あなた！私に食べられちゃうわね！」
玲奈は刀を鞘から抜いた。
バンッバンッバンッ
その瞬間、麻里子が玲奈に向けて三発発砲した。
玲奈はサッと木陰に隠れた。
「いくら刀を持ってようと銃には敵わないよね？」
バンッバンッバンッバンッ
麻里子はさらに発砲した。
そこに…
バンッ
麻里子の銃ではない音がした。
見ると玲奈が笑いながら銃を構えていた。
玲奈は銃を持っていたのだ！
「美しくないからあまり好きじゃないけど…うるさいし…」
玲奈は呟いた。
玲奈の放った銃弾は麻里子のヘソ辺りに命中したが、麻里子は今さっき大家志津香から奪った防弾チョッキを着ていたのでピンピンしていた。
「それでおしまいかよ？」
バンッバンッ
麻里子が更に銃弾を放った。
玲奈は木陰に隠れる。
チョロチョロとムカつく女だ。
麻里子も木陰に隠れて弾を装填した。
バンッバンッ
玲奈が撃ってくる。
麻里子は木の陰に隠れているので当たらない。
麻里子は勝つ自信があった。
初めて防弾チョッキを着たがすごい。
まともに喰らったのに全然痛くなかった。
バンッバンッバンッバンッ
麻里子が更に発砲した。
玲奈は突然撃ってこなくなったと思ったら隠れてしまって居場所がいまいちわからなくなってしまった。
移動する音は聞こえなかったから多分あそこにいるのだろう。
麻里子は構わず撃った。
バンッバンッバンッバンッバンッバンッ
麻里子は連弾した。
「ほらほら隠れてたらつまんないじゃん！出てこいよ！それとも恐くなっちゃった？」
麻里子の煽りにも言葉はない。少し変に思った。
まさかもう死んでいる？
弾の補充にしては長いしこんなに長い時間応答がないなんて変だ。
麻里子が一旦撃つのをやめたその時だった。
ドガーーーン！！
ものすごい爆発音と爆風に煽られ麻里子は倒れた。
直撃は免れたものの麻里子は体全体を負傷した。
「くそ…まさか爆弾まで持ってるなんて…」
だが麻里子はまだ銃がある。
なんとか撃つ力くらいはある。
麻里子は決着をつける時だと悟った。
【残り14人】
殺人鬼一人消えそうだな
でもJvsRが期待されてるのもあるしRが死ぬ事はないか
篠田vsJも仲がいいだけあって面白いかもしれない
そこらへんはお決まりの主要メンバー補正
そもそも設定自体ありえない世界なんだから
もうちょっと楽しめや
クッソワロタ
バンッバンッバンッバンッ
麻里子は居場所がわからない玲奈に向かって何度も発砲した。
どこだ…どこにいる…
「こんな姑息な手使って恥ずかしくないの？だから珠理奈に勝てないんだよ！」
麻里子は煽りのつもりで言ったが…
うん？なんだか手に違和感がある…
麻里子は手を見た。
「ギャアアアアアア！」
麻里子が拳銃を持っていたはずの右手の指はすでに無かった。
これでは拳銃が持てない！
「くそっどこに」
「ここよ。」
玲奈はうつ伏せの麻里子に股がり日本刀を麻里子の首筋に当てた。
いつの間に…
「珠理奈になに？」
玲奈は鬼、いや悪魔のような顔だった。
爆弾のせいで回りの木が燃えていて暑かった。
「なっなんでもないよ！あんなの嘘！玲奈ちゃん、争いはやめよ？」
麻里子は精一杯可愛い声をだして続けた。
「私ね、ずっと怖かった…突然殺しあいをしろなんて言われて…本当は嫌だった！それは玲奈ちゃんも一緒でしょ？」
玲奈は黙っていた。
「私ね、今すごい悔やんでることがあるの。大好きだったまぁちゃんや陽菜を殺しちゃったの！
私、自分が生きる事しか考えられなかった！でもね、今は違う。私達は昔の仲良しなアイドルグループに戻れると思うの！」
麻里子の目からはボロボロ涙が流れた。
「私、昔みたいに戻りたい！みんなで歌ったり踊ったり握手会やったりしたい！これは本当に嘘じゃないの！」
麻里子の顔を玲奈はただ見ていた。
「だからね、私今から謝りに行く。私が傷つけたたかみな、才加、佐江、ともーみ、あっちゃん、あーみん…みんなに！もう死んじゃった人は無理だけど生きてればなんでもできると思うの！」
……………………
「だから玲奈ちゃんも一緒に行こう！今なら間に合うよ！」
麻里子は涙を拭った。
……………………
玲奈は無言で麻里子の首筋から刀を離し麻里子から降りた。
「ありがとう…玲奈ちゃん…」
今だ。
麻里子が腰にある銃を左手で掴み玲奈に銃口を向けた。………………………………瞬間だった。
玲奈は麻里子の首を日本刀で一瞬にしてはねた。
麻里子は「なんで…？」と口を動かす前に息絶えた。
麻里子はこのゲームの説明を受けている時にこう思った。
「奪われるくらいなら奪ってやる。私は誰にも屈っさない！」
「醜い人…。」
玲奈は一言だけ言うと麻里子から防弾チョッキを奪いその場から去った。
【残り13人】
あばらの場所確認してから書けよ
ありえない、を証明することはできないんだよ
ヘンペルのなんたらね
記憶があやふやになってきてるから誰か教えて
禁句だろｗ
死ぬな珠理奈運動神経いいけど周りをかばってのパターンかな
優子忘れないで
防弾チョッキを着ても撃たれれば肋くらいは折れる
を対偶を用いて証明すると
肋くらい折られなければ防弾チョッキではない
たとえば脂肪が厚ければ肋まで到達することもない訳で…
ヘンペルのカラスや！
人間の直感ってやつはやっぱり曖昧なんや！
そもそもが現実にありえない話なんだし
生き残りがソロデビューだぜ？
日本刀だけだったとして、銃弾浴びながら向かってきそうなイメージなのにｗ
佐江 ＝ 優子
小嶋 ＝ 麻里子
才加 ＝ たかみな
戸島 ＝ 玲奈
2人の手にした武器が何らかの伏線なんだろうけど
まぁリアルだと運動とかダメダメだししゃーないか
他は戦う気ないやつばっかだし
実際のキャラも全然わからんけど
拳銃は拳銃ってひとくくりだし
あれは原作準拠だったね
殆どの人は名前すらわからんだろうからどうでもよくね？
川田ポジションはショットガンってイメージはあるかも
気を使えやボケ！！！
何やってるの！？才加は声を荒げた。
すると放送が鳴った。康の声だ。
「ゲームは中止だ。全員帰還だ」
えっ？どういうこと？
珠理奈「石が落ちる音が聞こえませんでしたから。」
さやかはハッとした。
終わり
ﾜﾛﾀwwwwww
けど気持ち分かるわwwwwww
短い文章でもないのにどういう風に見ればその下のレスが見えるんだ？ｗ
宮澤佐江は高橋みなみに尋ねた。
「集めるって首についてるのに…」
多田愛佳は怖がった。
「そこなんだよ。どうやって首輪を集めるか。そもそも何の意味があるかもわからないけど…」
みなみは困惑した。
「でもただの記号とは思えない。絶対に何か意味があるはず。あとはこの穴も疑問だけど…」
みなみは考える度に頭が痛くなった。
「穴…どんな穴？」
愛佳は佐江の首輪の後ろを見た。
「この大きさ…珠理奈ちゃんが持ってた謎の石の大きさと同じくらいな気がする…」
「謎の石？」
みなみは愛佳から珠理奈の謎の武器の話を聞いた。
「それ絶対怪しい！よし、珠理奈ちゃんを探そう。他にも探す人はいっぱいいるし…」
みなみは美果と敦子の事を思い出した。
「私、そろそろ行かなきゃ。二人はここにいる？」
みなみは言った。
「うん…珠理奈ちゃんや才加達を探したいけど、私達まだ武器を持ってないんだ。」
武器！みなみは大事な事を忘れていた。
「あたしも持ってない！オオバカだ～！」
「それなら。」
愛佳の声だ。
「これ持ってってください。それしか弾ないけど。」
それは愛佳が先ほど見つけた拳銃だった。
「でも、これ一つしかないんでしょ？二人は…」
「私達はここに隠れてるし、誰か来たらここから確認できるから大丈夫。」
佐江は警察署の窓を指さした。
いいのだろうか…
「その代わり…」
愛佳だ。
「その代わり絶対死なないでくださいよ！首輪の謎を解明しましょう！もしかしたら首輪が外れるのかもしれないし…」
みなみはその可能性も考えていなくは無かった。
だがわざわざこんなゲームを仕掛けておいてそんな逃げ道を用意するだろうか。
みなみは疑問だったが、可能性は０じゃない。
信じるしかなかった。
「うん。行ってきます。二人も絶対死んじゃダメだからね！」
みなみはそういうと警察署から北に歩き始めた。
美果…敦子…無事だろうか。
そして珠理奈に会って首輪の謎を解明しなくては…
みなみは歩き始めた。
みなみが旅立ってから約一時間後。
警察署の近くを誰かが歩いていた。
「たかみな…どこイっちゃったの？寂しいよ…」
大島優子は真っ暗の中をさ迷っていた。
【残り13人】
ものすごい勢いでスクロールして気づかずに下見ちゃったんじゃね？ｗ
の智美は由依の問いかけに何故か冷たく答えた。が伏線に見える･･･
リロードした時に目に入ってしまったんじゃないかね？
伏線じゃなかったら逆にビックリする
言い忘れてた、ありがとう
多田愛佳 高橋みなみ 前田敦子 前田亜美
秋元才加 大島優子 宮澤佐江 横山由依
河西智美 小森美果 増田有華
松井珠理奈 松井玲奈
松井玲奈は、コンサート終わりの車内で、気持ちよい疲労感に襲われていた。
あぁ、幸せだ。全てが順調だった。AKBでは、埋もれてしまい、悔しい思いをしたが、ここはSKE48。３日に一度のペースで、珠理奈とグラビアに出演したり、一日に７個もの雑誌の取材を受けることもある。
私の時代がやって来た。陶酔感に浸っていると、SKE全員を乗せたバスが、グラグラと揺れはじめた。
同乗していた秋元氏は、運転席側のドアを開け、運転手を突き落とし、自らが運転を始めた。
全員がポカーンとしていると、秋元氏は、車内マイクを使い、「え～、今から皆さんには、これからPV撮影を行います。」
「今から配る、首輪を付けるように。」
殺しあいが始まった。
ただ書けばいいってもんじゃないだろ
時計の針は夜の11時を指していた。
愛佳は眠そうに目を擦った。
「結局銃はたかみなに渡した一丁だけか…」
佐江は残念そうに言った。
「警察署のくせに銃が一丁しかないってなんだよ！ばか！」
愛佳は眠気のせいでイライラした。
高橋みなみに渡した銃の弾も見つからなかった。
「らぶたん、代わりばんこで寝ない？二人寝る訳にはいかな…」
「その意見賛成！最初あたしね！おやすみ～」
佐江の提案が言い終わる前に愛佳は警察署の奥にあるソファーで寝始めた。
「もう…」
佐江はやれやれと思ったが後輩の上に年下だ。
面倒を見なければならない。
佐江は一人で座って考えた。
みなみは大丈夫だろうか。才加は？珠理奈は？智美は？
自分が見捨てた事により奥真奈美は幼い命を引き取ってしまった。
全て自分のせいだ。
佐江は愛佳の寝顔を見た。
この子だけは必ず守らなければいけない。
自分が犠牲になったとしても！
そう佐江が決心した時だった。
「泣きなが～ら微笑んで～」
この歌は！
佐江は恐る恐る窓から確認した。
大島優子だ！
才加やみなみの言う通り明らかに様子がおかしい。
佐江は息を止めてそっと愛佳に近づいた。
「らぶたん…らぶたん…」
佐江はいつでも逃げられるように愛佳を起こそうとした。
だがそれが悲劇を起こした。
「な～に？もう時間？」
愛佳の声は少し大きい。
しっ！しっ！
佐江は人差し指を口の前にあてた。
外から聞こえた歌が止んだ。
「だ～れ？」
優子の声だ！
「えっ？な～に佐江ち…」
今度は愛佳の口を塞いだ。
歌声が止んだ。
「さえ？さえ～？いるの？」
まずい気づかれた！
「らぶたんそこにいて。すぐ戻る。」
「えっ？佐江ちゃ…」
愛佳が言い終わる前に佐江ちゃんは外へ出た。
「優子！こっちだよ！」
佐江は東へ走った。
「あっさえ～！あ～そ～ぼ！」
優子はそう言うとマシンガンを構えた。
パララララ！
みなみ…才加…あんたたちもこうやって弱い子を助けてきたんだよね？
「あんた達にできて私にできないわけないよね？」
佐江はそう言って全速力で走り抜けた。
【残り13人】
佐江のフラグか・・
皆様からの応援メッセージいつも励みになります。
これはあり得ない！とかそれはないだろ！って部分も多々あるとは思います。
自分で後から読み返してたしかにこれはねーな。とかここちゃんと説明入れるの忘れた！とかよくあります。
自分の頭の中に映像があってもそれを伝えるのって難しいなと実感しました。
あと日本刀で首がスパスパ斬れたり防弾チョッキを着て無傷とかは一種のファンタジーとして受け入れていただけると助かります。
それを言い出すとそもそも拳銃なんて重くて撃てねーよ。とかそもそも刀なんて重くて振り回せないって話になってしまうので(汗)
これからも感想やご意見ご要望いただけるとありがたいです。
死に方とかその他諸々ここを見て変えた部分とかも大幅にあるので。（誰が残るかとかは大体決めていましたが）
ちなみに推しはまだ死んでませんｗ
完結したら神島個人への質問もお答えします。
「ここなら大丈夫そうですね。」
「とも、みんなのデイパックあっちに置くよ！」
増田有華、横山由依、河西智美の3人は集落の中にある比較的大きめの家屋に腰を降ろした。
もっともどこも鍵が掛かっていたので窓を少し割って不法侵入した訳だが…
この状況では仕方ない。
「疲れた～！」
有華が一番にソファーに座った。
「ねぇねぇゆったん！こっち来て～」
智美の声だ。
私だけ？どうしたのだろうか。
有華は片足を引きずりながら智美がいるキッチンへ向かった。
「どうしたん？」
「見て！こんなに食材があったの！ゆったんお腹すかない？ともが作るよ！」
智美は昔家庭科部だっただけに料理が上手い。
有華は嬉しかった。
「ホンマ？嬉しいわ！」
「何がいいかな？お肉も野菜もたっぷりあるから何品か作ろうかな～！」
有華は少し気になる事があった。
「なぁともーみ？」
「なぁに？」
「なんでウチだけ呼んだん？由依ちゃんもおるやん。」
有華は智美がわざわざ自分の名前だけ呼んだのが気になった。
「なんでってダメ？ともはゆったんが好きだから呼んだんだよ？迷惑だった？」
智美は悲しそうな顔をした。
そういう訳ではないのだが…
だが悲しそうな表情の智美を見て有華はそれ以上何も言わなかった。
「ううん、そんな事ないで。ともーみのご飯楽しみにしとるな！」
有華は笑顔で言った。
みぃちゃん…まぁちゃん…れいにゃん…ともちん…何でみんな居なくなっちゃったの？
とも、みんなが大好きだったよ。今も生きてるゆったんも才加も佐江も優子もまりちゃんもたかみなもあっちゃんも大好き。
でもね、とも、ゆったんと二人がいいな。突然入ったあんな意味わかんない子、とも嫌だよ…
大丈夫だよね…
バレないよね…
智美は使い終わったそれをデイパックに戻した。
「二人ともできたよ！」
智美は二人を呼んだ。
「うわ！うまそ～！」
「すごい！河西さんって料理上手なんですね！」
智美はパスタ、スープ、サラダと3品も作った。
見た目からしてプロのシェフが作ったみたいに美味しそうだった。
「ちゃんと取り分けたからね！はいゆったん！」
有華の皿を置いた。
「これ由依ちゃんのね。」
智美はできるだけ笑顔を作って由依の皿も置いた。
【残り13人】
増田有華、横山由依、河西智美は集落の一つで遅い夕食の最中だった。
「このパスタうまぁ！」
「サラダもおいしい！」
有華も由依も同時に声をあげた。
「本当に？うれしい！スープも飲んで？」
智美は独特の甘い声で二人に自慢のスープを勧めた。
「コーンスープ大好きやねん！いただくわ～」
有華が飲んだ。
「いただきますね～」
由依が飲んだ。
智美はドキドキしながら由依を見た。
「あっ…」
由依の様子がおかしい。
「どうしたの？由依ちゃん、お腹痛い？」
智美は心配するフリをした。
由依のスープには由依の武器の毒薬を2滴だけ垂らした。
2滴くらいなら腹が痛くなるくらいだろう。と智美は思った。
そうすれば少しでも有華と二人でいれる。由依なら自分は大丈夫と言うだろうと思った。
智美は有華と二人が良かった。
だが……
「ウッウッウゲエエェェーー！！」
由依はスープと一緒に血を吐き出した。
「キャアアアアアア！」
こんな事になると思わなかった智美は叫んだ。
「由依ちゃん？由依ちゃんどうしたん？苦しいん？」
有華も突然血を吐き出した由依に驚き背中を擦った。
バタン！
その瞬間由依は机から崩れ落ちた。
「えっ？えっ？」
智美は何が起こったかわからなかった。
有華は由依の脈を計ったが既に止まっていた。
「嘘……こんなの嘘！」
智美はその場にしゃがみ泣き崩れた。
「どういうことや？ウチは何も起きなかったのに何で由依ちゃんだけ死ぬん？なぁ、ともーみ答えて？スープになんかいれたん？」
有華がしゃがんでいる智美の肩を強く揺すった。
「違うの！私ゆったんと二人で話したかっただけなの！由依ちゃんとあんまり話した事ないしゆったんに色々聞いてほしいこととかあったの！」
「そんな事聞いてへん！由依ちゃんに何したんや？何入れたんや？」
智美は涙をボロボロ溢して言った。
「由依ちゃんの武器の毒…でも2滴だけ！毒なんて2滴じゃお腹痛くなるくらいだと思っ…」
有華が智美が言い終わる前にキッチンの近くに置いてあるデイパックから由依の毒薬を出した。
「これは青酸カリや！一滴でも飲んだら死んでまう！そんな事も知らんのか！」
有華は大声を張り上げた。
「ごめんなさい…由依ちゃん…本当にごめんなさい！」
既に生存者は二人しかいない部屋に智美の声が響いた。
【残り12人】
今日はここまでです。
ありがとうございましたm(_ _)m
終わりか～乙です続き気になるなぁｗ
生殺しじゃないか
神島テクニシャンだな・・・ｗ
とりま、おつおつ
続きが気になって仕方ない
河西は危ないな。早めに殺らないと小森やあーみんや珠理奈が危ない。
推しメン全滅だけど推しメンが誰も殺人犯さなくてよかった
続きも期待してます
それこそ見た目シェフ並みの料理作れそうなくらい料理がうまいのは増田
増田が手伝いに入ってたら・・・
なんちゃんとかみゆみゆは絶対人殺せないだろうなｗ島田や鈴蘭は殺人鬼になりそうｗ
佐江は一緒に自爆して死ぬタイプだと思う でもけっきょく殺せてない、みたいな
ttp://uri2.zxq.net/img/uri895.jpg 玲奈はこんな顔で襲いかかってるに違いない
前田敦 大島 高橋 宮澤
松井J 松井R 秋元 多田
小森 前田亜 増田 河西
＜現在の状況＞
前田敦＋前田亜＋小森
多田
大島ｖｓ宮澤
高橋
秋元＋松井J
松井R
増田＋河西
というか青酸カリと断言したゆったんかっくいい
マエアツ、たかみな、じゅりな、が不自然なまでに善人設定で主役級ってのは
ある意味AKB公式に近いノリだとは思うがｗｗ
公式からの優遇のされ方がって点でねｗ
「AKBは私で持ってるの、私だけいればいいの、アイドルにふさわしくない人はみんな消えてちょうだい」
性格がよくみんなに優しく誰からも好かれる現実と違ってこういう自己中で傲慢で性格がわるい悪役前田も見てみたい。
悪役向きなキャラなの？
>性格がよくみんなに優しく誰からも好かれる現実
おいｗ
前田ヲタ乙ｗ
＞ 性格がよくみんなに優しく誰からも好かれる現実
これオリメンだったらたかみなとかこじはるだろｗあっちゃんはないｗ
確かに乗り気あっちゃんも見てみたいがな
玲奈あたりは序盤は他のメンとの接触避けて地理探索とかやってそう
三作品kwsk
ゲキカラのイメージ強すぎて書きづらいんだけど
続きが楽しみすぎて色々と手に付かないｗｗ
大島→状況次第
前田→不参加？
篠田→絶対参加
板野→絶対参加
渡辺→ヒステリー
高橋→断固拒否
小嶋→ルールを理解しない
柏木→最後に裏切る
宮沢→不参加
珠理奈→冷静
玲奈→殺人鬼と化す
河西→最後に裏切る
ほとんどは泣き叫ぶだけで何も出来なさそう
Rはもう発狂設定でいいんじゃないの？
好きに書いてくれ
また楽しみが増えるから
途中で教会に寄りたいと珠理奈が言ったからだ。
「神様…どうか私達をお守り下さい。」
才加も珠理奈と共にお祈りをした。
絶対に今生きているメンバーで帰る。
玲奈ちゃんも。
そう……………………優子も。
才加は優子の笑顔がフラッシュバックした。
必ず元の優子に戻る。
才加はそう信じていた。
玲奈…
私、何か玲奈にしちゃったかな？
悪い所は直すよ。
中学生だって意外とちゃんと考えてるんだから。
また一緒に買い物したり、クレープ食べたりできるかな？
私はまだ玲奈のこと大好きです。
きっと玲奈は元のいい子に戻る。
珠理奈は信じた。
「行きましょうか…」
「うん…」
二人は集落の左端のほうにある家に入った。窓からだが…
「珠理奈ちゃん疲れてない？寝てないでしょ？」
才加は疲れているであろう珠理奈を気遣った。
「大丈夫ですよ！あとちょっとで放送ですしね。」
珠理奈は両手でゴリラの様なポーズをした。
「っていうか秋元さんのが休んだほうがいいですよ。いっぱい走ってるんだし…」
才加は大丈夫と言いたい所だったが正直疲れは限界にきていた。
「うん…じゃあ少しだけ寝かせてもらうよ。珠理奈ちゃん、眠くなったらいつでも起こしてね。」
「わかりました！任せてください！」
才加はなんだか安心した。
そして次の放送で佐江や有華が呼ばれない事を願い、眠りについた。
【残り12人】
篠田は傍観、真っ先に死ぬのはあからさまにやる気無くて一人帰ろうとする板野
圏外に出て板野の首が爆発するのを見て、佐江が怖気づく
たかみな、オカロはそれでも全員脱出路線
優子は表向き賛同するも内心は変わり始める
最初はこんな感じだろうな
次ってどゆこと？
運営に歯向かう（あるいは裏をかこうとする）設定をありにしたら、
みんなぎりぎり直前までそれになるよ
みたいな感じで
性格掴んで無さ過ぎだろｗ
面白い
次あるなら柏木さんにもブラックのスピードを・・・
SKEのJR入れるとなるとそこらへんが大変かもね
神島さんもJRの描写はミス多いし
（・・・最初は歯向かった方が美味しいな・・・）
「ちょっと待ってくださいよー」
ぱらららららら
ほとんど分からんと思うぞｗ AKBの番組に出るときはちょっと特殊だからな
【1話】 オープニング1（バス）
【2話】 オープニング2（教室到着、秋元康登場）
【3話】 ゲーム宣言
【4話】 湯浅氏、死体で登場
【5話】 ビデオ上映1
【6話】 ビデオ上映2
【7話】 ビデオ上映3
【8話】 ビデオ上映4
【9話】 高橋みなみと前田敦子、「生きて帰ろう」とこっそり約束交わす。ゲーム開始
【10話】 鈴木まりや、篠田麻里子の弓矢によって死亡。麻里子まりやんぬの銃をゲット。たかみなは東へ逃げ、麻里子は北へ向かう。
【12話】 学校から大島優子と一緒に歩いてきた梅田彩佳、ゲームへの参加を決意した優子にナイフで刺し殺される。優子、梅田のマシンガンをゲット。
【13話】 指原莉乃が適当に歩いて辿り着いた家で、武器として支給された豆腐を食べようとしていたところに、武器「知識のハンマー」（広辞苑）を持った多田愛佳合流。仲間を探しに行くことにする。
【14話】 分校の北にある農家の近くで、菊池あやかがスタンガンで仁藤萌乃を衝動的に襲ってしまう。放心状態のところを、麻里子に襲われ死亡。まだ息のあった萌乃もすでに麻里子にとどめをさされていた。麻里子、菊池のスタンガンゲット。
【15話】 敦子、教室を出てから後をつけてきていた前田亜美と合流。お互いの武器を確認（敦子はおもちゃの、亜美は本物の拳銃）。
【16話】 松井玲奈の中で、ゲームへの不満がいつかSKEでの現状の自分の扱いに対する怒りに、そして珠理奈への恨みへと変わっていき、ゲームへの参加を決意。そこに不用意に近づいた北原里英を、日本刀で瞬殺。きたりえの持っていたダーツは「はずれ」とゲットせず。
【17話】 山のふもと付近で、錯乱状態の佐藤亜美菜が佐藤夏希と小林香菜を猟銃で撃ち殺す。通りがかり目撃したたかみなが、どうにか亜美菜をなだめる。
【18話】 診療所で1人泣いていた奥真奈美を宮澤佐江が発見。助けになりそうな秋元才加とたかみなを探そうと決める。教会に立ち寄るも、潜んでいた板野に襲われなんとか逃げ出す。その板野はいつの間にか忍び寄っていた玲奈に斬り殺される。玲奈は板野の銃ゲット。
【19話】 亜美、自分の本物拳銃を敦子に預ける。歩いている途中で石田晴香と合流。
【20話】 宮崎美穂、フルーツナイフを使う間もなく優子のマシンガンで蜂の巣。
【22話】 指原（さっきの家で包丁を装備）と愛佳、睡眠のために民家に戻る途中で松井珠理奈と合流。
【23話】 地図の北東の神社近くに潜む秋元才加（装備はシャーペン）、麻里子を見かけるも危険を察知してやり過ごす。次に神社に入ってきた優子に声をかけそうになるも、松原夏海の生首を持ってままごとをする姿を見て狂気を認め、その場を離脱。
【24話】 たかみな（装備は大量の輪ゴム）が、自分の行動を後悔して落ち込んでいる亜美菜を慰めているところに麻里子登場。
【25話】 集落の近くで佐江を探していた野中美郷が、玲奈の日本刀で胸を一突き。玲奈は三郷の首輪をゲットし民家へ向かう。
【26話】 灯台の下に隠れている佐江と奥。突然の悲鳴を聞いて、奥に預けられたリボルバー式拳銃を持って駆け出す佐江。洞窟の前で、怪我をしている河西智美と撃たれて倒れている峰岸みなみを発見し、河西をつれて戻る。峰岸を撃ち殺した小嶋陽菜は洞窟の中であくび。
【27話】 岩佐美咲の悲鳴を聞いて駆け出す亜美、敦子、春香。美咲を殺した内田眞由美に足を撃たれる亜美と、その内田に銃を突き付ける敦子。
【28話】 説得に応じない内田を撃つ敦子。春香、内田の銃をゲット。亜美の治療のため西の診療所へ向かう。まだ息のあった内田は、優子によりとどめを刺される。
【29話】 麻里子の様子に警戒する亜美菜だが、たかみなが「麻里子は大丈夫だよ」とかばっている隙に撃ち殺される。絶体絶命のたかみなだが、誰かが麻里子に放った細い矢に助けられなんとか逃げ出す。
【30話】 逃げ出したたかみな、肩を撃たれてしまうがなんとか、吹き矢で助けてくれた小森美果と合流。西の診療所を目指す。
【32話】 4人が民家に入るのを見ていた田名部生来が、玲奈に惨殺。珠理奈がいると知った玲奈は民家へ向かう。
【33話】 診療所に到着した敦子、亜美、晴香が、隠れていた渡辺麻友と合流。そこに外から誰かの声がし、敦子が様子を見に行った後にパララララ！ という音。
【34話】 優子に襲われた診療所の4人。敦子が優子の足を撃って傷を負わせるも、晴香は撃ち殺されてしまう。敦子、亜美、麻友は北へ逃げる。
【35話】 佐江と奥、河西は東の展望台を目指して移動開始。洞窟の中では、無用心に足を踏み入れてしまった佐藤すみれが小嶋陽菜に弄ばれ殺される。
【36話】 才加、神社の南、井戸のある家で増田有華（ぬんちゃく装備）と合流。話している時にいきなりの襲撃を受け、怪我をする増田。才加は増田を救うため自ら囮になり、襲撃者を挑発しながら逃走。
【37話】 民家でくつろぐ指原、愛佳、米沢、珠理奈を玲奈が襲う。米沢を切り殺し、返す刀で珠理奈に切りかかる玲奈だが、指原の命を投げ出した行動により目的は果たせず。生き残った愛佳と珠理奈は民家を逃げ出す。
【38話】 診療所についたたかみなと小森。そこに来た倉持明日香は、付近にある死体を見て2人の仕業と勘違いしチェーンソーで襲いかかる。
【39話】 たかみなを追う倉持だが、逃げ際にたかみなが思い切り閉めたドアにチェーンソーが跳ね返り、自分の顔を両断してしまう。
【40話】 足を撃たれた増田の所に横山由衣が現れる。2人は西の診療所を目指し歩き始める。
【42話】 河西の武器「鉈」は捨て、佐江の持っている銃と、弾を渡せと迫る麻里子。応じたとたん、麻里子に撃たれる奥。奥を見捨てて逃げる河西と佐江。河西が腕を撃たれるものの、両名とも別の方向になんとか逃げ切る。
【43話】 参加者探知レーダーを持った柏木由紀。6人グループを発見し仲間に入れてもらおうと接近するも、それは5つの「首輪」を持った玲奈。柏木の首をはね、レーダーをゲット。
【44話】 仲谷明香、崖から身を投げる。
【45話】 愛佳と珠理奈、北東の井戸を目指す途中で佐江と合流。
【46話】 敦子、亜美、麻友、北の断崖手前を経由して東の井戸を目指す。
【47話】 灯台に隠れている松井咲子、仲川遥香、藤江れいな、片山陽加。食事をしているところに誰かがやってくる。
【48話】 優子、怪我人を装って灯台に入り込み、4人を血祭り。
【49話】 辛うじて息の残っていた藤江の前に河西が現れる。助けを求めるも恐怖に襲われた河西はそのまま逃げ出してしまい、残された藤江は優子により息の根を止められる。
【50話】 首輪の後ろの文字と穴が気になるたかみなと小森。だが分からないのでとりあえず教会の隣にあるみかん畑を目指す。
【52話】 小嶋、弾丸補充忘れにより麻里子を殺し損ね、逆に撃ち殺される。
【53話】 才加、近野莉菜と合流。
【54話】 才加と近野を玲奈がレーダーで発見。
【55話】 近野、玲奈に袈裟懸けに斬られる。才加は逃走。
【56話】 診療所に着いた増田と横山、隠れていた河西と合流。
【57話】 敦子、亜美、麻友、井戸へ向かう途中の森で首をつっている平嶋夏海を発見し救助。
【58話】 平嶋と話している麻友、いきなり背中を撃たれる。麻里子登場。
【59話】 井戸に着いた佐江、愛佳、珠理奈。農家を目指し行動を開始した所に才加と、才加を追ってきた玲奈が走りこんでくる。
【60話】 珠理奈に標的を変える玲奈。襲い掛かるも才加に足を引っ掛けられ転倒。その隙に才加・珠理奈と佐江・愛佳の2組に分かれて逃走。
【62話】 麻里子の攻撃を身を挺して妨害する平嶋。手負いの麻友も最後の抵抗を見せ、敦子と亜美をなんとか逃がす。
【63話】 診療所にいた増田、河西、横山（毒薬装備）、置き忘れたデイパックからオモチャの拳銃とトンカチゲットし、集落を目指す。
【64話】 農家に潜む才加と珠理奈、武器として渡された石と首輪の穴との関係を考える。近くにいる玲奈は一足先に首輪の秘密に辿り着いた模様。
【65話】 農家にて才加は拳銃、珠理奈は小刀をゲット。西の集落を目指す。
【66話】 井戸に着いた敦子と亜美、そこに小森合流。
【67話】 島の南東にある警察署に隠れる佐江と愛佳が拳銃をゲット。通りすがったたかみなと出会う。
【68話】 たかみな、首輪の裏の文字はＡ、Ｋ、Ｂ、４、８で、５人が揃うと何か起こるのではないかと考える。
【69話】 大家志津香（防弾チョッキ装備）、登場と同時に麻里子により退場。防弾チョッキをゲットした麻里子の前に誰か現れる。
【70話】 玲奈と麻里子の銃撃戦。防弾チョッキのおかげで精神的余裕を見せるも、予想外の手榴弾（？）により吹き飛ぶ麻里子。
【72話】 愛佳から珠理奈の謎の武器の話を聞いたたかみな、拳銃を持って、珠理奈や敦子、小森を探しに警察署を出発。1時間後、警察署付近に優子現れる。
【73話】 優子に気づかれた佐江と愛佳。佐江は愛佳を救うため身をさらしながら逃げる。
【74話】 集落の家に入り込んだ増田、河西、横山。横山の存在を疎ましく思う河西が、食事の支度をする。
【75話】 河西が意地悪気分で横山の料理に混ぜた毒薬により、横山死亡。
【76話】 集落に辿り着いた才加と珠理奈。今生きているメンバーで帰れるようお祈りをし、才加は眠りにつく。
「干されでも台詞があるのに、私は登場してすぐ即死、全然おいしくなーい！」
今では削除されてるが第一回選挙のあとにブログでそのような主旨の一文を書いていた
ゲキカライメージを排して玲奈自身を捉えてもこのような極限状態では内に秘めた狂気が目覚めるんじゃないかな
別に狂気じゃないでしょ、玲奈のは
てか曲解しすぎｗ
テレビで見せているのはキャラであって性格ではないことに気付こうぜ。
昔某アイドルスレでエロ小説書いてましたがメンバーのディテールとかにこだわり作品を書くのは大変でした
大変だと思うが神島さん頑張ってな
SKEでは表面上うまくやってるように見えるけどね、実際のところ全然は違う
だからいくら人気が出ても玲奈をトップに据えることが出来ない
まあそういった危うさもヲタのほっとけない心理を擽るんだろうけどね
三行目から察っするに、珠理奈推しの人かな？
こんなスレでアンチ行為のために限りなくウソに近いことまで書いて
どうこうしようとするのは止めようよ。 他に人に迷惑でしょ？
悪いが嘘は書いてない
松下ヲタに聞けば分かる
続いて禁止エリアです！4時からI-6、6時からH-8、8時からC-10です。二日目からも頑張れよ！お前ら！」
秋元先生のウザったい放送が終わった。
「とりあえず禁止エリアは大丈夫か。」
前田敦子は地図にしっかりメモをした。
篠田麻里子が死んだ。
大好きだったけど渡辺麻友や平嶋夏海を殺した麻里子。
殺したのはきっと優子だろう。
前田亜美と小森美果は寝ていた。野宿だというのにぐっすり寝ている。
高橋みなみを探しに出たはいいが怪我をした亜美をそんなに連れ回せない。
美果も疲れている様子だったし。
それにみなみが移動している可能性もある。
それだと行き違いになってる可能性だって…
みなみはどこにいるのか。
《絶対に生きて帰ろう》
あの教室で誓った。
そう。私達は生きて帰る。
絶対に。
美果から聞いた首輪の話…
きっと何かこの首輪に隠されてる。
敦子はＡで亜美は４だった。みなみと美果も同じ組み合わせだったそうだ。
Ａ…４…わからないがきっとみなみも何か情報を得ているはずだ。
「すぅ…すぅ…」
子供の様に眠る二人の顔を見た。
呑気なもんだな。
敦子は何となく笑ってしまった。
敦子達のいる50mほど東を高橋みなみは歩いていた。
敦子達は島の中央少し南東にいたがみなみはそこから北東に向かい歩き出した。
麻里子が死んだ…悲しかったがなんだか複雑だった。
多田愛佳と宮澤佐江は大丈夫だろうか。
さっき南のほうで例のマシンガンの音がした。
「誰か優子を止めて…」
みなみは独り言を呟いた。
【残り12人】
玲奈の周囲だけ空気が淀んでるかのようだったって話を
笑い話でゆいみん（松下）が紹介したことがあっただけでしょ
それなのに、表面上は上手くやってるようで全然違う、とか言い出したらそれはウソでしょｗ
SKEで一番になりたいとかそういうのは無い
ただ生きるか死ぬかの選択を迫られたら
冷徹に生き抜くだろうね
狂気じゃなくて演技で相手を出し抜くタイプだよ
確かに極端に言い過ぎた
いや、時系列ぐっちゃぐちゃにしてるんだから、極端じゃなくて捏造に近くねｗ
見境なさ杉
時系列は間違ってないだろ
大人しく全員の首輪が爆発するのを待つのか、それともタイムリミットが近づくにつれ、自己防衛本能が…
の書き方は間違ってるな、完全に
大島優子はそう言うと地面に寝っころがった。
宮澤佐江はどうにか優子を振り切ったが、未だ優子のすぐ近くにいた。
優子はなぜおかしくなった？
たしかに誰がどう見ても精神異常者だ。
だがそもそもなぜ優子はあんな風になったのか。
その原因がわからないと優子は元に戻らない。
佐江はそう思った。
麻里子は死んだ。
佐江は少しだけ安心した。
そしてたかみなも愛佳も才加も珠理奈も有華も智美も敦子もみんな生きてる。
必ず全員で帰りたい…。
そう優子だって…。
佐江がそう思った瞬間だった。
「梅ちゃん…」
優子は確かにそう言った。
明らかにおかしくなっている優子だがしっかり放送は聞いていた。
きっと生きたい。という意思はあるのだろう。
だがなぜ今更梅田彩佳の名前を呼んだのか。
彩佳は第一回の放送で既に名前を呼ばれた。
たまに死んだ人の名前を呟くのでそのせいだろうか。
だが佐江はその後驚愕した。
「梅ちゃん…見てる？私少しずつ夢に近づいてるよ。私が優勝してAKB48を守るからね。チームKの絆だもんね？梅ちゃんが言ったんだもんね…？」
優子は空を見ながら言った。
どういう事だ？
優子はただおかしくなって殺人を楽しんでいた訳ではない？
まさか優勝したいしっかりした目的があるのか？
チームKの絆…
佐江は昔のチームKを思い出した。
2期生オーディションに合格した17人。
最終的にはメンバーも変わり16人だったが佐江にとってそれは一番愛するべき存在。支えだった。
きっと皆同じ考えだっただろう。
優子ももしやそれを忘れていない？
だとしたら…
佐江はまたデイパックから取り出した生首と話ながら進む優子を再び慎重に尾行し始めた。
【残り12人】
神島の描く人物像と実際の人物像の違いを検証するのも一つの楽しみ方じゃん
ただメンバーに対するアンチ目的のレスはどうかと思う
あっちゃんとかじゅりなとかは普段見てるコン・公演や番組等々のイメージと違いすぎて最早別人のようｗ
コリスとかはもう名前とかKの絆とか呼称とかの部分が残ってるだけで完全に別人だけどさｗ
誰かkwsk～
楽しみ方を神島の作品に限定することもないと思う
ただ節度を持ってやるのは大事だね
「ごめんね…ごめんね…」
河西智美は未だに泣いていて既に目が腫れていた。
「……………………。」
増田有華はどうしたらいいかわからなかった。
命の恩人の由依を智美は殺した。
智美もまた腕を治療をしてもらったというのに。
智美が普通に料理できたのだって由依の治療のおかげだ。（元々智美の傷は有華のものより軽かったが。）
智美をどうするか。
一緒に居ては危険な気もするが…
「ゆったん…」
智美が口を開いた。
「とも…間違ってた。ともね、人見知りするじゃない？だから最初はあんまり誰とも仲良くなれないの。」
「……………………。」
「でもそれはともの性格がいけないんだって。もう死んじゃった由依ちゃんには何も言ってはあげれないけど、ともやり直したい…まだどこかで生きてる佐江ちゃんや才加やあっちゃんや優子やみんなと帰りたい！」
「ともーみ…」
「とも、もう逃げない。ともはずっと逃げてた。まぁちゃんからもれいにゃんからも由依ちゃんからも…でも、これから先は戦いたい！みんなと一緒に！」
智美は有華の手を取った。
「ゆったんも戦おう？こんな争い絶対ダメ！あと二日あるんだからみんなで脱出する方法を考えよう？ね？」
有華は智美の目を見た。
今までの智美とは違う真っ直ぐな目をしていた。
「ともーみ……信じていいんやな？」
「うん！」
有華は智美をもう一回だけ信じることにした。
「でもこれからどうするん？みんなどこにおるかわからんし…」
有華は迷っていた。
できればここに暫くは隠れるつもりだった。
あと3時間で禁止エリアになるとさっき通告を受けてしまったが…
「あのね、ともこのへんに倉庫みたいなの見た気がするの。そこに何か武器になるものがあると思わない？」
倉庫…たしかに怪しい響きだ。
「それどこにあったん？」
「このお家より右のほうかな…」
二人がいる家は集落のちょうど真ん中らへんだ。
「とりあえずそこに行かへん？作戦を練ろうや。」
「うん…ゆったん…」
智美は上目遣いで有華を見た。
「どうしたん？」
有華はその色っぽさにちょっとドキッとした。
「大好き！」
智美は有華に抱きついた。
【残り12人】
実際のメンバーの個性が作品中に反映されてなければそうなるだろｗｗ
なかやんは崖に身を投げたのではなくて禁止エリアにわざと残って首輪爆発での自殺
増田有華と河西智美は暗い倉庫内に恐る恐る足を踏み入れた。
「なにかあるかな？」
倉庫には謎のアンテナやコードなど二人には到底理解不能なものが大量にあった。
「武器になりそうな物は…」
二人で広い倉庫内を手分けして武器になるような物を探した。
「なんか変な物ばっか…キャアアアアアア！」
智美の叫び声だ！
まさか優子がいた？
「どうしたんや！？」
有華は智美に近づくと突然智美が抱きついてきた。
「あ…あれ…」
有華が恐る恐る智美の視線の先を見ると…
カサカサカサカサ…
そこにはたまに家とかに出る黒いアレが動いていた！
「……………ってそんな事かい！」
有華は思わずツッコミをいれた。
「だって…とも虫怖い…」
やれやれ、有華は智美の頭を優しく撫でた。
だが有華は気付いた。
黒いアレがいた近辺に何やら粉のような物があった。
「なぁ、あの粉なんやろか？」
それは小麦粉や片栗粉に似たような白い粉だった。
「粉？」
智美は気になったが黒いアレのせいで近づけない。
仕方ないので有華が確認した。
なにやら怪しい。
まさかここはそういう怪しいクスリとかをしまう倉庫？
有華は一瞬そう思った。
だが恐る恐る粉を開封すると有華は気付いた。
「なんかマッチとかを消した後みたいな匂い…これ火薬やんか！」
そう、有華達が発見した粉は火に良く燃える火薬だった。
実はこの村では毎年花火大会があり、その為に未開封でしまっておいた火薬だったがそんなことを二人は知るよしもなかった。
「すごい！でもこれどうやって使うの？」
「爆弾を作るんや。」
「えっ？作るってゆったん作れるの？」
「わからん、でも粉の他に火薬を積めるような半分に割れとる丸い入れ物がある。多分花火を作る時に使うやつや。」
「花火…」
「これに火薬を積めてガムテープかなんかで固定して縄をつければ多分できる…と思う。」
有華は顎の辺りを抑えながら言った。
「これ、たくさん作ってあの分校に投げ込めんかな？届くかはわからんが…」
分校…そう。私達の敵はメンバーじゃない。
このゲームを仕掛けてきた秋元率いる大人達だ。
あの大人達がいなくなればここを脱出できるんじゃないだろうか？
有華は更に考えた。
【残り12人】
小説どおりなら河西が裏切って最後に玲奈が皆殺し
ていうかここまで康やトガの心情描写がないねえ
＞「絶対忘れないよ…」
＞明香は呟いた。
＞そして最後のお知らせがきた。 時計の針が4時を指した。
＞ブーブーブー
＞「禁止エリアです。禁止エリアです。5秒以内にエリア移動しないと首輪が爆発します。」
＞「5、4、3…」
＞明香は首輪が爆発する前に海へ飛び込んだ。
多田愛佳は一人で泣いていた。
寝ぼけていたが今なら思い出せる。
宮澤佐江は自分を庇って大島優子の元に飛び出した。
自分が寝ぼけて声を出したせいでこうなったのだ。
だが佐江は放送では呼ばれていない。
どこかで生きているのだ。
愛佳は一人になった事に震えた。
分校を出た時にはもう誰もいなかった。
大家志津香を待とうともしたが愛佳は突然の恐怖にその3分が待てずに走り出してしまった。
指原莉乃と出会えたことは奇跡だった。だがもう死んでしまった。
そうだ。もう莉乃とは二度と会えない…
渡辺麻友や平嶋夏海や仲川遥香、柏木由紀も米沢瑠美も片山陽加もみんなもう二度と会えない…
「ひっくひっく…」
優子かや玲奈に聞こえたら大変なので声をおし殺した。
ここは後10分で禁止エリアだ。
もうこのまま死んでしまおうかと思った。
こんなに死の恐怖に怯え生きるならばいっそのこと死んだほうがましではないか？
きっと誰にも会わなければ愛佳は死んでいただろう。
カッカッカッカッカッカッ
「警察署？」
「本当だ。こんなとこにあったなんてビックリ。」
「でももうすぐ禁止エリアですね…」
誰かの声がする。
それに複数いる。
愛佳は窓から外を見た。
「あっ…」
すぐに愛佳はわかった。
そしてそれと同時に何も持たずに愛佳は警察署を飛び出した！
カッカッカッカッカッカッ
「何か足音しないですか？」
「しかも走ってません？」
大島優子かもしれない。
前田敦子は銃を構えた…………が
その姿を見た敦子は気が抜けた。
「ずっと会いたかった…恐かったよ！」
飛び出してきた多田愛佳は突然敦子の胸に飛び込んだ。
【残り12人】
直前で潰されたほうが残った者の精神的ダメージでかいし
本物ではそうだったが
性格描写とか人間関係描写が全然違ったりするから
余計に気になる人には気になるんじゃないかな
困難な状況になっても諦めず、常に冷静。メンバーから恨まれる事も全くなく、多くのメンバーから尊敬、信頼されている。
・実際の前田敦子
デビュー当初から秋Pに気に入られ、ゴリ推しされていた。テレビ番組でも露骨に感情を顔に出す。後輩メンバーから慕われているようだが、媚を売っているだけのようにも感じる。とにもかくにも、AKB48不動のエース。
多田愛佳は今までの事を前田敦子、前田亜美、小森美果に全て打ち明けた。
松井玲奈に襲われたこと、高橋みなみと会ったこと、宮澤佐江が自分を庇って大島優子に追われていること。
「じゃあたかみなは私達と同じ辺りにいた可能性が高い…私達も北東から南東に来たから。やっぱり入れ違っちゃったのか…」
敦子は肩を落とした。
「そんな…玲奈ちゃんが…」
亜美と美果は驚いた。
やはり普段玲奈は落ち着いたイメージのようだ。
「私…もう一人が辛くて死のうとしてました…3人に会えて良かった。」
また愛佳は泣き出した。
「多田さん、泣かないでくださいよ！」
「そうですよ。会えたんだからいいじゃないですか！」
亜美と美果は愛佳をなだめた。
「でも」
敦子だ。
「どんな理由だろうて自殺は絶対ダメだよ。強く生きなきゃ。生きてれば絶対いいこともみつかるんだから。」
敦子は平嶋夏海を思い出した。
身体を張って助けてくれた夏海。
彼女が助けてくれなかったら敦子も亜美も確実にこの世にはいなかっただろう。
「はい…ごめんなさい…」
愛佳は涙を拭った。
「もう…らぶたん泣き虫すぎ！」
敦子はちょっと馬鹿にしたように笑った。
「とにかくたかみなは私達を探しに北東にいるんだね？」
「はい。向こうに歩いてったから多分…」
「残り12人で玲奈ちゃんと優子がゲームに乗ってる。全滅する前に二人をなんとかしなくちゃ。」
敦子は拳を握った。
「じゃあたかみなさんを探しに行きますか！」
亜美が言った。
4人は北へ足を進めた。
その頃みなみは北東の端のある神社でお参りをしていた。
「敦子が…小森が…みんなが無事に帰れますように。」
【残り12人】
ttp://pic.2ch.at/s/20mai00325975.jpg 有華は花火用のボールに火薬を詰めて、智美はそれをガムテープで巻いていた。
ロープは見つからなかった。
「火薬って案外臭いなぁ…」
手袋も探したかったが倉庫があるエリアは3時間後に禁止エリアになる。
二人は急いで作業をした。
「でもこれさ、どうやってあそこに投げるの？」
智美は疑問だった。
分校があるエリアはすでに禁止エリアだし、その隣のエリアから投げるとしても分校まではかなり距離がある。
「それが問題やけど…」
有華は少し考えてから言った。
「これを使うしかないと思うねん。」
それは何やら倉庫に有った大砲のようだった。
「なにこれ？」
「花火を打ち上げるやつや。」
「えー！？」
智美は驚いた。
「花火を打ち上げるやつってそんなのどうやって使うの？」
有華はまたしても手を顎に持ってきた。
「この中に今作っとる玉を入れてここについてる縄に火をつける。横向きにしてな。そしたらあそこまで届くんちゃう？」
有華は本気か嘘かわからない事を言った。
「でもこんなのどうやって運ぶの？」
「そりゃウチとともーみで運ぶしないな。禁止エリアになるまであと約2時間…そろそろ運ぶか…」
特性火薬玉は約10個できた。
これだけあれば十分だ。
「でもゆったん足怪我してるんだよ！大丈夫なの？」
「大丈夫も何もない。あそこを爆破すれば全て終わる…」
有華は遠い目をした。
「あとの問題は首輪だけや。こんなことして爆破されんかな？」
有華は気になっていた。
こんな事どこかで聞かれていたら遠隔操作で首輪が爆破されるのではないかと。
「それはともも怖い…大丈夫かな…」
智美は下を向いた。
「でも…考えても仕方ない。やるしかないんや。行くで！ともーみ！」
「うん！」
二人は分校にでっかい花火を打ち上げる為に歩き出した。
【残り12人】
AKBを使った最後のぼろもうけ
二人は予定よりも早くあと30分で禁止エリアになる集落を抜けた。
「もうちょっとや…がんばれともーみ！」「うん！」
女二人で運ぶには重すぎたがどうにか二人は分校の右隣のエリアの真ん中辺りにまで来ていた。
隣エリアギリギリで打ちたい…
ちなみにさらに右隣は昨日由依も合わせた3人でいた診療所のあるエリアだった。
「もうすぐや…もうすぐウチの打ち上げ花火をぶちこんだる！」
有華がそう意気込んだ時だった。まさか二人は予想していなかっただろう。内部の人間でも参加者でも無いところに最大の【敵】がいたなんて…
二人が隣エリアギリギリに着く5分前だった。
「きゃっ！」
智美が突然声をあげた。
「どうしたんや…とも…」
有華は空を見上げた。
「そんな…そんなアホな！」
パラパラ…
「やめて！やめてや！」
パラパラパラパラ…
ザァァァァァァー
「キャア！すごい雨！」
そう。最大の【敵】とは天気。
有華達が着く寸前に空が大粒の涙を溢したのだった。
「ダメや！いまやるしかない！」
有華は大砲を横にしてに玉を入れた。 そして倉庫に有ったライターで火をつけた。……………………が、
「駄目やつかない！」
「そんな！？」
一瞬で土砂降りとなった雨の中、火はつかなかった。
「なんでや！何で邪魔するねん！」
有華は大声で叫んだ。
「止んで！お願い！」
智美も叫んだ。
この計画が狂ったらおしまいだ。
「いやや！いやや！止め！止むんや！」
「お願い！私達、昔みたいに戻りたいだけなの！お願い！助けて！」
二人は空に向かって叫び続けた。
そう周りに聞こえるような大声で。
「二人とも大丈夫？」
二人の後ろから声が聞こえる。聞き覚えのある声だ。
そう何年も。
「優子…」
二人は声を揃えた。
「大丈夫？私がすぐに助けてあげるよ。」
大島優子は二人にマシンガンを構えた。
「優子やめるんや！」
「優子やめて！優しい優子に戻って！」
「ばいばい。」
パララララ！
優子がマシンガンを乱射した。
「キャアアアアアア！」
二人は目を瞑り叫んだ瞬間倒れた。
何かに押し倒されたように。
「えっ？」
智美が目を開けた。
そこにいたのは……
「佐江ちゃん！」
「二人共大丈夫か？」
宮澤佐江は二人を間一髪で救った。
【残り12人】
えっと、それは神島脚本の中での設定の話だよね？＾＾；
誰か違うのか
？
ttp://ramendb.supleks.jp/score/268998 いろんなもん曲げて曲げてここまで来てんだからｗ
そういう意味だよ
正々堂々やってここまできたわけじゃないってこと
泥まみれになっても芸能界で這い上がってやろうという集まりがAKB
だからこういう設定はよく合う
選挙は運営の責任
それだと、
本体よりも異常なくらい性格良くなってるメンもいるから、
結局設定的には合ってないってことにならないか？
珠理奈の態度の悪さ、知らないとは言わせないよｗ
SKEの朝青龍こと松井珠理奈
ベルセルクのガッツが持ってるようなの希望。
秋元才加は松井珠理奈の寝顔を見て呟いた。
疲れていた才加だったがなんだか色々心配になり1時間で起きて珠理奈と交代した。
色々とはもちろん佐江や有華やみなみなど参加者もそうだったが家で待つ家族の事など全て含めてだった。
6時にH-8。つまり集落は禁止エリアになるがそれは才加達のいる左端の家屋は無関係だった。
集落の左のほうはI-8で禁止エリアではなかったからだ。
「珠理奈ちゃん…」
まだ若いのにこんな苦労を重ねる珠理奈を才加は可哀想に思った。
自分が13歳の時なら耐えられなかっただろう。
「強い子だよ…」
才加は思わず呟いた。
その時だった。
パラパラ…
雨？
パラパラパラパラザァァァァァー
突然雨が降ったと思ったらそれは土砂降りに変わった。
家屋に居て良かった…
この悪天候で外は厳しい。
そう才加が思った時だった。
パララララ！
この音は？
マシンガンかなにかの銃声だろうか。
パララララ！
「キャアアアアアア！」
微かにだが悲鳴が聞こえた。
妙に甲高い声……河西智美しかいない！
智美が襲われている？
松井玲奈は刀を持っていた。
マシンガンを持っていたのは…
「優子！」
才加は思わず叫んだ。
そのせいで珠理奈が起きてしまった。
「どうかしましたか…？」
珠理奈は目を擦って才加を見た。
才加は優子が元チームKのメンバーを襲っている所を想像したらいてもたってもいられなかった。
「ごめん珠理奈！私優子を止めなきゃ！」
才加は立ち上がった。
突然の事に驚いた珠理奈だったが才加の真っ直ぐな目を見たら何も言えなかった。
「秋元さん！」
入口へ向かう才加に珠理奈が声をかけた。
「絶対に死なないで下さいね。」
珠理奈は力強い目線で言った。
「当たり前だ！」と才加は言う前に家を飛び出した。
【残り12人】
歪曲しすぎ
何時の話だよ
小説に集中しろ
「当たり前田のクラッカー！」と才加は言う前に家を飛び出した。
確かにｗ
その割にしたたかさも一面も見せるけどね
小説に集中したいなら神島のレスだけ抽出して読んでればいいだろ
たとえば
まあ、あそこまで立場や人によって態度変えまくってきたのも、
ある意味では子供だから許されてるとこもあるし、それじゃ上手くいかないこともあるって
勉強していくのも子供から脱却する成長なんじゃね。13歳だもん
珠理奈と呼び捨てで良いと思うけど
この話終わったら書いてくれよ
読むからさ
これ読め
そのあたりの呼称はマイナーだしあまりシナリオ的にも重要じゃなさそうだから、いいんじゃね
つーか、展開の根幹の一つになりそうな、J→Rの呼称すら間違ってるしねｗ
JR対決も勃発
既に出来上がったものを時間開けて上げてるだけ
だから批評も指摘も受け付けられない
あまり詳しくないんだろうなってのは分かる
一方自分より下の立場の人間には辛く当たる
まあ最近では須田あたりかな
まあ許容できる矛盾についてあまり掘り下げて指摘するのはどうかと思うが
作品のクオリティーをあげる上で情報を補完するのは意義のあることだと思う
横だけど、そのあたりの話はAKBオタにはさっぱりだろうから止めとこうぜ
まあSKEの場合は、メンバー同士で揉めた内容とか結構表に出ちゃってるからなｗ
こびる→甘えるの間違いだろ
順位が下のメンバーや他のメンバーともいい交友関係が見受けられるし甘えてる
クッキーを配るのも誕生日の人意外の全メンバー分持って来るしな
大島優子は何だか嬉しそうだった。
「佐江ちゃん…とも怖かったよ…」
河西智美は泣き出した。
「ともーみを守るって言っただろ？」
その時見た佐江は智美が今まで見たどんな男よりもかっこよかった。
「そんな場合ちゃうで！」
パララララ！
優子がまたマシンガンを乱射してきた。
「キャアアアアアア！」
3人は木の陰になんとか隠れた。
「優子どうしちゃったの？あんなの優子じゃないよ！」
智美が声をあげた。
「このままじゃみんな殺されてまう…」
有華は悲しそうな声を出した。
そこに佐江が言った。
「優子を元に戻そう。」
「元に戻すってどうやって…」
パララララ！
「キャアアアアアア！」
「佐江～ともーみ～ゆった～ん出てきて遊ぼうよ！チームKの絆じゃない。」
優子が3人を探しながら言った。
「優子はまだチームKの絆を忘れていない！私達と…あと才加がいればよかったんだけど…」
佐江は言った。
「説得するってこと？」
「それ以外方法はない。チームKの絆を完全に思い出させるんだ！そうすればとりあえず私達には攻撃して来ないはずだ！」
佐江はずっと優子を尾行していてわかった。
優子は梅田彩佳の言ったチームKの絆の意味を取り違えている。
優勝することではなくみんなで助け合い脱出する事だと元チームKのメンバーで教える。
それ以外の方法はないと佐江は思った。
だからこそ、佐江は才加、有華、智美を探していた。
「でも失敗したら？」
有華が言ったところで
パララララ！
パララララ！
「まずい！居場所がバレた！走るよ！」
佐江はそういうと一目散に走り出した。
智美も疲れていたが全速力で、有華に至っては怪我した足が引きちぎれるかと思うほど痛かったが走るしかなかった。
「待ってよみんな！みんなも協力して！私優勝してAKB48を背負って生きるの！」
パララララ！
優子が追いかけてきた。
「キャッ！」
有華は走っている途中でついに足に限界が来て転んでしまった。
まずい今しかない！
優子が有華に銃口を向けた。
「待って！優子聞いてほしいんや！」
「私からも！優子聞いて！」
「優子！とものお話聞いて？お願い！」
3人は一斉に言った。
優子が笑いながら3人を見た。
まだ撃ってはこない。
3人は一代決心で話し始めた。
【残り12人】
作品通してアンチ活動するのはどうかと思うわ
アンチうんぬん以前に
じゅりなにとってAKBはゴールドセイント
シルバーセイントの中に戻ってきたら格差意識出るのはしょうがない
でももともとじゅりなはAKBとかもろくに知らず大口叩ける子だった
玲奈はAKBオタだったから恐れ多くて口すらまともに聞けないよね
玲奈がじゅりなにAKBの凄さを説いてじゅりなもそれを実感した感じ
でも玲奈の心の底のナルシストぶりは凄いよ
自分が圧倒的に可愛いという物凄い自信が見え隠れする
実際可愛いんだけど
ＡＫＢのヲタが知らない真実をここで教えてアンチを増やすことは本意ではない
ここはまだ珠理奈は小さいから、で片付けとくのがベスト
そのボロ教えてよ
軍用のだからでかいよ
作品で良いキャラだからっていきなりケチをつけるのはどうかと思うけど
とかとかのような、ツッコミ総受けご希望かよ！ みたいなレスにツッコミ入るのは
そりゃ自然現象みたいなもんだろｗ
それでもオカロならなんとかしてくれる
佐江は話し始めた。
「優子。あんたは最高のエースだよ。あんたみたいに芯が通ってて真っ直ぐな人間を私は見たことない。それをファンのみんながわかってくれたから選挙でも1位になれたんだと思う。」
優子は黙って聞いていた。
続いては智美が話始めた。
「優子、とも優子が大好きだったよ。ううん、今でも大好きって言いたいけど…」
智美は言葉を詰まらせた。
「今の優子は間違ってる！自分だけ生き残ってAKBを守るなんてズルいよ！私達みんな揃ってAKB48でしょ？みんなで一緒に帰ろうよ！」
優子の様子がなんだかおかしかった。
気にせずに有華が話始めた。
「優子、ウチ優子のことすごい尊敬してたし今でももちろんしてる。だって優子はチームKのエースやもんな。」
有華は痛む足を抑えながら続けた。
「せやけどな優子。今のアンタは尊敬できんわ。だって自己中やん。一人だけ生き残ろうなんて。ウチらみんな一緒に帰ろうや。帰ってまた振り付け教えてや！ウチ歌は得意やけどダンスは苦手やから…」
優子は泣いているように見えた。
「優子！一緒に帰ろう！」
「優子！とも優子が大好き！」
「優子！みんな一緒や！」
「チームKの絆だ！」
「うわあぁぁぁぁぁぁぁ！」
優子はその場に泣き崩れて号泣した。
「梅ちゃん…みゃお…なっつみぃ…ウッチー…はるきゃんれいにゃんはるごんはーちゃんさきっぺ…みんなごめんなさい！ごめんなさい！」
それは紛れもなくAKB48の大島優子の顔だった。
優子は正気に戻ったのだ。
「やったーーー！」
佐江、智美、有華は大喜びした。
「優子…優子が戻った…」
その時だった。
パララララ！
…………
…………
…………
「え？」
優子はマシンガンを持って3人を撃った。
「みんなごめんね…私もう戻れないよ…だから私と一緒に…死んで？」
優子がマシンガンを自分の胸に当てた時だった。
バンッ！
優子の耳元で銃声がした。
「私…死んだのか…」
優子は静かに倒れた。
その後ろで泣いている人物がいた。
「優子…アンタってヤツは！」
秋元才加は静かに優子の頭に引き金を引いた。
【残り11人】
３人は無事かね！？
誰が道連れになるんだろう？
番外編希望
才加は3人の元へ走った。
「才加…」
「才加だ…」
「才加…また会えたな…」
宮澤佐江、増田有華、河西智美の3人は大島優子の銃弾を受けたが即死は免れた。
「3人とも死んじゃダメだ！」
才加は叫んだ。
「すぐに診療所に！」
「診療所はもう禁止エリアやで…」
才加は忘れていた。
「才加、落ち着いて？優子、戻ったよ？あれは優しい優子の顔だった…」
智美は苦しそうに言った。
「もうしゃべるな！すぐに手当てする！」
「最期に才加に会えて良かった…」
「ともーみ？ともーみ！」
智美は静かに息を引き取った。
「才加。」
有華が話しかけた。
「ウチのデイパックに爆弾が入ってる…雨やから火はつかんかもしれんけど一応もって行きや…名付けてたこ焼き爆弾や。」
有華は声を枯らして喋りながら笑った。
「喋るな有華！すぐに珠理奈も呼んで集落に運ばせる！左のほうは禁止エリアじゃないん…」
「無駄や…」
有華は喋り続けた。
「ウチ、もう足が…これじゃ踊れん。それに喉を撃たれたから声がでないねん…こんなんアイドル失格やん…」
「大丈夫だ有華！手術すればすぐ良くなる！」
「才加……ありがとう………」
有華はそこまで言うと静かに眠った。
「こんなの嘘だ！佐江？佐江は大丈夫だよね？」
倒れている佐江を抱き上げた。
「才加…私、才加に会えて…AKB48に入れて本当に幸せだった…」「帰ってからもまたみんなでできるよ！絶対できるから！」
「才加…お願い…このゲームを終わらせて…もう誰も死なせないで？」
「死なせない！佐江も死なせない！」
「ありがとう。才加……大好き。」
「佐江？佐江？」
佐江は笑顔のまま才加に抱かれて眠った。
「嫌だ…嫌だよ！みんな私だけ置いてくなんてズルいよ！ズルいよ…」
…………
…………
「嫌だああぁぁぁぁぁぁ！」
才加の泣き声だけが辺り一面に響いた。奇跡は間に合わなかったのだ。
【残り8人】
このラストじゃそんな補完まじめに作る気しねーよｗ
たかみなどこ
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/akb/1291112346/l50
草原の奇跡聞きながら読んだら号泣したおれ
高城と中田
ありがとう
なんという無双ｗ
ブルった 最高ｗ
Ａ：前田敦、前田亜、多田、高橋
Ｋ：秋元
Ｂ：小森
ＳＫＥ：松井玲、松井珠
一気に少なくなったな
行動派じゃない方が生き残るんだな
だからそな辺は主要メンバー補正だってｗ
ラストサムライでトムクルーズも死なんかったやろｗ
ありがと
akb skeでバトロワしたら誰が生き残るか？part.3
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/akb/1291112346/
天気は心情描写のツールだもんね
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
